素直になれない精霊

Last-modified: 2017-12-26 (火) 20:16:26

エリィ(レア)の好感度任務。

収穫祭

内容
街のみんなで長い間働いて、ようやく大麦の収穫期を迎えたあなた。去年作った大麦でお酒も作ったので、街のみんなで収穫のお祭りをしましょう!!
目標
エリィの好感度が15以上必要です
報酬
名声30魔晶石84蒼水晶100ダイム86
EXP+108, 成就値+15
報告内容

管理官:
いやー、この大麦で作ったピザとビール、最高だねぇ!
ヴェルデ:
そうですか、ならばこれからはもっとこの様なお祭りを増やしたらいかがですか?
微力ながら力をお貸ししますよ。
もっとも私はこの料理が美味しいとは思いませんが。
管理官:
問(もぐもぐもぐ)題(ゴクゴクゴク)ない!(むしゃむしゃ)
ごっくん!こんなにおいしい物が食べられるんなら、
絶対にお祭りの機会を増やすよ!
アーシェ:
あら、どうやら随分と堪能しているようね?
管理官:
あ!アーシェ!ルークも!
もちろんだよ!二人は楽しんでる?
ルーク:
こういった催しがあれば、風紀を取り締まる我々の仕事は多くなります。
外部の者を街に迎えるとなれば、相応に危険がありますからね。
管理官:
そんな邪険にしちゃだめだよ。
お祭りなんだから、沢山の人に参加してもらわなくっちゃ!
それに外から来た人は、この街で商売もしてくれるからね。
ドロシー:
あら、君がこの街の経済の発展まで考えていたなんて驚きね。
てっきり食べて飲んで、遊びたいだけだと思っていたわ。
管理官:
ぶふっ!な、なに言ってるの!
遊びたいだけでお祭りなんてしないよ!
疑うのなら、お祭りに来ている人や街の商人たちに感想を聞いてみてよ。
ドロシー:
ふん、そんなの聞くまでもなく、
みんな喜んでいるに決まっているでしょう?
周りを見渡して、顔を見れば一目瞭然だもの。
管理官:
そうだよね!
お、そこいくお姉さんこんにちは~!
どうかな?この街のお祭りは……楽しんでる?
???:
あら、私の事かしら?
管理官:
うん、君だよ!
君はあまり街で見かけたことのない服装だし、
たぶん街の外から参加しに来たんでしょ?
???:
ええ、その通りよ。
そうね……食べ物はどれも美味しいと思うわ。
でも、イベントはそれほどでもないわね。
管理官:
ええええ!?
???:
私が昔行ったことのある祭の方が楽しかったかしら。
トマト祭、トウモロコシ祭、サトウキビ祭……とかね。
管理官:
何それ、そんなお祭りがあったんだ?
その人達はその作物で、どんなイベントをやっていたの?
???:
それは…………それくらいは自分で調べて?
だって今日の私はお祭に参加する客だもの、楽しまなくっちゃね。
管理官:
う……そ、それはその通りだけど……

お祭りに詳しい人?

内容
お祭りの日に現れた、綺麗な金髪の女性。彼女を追いかけるあなたですが……
目標
エリィの好感度が30以上必要です
報酬
名声60魔晶石198蒼水晶234ダイム201
EXP+225, 成就値+35
報告内容

管理官:
ちょ、ちょっと待ってよ!お祭り先生!
管理官:
うわっ!あいたっ!
くぅ……足踏まれた……ってあれ?あの女性はどこに……
アーシェ、さっきの女性を見なかった?
アーシェ:
さっきの女性?……それなら向こうに行ったわ。
管理官:
え?あっち?
アーシェ:
そっちじゃないわ、こっちよ。
ルーク:
会長、待ってください……!
:
アーシェは混雑する人混みをすいすいと抜けて進んでいく。
管理官はルークに連れられてアーシェを追った。
管理官:
あ、ありがとうルーク。
ルーク:
いえ、これも仕事の内だから問題ない。
アーシェ:
やっと来たのね、お探しの女性ならあそこにいるわ。
管理官:
本当だ!よし、今度こそ……!!
:
管理官はさらに人混みを抜けて、先ほどの女性の所にたどり着いた。
管理官:
よっ……はっ……ほっ……!
よ、ようやく見つけたよ……
???:
……あら、もしかして私を追ってきたの?
変ね……普通の人間なら、私に追いつけるはずないんだけど……
???:
でも、どうして追いかけてきたのかしら?
もしかして、私の身分の事を知られた……?
管理官:
え?いや、私はたださっきのお祭りの話を……
???:
ランティ、レイティ……いつまでも食べていないの。
そろそろ行くわよ。
???:
………………
:
誰もいない空中に声をかけると、彼女は再び人混みに紛れていなくなった。
管理官:
ちょ、ちょっと待って…………どうして逃げるんだろう?
アーシェ、もう一度彼女を探してくれないかな?
'ルーク':''
なに!?まさか、また逃がしたのか?
アーシェ:
はぁ、仕方がないわね……
ルーク、あなたは急いで向こう側から追い詰めて。
私は反対側から挟み撃ちにするわ。
'ルーク':''
こんな人が大勢居たら、急げませんよ……
アーシェ:
このくらいで音を上げて……あら?
おかしいわね?……彼女の姿と気配が完全に無くなったわ。
管理官:
アーシェやルークでさえ、この人混みで移動するのは難しいのに、
彼女はどうやってあんなにすいすいと…………ん?
…………ちょ、ふ……二人とも!あれ!!
アーシェ:
大声なんてあげてどうし…………え?空に…浮いているわね。
さっきまで無かった彼女の頭から……羽が生えている?

精霊な彼女

内容
飛んでいる金髪の女性を見て唖然とするあなた達。その様子を見ていたクーガーが彼女について話し出します……知っているのか、クーガー!
目標
エリィの好感度が45以上必要です
報酬
名声90魔晶石311蒼水晶367ダイム315
EXP+342, 成就値+54
報告内容

クーガー:
ガハハハハ!あの女が何者か知りたいのか?
ならば俺の作った最新作のバッグを買え、わかるな?
管理官:
クーガー!……またバッグを売ろうとして……
でも、今日君が売ってるのはバッグじゃなくて、屋台のピザでしょ?
バッグなんてどこにも持ってないじゃない。
クーガー:
ガハハ、俺をなめるなよ?
家に帰れば作った作品が所狭しとおいてある!
先払いすれば、今夜にでも家まで届けてやるぞ?わかるな?
管理官:
配達までしてるのか……って、実物もないのに買うつもりはないよ!
バッグの押し売りの手口もだんだんとひどくなってくるね……!
クーガー:
フン、ならば好きにすればいい。
俺から言うことは何もないからな。
アーシェ:
管理官、いまさら躊躇しても仕方がないでしょう?
警備中の私たちの手まで借りたのだから、この程度の損害には目を瞑りなさい。
管理官:
くっ!……わ、わかったよ!買えばいいんでしょ!
(買ったバッグは後で適当なストライカーたちにでもプレゼントしようっと……)
それで?さっきの彼女は何者なの?
クーガー:
あの女か……あの女は誰もが知る、気高い精神を持つ精霊族の一人だ!
目立つのを嫌い、一族の高貴さを保つために世間から離れて暮らしている。
クーガー:
高慢な精霊の一族であり、同時に寂しさに負けない傲慢な種族だ、わかるな?
管理官:
そうなの?……変な種族だね……
クーガー:
いいや、俺の言った事はすべて事実だ。
ただ、彼女たちは認めようとはしないだろうがな。
クーガー:
そして重要な事が一つ。それは彼女たちに向かって、
この事を言ってはならないということだ。わかるな?
管理官:
いや、わかんないけど……言ったらどうなるの?
クーガー:
それは、恐らく……
???:
そこにいる人間…………人間?…まぁいいわ。
あなた、さっき精霊っていう言葉を言わなかったかしら?
しかも精霊を貶める発言もしなかったかしら?
???:
ランティ、レイティ、彼に教えて上げなさい。
精霊を貶める事は許されざる行為だと言うことを……
ランティ:
エリィ~、やめようよ~……
レイティ:
そうよ、そうよ!
人間の言うことなんて気にしない方がいいわ!
それに人間が私たちの事を知っているのも珍しいし!
エリィ:
ダメよ、私が処罰すると言ったら処罰するの。
ランティ:
エリィ~……
レイティ:
エリィ………
クーガー:
ガハハハハ!そう怒るな、偉大なる精霊よ!
詫びの品として、こいつをやろう!だから怒るな、わかるな?
エリィ:
これは……?
クーガー:
こいつはこの祭の限定商品!
その名も大麦のぬいぐるみ「ムギビッ君」だ!!
エリィ:
げ、限定……このお祭りだけの……
クーガー:
そうだ!俺は決して他人を騙したりはしない、わかるな?
エリィ:
……プレゼントとしては、いまいちだけれど謝罪の品には変わりないわね。
別に欲しいわけではないけれど、仕方なく受け取ってあげるわ。
ランティ:
はぁ~……
レイティ:
一件落着ね!
わたしたち今日のために空を飛んできて、やっとたどり着いたんだから!
お祭りを思う存分楽しまなくちゃ損よ!
エリィ:
別に私だって精霊を貶めるような事を言われなければ、お祭りを楽しんでるわ。
でもまぁ、こうしてお詫びの品も受け取っちゃったし……
このぬいぐるみ、作りは微妙だけど記念品としての価値くらいはあるものね。
クーガー:
作りが微妙だと?
これはこの街で一番技術のある職人が作った、自慢の逸品だぞ!わかるな?
管理官:
いやいや、なに言ってるのクーガー。
確かにこのぬいぐるみはお祭り限定品だけど、これ作った人他にも一杯いるでしょ!
しかも、クーガーが作ったぬいぐるみより、他の人のが全然上手だから!!

森へ帰る

内容
お祭りの一日目も無事終わりに近づき、そろそろ宿へと向かう人々。しかし、どうやら宿の部屋が満室のようで、エリィが今夜泊まる場所がないようです。あなたはどうしたものかと頭をひねります。
目標
エリィの好感度が60以上必要です
報酬
名声120魔晶石425蒼水晶503ダイム431
EXP+459, 成就値+74
報告内容

管理官:
うーん、まさか予定よりも来客数が多くて、旅館の数が足りないなんて……
これは私のミスかなぁ……次からは対策をしておかないと。
エリィ:
気にしないでいいわ。
私の家はそれほど遠くないし、旅をするのにも慣れているから。
だから宿の用意はしなくても大丈夫よ。
管理官:
そうなの?
でもそれじゃあ、君達は今夜どうするの?
エリィ:
家に帰るわ。
ランティ、レイティ。
ランティ:
ええ~!?
か、帰るの~?今夜に~?
でも私、まだ遊んでないものがたくさんあるよ~……
レイティ:
そうよ、そうよ!
それに今夜出発したら、家に帰った時には朝になっちゃうわよ!
だったら、どこか適当な所で一晩泊めてもらいましょうよ!
ランティ:
そうだよ~、私はもう馬小屋とかでもいいよ~?
エリィ:
何を言っているの?
人間の街で、しかも馬小屋で夜を明かす?
そんなの許されるわけ無いでしょう?
レイティ:
でも……
エリィ:
でもじゃないわ、帰るわよ。
管理官:
ええと、ごめんねランティ、レイティ……
私としても君達をもっと遊ばせてあげたいんだけど……
あ、一応私の部屋なら雨風くらいは凌げるけど……
エリィ:
……行くわよ、ランティ、レイティ。
私に同じことを言わせないで。
ランティ:
はぁ~……
:
管理官はエリィたちが森に入っていくのを見送ると、
心配だったので数人のストライカーに頼んで護衛を命じた。
:
―森の中―
エリィ:
そうね……この木が良さそうかしら。
ランティ:
えぇ~!?
エリィはここで一晩を明かすの~?
レイティ:
それならあの人に頼んで街で休めば良かったのに!
なんでわざわざ森まで来て木の上で寝なくちゃいけないの!
エリィ:
……私に人間に頼めというの?
頭を下げて、ベッド貸してもらえって?
偉大な精霊族の一人である私が、そんな事出来るわけないじゃない。
ランティ:
そんな事にこだわってるから、こんな場所で寝ることになるんだよ~……
エリィ:
……………
レイティ:
ランティ、もういいよ!
私たちも早く準備して寝よう!
:
エリィたちが木の上で休む事を確認したストライカー達は、
街へと帰還し、管理官に状況を報告した。
管理官:
ふむ……なるほど……
クーガーの言っていた通り本当にちょっとだけプライドが高いみたいだね。
でも、あの様子だったら明日は大丈夫そうかな?

また次も

内容
その後も収穫のお祭りは続いていきます。ですが、結局エリィは二日目からはあなたの部屋にお世話になりました。ですが、エリィは最後の日まで、素直にお礼が言えないようで……
目標
エリィの好感度が75以上必要です
報酬
名声150魔晶石537蒼水晶636ダイム545
EXP+576, 成就値+93
報告内容

エリィ:
………………
ランティ:
も~、エリィ~……
ちゃんとお礼をいないとダメだよ~?
レイティ:
そうよ、そうよ!
私たち、お祭りの間ず~っとお世話になってるんだよ!
寝床だけじゃなくて、三食のごはんも、お祭りの費用だってぜ~んぶ!
エリィ:
わ、わかったわよ……
エリィ:
言えばいいんでしょう?…………うぅ……
エリィ:
えっと、その……………………あ、ありがとう!
エリィ:
これでいいでしょ!私たちは帰るわよ!
ランティ:
も~、エリィ~ってば~………
管理官:
あはは……あ、そういえば君達がどこに住んでいるか聞いてもいいかな?
エリィ:
……私たちが住んでいる場所を、聞いてどうするつもりなの?人間。
精霊族に取り入ろうというつもりかしら?
管理官:
いや、そういう事じゃなくて。
そもそも私、今回のお祭りで初めて君に会ったわけだし、
精霊族がどんな種族で、どんな能力を持ってるのかもしらないし。
エリィ:
なら、私たち精霊族の棲み家を知ってどうするの?
管理官:
私はただ、君達がお祭りが好きみたいだったから、
今度またこの街でお祭りがある時は招待状を贈ろうと思っただけだよ。
それとも、エリィはお祭りが嫌いかな……?
エリィ:
…………
エリィ:
……………………そ、それは……
管理官:
(なんかエリィから直接聞き出すのは難しそうかな……?)
管理官:
(それなら、エリィと一緒に行動しているランティとレンティから
彼女たちの住む場所を聞いたほうが良さそうかな……
どうやらエリィはお祭りに参加するのが好きみたいだし!)
街の子供A:
ね~、きれいなきんぱつのお姉ちゃん~!
また、遊びに来てわたしたちとあそんでよ~!
街の子供B:
お姉ちゃん、射的とか輪投げとかとっても上手だったよ!
またぼくたちにもこつを教えてよ!
街の子供C:
そうそう!お姉ちゃんすっご~~~~い!
他の大人はみ~~~んな下手っぴだったのにね~!
街の子供A:
お姉ちゃんって空飛び豚の狩りが得意なんでしょ!
すごいよね!空飛び豚って、お空を飛んで逃げるのに!
エリィ:
え……ど、どうしてあなた達がそれを知って……あっ!
ランティ、レイティ~~~?
レイティ:
だってエリィが輪投げしてる間、暇だったんだもん~!
大体、この祭輪投げの輪が多すぎるのよ!
普通一箱渡して、投げ放題とかありえないわよ!
街の子供B:
だからお姉ちゃん、また遊びに来てよ!
ぼくたち待ってるから!!
エリィ:
…………
エリィ:
いいわ、また来るって約束するわ。
私、エリィ・ガラノデル・ドルーシア・アナスタシアは、約束したことは必ず守る。
それは相手が誰であれ、変わらないわ。
ランティ:
ふふ~、でもその約束には一言足りないよね~?
それは「次回」って言葉だよ~。
管理官:
え、次回?………どういう意味?
レイティ:
「次回」のお祭りも来るって約束じゃないと、いつになるかわからないわよ!
いつくるのか決めなかったら、下手をしたらこの子たちが
おじいちゃん、おばあちゃんになっちゃうんだから!
エリィ:
うぅ……わ、わかったわよ……
私、エリィ・ガラノデル・ドルーシア・アナスタシアは、
次のお祭りの時に必ずまたここへ来る…………約束よ。
管理官:
ふふ……うん、待ってるよ!
(子どもたちには感謝しなくちゃね。
でも、これは次のお祭りも早く準備しなくっちゃ!忙しくなりそう!)