【種族】

Last-modified: 2024-03-27 (水) 20:24:03

概要

物語の世界における生物(植物は除く)の分類。
広く捉えれば、プレイヤーの味方サイドの住民の大半を占める【人間】などのヒト型種族、人間とともに暮らすことの多い【犬】【猫】などの動物、そして敵対する魔物(【モンスター】)に分けられる。
また【神】【精霊】【幻魔】という存在もおり、DQ2の【シドー】など【悪霊の神々】が明確に姿を見せた初の存在になっている。
 
DQ1とDQ2では味方サイドにおけるヒト型種族はすべて人間であるが、DQ3からは人間ではないヒト型種族が登場するようになった。
そのDQ3で新たに登場したのは【エルフ】【ホビット】。また、【妖精】と精霊も人のような姿をとって登場している。
DQ4からは【天空人】が登場。同作の【ピサロ】は人型でありながら魔物の側に付き「魔族」と呼ばれている。
DQ5では【ドワーフ】が登場。作中ではっきり語られないが、エルフとドワーフをまとめて「妖精」ということのようだ。
DQ6では【人魚】が新登場。
DQ7では【リファ族】が登場。物語上は「民族」の一つだが、翼を生やしていることから人間とは別の種族とみなすこともできる。
DQ8では【竜神族】、DQ9では【天使】、DQ10では後述する各種族が登場。
DQ11ではヒト型とはやや異なる種族として【神の民】【ヨッチ族】が登場した。
 
各作品ではあらゆる町や城にホビットやドワーフ、エルフと同じグラフィックの人物も登場するが、彼らの種族は明確にされていない。
他に上記のいずれにも属さない存在としてDQ3の【竜の女王】、DQ4の【ドラン】、DQ7の【海底王】、DQ8の【イシュマウリ】などがいる。
 
DQ4やDQ8では、種族間を超えた愛が物語の重要なテーマになっている。
また、DQ4では種族の壁を超越した超生物を生み出す【進化の秘法】が登場した。
 
モンスターの種別にも「種族」の言葉が用いられることがあるが、公式には「○○種」という表記となる。
ときどき発音が同じ言葉の【種属】と混同される場合があるが、両者は明確に異なる。
例えば、【ホイミスライム】はマジックスライム属のホイミスライム種。
 
種族の一覧はこちらを参照。

DQ10オフライン

【人間】のほか、Ver.1のサブタイトルにもある五つの種族として【オーガ】【プクリポ】【エルフ】【ウェディ】【ドワーフ】が登場する。エルフとドワーフは既出の種族だが、同名でも他作品とは異なるDQ10独自の種族となっている。
いずれも二足歩行のヒト型ではあるが、肌の色はそれぞれ赤系、黄系、紫系、青系、緑系となっており、体格や耳の形、体毛、尻尾・羽・ヒレの有無など細部にも違いがある。また同じ種族内でも個体によって肌の色の濃淡に違いがある。
 
【主人公(DQ10)】は元は人間だが、村を襲撃されて死亡し、「生き返しの術」を受けて上記の5種族のうちいずれか一つに転生することになる。さらにシナリオを進めると人間と選んだ種族の姿を切り替えられるようになる。
種族の違いによる性能差は無いが、【過去のオーグリード大陸】には人間の状態でないと行けない。
また、Ver.1の【エンディング】では選んだ種族によって、「主人公が転生する前に死亡した人物」の魂の台詞が異なる。
 
これらに加えて、プレイヤーは転生できないが【竜族】という存在もある。

DQ10オンライン

プレイヤーの種族は上記と同じ。
かつては他MMOのように、種族によってステータスや【耐性】に差が設けられていたが、現在は撤廃されて種族による性能差はなくなった。
Ver.5からは【魔族】が登場(DQ10オリジナルの設定だが、細かい定義がなされたのはシリーズでは初めて)。
詳細はこちらを参照。