炎と戦闘の国

Last-modified: 2014-06-21 (土) 11:44:26

パイプの騎士

内容
白い霧の塊が空を流れ、古びたパイプをくわえた男が現れた。
長槍に寄りかかって、パイプをくゆらせている。
目標
ガリューの好感度が10以上必要です
報酬
名声100魔晶石149ダイム151蒼水晶176
EXP+212, 成就値+20
報告内容 

ガリュー:
なに、オレと話がしたいだ?
そりゃ無理もない。これほどの魅力の持ち主だからな。
プレイヤー:
うう………
ガリュー:
オレの言葉になんぞ不満でもあるのか?
まあいい。ところでお前、ここの指揮官、だな?
プレイヤー:
まあそんなところです。
ガリュー:
チッ…気に入らねえな!イエスかノーかはっきりしろ!
あいまいに答えられるとイライラすんだよ!
プレイヤー:
すみません。
ガリュー:
リーダーがそんなに軽々しく頭を下げるな!
こんなやつに従う気になれると思うのか?
ガリュー:
………ほんの冗談だ。き、きつく言い過ぎたか?
気にし過ぎるな。ちょっとした冗談だ。
プレイヤー:
………少し変わった人のようだ
ガリュー:
お前、本人に直接「変わってる」とか言うのか?ははは!そこは気にいったぞ。
プレイヤー:
………とにかく、遺跡探索のことはよろしく頼んだよ。
ガリュー:
大丈夫。オレに任せろって!過去のことについてはオレも気になってたしな。
全力を尽くして手を貸そう。
ウルリッヒでも最強の槍兵のこのオレにな!
プレイヤー:
ふうん。じゃあよろしく。
ガリュー:
…お前…その態度はなんだ?

戦闘国家

内容
遺跡探索を始めてから数日がたった。戦闘国家ウルリッヒの徽章のようなものが見つかった。
たしかガリューはウルリッヒの人間だったはず…
目標
ガリューの好感度が20以上必要です
報酬
名声100魔晶石298ダイム302蒼水晶353
EXP+425, 成就値+40
報告内容 

ガリュー:
ウルリッヒの徽章?今さらオレに渡しても意味はないだろ。
そんな思い出の品で感傷にひたるオレじゃねえ。
プレイヤー:
オムニが記憶を吸収して変化したように、
これで何か思い出せるかも。受け取ってくれない?
ガリュー:
…チ、しゃあねえ、やってやるよ。
う………別に何も感じ……うっ………
 :
角笛が鳴り響き、屈強な衛兵たちが指令台の前に列をなしている。
指令台では、たくましく華麗に着飾った者が軍隊を観閲している。
これは………過去のウルリッヒのようだ。
 :
遠くの城壁に立って閲兵の儀式を眺めていると、
退屈に感じて、あちこちをブラついてみよう………などと考え、
オレは城壁から飛び降り、城内を歩き回った。
 :
見慣れたような見慣れないような道をあてどなく歩く。
かつてはこんな様子だったのか………武器屋や防具屋が立ち並び
武芸の腕を競う競技場があちこちに。さすがは戦闘の国という思いが浮かんだ。
 :
戦闘こそ生き残るための唯一の条件。あちこちのポスターにそんなスローガンが。
新しい国王が就任してからの改革措置のようだ。
だが、みんな元々血の気の多い戦い好きばかり。こうしたスローガンには大賛成だ。
 :
そういえば…この過去の時間の中で、いったい何を思い出そうとしていたのやら?
何の手がかりもつかめず………突然、聞き覚えのある鈴の音が鳴った。
鈴の音とともに体を弾ませながらこちらへ向かってくる………あれは………
ガリュー:
…なんだ?
プレイヤー:
…なんだ?
ガリュー:
せっかくどこか見覚えのあるものが見えたというのに。
イメージが突然消えたぞ!お前!オレをからかってるのか!?
プレイヤー:
そんなのこっちにはどうしようもないことで………
ガリュー:
めちゃくちゃ気にいらねえが仕方ない。
ともかく、だ。オレは過去の記憶を読み取ることができるらしい。
プレイヤー:
わかった。ずいぶん助かるよ。
じゃあ、続けて記憶のかけらをもっと集めよう。
一緒にがんばろう。
ガリュー:
ああ!オレに任せろって!

槍と龍

内容
記憶を読み取ることには成功したようだが、よく考えたら内容を教えてもらっていない…
目標
ガリューの好感度が30以上必要です
報酬
名声100魔晶石447ダイム453蒼水晶526
EXP+639, 成就値+60
報告内容 

ガリュー:
前回見た内容?オレも忘れたわけじゃねえよ。
だが、別にたいしたことはねえ。当時の情景だけだ。

:(見たままを伝えた)

プレイヤー:
そう………。

ガリュー:
ん?がっかりした様子だな。そりゃオレの方だっての。
もう少しで過去の記憶の人物が見えたものを、
イメージが消えちまったんだからな!

プレイヤー:
つまり、過去についてはわからないまま?

ガリュー:
何もかもわからないことばかりじゃねえよ。覚えておることもいくらかある。(*1)
軍隊に雇われの身となり、かつては最高の槍兵だったこと。
女どもに追いかけ回されていたことなんかは覚えてる。

プレイヤー:
最後の一言はまゆつばものだな。

ガリュー:
て、てめぇ…今ひどくオレを侮辱しなかったか?
オレがお前をだまして何の得があるってのよ?
いいからさっさと遺跡でも巡って調査してこい!

プレイヤー:
逆ギレかよ。

ガリュー:う、うるせえうるせえうるせえ!!!

(*1) 原文まま

奇妙な事件

内容
今回見つかったウルリッヒの遺物は、血に染まった剣らしい。
この剣にはいったいどんな過去があるのか?
目標
ガリューの好感度が40以上必要です
報酬
名声100魔晶石596ダイム604蒼水晶706
EXP+853, 成就値+80
報告内容 

ガリュー:
おい、今回はいいものが見つかったそうだな?
プレイヤー:
ウルリッヒの武器のようだけど。血染めの長剣。
いやな記憶がよみがえる気がするけど?
ガリュー:
ほぅ…面白そうな代物だ………どうやら試してみねえとな。
何か面白いことが見えるかも知れねぇしな。

時間はどうやら午後のようだが、どの家も扉を閉ざしてる。
通りには人っ子一人見当たらない。
街の中心全体がまるでもぬけの殻になっている。

道を進んでいくと、こうした光景があちこちに広がっている。
いったい何が起こった?何やら不吉な予感がする。
ん………足音?

兵士の一群が猛然と走っている。何かを追いかけているようだ。
兵士たちを率いているのは…オレ…だと?これはオレの過去なのか?

「見つけました。デタラメを言いふらすヤツを。」一人の兵士が過去のオレに報告した…
「わかった。俺があの世へ送ってやる。」待て待て!いったいどういうことだ!?

オレは暗がりを一目散に駆け抜け、ようやく目的地に着いた
一人の翼を持った女が地面に座らされ、力なく震えている。
これは…女神フィリークに仕える天使か?標的は天使だと!?

まったくわけのわからぬイメージに、俺は息をつく間もなかった。
次のイメージは、過去の俺が槍の先を天使に突き立てる光景………

「やめろぉ!」
俺は叫んだ。しかし、過去のオレも群衆も、何も反応がない。
ガリュー:
やめろおおおぉぉ!
プレイヤー:
どうしたの?
ガリュー:
…チッ……オレは…目が…覚めたのか?
プレイヤー:
いったい何が見えたの?顔色が悪いけど。
ガリュー:
オレは………うぅ………ふぅ………
ちょっと……わりぃな…気持ちを整理させてくれ…とんでもねぇ…
神の使者を…だと?くそ…ありえねぇ!!!
プレイヤー:
とりあえず少し落ち着いた方がいいな。
ガリュー:
ああ………悪いな………少し………休む…

愚かな選択

内容
前回遺物に触れてからというもの、ガリューはずっと落ち込んだまま。
このところ少し良くなったと効いたが、ちょっとのぞいてみようか?
目標
ガリューの好感度が50以上必要です
報酬
名声100魔晶石745ダイム755蒼水晶882
EXP+1067, 成就値+100
報告内容 

ガリュー:
…う……お前か………
プレイヤー:
調子はどう?こないだはいったい何が見えたの?
ガリュー:
オレが…殺しを。しかも…天使を…
さっぱりわからねぇ!こんな大それたことを…オレは…
過去を思い出したら、オレは…ああなってしまうのか………
プレイヤー:
うん………そうなったら私が終止符をうってあげるよ
ガリュー:
おいっ!お前!いくらなんでも冷たすぎるぞ!?
プレイヤー:
冗談だよ。でもそんな深刻にならなくても、これにはきっと何か原因があるよ。
部隊を率いてるってことは、指示を受けてるっぽいし。
何かの裏があると思う。
ガリュー:
たとえ自分の意思ではなかったにせよ
オレはオレに賛同できん………くそっ!
プレイヤー:
今見えるのはボンヤリとした輪郭だけだし、
気を落とすのは最後まで見てからにしたら?
それにこれは過去のこと。そこから教訓を得ればいいだけだよ。
ガリュー:
使徒殺しの犯人がここでのんびりしてていいのか?
天使を殺めたのはほかでもなく、このオレなんだぞ!
お前はオレを許しても、お前を助けてる天使たちはどうだ!?
プレイヤー:
許してくれるさ。みんな過去の仇を討つために、
地底まで来たんじゃない。
過去の恨みを晴らしたって意味のないことだよ。
ガリュー:
ああ……だが…とりあえず休ませてくれ。
一応…その…礼を言う…ぞ。オレもしっかりと向き合ってみる。

ラストオーダー

内容
ガリューは相変わらず落ち込んでいる。こういう時に限ってウルリッヒに関する遺物が手に入る。
あまりいいタイミングではなさそうだ。
目標
ガリューの好感度が60以上必要です
報酬
名声100魔晶石894ダイム906蒼水晶1058
EXP+1280, 成就値+120
報告内容 

ガリュー:
どうした?浮かぬ顔をしてるじゃねえか?
まさかオレのこと心配してるのか?
や、やめろよお前~そういうの似合わねえって~
プレイヤー:
そのとおりなんだけど。
ガリュー:
そうはっきり言うなよ、て、照れるじゃねえか。
よし。案ずるこたぁない!オレは何ともない!
ところでお前、その手に持っているの…もしや…遺物か?
プレイヤー:
そう。けど、無理に見てくれなくていいよ。
ガリュー:
ここ数日、オレもいろいろ考えた。向き合うべきことには向き合わねば。
ほう………まさか兵士の徽章とはな………
 :
目を開くと、オレは屋根の上にいた。
見下ろすと、何と過去のオレと国王が。
2人でなにやら話し込んでおるようだが………
 :
「やむをえんのだ。わかってくれるな?」国王は頭を下げて拳を握った。
「何と言われようと、天使を手にかけるわけには。神と聖域への宣戦布告も同然だ!」
 :
どうやら…これは天使を葬る前の過去。しかし………
オレは天使を始末することに賛成していないようだが、なぜ………
 :
「ヤツらは目障りだ。我らがウルリッヒの未来にとって邪魔だ。」国王は頭を下げている。
「何と言われても、オレは客将だ。ウルリッヒの未来などしらねぇ!」
「そなたの力が必要なのだ。だからこうして頭を下げて頼んでおるではないか?」
 :
過去のオレと国王は2時間近くも話を続けた。
しかし、まともな結論には至らず、最後に国王は人が変わってしまった。
過去のオレに怒りの眼差しを向け、薄笑いを浮かべた。
 :
「ウワサどおりの頑固者だな。だが………結局は受け入れることになるぞ。
たしか、キサマには精霊国に姉がいるそうじゃないか?」
国王は遠くを眺めながら、ゆっくりと言葉を発した。
 :
「天使を消せば、精霊の国はフィリークの敵となる。最後に我々が
大義のもとに討伐し、キサマの姉を迎え入れてやるというのはどうだ?」
「テメェ…そんなに戦争が好きかぁ!」過去のオレが怒鳴った。
 :
……そういうことだったのか。姉を人質にして、天使を始末する任務を
押しつけた、と………
オレは拳を握り、屋根から国王をにらみつけた。
 :
「好きにしろ。だが教えてやる。刺客はすでに精霊国で命令を待っているぞ。」
「…テメェ…オレは…タダでは済まさねぇからな…。」
「すべては悪のフィリークを倒すため。耐えてもらうしかあるまい。」国王はほくそ笑んだ。
ガリュー:
ふざけるなっ!
プレイヤー:
ちょ………落ち着いて。
ガリュー:
なるほど………そういうことか………
ガリュー:
(見たままを伝えた)
プレイヤー:
やっぱり脅されていたんだ。でも、いずれにしろ過去のことだし。
自分の意思ではないことがわかって、少しは安心した?
ガリュー:
関係ねぇ!罪は罪だ!…どうやらウルリッヒが精霊国に宣戦布告したというのも
オレに責任があるようだな………
ちいっ。かつてのオレは…まったくバカ野郎だ!
プレイヤー:
前向きに行こう。そうするしかないよ。
過去のあれこれは無限の暗黒に埋まったんだ。
自分たちに今できることを全力でやる。そのことが先だ。
ガリュー:
ああ…了解した…