【天使の涙】

概要

元はDQ7に登場したアイテム。
石化を解く力がある伝説の秘薬。
　
DQ10ではクエストシリーズ【ジェニャの未来】に登場。
石化を解く方法は他に【ストロスの杖】があるが、あちらは対象がどれだけ風化しても効果があるが呪いをかけられていた場合は効果を発揮せず、こちらは呪いによる石化に対して効果があるが風化してしまった場合は効果を発揮しないという、同じ石化を解く道具でありながら互いに正反対の性能を持つ。
これも過去作のエピソードに基づいて作られた設定である。
ちなみに、DQ7では「空気に溶け込みゆっくりと降下していくもの」と言う設定があり、それ故に町全体の石化を解くためには高いところから振りまく必要があったが、本作では対象が一人だけだったためか高所で使う必要性に関しては言及されていない。
　
クエスト【廻るカルマ】で【ジェニャ】が一度入手するも、地震による落石で失われてしまう。
だが【パラディンの伝説】において、ジェニャが流した涙があたかも天使の涙として作用したかのように【ズーボー】を復活させた。
【黄金のパラディン】は、天使の涙とは高価なお宝ではなく、誰かをどうしても助けたい真心のことではないかと語っている。
　
なお、DQシリーズでは「石化」はストーリー上の題材としては度々出てくるものの、システム上の【状態変化】として扱われることはほぼ無かったが、本作においては後に状態変化として登場した。
詳しくは【石化】およびDQ大辞典の【石化】を参照。