概要
Ver.4に登場する用語。【錬金術】で人工的に作られた生物であり、基本的には生み出した主人に使役される。
【アークキマイラ】のまめちしきにも魔法生物の記述があるが、こちらはただの魔物である。
しかし、紅竜の兄弟の一匹リュウタが【魔瘴】によってアルゴングレートの姿に強化されていることから、魔法生物も魔物の一種と考えられる。
作中に登場するものは概ね、何かしらの会話ができるほどの知性を備えているが、かつて【ガンダック】の店にいた魔法生物は単純な命令をこなすだけだったと語られている。製作者のさじ加減次第なのだろう。
魔法生物に対する錬金術師の態度も人によって大きく異なる。Ver.4.0ストーリーの【遥かなる故郷へ】で【ベルマ】が【ゼフ】の店を訪れた後には【リンカ】は家族とまで言うが、【メルクル】は取り扱っておらず、錬金術で命を生み出すのはおこがましいと言う。そしてガンダックは「多少便利な道具」という認識であり、情が移る設計は馬鹿げていると語る。
宝石を媒介として作られるらしく、Ver.4.0ストーリーに登場するものは全て、外見上のどこかに赤い宝石が付いている。
主人公の兄弟姉妹が作った物にはこの宝石は無いが、理由は不明。笑顔の花のマークがその代替なのかもしれない。ワグミカからは「独学だが筋が良い」と評されているため、アルケミアとは別アプローチで同じ結論に至ったと思われる。
また、紅竜の兄弟にもこの宝石は見当たらないが、体内にある【アルゴンハート】がその代替と思われる。
ドラクエで「宝石を媒体に作られた生物」と言うと、かつて放送されていたアニメ「ドラゴンクエスト～勇者アベル伝説～」の、宝石モンスターの設定に類似している。
主な魔法生物と製作者
【ハナ】、【ニコちゃん】…【主人公の兄弟姉妹】
【チュラリス】…アルテオ（リンカの姉妹の父）
【コポ】、【ジョニール】…【リンカ】
【モモンタル】…【ワグミカ】
【紅竜の兄弟】…【コンギス】
【ルピナス】…【アーヴ】、【エムリヤ】