三木島聡

Last-modified: 2020-02-10 (月) 17:57:46

キャラシート

【名前】三木島聡(みきじま さとし)
【容姿】一見は普通の会社員。だが、その内にどす黒いナニカを秘める目を持つ。
    右腕に包帯を巻いている。
【願い事】"真実"を知る
【バッドエンド】死亡。あるいはそれ以上の無惨な末路を歩む
【グッドエンド】無い
【英雄点】15点
【令呪】2 / 2
【HP】5 / 5
【筋力】B+:7(消費英雄点:8)
【耐久】E:1(消費英雄点:1)
【敏捷】B:4(消費英雄点:4)
【魔力】E:1(消費英雄点:1)
【幸運】E:1(消費英雄点:1)
 
【スキル1】特殊改造式魔導義手乙型
英雄点5を得る。ステータスの上限がEXになる。
【スキル2】三木島技研製甲型加速装置
自身の逃走判定時、補正値5を得る。
 
【奥義】光明名『降り積もる死のその先へ(ビヨンド・ザ・フォールアウト)』
自身の先手判定時、補正値10を得る。
 
【その他】男性/中立・悪/独身/29歳

「俺は知りたいんだよ、全てを。だから俺の為に利用されてくれ」
 

プロフィール

【氏名】三木島聡
【性別】男性【年齢】29歳
【出身】日本
【身長】187cm 【体重】67kg
【肌色】薄【髪色】黒【瞳色】灰
【イメージカラー】グレー
【属性】中立・悪
【魔術属性】地
【起源】追求
【特技】利益追求、人の行動の裏を察する事
【好きなもの】キシリトールガム
【苦手なもの】自分だけ除け者にされる事

■外見・容姿

一見は何処にでもいる普通の会社員。背広、あるいはスーツを纏い第一ボタンは外している。胸には常にキシリトールガム(ボトル)を常に持つ。常人だが、その内にどす黒いナニカを秘める目を持つ。特筆すべきは、右腕に包帯を巻いていることであり、その右腕からは高い魔力反応が察せられる。
 

■来歴

日本でも有数の大企業、三木島技研の社長の長男として生を受ける。非常に卓越した頭脳と鋭い才覚を発揮し、瞬く間に実力のみでスピード出世。次期三木島技研社長の座も夢ではないともてはやされていた。
 
なぜそこまで秀でていたかと言うと、彼はサトリに近い読心能力を生まれついて持っていた。彼は物心ついたときから、自分が恐ろしいほどに、人の行動の裏を読める察しの良さに気付いていた。クラスメイトの誰かが悪口を言っていればすぐにわかったし、クラスで誰かが除け者にされていれば「ああ、そう言う空気なんだな」とすぐに察した。いうなれば、察しの良い人間だった。年不相応なほどに。
 
そんな特技を持っていたが故に、彼が父の所属するサンヘドリンの存在に気付くのは時間の問題であっただろう。彼がその時どのような思いを抱いたか。「危ない組織だからやめてくれ」?否。「怪しい宗教団体だな」?断じて否。その時に彼が抱いた感情は、たった一つのシンプルな物だった。
 
「ずるいぞ」
「俺に教えずに一人でこそこそと」
「俺も混ぜろ」
「俺だけを除け者にするな」
 
彼は何処まで行ってもエゴの塊だった。他人が自分より優れていれば弱みを握って自分より下にするし、他人が自分より旨い汁を啜っているのが気に入らなかった。そんな性格の彼が、「利用できるものは何だって利用する」という性格(けつろん)に至ったのは、必然だったといえるだろう。
 
コネ、金、脅迫、詐欺、そして魔術……。彼が使える物を、彼は須らく利用した。そしてとうとう自力で辿り着いた。世界の最奥、サンヘドリンという地獄の門へと。彼は独力でサンヘドリン第26支部であるカナダ支部の一員となり、そしてメキメキと頭角を露わにしていった。元々穏健派で目立った活動を行わなかった父と正反対に、サンヘドリンに多数の新しい改革を次々に盛り込んでいった。そんな中で彼は、サンヘドリンの現指令が掲げている"英霊"という二元命題から、ある一つの存在を知る。
 
「────聖杯戦争……? なんだそれは? 新発売のテレビゲームか?」
「英霊を? 召喚し? 聖杯に焚べ? なんでも願いをかなえる、ねぇ………」
「………………ほぉー…」
 
眉唾物だ。と最初は思っていたが、サンヘドリンが今まで記録した聖杯戦争についてのデータを見て、確認に変わった。そして、生来より自分以外の全てを利用し続けてのし上がってきた彼は、すぐさまにその結論に至った。「利用できる」と。彼はサンヘドリンに"聖杯と、それより召喚される英霊の資源活用法"という議題を提出。英霊を魔力リソースとしてだけでなく、スキル・宝具・そして霊基に至るまで幅広く利用し尽くすというその手法は、技術屋でありながら魔術師であるが故の発想であり、非常に高い脚光を浴びた。しかし同時にサンヘドリン内部に大きな波紋を呼び、その議論は現在も続いている状態にある。しかし、この画期的な提案が功を奏し、彼はカナダ支部を彼が所属する三木島技研カナダ支社と吸収合併。かつての日本支部であった三木島技研本社を突き落とし、父をサンヘドリン幹部の座から突き落とした。
 
さて、ちょうど英霊がサンヘドリンの今代の二元命題にあったことを"利用"して、サンヘドリン内に大きな議論の渦を巻き起こした彼が次に狙うのは、当然サンヘドリンの"中枢"であった。そうして聖杯戦争に参加する口実をえた彼は、聖杯戦争でサンヘドリンの秘密を暴いてやると決意。俺にも旨い汁を啜らせろというだけの一心で彼は殺し合いにその身を投じたのだ。
 
恐怖はなかった。別にこのせいで死んでも悔いはないと。……そして事実、彼は死亡した。アーチャーにその身を貫かれ、そのまま死んだ。死ぬ間際でも「ああ、俺は死ぬのか」程度の考えしかなかった。悔いはなかった。だが自分が今まで調べ尽くしたものが喪われるのは"気に食わない"として、気まぐれに彼は今までサンヘドリンについて調べたことを同盟相手であった少女に譲り渡した。
 
それが吉を呼ぶか、それとも凶となるか。
まだわからない

■魔術・礼装

光明名『降り積もる死のその先へ(ビヨンド・ザ・フォールアウト)』
彼の右腕を埋め尽くす形で移植されている魔術結晶。此れを隠すために彼は包帯で右腕を巻いている。彼が光明名を名乗ることでこの右腕に魔力が流れ、結晶が粉末状に分散して周囲一帯を覆い、英霊などといった"魔力を纏う存在"の動きを極端に鈍らせる。また、電波ジャミング効果も副次効果として存在するため、通信を妨害することも可能。代償は『戒律型』で、「絶対に自分に知りたい真実からは逃げないし躊躇もしない」と宣誓することで、一代でありながら比較的高い魔術刻印に近いものを疑似的に右腕に備えている。だがこの刻印(の代わりを担う魔術結晶)は使えば使うほど消耗されるようになっている。

■人物・性格

上記にもある通り、負けず嫌いで欲張り。自分以外が自分より旨い汁を啜っているのが気に食わないタイプで、とにかく知りたいと思う人間。その姿はまさしく、起源にある追求のとおり、『追い、求める』ことに特化していると言ってもいいだろう。

因縁キャラクター

シュヴァンリート?
参加した聖杯戦争で同盟になった娘。
ちょっとショッキングな物を見せちまったことと、あまり同盟として役に立てなかったことから、気まぐれに自分が今まで調べたことをまとめたノートを渡して売るように指示した。(とは言っても、中身の記述はミミズがのたうち回ったかのような悪筆だったが…)結局それは日本円で数十万円ほどの価値が付きながら各地を転々としているらしい。それをもとにサンヘドリンに攻め入った魔術師は"波旬"によって捕縛されていたが、現状は彼女自身は無事の2文字である。