愛天使

Last-modified: 2013-03-14 (木) 11:19:17

氷を溶かす愛

内容
カレンの店から、綺麗な声が聞こえてきます。中に入るとそれはナディアとシルビアの言い合いの声でした。
一体、何を揉めているのでしょう?
目標
ナディアの好感度が100以上必要です, シルビアの好感度が100以上必要です
ルキノの好感度が100以上必要です, 愛天使をクリア
報酬
名声300魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+100
会話内容

シルビア:
ふぅ…貴方は…何度言ったらわかるの?
愛など無駄、無駄、無駄です。愛でる対象はバラだけに
しておきなさい。
ナディア:
いいえ、あなたは間違っています。愛は全てを包み込みます。
全てのものは等しく愛されています。
あなたに真の愛の意味を教えてさしあげましょう。
ルキノ:
(…どっちでもいいけど裏口近くで口論とかやめてほしい…
  入り口はカレンが見張ってるし……くぅ…どうする私?)
クーガー:
ガハハハ揉め事か?そんなどうでもいいことより
お前ら、このバッグを買わないか?素晴らしい出来だろう?
管理官:
………なんだこれ…なんだろうこの空気…
そしてこの面子…かつてない程のカオスな予感…。
ナディア:
いいですかシルビア?まずあなたが愛してあげなさい。
相手もあなた以上にあなたを愛してくれます。
そうしたら相手以上にあなたがあなたを愛し、その相手も
相手が思う以上に自分を愛し…
クーガー:
この取っ手部分がな!金細工で難しかったんだがな!
わかるか?ガハハハ格安にしてやろう。こいつは
歴代でも上位にくる仕上がりだ。わかるな!
ルキノ:
………誤爆装ってバーンっていっちゃう?いっちゃう私?
うあー見てるし。ぎらぎらした目でカレンがこっち見てるし…。
うーん、うまく隙を作って……壁に…あれ?縄?あれ?
シルビア:
……何言ってるかわからないわ。まぁいいわ。私は貴方に
構っている暇はないの。お仕事しなきゃなの。
ゴーズセントまで行かないといけないんだから、もういいでしょ?

報告内容

ルキノ:
ふふふ…カレンの隙を突いて抜け出せた…のはいいんだけど、
なんで私、こんなところに連れてこられてるの?
ナディア:
ちょっとシルビア待ちなさい!まだ話は途中なのですよ?
あなたはちょっと冷め過ぎています!私の愛であなたの
心のすき間をきっと埋めて差し上げますっ!
クーガー:
ガハハハそんなことはどうでもいい。バッグを買え!
見た目の割に容量は少ないが、そんなこと気にするな!
これは良いものだ!わかるな?
シルビア:
……ならナディア、貴方、そこの勝手についてきた暑苦しい
トドみたいな男も等しく愛せるというのかしら?愛せるわよね?
「愛は平等」、なんでしょう?
ナディア:
っ!そそ、それはその……も、もももちろんですっ!
あっ、あっ、ああ愛は等しく誰にでも与えられますっ!
が、外見や頭の作りなど関係ありませんっ!ええ!
ルキノ:
お話中申し訳ないんですけどー…私のこの手を縛ってる縄、
解いてくれない?っていうか何で私?え?どこに連れて…
クーガー:
ガハハハなんならそのあたりの魔物を倒して金を稼いで
それを貸す!その金でバッグを買え!わかるな?ガハハハ!
シルビア:
……とりあえず私は私の仕事をこなすとしましょう。
…というより、なんなのこの状況?はぁ…ついてないなぁ…。

やっぱり愛?

内容
どうやらナディアはシルビアの事が心配でならないようです。
シルビアも嫌そうな顔をしていますが疎ましくは感じていない様子。
…野暮かも知れませんが、様子を見てみましょう。
目標
ナディアの好感度が100以上必要です, シルビアの好感度が100以上必要です
愛の続きをクリア
報酬
名声500魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+150
会話内容

シルビア:
…ふぅ…予想通り、結構きつい感じになったわ。
やっぱりルキノを連れてきておいてよかった。
あの子がいなかったらまずかったわ。それに……
ナディア:
…あなた…いつもこんな危険なところにきているの?
あまり関心できません。確かにあなたはそれなりの力を持っています。
ですが、ここは女の子がくるにはあまりにも危険です。
シルビア:
ええ、だからルキノを連れてきたのよ。
よくサボるけど、この子、実はすごい頼りになるのよね。
この子が本気になったら、大抵の事は切り抜けられるわ。
ナディア:
……それです!あなたはルキノを愛しているのです!
そうですか…あなたの心は乾いているものとばかり思っていましたが、
あなたの中にも確かに愛は…愛はあったのですねっ!
シルビア:
……そうだったわ…ナディアって全然、人の話聞かないんだった。
まあ危険なのは承知の上、そしてこれはお仕事。
主人の為に働くのは、私達メイドの義務、よ。

報告内容

管理官:
……シルビアとナディアって…仲良かったんだね。
すごく予想外。
シルビア:
別に仲は悪くは無いわ。良くもないってだけ。
ナディアと気の合う人なんているとは思えないけどね。
ナディア:
ふふっ、そういいながら、あなたは私に気を使っていますね?
あなたの愛が感じられますわっ!
シルビア:
っな………こほん。そんなことありません。
私にそういった気持ちはありません。
管理官:
いま慌てたよ。間違いなく慌てた。うん慌てた。
シルビア:
……ご・主・人・様?
この私の上げ足を取るだなんて、素敵なことをなさいますわね…。
あぁ、そういえば昔の主人も、わざと私を怒らせて、殴られてましたわ。
シルビア:
ふふっ、時は変われど、主人の趣向が同じとは、私も業が深いですわ。
たまには全力を出してみるのも、悪くないでしょうし、ねぇ?
ナディア:
あぁ、それも愛の裏返しなのですわね!
もう私にはわかってますわっ。その鉄面皮は、真の心を隠す為。
本当はとっても優しい愛に溢れた人だって。
ナディア:
シルビアにはこれ以上、私が愛を語る必要はありませんね。
だって、その胸には、こんなにも愛が溢れているんですものっ!!
管理官:
…そ、そう、だったの…?全然気付かなかった…。
これまでの仕打ち…じゃない、暴力的な…じゃない、冷たい態度は
全て気持ちの裏返しだったなんて…。
シルビア:
…ふふ、大丈夫ですよご主人様?
ちゃんとその夢、私がきっちりと粉々に砕いてあげますからね。
…ふぅ、それよりも、まずはお仕事、済ませちゃいましょうか。
管理官:
………はぁ、この結末は予測できたのに、この乗ってしまう性格が…。
まあ、何はともあれ、確かに今は目の前のこと、やってしまおうかな。

 

全てを包む為に

内容
シルビアの件について、ナディアは一応の納得を得たようです。
しかし、愛を語るナディアの様子がどこかおかしい…。
ナディアが「愛」にこだわるのは、何か理由があるのかも知れません。
目標
ナディアの好感度が100以上必要です, シルビアの好感度が100以上必要です
クーガーの好感度が100以上必要です, 愛の行方をクリア
報酬
名声750魔晶石0ダイム0蒼水晶0
成就値+200, 獲得ストライカー称号:愛天使
会話内容

シルビア:
…ご主人様の命とはいえ、一体こんなもの、何に使うんだろう。
まあそれは私が考えても仕方の無い事。私は私に課された仕事を
全身全霊でこなすのみ。それがメイドたる私の仕事。
ナディア:
うふふっ、献身的ですね。まさしく愛ですわっ!
愛溢れる世界は私に大いなる力を授けてくれます。うふふっ。
ルキノ:
あああのあの…結局、私はなんで連れてこられたの?
うっ…こんなに働かされたから…働いたら死んでしまう病が…
クーガー:
ガハハハ!一件落着!バッグを買え!ガハハハハハハハ!

報告内容

ルキノ:
ふぅ…なんて人たち…この私を働かせるなんて…。
……それにしても、ナディアさん…なんかオーナーと似てる気が…
全然似てないのに似てるって……?…私、何言ってるんだろ?
ナディア:
うふふっ、ルキノさんは頑張りやさんですねっ!
一つのことに打ち込めるのも、このミセへの愛情が溢れて
いるからですわっ!
ナディア:
心の景色、それは行動に自然に現れるもの。
ルキノさん、あなたは色々言いながらも、何事にも手を抜いていません。
それはあなたの心の綺麗さを表しているのです。
ナディア:
なんと愛に溢れた方…素晴らしいですっ!
ただ、あなたには何故か…心に影を宿しています。
ナディア:
確かにこの世に愛と同等の闇があることも確か。
しかし、その闇を否定してはいけません。闇を否定しては、
真の愛とは……否定…?
ナディア:
…そう……否定…しなきゃ……っ、守らなきゃ…、
愛に限りなどないと証明しなければ………
その考えは間違いだと……示さなきゃ…
ルキノ:
……う、うわぁ……めんどくさい…。
おっさん、パース!
クーガー
…ぬ?俺か?俺様か?ガハハハ!愛!よくわからんが愛とは…
シルビア:
はい、余計に面倒になるから黙って。
…はぁ、まったく、誰彼かまわず愛を説いて回るのは
どうにかならないものなのかしら。
ルキノ:
…ちょっとあの人の話を聞かない人とオーナー、会わせてみたいな。
どうなるんだろ?オーナーなら何とかなっちゃうのかな?
……でも…何故…かこの2人を会わせたらいけない気も…?うーん…
シルビア:
だからいらないと言っているでしょう?
だいたい貴方の作るものは品がありません。
私の主人が持つに相応しいものとは到底思えませんわ。
クーガー:
なっ!…なん……だと…?品…?
………品とはなんだ?
シルビア:
貴方がどこかに置き忘れてきたも………ナディア?
ナディア、貴方…ひどい汗よ?大丈夫?具合、悪いの?
ナディア:
………っ!……大丈夫ですよ。
私が必ず守って見せますからね。全てを愛せるって…
間違いなどないって…証明してみせますから…。
シルビア:
わかったから!ちょっと肩に手をかけて……。
急にどうしたの?ナディアらしくもない……。
とにかく、貴方は色々と無理しすぎよ。少し休んだらいいわ。