MiG-29A Fulcrum

Last-modified: 2025-12-27 (土) 09:11:37

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   〔公式版〕   〔Steam版〕

 

概要

MiG-29Aは、その卓越した性能特性、信頼性、そしてシンプルな兵装システムにより、世界で最も有名な戦闘機の一つであり続けています。高アルファ値機動性を備え、近距離空中戦において致命的な威力を発揮します。
R-73とHMSに加え、MiG-29Aは中距離レーダー誘導ミサイル、30mm機関砲、無誘導爆弾、ロケット弾も搭載しています。ミコヤンMiG-29Aは1980年代に導入されて以来、39の空軍で運用されており、現在も約600機が運用されている。(ED公式サイトより)
空力特性、操縦特性、センサー性能等はMIG-29FC(クリッカブル)と同様と思われる

購入/導入時のアドバイス

公式による紹介動画

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メリット

  • High Thrust-to-Weight Ratio: 推力重量比が非常に高く、垂直上昇能力や加速性能が極めて優秀です。
  • Helmet Mounted Sight (HMS): ヘルメット照準システムにより、機首方位外の敵に対してR-73ミサイルを指向・発射可能です 。
  • IRST (Infra-Red Search and Track): レーダーを使わずに敵を熱源探知できるEOS (Electro-Optical System) を搭載しており、ステルス攻撃が可能です 。
  • Supermaneuverability: 高迎角(High AOA)での機動性が高く、ドッグファイトに強い機体です。

デメリット

  • Low Fuel Capacity: 燃料搭載量が少なく、アフターバーナーを多用すると戦闘継続時間が極端に短くなります 。
  • Poor Situational Awareness: コックピットの視認性は良好ですが、HDD (Head Down Display) の情報量が西側機に比べて限定的です 。
  • Limited A2G Capability: 対地攻撃能力は限定的で、精密誘導兵器(スマート爆弾など)は運用できません 。

MiG-29FCとの違い

  • 画面内でスイッチ類を触れる
  • MOD不使用でコックピット内の英語表記への切替可
  • パイロットの動作アニメーションの追加
  • 洗練されたレーダー表示
  • より現実にシュミレートされたIFF及びレーダー挙動
  • チャフ、フレアの射出間隔や数をカスタマイズ出来る
  • Lazurデータリンクの搭載により単一目標をレーダー範囲外から追跡が可能(開発中・・・)

まとめ

  • 非クリッカブルのMig-29を試したうえで、気に入ったらクリッカブルを購入すると良いかもしれない(2025/10現在)
    RWRがFOX3/FOX1のミサイル発射を探知する事が出来ないため、レーダーロックされたら回避起動を取るという様な運用になるかもしれない

FlyAndWire氏による考察 (元記事リンク先)

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ガイド/教本

キーアサイン

HOTAS

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優先度の高いもの

余裕があれば割り当てたいもの

レイアウト

始動

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  1. 地上準備・電源投入
    まず、機体が動かないようにし、地上電源を接続します。
    1. 車輪止めの設置: 無線メニューを開き、地上整備員(Ground Crew)に「Wheel Chocks -> Place」を要請します。
    2. 地上電源の接続: 地上整備員に「Ground Electric Power -> On」を要請します。
    3. バッテリー・発電機: 右壁パネルにある「Battery/Ground Supply」スイッチをONにします。操縦桿の根元をクリックして非表示にし、電圧計が28Vを示していることを確認します。
    4. 電気系統の投入: 右コンソールの「Electrical Power Panel」にある6つのスイッチ全てをONにします(カバーを一括で持ち上げると便利です)。
    5. 航法・システム電源: その下の「System Power Panel」で、Navigation、Standby Gyro、Main Gyro、Aircraft SystemsのスイッチをONにします。
  2. 航法システムのアライメント(調整)
    航法システムの準備を行います。
    1. ジャイロのウォームアップ: 時計の右ボタンをクリックしてストップウォッチを開始し、30~40秒待ちます。
    2. 方位調整: ジャイロが安定したら、「Mag Hdg Slave」ボタンと「Comp Zero」ボタンを同時に押します(キー操作:J + 9の同時押し)。HSI(水平位置指示器)の方位が調整されるのを確認します。
    3. 高速アライメント: 右コンソール後方の「Prepare」スイッチを「Operate」位置にします。これによりFast Alignment(高速アライメント)が開始されます。
  3. 計器チェックと設定
    アライメント中に各システムのチェックを行います。
    1. 警告灯テスト: 「Lamp Test」ボタンを押して、コクピット内のランプが点灯することを確認します(任意)。
    2. 速度計・高度計: 速度計のマッハ計が約0.2、指示速度が110~190を示しているか、電波高度計のバグを200mに設定します。
    3. 燃料・油圧: 燃料計と油圧計(針が赤色のPAKゾーンにあるか)を確認します。
    4. Ekran(警告表示): エラーが表示されている場合はセルフテストボタンを押してクリアします。
    5. HSI設定: HSIのモードを「Automatic」から「Manual」に切り替え、離陸/着陸コース(例:188°)を設定し、「Automatic」に戻します。
    6. 酸素・無線: 酸素供給バルブを開き、流量を100%に設定します。レコーダーと無線機の電源を入れます。
  4. キャノピー閉鎖とエンジン始動
    準備が整ったらエンジンを始動します。
    1. キャノピー閉鎖: 左壁のレバーを操作してキャノピーを完全に閉め、ロックピンが平らになる(ロック完了)のを確認します。ミラーを下ろします。
    2. 始動許可: ATCにエンジン始動許可を要請します。
    3. スロットル操作: 左・右スロットルを「OFF」から「IDLE」位置へ動かします(キー操作:Right Alt + Home および Right Shift + Home)。
    4. エンジン始動: エンジン始動パネルのモードスイッチが「Start Both」(中央)になっていることを確認し、「Ground Start」ボタンを押します。
      1. 右エンジン、左エンジンの順で自動的に始動シーケンスが進みます。
      2. 回転数(RPM)と排気温度(EGT)の上昇、油圧の上昇を確認します。
      3. アイドル回転数(58~72%)、EGTが約300℃で安定するのを待ちます。
  5. 始動後の確認
    エンジン安定後、離陸に向けた最終準備を行います。
    1. フラップ: フラップを「Takeoff」位置(左端のボタン)に設定します。
    2. 地上電源切断: 地上整備員に「Ground Electric Power -> Off」を要請します。
    3. AFCS(自動操縦): システム電源パネルでAFCSスイッチをONにします(ダンパーが有効になります)。
    4. トリム確認: ピッチ、ロール、ラダーのトリムを操作し、警告灯パネル(Telelight Panel)で「Neutral」ランプが点灯することを確認します。
    5. RWR(レーダー警報): RWRの電源を入れ、テストを行います。
    6. 兵装システム: 兵装制御システム(ACS)とWeaponsスイッチをONにします。
    7. 車輪止め取り外し: 地上整備員に「Wheel Chocks -> Remove」を要請します。

注意点

  • Wheel Chocks: 始動前に必ずWheel Chocks(車輪止め)の設置を、タクシー開始前に取り外しを地上要員に要請してください。
  • INS Alignment: 適切なアライメントを行わないと、航法システムやHUDの方位表示が狂います。

飛行

特性

MiG-29はAFCS (Automatic Flight Control System) と呼ばれる自動飛行制御システム(ダンパー機能含む)を搭載しており、これが有効な状態では非常に安定しています。また、COC(Flight Envelope Protection System)により、危険な飛行領域に入らないよう制限がかかります。

禁止操作

  • Over-G: 増槽(Fuel Tank)装備時はG制限が厳しくなります。
  • Stick Movement during BIT: AFCSの自己診断(BIT)中は操縦桿を動かさないでください。テストが失敗する原因となります。

離陸

  1. Flaps: 離陸位置(Takeoff Position)にセットします。
  2. Taxi: タキシング中はNose Wheel Steering (NWS) ボタン(Left Alt + Q)を押すことで、高ゲイン(High Gain)モードになり小回りが効くようになります。
  3. Power: ブレーキを踏んだまま推力を上げ、リリース後にMIL Power(ミリタリー推力)またはAfterburnerまでスロットルを入れます。
  4. Rotation: 速度が140~150 kts(約230~250 km/h)に達したら、操縦桿を引いて機首を上げます(約10度)。

関係する速度

  • Rotation Speed: ~230-250 km/h (125-135 kts)
  • Gear Retract: 高度100m以内で格納
  • Flaps Retract: 速度500 km/h (270 kts) 未満で格納

巡航

巡航速度

燃料節約のため、通常はマッハ0.8以下での巡航が推奨されます。長時間の飛行でINSに誤差(ドリフト)が生じた場合、特徴的な地形(橋など)の上空を通過する際にVisual Fix(目標地点通過時に補正ボタンを押す)を行うことで位置情報を修正できます。

自動操縦

AFCSパネルにより、以下のモードが利用可能です:

  • DAMPER: 基本的な安定化モード。
  • ALT HOLD: 高度維持。
  • ATT HOLD: 姿勢維持。
  • AUTO RECOVER: 危険な姿勢からの自動回復(パニックボタン)。

着陸

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成功への鍵

MiG-29の着陸は、AOA (Angle of Attack: 迎角) の管理が重要です。接地時の適切なAOAは約11°~13°です。

  1. Pattern: オーバーヘッドブレイク等で減速し、ダウンウインド・レグで400 km/h(約215 kts)程度まで減速します。
  2. Configuration: 速度が十分に落ちたら、Gear DownおよびFlaps Down(Landing位置)を行います。
  3. Approach: ファイナルアプローチではAOA 7°前後を維持し、速度290-300 km/h程度で進入します。HUD上のステアリングサークルやHSIのグライドスロープ指示を利用します。
  4. Touchdown: スロットルをアイドルにし、フレアをかけて260-280 km/h付近で接地します。
  5. Chute: 接地と同時にDrag Chute(ドラッグシュート)を展開します(キー:P)。

関係する速度

  • Gear/Flaps Extension: 400 km/h (約215 kts) 以下推奨
  • Final Approach: ~290 km/h (AOA 7°維持)
  • Touchdown: ~260-280 km/h

対空

武装一覧

  • GSh-301: 30mm機関砲(装弾数150発)。
  • R-27R / ER: セミアクティブレーダー誘導ミサイル(SARH)。ERは射程延長型。
  • R-27T / ET: 赤外線誘導ミサイル(IR)。ETは射程延長型。レーダー警報を鳴らさずに攻撃可能。
  • R-73: 短距離赤外線誘導ミサイル。高機動かつHMS連動可能。
  • R-60M: 旧式の短距離赤外線誘導ミサイル。

武装の使い方

  1. Master Arm: ONにします。
  2. Mode Select: "2"キー(BVR)、"3"キー(Close Combat)、"4"キー(Bore)、"5"キー(HMS)などでモードを選択します。
  3. Target Size: 目標の大きさに応じてTarget Spanノブを調整すると、測距精度やミサイルの有効射程計算が最適化されます。
  4. Lock: 目標をロックします(Enterキー)。
  5. Launch: Launch Authorized (LA) ランプ(HUD上の「ПР」表示)が点灯したらトリガーを引きます。

レーダーの使い方

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  • Modes: レーダーモードはAuto(High/Med PRF自動切換)、Head-On(High PRF: 接近目標用)、Pursuit(Med PRF: 離反目標用)があります。"Auto"が推奨ですが、状況に応じて使い分けると探知確率が上がります。
  • TWS (Track While Scan): 複数の目標を追尾しつつ状況を把握できます("Right Alt + I")。

データリンクの使い方

MiG-29にはHDDに簡易的なデータリンク情報が表示されます。AWACSや地上のEWRからの情報を受信し、敵機や友軍機の位置を把握できます。

対抗手段の使い方

  • RWR (SPO-15LM): 敵レーダー波を探知します。詳しい脅威の種類(Fタイプ:戦闘機、Hタイプ:長距離SAMなど)や方向、信号強度がパネルに表示されます。ただし、自機のレーダー照射中は前方半球のRWRが無効になる仕様(干渉防止のため)がある点に注意が必要です。
  • Countermeasures (CMDS): DTC設定でチャフ/フレアの放出プログラム(バースト数、間隔)を事前に詳細に設定可能です。スロットルのボタンで放出します。

対地

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武装一覧

  • Fab-100/250/500, BetAB-500: 無誘導爆弾および貫通爆弾。
  • KMGU, RBK: クラスター爆弾・ディスペンサー。
  • S-8 / S-24: 無誘導ロケット弾。
  • GSh-301: 機関砲(対地モードで使用可能)。

武装の使い方

MiG-29の対地攻撃はOPTモード(光学照準モード)で行います。DTCで事前にターゲットポイント(標高含む)を設定しておくと精度が向上します。

  1. Mode: "7"キーで対地モード(A2G)に入ります。
  2. Weapon Select: 武装を選択します。
  3. Delivery Modes:
    • CCIP (Dive): 目標に向けて降下し、HUD上のピパー(照準)を合わせます。Laser Rangefinderが自動作動("A"表示)し、射程内に入ったら投下します。
    • CCIP Delayed (Level): 水平飛行または浅い降下で使用。ピパーを目標に合わせ、リリースボタンを押し続けると、新たな投下キューが表示され、自動的に投下されます。
    • Pre-Designation: ロックボタンを押して地上の一点を指定し、補正を入れて攻撃する方法です。風や目標の移動に対応しやすくなります。
    • TOSS: ポップアップ攻撃用。目標を指定した後、上昇(4Gプルアップなど)中に爆弾を放り投げます。

対抗手段の使い方

対空戦闘時と同様、地対空ミサイル(SAM)や対空砲(AAA)の脅威に対してChaff/Flareを使用します。低空侵入時は特にMANPADSへの警戒のため、フレアを予防的に放出することが推奨されます。

外部リンク

公式サイト(販売ページ)

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