【地図にない島】

概要

地図に載っておらず、存在が隠された島のこと。大陸から離れた沖にポツンとある点が共通している。
DQ8とDQ11（3DS版除く）では、ゲーム中で見られる地図で確認できず、その場所に実際に行くことで初めて確かめられる小さな島がある。
　
また、FC時代のDQ2の【ザハン】や【精霊のほこら】、DQ3の【ルザミ】は、当時の取扱説明書やゲーム雑誌・攻略本の地図には掲載されなかったため、このような意味では文字通り「地図にない島」であった。

DQ8

大洋に浮かぶ孤島。
【世界地図】の南西のカド付近に存在し、緯度は【神鳥の巣】とほぼ同じくらいで経度は【闇の遺跡】のある北西の孤島の西端に近い。
【サザンビーク】の町人の話によると未発見の島であるらしく、地図には載っていない。
辿り着きたいなら、とにかく世界地図の南西のカドを目指して進めば良い。
【砂漠の教会】に【ルーラ】し、停泊した船に乗って南下すればあっさり見つかるだろう。乗船後に南西の方角に視界を移すとうっすら島が確認できるはずだ。
　
【スカウトモンスター】の【レスラー】が居る他、【はぐりん】の出現候補でもある。
【プラチナソード】が入った宝箱と【ミミック】が正体の宝箱がある。
プラチナソードは船入手時としてはなかなか優秀だが、攻撃力自体は【はがねのつるぎ】とあまり差がないので、換金目的でなければ微妙に感じるかもしれない。
　
なお、公式ガイドブック（下巻）ではスカウトモンスターの出現地域が地図と共に紹介されているのだが、レスラー（とはぐりんの一部出現地域）は地図上で示せないこの島が出現ポイントなため、「場所不明」と記載されている。
【討伐モンスターリスト】などでは【名もなき小島】と表記されている。
　
ここに生息するモンスターはなかなか特徴的で、【ひとくいばこ】やミミックが通常エンカウントしたり、通常の【スライム】と【合体スライム】の両方が出現する。
また、【はぐれメタル】が出るのも特徴。
夜になるとはぐれメタル出現率が1割ほど高くなるので狙い目だ。
【ドルマゲス】との戦いの前にここでレベルをあげるのも一つの手段である。
　
【ゴールドマン】程ではないがひとくいばこの落とすゴールドが地味に高いのではぐれメタル狩りをしながら資金稼ぎにも使えるかもしれない。
　
【異変後】は【シャドウパンサー】や、【竜骨の迷宮】のボスだった【レッドオーガ】、【ブルファング】がたまに出現する。
また、周辺の海域にはここにしか現れないモンスターが多数出現する。

3DS版

小島マップだが「NO MAP」にはならず、下画面は海のど真ん中にいるような表示になる。
　
また、【シンボルエンカウント】になった事で、出現率が少ないレッドオーガとブルファングのコンビが見つけやすく、はぐれメタルも非常に見つけやすくなっているため、中盤のレベル上げ狩場としても使える。【モリー】がいれば【モリーもりもり】のおかげで接触もしやすい。
……たまに視覚外からはぐれメタルがいきなり猛スピードで突っ込んでくる事もあるが。
猛スピードで突っ込んでこられるとたとえはぐれメタルでも怖い。
　
条件を満たすと【混沌の箱】が現れるようになる。

DQ11（PS4版）・DQ11S（3Dモード）

【バンデルフォン地方・東の島】から船で真北に行くと、何もない沖の中に小さな島がポツンと現れる。【ロトゼタシアの地図】では北東の隅付近になる。
桟橋が無いので上陸はできないが、過ぎ去りし時を求めた後ではこの島の周辺がボスである【デスエーギル】の出現場所となっている。
なお3DS版及び2Dモードでのデスエーギルはバンデルフォン東の島の周辺に出現する。