【石像】

Last-modified: 2024-02-11 (日) 03:21:47

概要

石でできた像。
本編シリーズで石像のオブジェクトが登場したのはDQ3からで、以降は様々な形の石像オブジェクトが登場している。
トルネコシリーズでは石像のオブジェクトがシステム上の重要な意味を持っている。
 
石像のモンスターとしては当然【うごくせきぞう】【うごくせきぞう(DQ5)】が有名だが、名前に石像とつかない石像モンスターもシリーズには多く登場している。

DQ3

筋骨隆々な男性をかたどったような石像オブジェクトが登場。
【ダーマ神殿】やダンジョン内などにおかれている。
【ゾーマの城】には石像がならんだフロアがあり、ここでは石像が動き出して【だいまじん】2体組との3回の固定戦闘が行われる。
このイベントではだいまじんを勝利するたびに石像オブジェクトが2体ずつ消滅する。
リメイク版では、より【うごくせきぞう】に似せられたデザインに変わり、上記のだいまじんとの固定戦闘イベントでは倒すと上半身が砕け、下半身だけの残骸のオブジェクトが残るようになった。
 
また、石化した【ルビス】にみられるような、女性をかたどった石像のオブジェクトも登場する。

DQ4

ダンジョン内に剣士像が安置されている。
石像のようにも見えるが、ヨーロッパの城などに置かれている金属製の鎧騎士像かもしれない。
ただし、作中で城などに置かれた剣士像は人物と同等の高さのオブジェクトになっており、色もグレーではないので区別されている模様。

DQ5

各所に【女神像】が登場する。
また、【石化】した【主人公】および主人公の妻も一定期間は石像となる。
【レヌール城】には幼年時代に【うごくせきぞう(DQ5)】が擬態した固有の石像オブジェクトが置かれている。
【ボブルの塔】ではフロアが吹き抜け構造になっていて、中央に巨大な竜の石像がそびえている。
また、竜の頭を模した小型の石像もあり、上記の巨大な竜の像の内部にも置かれている。

DQ6

精神体と分離した【ハッサン】の肉体が【ムドーの城】で石像のように安置されている。
また、同じくムドーの城では怪物をかたどった石像が置かれており、調べると【ヘルビースト】との戦闘になる。
その他にも、モンスターをかたどった石像がいくつか登場するが、最も有名なのは【ゴイルの像】だろう。

DQ7

【グリンフレーク】では石像にまつわる話が展開する。詳細は当該項目を参照。

DQ8

【リーザス像の塔】の最上階に【リーザス・クランバートル】の石像が置かれている。
そのクランバートルの子孫で天才彫刻家の【ライドン】が建てた【ライドンの塔】には石像を使ったギミックが仕掛けられている。

DQ9

【ベクセリア】の北西にある【封印のほこら】で、石像を使ったちょっとしたギミックがある。

DQ10オフライン

【オーグリード大陸】には一対の巨大な獅子が谷間にせり出した【獅子門】【ガートラント城】【古代オルセコ闘技場】の戦士像といった石像彫刻が各所に見られる。
 
【ミュルエルの森】のフォステイル広場には【フォステイル】の石像が設置されており、【ナブレット団長】は誘い込んだ【悪魔ザイガス】をその加護で弱体化させた。
 
【橋上の宿】の対岸にあるガミルゴの盾島には【シールドオーガ】が巨大化したような石像が建っているが、島から吹き出す【魔瘴】を術師【ガミルゴ】が巨大化して防いだ際に【石化】したものと言われている。

Ver.2

【メルサンディ村】【ザンクローネ】像、【グランゼドーラ城】の勇者の聖壇には巨大な勇者像がある。

DQ10オンライン

魔界には石像職人たちによる習作が点在するフィールドがある。

DQ11

世界の各所に【女神像】が置かれており、セーブポイントとして機能する。
また、【グロッタの町】には【グレイグ】をかたどった巨大な石像がある。

トルネコ1・トルネコ2

【動かない石像】を参照。

トルネコ3

ダンジョン内に置かれているオブジェクトで、全体マップ上では三角形の印で表示される。
床落ちアイテムの代わりに出現する。
モンスターなどを象っており、種類に応じて特殊な効果を発揮する。
出入り口を除いた部屋内全てのキャラクターに効果が及ぶパターンがほとんど。
PS2版の【トルネコ】のみ、身代わりの石像以外は押して移動させることができる。
効果を発揮するのは部屋内にある場合のみ。通路に押し込めばいかなる石像も効果を発揮しなくなる。
何度か殴るなどすれば壊すことも可能。爆風や【火柱の杖】【砂柱の杖】【風の杖】なら一撃で壊せる。
【しにがみの指輪】を装備して壁に押してやっても一発で壊せる。ちなみに水路に押し込むことも可能(【通過の指輪】でも可)。
杖の魔法弾をぶつけても効果は出ないが、ダメージは与えられる。
杖は一部を除いて射程距離が無限なので、画面外の石像の正体を判別したい時には便利。
石像の足元にアイテムやワナなどが存在することはなく、押してやることもできないが、【ダメージ床】の上に配置されていることはあるし、そこに押してやることもできる。
石像の足元にあるダメージ床は非常に見づらく、目視での判別は難しいので、【まぼろしの洞くつ】で石像を押すのは自殺行為。
 
「風来のシレン2」に登場した「土偶」を逆輸入した形で採用されたこの石像だが、低難易度だったシレン2と異なりほぼプレイヤーを妨害する効果ばかりなのが特徴である。
前述の通りアイテムの代わりに出現するため、石像出現が多発すると拾えるアイテムがほぼ無しなんて事も…。
プレイヤーにとってマイナス効果でしかないすいとりの石像があるのも、トルネコ3の意地悪さ・凶悪さならでは。
 
それでも【ポポロ】にとっては「最悪の石像」と称されている【変化の石像】(詳細は「変化の石像」の項目を参照)が、【異世界の迷宮】でしか出現しない(PS2版のみまぼろしの洞くつでも出現する)というだけでも、救いと言えるかもしれない。
 
トルネコ3にはモンスターの【うごくせきぞう】も登場するが、これらのオブジェクトと特に関連性はない。

石像の一覧

【岩とばしの石像】
【インパスの石像】
【遠投の石像】
【踊りの石像】
【火炎の石像】
【ゴールドの石像】
【転びの石像】
【重力の石像】
【すいとりの石像】
【スポットの石像】
【投げ効果の石像】
【爆発の石像】
【場所替えの石像】
【パンの石像】
【ビッグモアイの石像】
【ふきとばしの石像】
【変化の石像】
【マホトーンの石像】
【身代わりの石像】
【メガンテの石像】
【ラリホーの石像】
【ルーラの石像】
【レミーラの石像】
【ワナ壊しの石像】
【ワナ増殖の石像】
【10ダメージの石像】