【ぐんたいガニ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:05:28

概要

DQ3で初登場したカニ型のモンスター。
赤い甲殻を持ち鋭い歯が並んだ口からよだれを垂らしている。
【ぐんたいアリ】は現実に存在するアリだが、ぐんたいガニという種は実在しない。
ただし、大きな群れを作るカニは少なくはなく、オーストラリアのクリスマス島などで地面を埋め尽くすほどの大群で大移動をするアカガニなどが有名なので、これらは軍隊ガニと呼べなくもない。
 
色違いに【じごくのハサミ】【ガニラス】【キラークラブ】が、DQ10では亜種に【詩歌の守り手】【濁流の邪殻】【セキバーン】【アメジストクラブ】がいる。
外伝作品にはそこそこ登場するものの、本編においてはDQ3以降音沙汰が絶えて久しかった。
が、DQ9で再登場してからは毎作のように出演。そのまま皆勤を務めている。
 
基本的にこの系統は同時期の敵に比べて守備力がかなり高い。
DQ2の【よろいムカデ】系の役割を引き継ぎ、ヒヨッコ冒険者に呪文の重要性を教えてくれる敵である。
ちなみに【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】では原画に「人喰いガニ」という名前が添えられ、DQ3発売前の紹介記事では「ひとくいガニ」という名前で載っていた。よだれをたらした大きな口を見ると、なるほどと思うネーミングである。名前が変わった理由は不明。【ひとくいばこ】と被るからだろうか。
スーパーライトでは系統代表種なのにこいつだけハブられた。
 
余談だが、カラーリングが毛ガニっぽくて美味しそうに見え・・・なくもない!?

DQ3

主に【カザーブ】周辺~【ノアニール】周辺、【シャンパーニの塔】で出現する。
 
見た目通り守備力60とかなり硬く、「軍隊」の名の通り仲間を呼ぶこともある。
守備力こそ高く打撃ではなかなかダメージが通らないが、攻撃呪文にまったく耐性がないので、魔法使いの恰好の見せ場。
【ヒャド】ならほぼ確実に一撃、集団で出たら【ギラ】と打撃で数を減らしてやろう。
【魔法使い】がいないパーティだとやや厄介な相手だが、まともな武器を装備させた【勇者】【戦士】ならある程度はダメージが通るので、打撃で押し切ってしまえないこともない。
同じエリアに出る【キラービー】などに比べると大した相手ではないので後回しでいいだろう。
ただし、【じんめんちょう】【マヌーサ】をくらうと呪文なしではほぼハマるので注意。
シャンパーニの塔に挑む頃には武装も充実しているはずなので、打撃だけでも問題なく倒せるだろう。そもそもこいつを一撃で倒せる攻撃力がないとカンダタ戦は厳しい。
 
敵としては大したことはないが、【格闘場】では一転して強モンスターになる。
対戦相手の攻撃手段がほとんど通常攻撃のみであるためあまりダメージを受けず、ほぼ完封できてしまうのだ。
【メラ】を唱える【まほうつかい(DQ3)】【ギズモ】【ルカナン】を唱える【バリイドドッグ】がいない限り鉄板である。
 
落とすアイテムは【たびびとのふく】
 
最後に完全な余談になるが、【あやしいかげ】の素のステータスは完コピレベルでコイツそっくり。
モンスターレベル以外はすべて全く同じである。
原因や理由は不明だが、開発中に参照用として入力したダミー数値が(特に必要もないので)修正されなかったのかもしれない。
但し、稀に「怪しい影が怪しい影に化けている」という珍事が起きた際にこのデータが利用される。
【格闘場】では、スライム数匹と闘う事もあるが、その場合は100%勝てる試合にも拘らず、倍率は1,5前後で、スライムは絶対負けるにも拘らず、4前後という有様。

リメイク版

上位種と違ってコイツ自身は【スクルト】を唱えないが、一緒に出ることがある【キャタピラー】がコイツにスクルトをかける場合がある。
セオリー通り呪文で攻めれば何の問題もないが、魔法使いがいないか、MPが尽きているとキツイ。
【僧侶】【ルカニ】で対処するか、いっそ逃げてしまってもいい。
 
【格闘場】では【どくイモムシ】・バリイドドッグとの対決カードがある。
攻撃力もあるがそれ以上に守備力が高いため、素の殴り合いだけならよほど集中攻撃されない限り負けることは無いので、かなりの確率で生き残れる。
ただしリメイク前同様、バリイドドッグのルカナンが掛かってしまうと低体力が災いして簡単に負けてしまうことも珍しくないので過信は禁物。

小説版

【ロマリア】【格闘場】で登場。【バンパイア】【デスフラッター】と対戦する。
バンパイアのヒャドで動きを封じられ、更にデスフラッターに両眼を潰される。
しかしバンパイアを倒したデスフラッターの首をまぐれ当たりで斬り付け、勝者となる。

DQ9

本編では久々の登場。
【西ベクセリア地方】の川沿いや【海辺の洞くつ】に出現する。
前者の時点では必ず1匹でしか出ないが、それでもかなりの強敵なので注意しよう。
一方、220というベクセリア到着時点ではかなり高い経験値を目当てに狩られることもある。
特に【封印のほこら】【メタルスライム】を狩っていてもすぐ逃げられる【一人旅】では重宝するだろう。
通常攻撃しかしてこず、たまに逃げ出すこともある。仲間を呼ぶことも。
ドロップアイテムは【べっこう】、レアドロップで【赤いサンゴ】
モンスターリストの説明の2ページ目によると、よくみんなで出かけるだけのただの仲良し大家族らしい。
他のカニ属がみず系に属しているのに対し、なぜかこいつだけむし系として扱われている。
DQM準拠だろうか?

DQ10オフライン

【ガタラ原野】【ジュレー島下層】【スイゼン湿原】【ガートラント領】に生息。
水系として登場。通常攻撃のほか、【ぼうぎょ】したり仲間を呼ぶ。
通常ドロップは【小さなこうら】、レアドロップは【ホワイトパール】

DQ10オフライン

プレイヤーがある程度強くなると経験値稼ぎの対象となった。魔界には【ぐんたいガニ・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

序盤のモンスターで【デルカコスタ地方】の浜辺など、主に水辺に出現する。捕食対象なのか【プチアーノン】を追いかけて攻撃している姿も見られる。
防御したり、同種の仲間を呼んだりする。こちらが強いと逃げることもある。
モンスターシンボルはカニらしく横歩き。方向転換は苦手なので避けやすい。これは上位種も同様。
 
序盤からのモンスターの中では強ver、邪verとも存在しない数少ないモンスターの一種で、世界に異変が起きた後もデルカコスタ地方に引き続き出現。【強モンスター】が出る中、平然と影響を全く受けずに登場する。
そのせいなのか、PS4版等では凶暴になった【プチアーノン・強】に逆に襲われて逃げ惑い殴り倒される姿が見られる。
過ぎ去りし時を求めた後は【ダーハラ湿原】に住処を移している。
 
落とすアイテムは【小さなこうら】【赤いサンゴ】

すべての敵が強い

硬い。とにかく硬い。
レベルと装備を整えないと武器ではダメージが通らないので、メラやギラを使って攻めよう。
カミュは防御させて肉壁役になった方が良い。
コイツと戦うとMPを浪費してしまう。しかも仲間を呼んで増えるのであまり戦いたくない相手。初登場のデルカコスタ地方では、キャンプがすぐ近くにあるのが幸い。

DQM

【虫系】として登場。
【図書館のとびら】(さいはてのとびら)、【やぼうのとびら】に出現する他、
配合では虫系×【ダーククラブ】の組み合わせで誕生する。
守備力は高いが、かなり極端な早熟型であり中盤以降はMPがもっとも高くなる。
習得特技は【スカラ】【メタルぎり】【なかまをよぶ】
ドラゴン系を血統、ぐんたいガニを相手にして配合すると【デンタザウルス】が誕生する。

DQM2

引き続き虫系。水系が追加されても移籍しなかった。習得特技も同じ。
もし水系に移籍されれば、PS版DQM1で水系を作るのに大いに役立ってくれたかも知れないのだが……。
生み出すための配合に虫系×【クラブマン】の組み合わせが追加されている。
また、【マッドロブスター】を相手に配合すると【ダンジョンえび】が、
【ガマニアン】【シーホース】を血統に配合するとマッドロブスターが誕生する。

キャラバンハート

動物系のCランクとして登場。重さは3。
【ベラヌール】地方の山岳部などに出現。やはり守備力はかなり高い。
これに転身するには動物系に動物系の心と物質系の心を与えるとできるランク転身のみ。
習得特技は【ちからをためる】【だいぼうぎょ】、スカラ。
転生士の能力で転生させると騎士(男・子供)になる。

ジョーカー1

この系統を代表して登場。自然系のFランク。
夜の【サンドロ島】の外周部に大量に出現する。
仲間にするとFランクとは思えないほど破格の守備力の伸びを見せる。
MPと賢さはほとんど伸びないので、素直に打撃メインで戦わせよう。
特性は無く、所持スキルは【ぼうぎょ】
【自然系】との配合で【おおさそり】が作れるが、あちらはこちらよりも早くスカウトできてしまう。

ジョーカー2

自然系のDランクに格上げ。カニらしく海岸に生息している。
特性には【くじけぬ心】が追加。
配合方法には前作のおおさそりの他、【スライム】【ゴールデンスライム】【あんこくの魔神】との4体配合で【スラキャンサー】が作れる。
まあどちらも野生で入手した方が楽なのだが。

ジョーカー2プロ

特性に【マホトラブレイク】が追加。
強化で【いきなりスカラ】、最強化で【ラッキー】を習得。
くじけぬ心とラッキーの特性を両方持つ唯一のモンスター。
くじけぬ心の発動率をラッキーで大幅に上げて何度でもHP1で生き残るという不死身の蟹。

おおさそりとスラキャンサーの配合方法が変わったため、それらには使わなくなった。
代わりにこいつ2体で【エビラ】が誕生する。

テリワン3D

さばきの扉に生息している。
また、【他国マスター】【アントベア】【おおがらす】【アルミラージ】というDQ3の面子と共に連れている。
特性は【スタンダードボディ】、くじけぬ心、ジャミングブレイク、+25でいきなりスカラ、+50でラッキー。
やはり守備力の高さが光る。いきなりスカラの特性を持つため更に硬くなる。
配合先に【ゾンビ系】とで【ダーククラブ】が作れるようになった。

イルルカ

野生では出現しない為位階配合で作ることになるだろう。
【おおうつぼ】×【プテラノドン】などを配合してみよう。
【新生配合】【パラメータブレイク】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【会心かんぜんガード】、SP版では【超ギガボディ】化で【呪い攻撃】を習得。

ジョーカー3・3プロ

上位種が追加されたためFランクに逆戻り。
【静寂の草原】に野生個体がいるが、スカウトで入手したいなら水底にいるため【凍骨の氷原】で水中ライドを覚えてから。
また、位階配合でも生み出せる。
野生個体は【スカラ】を使う。
 
特性はイルルカまでと同じ。
超ギガボディ化で【守備力ギャンブル】を習得。
スキルは【水の使い手】。 
【凶スライム】と配合すると【凶ぐんたいガニ】ができる。
 
【ライドシステム】との兼ね合いか本作のカニ系モンスターは前向きに歩く。

プロフェッショナル版の合体特性は【不思議な守り】、合体特技は【闘魔爆炎斬】

DQM3

自然系Eランク。
【煉獄峠の魔界】・中級、【甘味楼の魔界】・中級、【流神殿の魔界】・中級および上級に出現。
ドロップアイテムは【なぞのにく】、レアドロップは【水のうでわ】?
自然系と物質系の系統配合で生み出せる。
 
特性は【きょうせんし】【いきなりスカラ】(Lv20)、【弱体化ブレイク大】(Lv40)。
Lサイズ化で【2~3回行動】【会心かんぜんガード】【最後のあがき】(Lv60)を習得。
所持スキルは【ぼうぎょ】
 
物質系との配合で【ダンジョンえび】【ひとくいそう】との配合で【じごくのハサミ】が生み出せる。

トルネコ2

HP195、攻撃力480、防御力35、経験値3500(レベル1のステータス)。
トルネコシリーズでは系統最上位種だが、何故かじごくのハサミと体色が入れ替わり、緑色になっている。
 
【試練の館】の21F~50Fに登場する強豪モンスター。
下位種と同様に特殊能力はなく、ただ殴ってくるのみ。【ぐんたいアリ】と違って仲間を呼ぶことは出来ない。
出現場所だけあってステータスはかなりのものだが、攻撃力は【デスストーカー】【じごくのよろい】など上には上がおり、【ダースドラゴン】【どくやずきん】のように強力な特技を持っているわけでもないので、あまり印象に残らない。
この強さで仲間呼び能力を持っていたら、かなり厄介な敵になっていただろう。

トルネコ3

HP47、攻撃力23、防御力19、経験値50(レベル1のステータス)。系統は【水系】
じごくのハサミとの配色入れ替わりが修正され、体色が元の赤色に戻った。
前作よりステータスは低下したが、系統最上位種なのは相変わらず。
この種属の例に漏れず、【2ダメージ化能力】が追加されて厄介になった。
 
今回も仲間は呼ばないが、PS2版のみ同種族の仲間と固まって群れで行動する性質を得ている。
部屋で群れていることが多く、部屋に入った瞬間に複数のこいつからボコられることがあるので注意。
攻撃力もそれなりに高い上、アイテムのほとんどを無効化するので、周り25マスが見える場所ではかなり厄介。
しかし、【異世界の迷宮】のような9マスしか見えない場所では通路に逃げると追ってくることがない。
 
仲間にした際のデフォルトネームは「グルンガ」。成長タイプは【防御・早熟】
ポポロを隊長と呼び、「自分は~であります!」といった口調で喋る。
2ダメージ化能力により、目潰し攻撃や邪悪な霧などを全て2ダメージに変換するため、【裏切り】の心配がなく非常に心強い。
【リリパット】の矢や【きとうし】の杖も全て無効化できる上、大半の魔法や技も2ダメージに変換できる。
ただし、【ドラゴン】の炎など固定ダメージ系の特技は封じられず、さそうおどりは【おどるほうせき】が使う物に限り貫通される。
初期能力も水系モンスターの中では高く、防御力が伸びる成長タイプも相まって、シナリオ編・クリア後ともに申し分ない活躍を見せてくれる。
立ち寄る必要のない【密林島のほら穴】に、わざわざ入ってでも勧誘したいモンスターである。【銀の爪】の水系特効能力の唯一の見せ場だろう。
2ダメージ化能力ばかり注目されやすいが、水系なので水路に待機させるとほぼ無敵。
 
最大レベル時のステータスは以下の通り。
HP131、攻撃力63、防御力110
フルドープする価値は高く、鍛え上げれば最強の一角となりうるが、前述の2ダメージ化能力により大変な手間を強いられる。
下位種にも言えることだが、2ダメージ化能力はマホトーンの石像存在下にてその能力が無効となるが、ドーピングに有効な【草うけの杖】等も使用できない。よって、ドーピングの手段は「マホトーンの石像同室のもと、【草の神の壺】【ちからのたね】又は【命の草】」に限られる。
この苦労を乗り越えられる自信がないならば、やめた方がよいというのが現実である。
 
そんな優秀なぐんたいガニだが、難点もいくつかある。
【ホイミの杖】も2ダメージに変換してしまうので、ピンチになっても咄嗟に回復させることができない。
特に【ホイミスライム】とは相性が悪く、うっかり隣接させた場所に待機させた場合、2ダメージが積み重なって死んでしまうことがある。
ぐんたいガニとホイミスライムを同時に仲間にしている時は気を付けよう。
 
防御・早熟で【回復定数】が100な分、【普通・早熟】で回復定数が50の仲間と比べて、最初の内は基礎戦闘力が低い。【ハエまどう】【メイジももんじゃ】の方が攻撃力が高くなり、HP回復速度も速いので、彼らと比べて戦闘力がやや見劣りする。
カニは上記のようにホイミでの緊急回復ができないので、HPが減ってしまった時は、遅めの自然回復でリカバリーされるのを待つしかない。真価を発揮するのはある程度レベルを上げてから。Lv15程度まで上げればステータスは十分高くなるので、【マドコン】などを使って育てよう。
 
また、同じような耐性を持つライバルとして【ひょうがまじん】【ようがんまじん】がいる。
あちらも【潜ってかわす能力】で様々な特殊攻撃を無効化し、【裏切り】の心配がないが、ホイミなどの恩恵を受けられない、ドーピングが難しいという類似点がある。
ぐんたいガニの利点としては、成長タイプの関係で防御力が育ちやすい、矢や杖で遠距離攻撃してくるモンスターに対して壁として利用できる、といったことが挙げられる。
しかしひょうがまじん系にも、直線上に飛んでくる【ドラゴン】の炎を避けられる、ホイミスライムと共存できる、ワナ消しに利用できると言ったメリットがある。
どちらを優先して使うかは好みが分かれる。無論、両方連れて行っても問題ないくらいどちらも優秀である。GBA版では、ひょうがまじん系の仕様が変わって使い勝手が悪くなったので、ぐんたいガニの方に分がある。
シナリオ編ではぐんたいガニの方が早めに仲間にできるが、【異世界の迷宮】ではひょうがまじんの方が先に仲間にできる。

少年ヤンガス

ガニラスと入れ替わり、系統最下位種になった。
【あやしの地下水道】で初登場。
ようやく仲間を呼ぶようになったが、2ダメージ化能力が削除され、普通の雑魚モンスターになってしまった。
 
成長限界はレベル15。レベル8で【しんくうぎり】を覚える。
また、成長率の高い親を配合に用いることで、回避と運の良さが大きく伸びるようになる。
配合パターンは【アイアンタートル】×虫系。
悪魔系を相手に配合すると【プチアーノン】が生まれる。
 
トルネコ3での2ダメージ化能力の印象が強かったからなのか、本作では回避と運のよさは2となっている。

バトルロード2

第六章から登場。
ステータスはHP:624 ちから:67 かしこさ:48 みのまもり:94 すばやさ:71。
使える技は「ひっくりかえす」と「眠りの泡」。
前者はハサミで敵1体の足元を狙い、転ばせる。後者は大きな泡を吐き出し敵全員を眠らせる。
 
能力は安定しており、サポート役に向いている。耐久や速さもなかなかあり、使いやすい部類になる。
賢者と組むと、眠りの泡が大量の泡を爆発させ、敵全員を攻撃しつつ眠らせる「バブルボム」になる。
爆発させる際のハサミをカチッとならすのがカニのくせに地味に格好いい。

バトルスキャナー

6章に系統一式共々登場。
技は「ハサミアタック」→「ねむりのあわ」。
この「ねむりのあわ」、威力はそこらのSサイズ程度のものであるが、様々な大魔王に有効な光属性を持ち、しかもボタン操作におけるのスコア査定が高い(単発100点に対しこちらは250点)連打形式であるため、【スコアアタック】?にはうってつけの技。
特にこれを単純強化した「ぐんたいガニ+」はスコアタ上位勢の常連モンスターである。

ビルダーズ1

第2章の【旅のとびら・赤】で転移できる湿地帯に多数生息するほか、第3章・終章で釣りをした場合、稀に釣れてしまうことがある。
カニらしく横歩きで動きまわり、通常攻撃、両のハサミを振り下ろす大振り、そして仲間呼びを使い分けて攻撃してくる。
仲間呼びの優先度は低いので、呼ばれる前に倒してしまおう。
こちらから攻撃しないかぎり戦わないが、近くで同種が戦い始めると連鎖的に近づいてくる。
また、仲間呼びされたものは最初から臨戦態勢である。
ドロップは【カニの爪】のみ。コイツとじごくのハサミを狩りまくってこのカニの爪を集め、【ゆでガニ】を大量に作っておけば今後の食料対策はバッチリだろう。
ただし3章と終章ではカニの爪と他の材料が揃うのに何故かゆでガニが作れないので、ただの邪魔者と化す。

ビルダーズ2

【からっぽ島】の海岸部分や【オッカムル島】のオアシス付近などに出現。
大振り攻撃は行わなくなった。また、前作と違い目前まで来ると襲ってくるが、ある程度ダメージを与えると逃げ出すことがある。
イベントでは大型の個体も出現する。前作同様カニの爪を落とす。
オッカムル島の個体は【染料】を使い尽くしてしまうことによるハマり防止のためか、【赤の染料】を落とす。
ちなみにオッカムル島に出現するものは明らかに他の地域に出現するものよりもタフである。

ライバルズ

ベーシックの共通のレアカード。

4/3/3
自分のターン開始時このユニットの前後にぐんたいガニを出す

原作通り仲間を呼ぶ能力を持っているが、発動するのが自分のターン開始時と遅く、相手のターンを凌がないといけない。HPも高くは無いので出したところであっさり倒される。そのため、まず使われないようなカードだった。

ウォーク

メインストーリー3章9話~4章8話などで出現。水辺や雨が降っている場所でのみ姿を見せる。仲間を呼んだり防御したりする。
こころの色は黄でコストは45。

タクト

自然系のDランク、ぼうぎょタイプで登場。
使用とくぎは【ひょうけつぎり】【スカラ】

ドラけし!

2022年12月29日に実装された【タイジュの国】後半にて登場。
☆2・紫属性 スキルは【仲間を呼ぶ】

アニメ版ダイの大冒険(1991年)

原作における【ラリホービートル】の役目を彼(?)が担っている。

勇者アバンと獄炎の魔王

【ウルス村】の住民曰く村によく現れるとのことで、【海底宮殿】【オトギリ姫】が従えている。
【アバン】を牢にぶち込んだが、脱獄した彼らに貝を使った即席の手甲で倒される。
海底宮殿に侵入した【ロカ】達を大群で待ち構えていたが、ロカの怪力で武器代わりに振り回されて全滅した。

アベル伝説

5話の【竜の涙】で登場。
岩に化け【アベル】等を待ち伏せており、その名の通り周囲を埋め尽くさん程の大群で現れた。
頑丈な甲羅は攻撃を一切受け付けなかったが腹が弱点であり、【ヤナック】【イオ】の爆風で転倒させたところをアベル等の追撃で倒される。
ゲームと違い、体色は青がかった茶色となっている。