神と人と
内容 | |||
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早朝の聖堂の屋根。華麗な古代の服を着た娘がバルコニーで 退屈そうに通りの様子を眺めています。この間協力者が言っていた 新しい仲間というのは、おそらく彼女では? | |||
目標 | |||
ミレニーの好感度が15以上必要です | |||
報酬 | |||
名声20 | 魔晶石56 | ダイム57 | 蒼水晶66 |
EXP+72, 成就値+10 |
ミレニー:
…音も立てずに背後に現れるとは、なんのつもりだ?
プレイヤー:
あっいや、あいさつでもと思って。
ミレニー:
おや………お前がわらわの力を借りたがっているという愚か者か?
お前のことは観察させてもらった。わらわを呼び覚ましたとはいえ、
お前に力を貸すかどうかは、しばらく様子を見させてもらう。
プレイヤー:
そうだったのか………
ミレニー:
わらわは狼神の末裔。その力は当然この世界の趨勢を左右するほど。
わらわは力を貸す、ということは、その影響力も計り知れぬ。
まずはお前が力を貸すに足る人物かどうか見極めねばならぬのだ。
それにわらわには、わらわの野心がある。
わらわの前で、お前はただ利用されるだけのコマ。
プレイヤー:
そんなこと考えてても言わなくていいのに………
ミレニー:
わらわは陰で計算ばかりしてる恥知らずではない。
利用するとしても、正々堂々とそれを宣言する!
プレイヤー:
たいしたセリフだけど、何だか変だよなあ………
王位継承
内容 | |||
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ミレニーは普通の扱いは受けないという宣言をしたものの、 遺跡の調査作業にはよく協力してくれる。 バルコニーまで礼を言いに行っては? | |||
目標 | |||
ミレニーの好感度が30以上必要です | |||
報酬 | |||
名声40 | 魔晶石132 | ダイム134 | 蒼水晶156 |
EXP+150, 成就値+23 |
ミレニー:
またお前か…
どうにもお前の顔を見るたびにイライラするのはなぜだ…
で、何用か?…ん?
プレイヤー:
口では利用するとか何とかって言っているけど、
やっぱり協力してくれるんだから、お礼でもと思って………
ミレニー:
な、ななな、何を言っておる!き、協力なんて。し、知らぬ!
過去の歴史にちょっと興味があっただけだ!
別に手伝ってとか、そういうことをした覚えなどない!
プレイヤー:
はは、それじゃそういうことにしときますか。
けど、キミも過去に興味があるの?
ミレニー:
フン。これでも昔はウルリッヒの王族。
それが、あのような事変のせいで、このようなことになってな。
しかし、その程度のことでわらわの野望は止められぬ。
庶民を救うなんてわらわにはさほど興味はない。
しかし、かつての主君はかなり気に入らぬやつでな………
ウルリッヒの国王はみんな貴族の家系から選ばれる。伝統でな。
当時の国王は何年も王座を手放さなかった。
わらわは自分の手であのタヌキを引きずり下ろしたくて仕方がなかった。
だから、少なくとも何が起きたのかを突き止めて、
自分の気持ちをきちんと整理しておきたいのだ。
プレイヤー:
そうだったのか………でもとにかくありがとう。
ミレニー:
く…くどいぞお前!別に感謝してほしくて言ったわけではない!
衝動
内容 | |||
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意外な光景が目に映った。いつも高いところから人々を 見ているミレニーだが、今日は通りに姿を現した。 おまけに街行く人と楽しそうに話しているなんて、いったい…? | |||
目標 | |||
ミレニーの好感度が45以上必要です | |||
報酬 | |||
名声60 | 魔晶石207 | ダイム210 | 蒼水晶245 |
EXP+228, 成就値+36 |
プレイヤー:
意外だなあ。まさかキミが………
ミレニー:
な、なんだ!近ごろ何だか急に、しょ、庶民と過ごすのもいいかと思っただけだ!
それほど深い意味はない………お前、何を笑っておる?
プレイヤー:
あっいや、ずいぶん変わったなと思って。
何だかホッとしたような感じが………
ミレニー:
フン…昔のわらわであれば、そんな口を聞いた時点で首から上が飛んでおったぞ。
命拾いしたな。…どうやらこのところ、お前らの影響を受けているのか、
少し感じが狂っておる
フッ。感じとしては悪くないけど、寄ってたかってわらわの性格をここまで
変えられたかと思うと、あまり気分のいいものではない。
プレイヤー:
悪いことじゃないと思うよ。これでもっと見ることができるかもしれない。
かつては見られなかったいろんな美しいものをね?
ミレニー:
ふんっ、お前などに言われなくともわかっておる。
だが今の言葉、参考にはしてやろう。では用がないなら消えるがいい。
わらわはお前の言っていた「美しいもの」とやらを探しにいくとする。
プレイヤー:
それはよかった。お気をつけて。
記憶の断片
内容 | |||
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今日の遺跡探索から戻ると、ミレニーは落ち込んだ様子を 見せた。遺跡で何かあったのか尋ねてみては? | |||
目標 | |||
ミレニーの好感度が60以上必要です | |||
報酬 | |||
名声80 | 魔晶石283 | ダイム287 | 蒼水晶335 |
EXP+306, 成就値+49 |
ミレニー:
ん………くっ………
プレイヤー:
遺跡から戻ってずっと落ち込んでる様子だけど、
何か見つけたの?
ミレニー:
これはわらわの一族の権杖。これを見ると、
ついあの過去の孤高の生活が思い出されてな。
それで少し、感傷的になってしまったようだ。
今はわずかな記憶しか残ってないが、当時のわらわに
「友」と呼べる存在はいなかったことを思い出してな。
プレイヤー:
今から新しい絆を結んでいけばいいんじゃない?
ミレニー:
まあそれはそうなのだが…でももっと大事なことを思い出した。
世界が黒い影に飲み込まれたのは、ウルリッヒの国王と直接関係があるはず。
それもあって、最初からわらわは国王が気に入らなかったのだ!
プレイヤー:
ウルリッヒの国王は何をしたの?
ミレニー:
詳しくは覚えておらぬ。だが、この情報は参考にするといい。
わらわはこれ以上は思い出せそうにない。
あとはお前が何があったかをしっかりと調べあげよ。
がっかりした顔をしてるな…
心配いらぬよ。だからって遺跡の発掘を断ることはない。
ろくな記憶ではなかったが、この程度でわらわがどうかなることはない。
全てを捨てて
内容 | |||
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最近のミレニーはイメージがすっかり変わってしまった。 もう独りでバルコニーから人を見ることもなく、街の人々と談笑する 姿を見かけるようになった。いったいどうしたのやら…? | |||
目標 | |||
ミレニーの好感度が75以上必要です | |||
報酬 | |||
名声100 | 魔晶石358 | ダイム363 | 蒼水晶424 |
EXP+384, 成就値+62 |
プレイヤー:
驚いた。まさか村人とこんなに仲良くなるなんて。
ミレニー:
ええ………正直、わらわも驚いておる…
昔は庶民を下劣で愚かな生き物だと思ってたが、
わらわが知らぬことを、これほど知っていたとはな………
プレイヤー:
そういう本音があったとしても、
全部聞こえちゃったんだけど………
ミレニー:
庶民とは不思議だ。わらわが前にキツい言葉を浴びせたのに、
お前みたいに我慢強く一切を包容する。
それに比べ、わらわはずいぶん器が小さい…
ミレニー:
ほら、見ろ。これは今日もらったプレゼントだ。
街を一回りするだけで、動けないほど寄越してくる。
わらわは………庶民の気持ちにどう応えたら………
プレイヤー:
本当の自分をさらけ出せばいいんじゃない?
お返しなんて誰も望んじゃいないと思うんだけど。
ミレニー:
そ、そうか…?
プレイヤー:
自分の家族だと思って接すること。
家族って見返りなんか求めないものでしょ。
ミレニー:
そ、そうか…?
プレイヤー:
自分の家族だと思って接すること。
プレイヤー:
家族って見返りなんか求めないものでしょ。
ミレニー:
か、家族か………うん………
過去に背負った貴族としての一切の栄光を捨てて、
お前ら庶民たちと…家族…に…?…何かしっくりこないわね。
プレイヤー:
こらこらっ!