概要
DQ3にて初登場。
箒にまたがって空を飛ぶ老婆という、ステレオタイプな「邪悪な魔女」のイメージ通りの姿。【まほうつかい】と対を成すとも言える。
色違いに【まほうおばば】がいる。
歴としたDQ初の女性型のモンスターである。
DQ3
【テドン】地方、【エジンベア】周辺、【ちきゅうのへそ】に出現する。上位種にも言えることだが、最大2体で現れる。
見た目通り呪文を得意としており、【ベギラマ】と【ベホイミ】を使う。
上位種とは違って攻撃パターンはランダムであり、呪文は優先せず、箒を叩きつける打撃で攻撃してくることも多い。
【マホトーン】が効くので、呪文さえ封じてしまえば楽に戦える。上位種に比べると判断力は低く、呪文を封じられた状態でもベギラマを唱えようとする。
上位種はピンチになれば即座に回復や逃走を選ぶが、こちらは形勢が不利になっても逃げようともしなければ、ベホイミを覚えているのにそれを優先する思考も無いようで、満身創痍のまま攻撃してくることも多い血気盛んな老婆。
HPは低く、攻撃力の高い仲間が打撃で攻めれば簡単に倒せるだろう。
落とすアイテムは【きえさりそう】。これは上位種も同じ。
リメイク版
攻撃アクションは箒を叩きつけてくると言う動きを見せるが、効果音といい、この攻撃を一般人が受けても「いててて」程度で済みそうな感じがする。
が、これでもさまようよろいよりも高い攻撃力をもつのだからある意味ですごい・・・のか・・・?
上位種のまほうおばばは基本的に通常攻撃は行わないが、メダパニで混乱させると通常攻撃も仕掛けてくることがあり、こちらも攻撃アクションは全く同じ。
小説版
「敵モンスターとして」は登場しないが、小説版DQ1と3に「【雨のほこら】の魔女」という人物が登場し、独自の設定が語られている。
人間を愛することは御法度であり、愛した者は魔女の世界から追放されるという掟がある。
【あまぐものつえ】は元々魔女界の至宝であり、魔女は雨を命の源として何万年でも生きていけるという。
魔法おばば(らしき存在)も別に登場しているが、そちらは魔界の出身者であり、魔女とは別物という設定。
イルルカ
なかなか再登場の機会に恵まれなかったが、本作で登場を果たす。
悪魔系のDランクで、当然ながら性別操作や万能などの例外を除けば♀個体のみである。魔女でありながら♂がいるのは不自然な話ではある。しかし、どう見ても爺さんである【デスタムーア】、名前に「男」とついている【はえおとこ】に♀が存在したりするので今更である。
【雪と氷の世界】にあるまよいの森に出現。
不気味な森の中を飛び回り、こちらに気付くと一直線に飛んでくる。
豆知識によると、油断すると箒から落ちて腰を痛めてしまうらしい。
特性は【スタンダードボディ】・【みかわしアップ】・【ギラブレイク】。
ギラブレイクを持っているのはDQ3でベギラマを使っていた為だろうか。
+25以上で【呪文会心出やすい】、+50以上で【ひん死で呪文会心】、【新生配合】で【ジャミングブレイク】、【メガボディ】化で【AI2~3回行動】、【ギガボディ】化で【ギラ系のコツ】が開放される。
所持スキルは【さいみん】。
【アックスシャーク】と配合すれば【ホエールマージ】になる。
イルルカSP
野生では出なくなった。代わりに出てきたのが【ウィッチレディ】・【フェアリーバット】・【メイデンドール】のような若々しい女性型モンスターなのが哀愁を誘う。
【超ギガボディ】化で【まれにマジックバリア】を習得。
ライバルズエース
真1弾カードパック「英雄たちの凱旋」にて実装。魔法使い専用のノーマル。
2/3/2 あくま系
選択:・魔法使いの特技カードをランダムに1枚手札に加える
・魔力の息吹を1枚手札に加える
効果が選べて取り回しが良い。
普段は3コスト2ドローの「魔力の息吹」を加えて【デンタザウルス】などに繋げ、余裕があるならランダム入手で【メラゾーマ】などの強力なカード入手を狙おう。
攻撃力が2→3に上方修正され、広く使われるようになった。
なお、こいつは真3弾であくま系が追加されたが色違いモンスターのまほうおばばには追加されていない。