冒険者が集う国

Last-modified: 2012-12-18 (火) 01:11:26

戦場の天使

内容
前は気にも留めなかった部屋に、今日はいろんな医療器材が並んでいる。
かわいらしい娘が薬品棚を忙しそうに行き来している。
目標
エミルの好感度が10以上必要です
報酬
名声100魔晶石149ダイム151蒼水晶176
EXP+212, 成就値+20
報告内容

プレイヤー:
あ…これは…

エミル:
医療用品ですよ?みて分かりません?
もう………こんな大きな部屋に使える薬がこれしかないなんて。
ここの責任者は何を考えてるのかな。

プレイヤー:
あ、申し訳ない。

エミル:
あら、あなたがここの方たちをまとめてる遺跡管理官?でしたっけ?
まったく。みなさんの健康はしっかり管理してあげないとダメですよ?

プレイヤー:
はい。すみません。

エミル:
まあいいです。はい、では腕を伸ばしてください。健康診断しちゃいますね~。
うん…なかなか健康なようですね…ちゃんと体も仕上がっているようです。

プレイヤー:
100年前の看護師さんみたいだけど?

エミル:
あら、気付きました?さすが管理官をしてるだけある、ってことですかね。
私は冒険国家リアーナで看護師をしていたエミルです。
趣味はガーデニング。よろしくお願いしますねっ!

プレイヤー:
こちらこそ。看護師さんが加われば、
冒険者たちの健康もきっと万全だ。

エミル:
ええ!任せてください!

探検国家

内容
今日は遺跡探索が終わってからヒマがずいぶんある。
エミルもここに来てしばらくたつ。あいさつにでも行こうか?
目標
エミルの好感度が20以上必要です
報酬
名声100魔晶石298ダイム302蒼水晶353
EXP+425, 成就値+40
報告内容

エミル:
急にお越しになるなんて、今日はどういう風の吹き回しですか?
…体調が悪くなりましたか?病気ですか?病気ですね?

プレイヤー:
病気になってほしいみたいに聞こえるけど………

エミル:
いえいえ、病人の世話が好きなだけですよ。
病気になってくれた方がいろいろ面倒見れるじゃないですか?
ということで、お注射しましょうね~。

プレイヤー:
ちょっとちょっと!…勘弁してよ…

エミル:
あら、注射が怖いんですか?大丈夫ですよ?最初にチクっとするだけで、
すぐにふわ~っと良くなりますよ?
…ところで、何か持ってきたようですが…何だか胸騒ぎがしますね…

プレイヤー:
これのこと?公社のマークが刻まれた徽章。
冒険国家リアーナの遺物だと思うけど、見てみる?

エミル:
ほんとですね………徽章、です。
きゃ!…何か…入って…くる感じ…


明るい大広間で大勢の人々が行ったり来たり。
ウェイトレスの格好をした女の人が何人も。
これって…これが昔のビジョン?………
玄関を出ると、心地よいそよ風が吹きつける。
…やっぱり。ここは私がよく知っている……
冒険者の天国と呼ばれた国。冒険の国―リアーナ…
でも、私にはとはよくわからない。
100年も過ぎて、ほとんどのことは忘れてますし…
これは私がかつていた時代なのかさえ、さっぱりわからない。
何の手がかりもつかめないし、自分で歩き回ることにした。
気の向くままに歩いて、冒険国家の旅を始めた。
突然、見慣れた看板と花畑が目に飛び込んできた………

エミル:
………えっ?
………ええっ?
何で急に戻っちゃったの!

プレイヤー:
どこを歩いていたのか聞きたいのはこっちだよ。

エミル:
さっき徽章を触ったら、過去の情景が流れ込んできました!
こんなものがもっと手に入ったとしたら…うふふ、面白いですね。

プレイヤー:
そっか………わかった。
でも、さっきはいったい何が見えたの?

エミル:
…え?…そ、それは…
ちょっと気持ちを整理しておきますねっ!その話はまたいずれ、ということで。

リアーナの歴史

内容
エミルは今日も相変わらず医務室の機材を整理している。
ちょうどヒマだし、あいさつにでも行こうか?
目標
エミルの好感度が30以上必要です
報酬
名声100魔晶石447ダイム453蒼水晶529
EXP+639, 成就値+60
報告内容

エミル:
ほ、ほら、患者さんが私を待っているので、では私はこれにて~~~。

プレイヤー:
まだ何も………

エミル:
いいえ!何も言わなくても十分にわかりますっ!
私が何を見たか、って見たいんでしょ?全く管理官さんってば…
真面目そうなのに…そんなに見たがって…

プレイヤー:
…何か引っかかるところはあるけど…だいたいそんなとこ。

エミル:
たいしたことは何も。平和なリアーナの街並みが見えただけですよ?
ただ、100年も前の記憶らしいですからね~。
あれが私の記憶なのか、徽章の記憶なのか検討も付きません。
でも…終わる直前になって、見覚えのある花畑と看板が見えたような気がしました。
手がかりはきっとそこにあるような気はしますが、残念ながらたどり着く前に
終わってしまいました。

プレイヤー:
うん………

エミル:
…もっと見たいんですか?仕方ありませんねぇ…
そんなに見たい、というのであれば、私も一肌脱いじゃいますっ!
新しい欠片が見つかったら、また持ってきてください。そしたら…見せてあげます、ね?

プレイヤー:
………何だか釈然としないものがあるけど…また見つかったらもってくるよ

エミル:
そうそう、欲望に素直なのは悪いことじゃないですからね~。
見つかったら持ってきてください。

全ては幻を掴むが如く

内容
今日は遺跡探索の結果、小さな園芸用スコップが見つかった。
表面に刻まれた名前からして、これはエミルのものだろう。
目標
エミルの好感度が40以上必要です
報酬
名声100魔晶石596ダイム604蒼水晶706
EXP+853, 成就値+80
報告内容

エミル:
私の名前が刻まれた園芸用スコップ?
すごいですね~。過去の私の持ち物まで必死になって掘って…
そんなに必死になってまで見たいんですか?私の…

プレイヤー:
そんな必死とかじゃ…まあ今はいいか…
とにかく、あの時すべてが黒い影によって地中に引きずりこまれたんだし。
ありえないことじゃない………

エミル:
では約束通り、まずは私が見てみますね。
これは自分の持ち物だし、見えるイメージもきっと面白いはず。うん………


色とりどりの花が咲き乱れる花畑。
ナース服の少女が熱心に世話をしている。
…あれ、これやっぱり過去の私…?
そうだ。ここはあの頃あった病院。
とある理由で、ストライカーとして生きることを諦め、看護師になることを選んだ私は
この花畑の前でのんびりとした日々を送っていた。
この子たち………あのころよく世話していたわ。
ピカピカ光って、見るからに元気な様子で、
ほんとに気分がよくな………えっ?
私がスコップで丁寧に草や虫を取っていると、
ふと黒い小さな箱を見つけた。
変ですね…この箱どこかで見たような………あっ!!
「開けたらダメ!!」私はあわてて過去の私に叫んだ!
しかし、過去の私には私の声が聞こえない。
好奇心に駆られ、箱についてるスイッチを押した…
箱が開くと、「無限の漆黒」が箱の中から噴き出した。
思い出した…あれがすべての始まり…
何もできない私は、漆黒に飲み込まれる過去の私を見ているだけ………
黒い影はどんどん広がって、過去の花畑も過去の城も飲み込んだ…
やがてリアーナの全土に広がり…

エミル:
……ここは………

プレイヤー:
突然気を失ったから、
とりあえずベッドまで抱えて来たんだ。大丈夫?

エミル:
………現在に………戻ったの?
きっと…何が…起こったか…知りたいん…ですよね?
でも…お願い。後にしてくれませんか?お願い…

プレイヤー:
わかった………ゆっくり休むといいよ。

深層にある真相

内容
何日か休んだが、エミルはまだ気持ちが晴れない様子。
どうやらこの間見た光景に、大きなショックを受けているようだ…
目標
エミルの好感度が50以上必要です
報酬
名声100魔晶石745ダイム755蒼水晶882
EXP+1067, 成就値+100
報告内容

エミル:
………管理官さん。こんにちは。

プレイヤー:
よくなった?まだ落ち込んでるようだけど。

エミル:
…ええ。全ての元凶をが何だったのか、その真相を知りました…

プレイヤー:
元凶?

エミル:
私は花畑を手入れしてて変な箱を見つけました。
そして私は…好奇心から、その箱を開けてしまいました。箱から大量の黒いものが。
すべてを飲み込む勢いで、あらゆるものを包んで…
止められなかった………過去が破滅する惨状を目にしながら
私は………みんな私のせいで………
みんな…何もかも……私の………

プレイヤー:
自分を責めないで………
で、その後のことは?

エミル:
黒い霧が広がると、私は意識を失いました…
なので、いったい何が起きたのか、よくわかりません………

プレイヤー:
うん………じゃあその後で何か起きたのかも?
自分一人を責めるのはまだ早いんじゃないかな。

エミル:
あの風景を見たら…そんなこと…全部私のせいだったんです!…全て…
みんな私が………

プレイヤー:
とにかく、急いで遺跡のかけらを探してくるから、
自分を責めるより、今のうちにもう少しゆっくり休んで。ね?

闇を越えて

内容
エミルを落ち込んだままにしてはおけない。
ここ数日、必死で探してリアーナの遺物を見つけ出した。
早くエミルに持っていかないと。
目標
エミルの好感度が60以上必要です
報酬
名声100魔晶石894ダイム906蒼水晶1058
EXP+1280, 成就値+120
報告内容

エミル:
…これ以上、何を見ろっていうんです?私の罪がより明らかになるだけです…

プレイヤー:
とにかくやってみて。君のリーダーの言葉だ。信じてくれるよね?

エミル:
…ぐすっ…ごめんなさい。私…はい、信じます。
管理官さんの言葉、信じて、やってみます。


やっぱり。黒い影がだんだん広がってる………
ここは…病院に近い丘の上…でも管理官さんの言葉を信じるって決めた!
…こうなったら、国土を飲み込む黒い影がどうなるか見てみせる!
黒い影は相変わらずゆっくりと確実に広がってる。
このままだと、リアーナ全体を飲み込むのも時間の問題。
好奇心が国を滅ぼしてしまうなんて…まったく…私は…
黒い影を見ながら、私は力なく自分をあざ笑った。
今になってもう一度自分の罪を見るというのも、何かの罰………あれ?
黒い影が小さくなったみたい。錯覚?
黒い影が小さくなったと思ったら、黒い影があっという間に箱の中に戻った。
黒い影に飲み込まれた全てがまるで何もなかったように。
過去の私が花畑の前で気絶している。
「おやおや…今はまだ開ける時ではないよ。」
いつの間にか箱のそばに男の人が現れて、箱を拾い上げた。
箱のほこりを軽くはたいて、消えるようにその場から立ち去った。
これは…思い出した。ボンヤリと目が覚めると、街は「そこ」にあった。
街は消えたわけじゃなかった…
黒い影が飛び出した記憶が重なって混乱してた…
でも…箱を拾い上げた男の人。
最初からあの箱の中身を知っていたみたい。
あの箱をいったいどこへ持って行ったの………

エミル:
どうやら…それは私自身が確かめないといけないことのようですね。
箱を見つけ、開けた代償として…私が…

(見たままを伝えた)

プレイヤー:
ほら。最後までよく見ないと、はっきりわからないことは多いんだよ。
でも、その箱を拾った人って………

エミル:
ごめんなさい。よく見えなくて………

プレイヤー:
大丈夫。よく見えてもあまり意味はないよ。
100年も前のことだし。でもこのまま調査を続ければ、
いつかは事件の全貌が見えてくる。一緒にがんばろう?

エミル:
…はいっ!管理官さん、これからも…よろしくお願いしますね!