【ヴェリナード城(ストーリー)】

Last-modified: 2019-03-17 (日) 00:22:09

【ヴェリナード城(ストーリー)】

永遠の水に囚われた女性

【ヴェリナード城下町】に着いた主人公。そこではちょうど【女王ディオーレ】【恵みの歌】を歌うところであった。町の人の話では、女王は最近息子の【オーディス王子】と仲が上手くいってないという。
【ヴェリナード城】では、王子が女王に禁断の地のことを問い詰めていたが、女王はそれを一蹴、主人公にも話すことはないと言い放つ。夫の【メルー公】も二人の関係に頭を悩ませており、オーディス王子は主人公に王立調査団の詰所に来るよう主人公に告げ、メルー公も王子の話を聞いてほしいと主人公に頼んだ。
王立調査団の詰所では、オーディスと旅の占い師の【キャスラン】がいた。彼女は禁断の地に隠された【永遠の地下迷宮】のことを教え、そこに行った王子は驚くものを見つけたという。それは、永遠の水に囚われた一人の女性だった。永遠の水は中に入った者の時間を止めてしまう性質があるという。そして王子は過去の書物から一人の王女が行方不明になったという文献からその王女がこの女性であると確信、彼女を救うために永遠の水を抜きたいと考えていたのだ。

刹那の歌を求めて

キャスランの新たな占いにより、永遠の水を抜くには刹那の歌が必要だと判明。そのことをオーディスは母に問い詰めるも、女王はその歌は1000年間歌うことを禁じられた歌であり、女性を救うことはできないと言い放つ。オーディスは自力で刹那の歌を手に入れると決心、【エリーゴ調査員】にその歌について知っていることはないかと問いただす。最初は知らないと答えていたエリーゴもオーディスの強い気に押され、【ブーナー熱帯雨林】【詩歌の遺跡】のことを話した。
詩歌の遺跡の詩歌の間には、刹那の歌について書かれた石碑があった。オーディスが石碑に近づいたとたん、突然石碑が動き出した。なんと、石碑の正体は【詩歌の守り手】という魔物であった。主人公が守り手を打ち倒すと、守り手はその力を認め、刹那の歌を手に入れるのを許可した。

暴君バサグランデの復活

刹那の歌を手に入れたオーディスは地下迷宮に戻り歌を歌ったが何も起こらない。と、ここでキャスランがその本性を現わにした。なんと、彼女はオーディスを利用して【暴君バサグランデ】を復活させ世界を支配しようと企んでいたのだ。しかしオーディスは国王ではなかったために封印を解くことができず、役立たずと永遠の水に落とされてしまった。こうして女王が刹那の歌を歌わざるを得ないようにしたわけだが、どこからともなく現れた犬に襲われ、キャスラン自身も永遠の水に落ちてしまった。
そこに駆けつけた女王とメルー公。主人公から事の顛末を聞くも、なおも歌を歌おうとしない女王。しかし夫に叱責され、やむなく刹那の歌を歌った。すると永遠の水が引いた。女王はバサグランデ再封印の準備のために城に戻り、主人公たちは地下迷宮の奥に向かった。
迷宮の奥ではバサグランデが復活しており、一足先にたどり着いたキャスランが世界征服の野望を説いていたが、バサグランデはそれをはねつけ、世界を滅ぼすことを宣言。永遠の水に囚われていた封印の巫女―【セーリア】の封印の歌も通用しなかったが、そこに駆けつけた女王と歌ったことで弱体化に成功し、主人公によって撃破された。それを見ていたキャスランはどこかに逃げていった。

和解

城に戻ると、オーディスは自身の軽率な行動で大変な事態を引き起こしたことで母にこってり絞られていた。そして女王も息子のために多くの民を危険にさらしたことを反省していた。そしてオーディスは母が王家の伝統に背いて男である自分を王にするために今まで厳しい態度で接していたという真意を知らずに身勝手な行為をしたことを謝罪し、この国の王になることを誓った。
そして主人公はバサグランデを倒した功績を認められ、【銀のキーエンブレム】を授与された。

関連項目

【レーンの村(ストーリー)】
【ジュレットの町(ストーリー)】
【それは誰がために】:後日譚