【いけにえのほら穴】

Last-modified: 2021-03-28 (日) 02:51:04

トルネコ3

ダンジョン概要

【邪悪な風穴】の入口前にある沼地の部分をうろついているとエンカウントする、全4Fのミニダンジョン。
4Fは敵の出現しないご褒美エリアであるため、実質3Fがラストフロア。どのフロアでも通路の視界は明るい。
アイテムの持ち込みや仲間の連れ込みは一切不可能で、入るとレベルは1になり、初期所持アイテムは【大きなパン】のみの状況でスタートする。
入るときに持っていたアイテムは消滅し、クリアしようがどうしようが返ってこないので、間違ってアイテムを持ったまま入らないように。

出現モンスター

出現するモンスターは【くさった死体】【リビングデッド】【グール】【マドハンド】【ブラッドハンド】のみで、ブラッドハンドを除く全てのモンスターが1~3Fで出てくる。ブラッドハンドのみ3Fのみで出現。
いけにえにされた者の成れの果てみたいな奴らばかりで、いずれもレベル1では太刀打ちできない強敵。
せいぜいマドハンド単体相手ならば、レベルが3まで上がっていれば、HP満タンで近づいてギリギリノーアイテムの素手で勝てる、と言ったところ。攻撃をミスしなければの話だが。
また、このダンジョンに出現する上記のモンスターは全員、落ちているアイテムをプレイヤーに投げつける能力を持っている。
モンスターは出現率も高く、10匹以上のマドハンドの群れ、敵の数が多すぎることによる処理落ちなど、他のダンジョンでは見られない現象を色々と味わえる。

マドハンド系は部屋の出入り口や階段の周りに群がりプレイヤーを詰み状態に陥らせ、通路を歩けばくさった死体系が挟み撃ちを喰らわせてくる。
部屋に入る一歩手前のマスに入った瞬間画面外からアイテムを投げつけられ即死、階段を降りたらマドハンドの群れに囲まれ撲殺。
開幕直後で通路に逃げる間もなくくさった死体系に追い詰められるなど、回避不可能な即死攻撃を喰らったり、開幕から詰み状態にあることも日常茶飯事。
一番どうしようもないのが、3Fにのみ出現するブラッドハンドで、コイツに引き寄せられたら【火炎草】がないと間違いなく終わり。
火炎草でどうにかなるのもブラッドハンドが1匹だけだった時のみで、3匹以上のブラッドハンドの群れに引き寄せられた時はもう成す術無しである。

出現アイテム

床には【とじこめの壺】【ザキの杖】【火炎草】を筆頭に、無数の危険な攻撃アイテムが転がっており、前述の通りこのダンジョンに出現するモンスターはいずれもアイテムをプレイヤーに投げてくる。
つまりこれらのアイテムが、プレイヤー目掛けて次々と飛んでくる。アイテムによっては当たれば即死。
このゲーム最大の理不尽要素と言われる【とじこめ投げ】も、気軽に思う存分体験可能。

他にも【モノカの杖】【バーサーカーの杖】【ラリホーの杖】【いかずちの杖】などが落ちている。
【世界樹の葉】が落ちていることはあるが、これすらもとじこめ投げの前には無力。

ワナ・石像

ワナも、致命的な事態になりかねない【眠りガス】【鈍足のワナ】【ワープゾーン】などが設置。
それに加え、【転びの石像】【ラリホーの石像】など、これまた厄介な石像が多数鎮座している。
【投げ効果の石像】も出現する。

攻略法

……いうなれば即死事故要因のオンパレードの、死亡前提ダンジョン。ここに挑戦していくと、冒険回数がものすごい勢いで増えていく。
不思議のダンジョンは運だけでなく知識や経験も必要とはいえど、ここだけはどうしても運の要素が大きい。どれだけ慎重にやったとしても、10回挑戦して1回クリアできれば運が良い方。
間違っても【バリナボチャレンジモード】でここに潜らないように。ここをバリチャレでクリアするのは、【異世界の迷宮】【まぼろしの洞くつ】以上に運ゲーである。

プレイヤーは落ちている無数の攻撃アイテムを駆使して、モンスターとの戦いを切り抜けたり、逆に即死させられたりしていく。
前述の通り、モンスターの出現率は非常に高いため、長居は禁物。基本的には【即降り】しよう。ただ、開幕の【マドハンド】対策に、【ザキの杖】【くさった死体】系を倒してレベルを上げても良いのかも知れない。ただし、その場合は階段部屋で待機して流れてくるのを待とう。むやみに部屋を出るとその部屋にマドハンドが湧いてしまう可能性があり、危険である。

マドハンドや【ブラッドハンド】【潜ってかわす能力】があるため、アイテムでの処理は基本的にできない。ただし、【火炎草】を飲んで倒すことはできるので頭に入れておこう。なので、火炎草は極力くさった死体系には使わず、マドハンド系対策に温存しておきたい。
マドハンドやブラッドハンドが部屋の入口や階段付近に群がっている場合は、くさった死体系を【バーサーカーのたね】【バーサーカーの杖】でバーサーカー状態にして倒してもらおう。ブラッドハンドはひきよせの特技を持っているため迂闊に近づけず、マドハンドと違ってレベルを上げて通常攻撃で倒すことも困難なのでなおさらである。ただし、その場合はバーサーカー状態になったくさった死体系がこちらに向かってきた時の対処法も考えておこう。

また、【投げ効果の石像】があれば活用してみよう。
初期アイテムの【大きなパン】は一見無意味に見えるが、床に置いてくさった死体系を誘導したり、マドハンドと隣接した場合の囮として使えるので、有効活用したいところ。

プレイヤー自身のスキルはあまり必要なく、死ぬにしろ生還するにしろ1回のプレイ時間は短くて済むため、手軽にさくっと運試しをしたい時や、友人などと一緒に遊ぶ時にでもパーティーゲーム気分で挑むと良い。

報酬

クリアのご褒美は、複数の【カギ】と、ここ以外では入手が難しい【モノカの杖】【ザキの杖】
ただし、カギがあるのは4Fのみ。落ちている個数も1~4個とムラがあり、散々苦労した挙句カギが1個しか拾えないこともある。 
とは言え、なんだかんだで一番早く・大量にカギを集められるダンジョンなので、【封印の洞くつ】【不思議の宝物庫】にある【宝物部屋】を片っ端から漁るなら、ここの探索は必須となるだろう。
カギが欲しいだけなら、欲張らずに【即降り】しよう。特に【ブラッドハンド】が出現する3Fは即降り推奨。回数をこなせばクリアできるはずだ。

逆にモノカの杖・ザキの杖の方は、安全な4Fには存在せず、危険な1~3Fにしか落ちていない。ザキの杖はともかく、モノカの杖の出現率はやや低めなため、欲しいなら決死の覚悟で探して回らなくてはならない。
なかなか大変だが、モノカの杖は最も手っ取り早く【ちいさなメダル】集めに役立ち、そしてちいさなメダルは【冒険の履歴】に関係する【メタルキングの剣】【メタルキングの盾】【黄金の杖】へと化けていく。
総じて冒険の履歴埋めをしたいならばここの探索は欠かせないと言える。
 
なお、このダンジョンにも4Fに宝物部屋があり、【バイキルトの巻物】【スカラの巻物】・1000Gが手に入るが、カギを1つ消費することを考えると割に合わない感が強い。カギが余っている時に開けるぐらいか。

操作キャラについて

このダンジョンは【トルネコ】でも【ポポロ】でも挑戦できる。
装備アイテムや【巻物】は出ないので、トルネコとポポロで使えるアイテムに差はない。

トルネコは【石像】を押せるという利点がある。特に【投げ効果の石像】を押せるのが意外と大きい。
他の部屋に投げ効果の石像を押し込み、通路から【ザキの杖】【モノカの杖】【とじこめの壺】を投げて【マドハンド】を一掃、というコンボが爽快。

ポポロはモンスターを撒きやすく、モンスターを仲間にできる可能性もある。特に【くさった死体】系3種を仲間にできれば、かなりの戦力になる。マドハンド系によるアイテム投げの囮として使うこともできる。
ただし、【うみどりの爪】がないのでモンスターを仲間にできる確率はあまり高くないし、【もろはの杖】【ラリホーの杖】を使わないと、くさった死体系を素手で倒すのは困難。
 
以上のことからトルネコとポポロではどちらの方が簡単か、と言われると微妙な所だが、モンスターを撒くことができるポポロの方が簡単かもしれない。
GBA版ではトルネコが石像を押せなくなったので、相対的にポポロで挑む方が有利になったと言える。ただし、ポポロのモンスターを撒ける特性が削除されているので注意。

余談

Vジャンプブックスでは、トルネコがアイテムを装備している画面があった。開発段階ではアイテムを持ち込めたのだろうか?
または、開発中は何らかの武器や盾がダンジョン内で拾える予定だったとも考えられる。持ち込み可能だった名残とは限らない。

まともにモンスターと戦えばまず即死、「戦う」のではなく「逃げる」のがメインであることなど、【まぼろしの洞くつ】とダンジョンのコンセプトが似ていると言えなくもないが、あちらはここほどモンスターの殺意は強くないが、全99階という長丁場な点が難易度を大きく上げている。
いけにえのほら穴は【とじこめ投げ】など理不尽な即死要素が多い分、全4階のみ。