天野隼人

Last-modified: 2019-01-22 (火) 23:25:23

キャラシート

【名前】天野 隼人
【容姿】冴えないオジさん学者
【HP】15/15
【筋力】D:2
【耐久】C:3
【敏捷】E:1
【魔力】A+:6(7)
【幸運】A+:6(7)
【スキル1】民俗の学識:任意のタイミングで真名看破を行える。英雄点5を得る。
【スキル2】現象解析:相手マスターの容姿を確認した時点でマスターのキャラシートを閲覧できる。
【EXスキル】召喚術式改変:エクストラクラスの召喚を可能とし、英雄点5を得る。
【属性】中立・中庸・人 一般人
【職業】大学非常勤講師
【願い事】可能であるならば、聖杯を使用せず、サーヴァントの現界を維持して過去の歴史を研究する。不可能ならば特になし。

 

「我々は何処から来たか。我々は何者か。我々は何処へ至るか
Amano-Hayato.png
 

【データ】
年齢:31歳
身長:171cm / 体重:61kg
地域:日本
属性:中立・中庸・人  性別:男性  血液型:O
誕生日:1月8日
イメージカラー:仄暗い灰色
特技:学習指導、知識の理解
好きなもの:知ること、子供 / 苦手なもの:死、苦しみ、社会
天敵:無意味
起源:『知識』
魔術属性:知
魔術系統:なし(民間信仰、密教)
魔術特性:理解
魔術回路・質:E / 魔術回路・量:D / 魔術回路・編成:正常

 

【略歴】
 某大学で非常勤講師を務める、うだつの上がらない民俗学者。国内外の伝承、特に咒の類を研究対象とする。
 元々、研究内容以外では魔術と何の縁もゆかりもない、一般人としても問題のない人物であったのだが、研究の一環で取り寄せた古文書が、実は劣悪ながらも本物の召喚魔術書の複製であり、これを縁として令呪が現れる。その後、魔術書の記述から令呪を魔術と結びつけ、半信半疑でそこに書かれた召喚の呪文を唱えた結果、本当にサーヴァントが召喚されてしまった。
 色々とサーヴァントから説明を受けた結果、生死がかかっていることも承知の上で、過去の英雄から直接伝承を聞き取れるという魅力に抗えず、参戦を決める。

 

【人物】
 いつも敬語を崩さず、心配りを欠かさないように心がけている、人当たりの良い人物。まず「大人」として自身を位置づけ、社会常識と良識に基づき自分の行動を決定していく為、秩序が保たれる限りその中では頼りがいのある人物として映る。一方で、自身の興味をそそられるような学術上の事象があるとそれを探究するのに夢中になってしまい、そうした普段の心がけが薄れてしまうので、素の部分───研究が大好きなオタク気質が露わになる。
 また、私生活ではだらしがない面があり、他人に迷惑を掛けない範疇ではかなりずぼら。衣服は脱ぎ散らかしたまま放っておくし、洗い物は流し場が使えなくなるくらいまで溜め込み、食事も出来合いの品やインスタント食品などで済ませてしまう。近頃は新しい同居人の目もある為、この辺りのずぼらも大分改善されつつあるが、根治にはまだ至っていない。

 

 人付き合いの面では、良くも悪くも人の扱いに差をつけない。どうしようもないダメ人間が相手でも、信じられない聖人が相手でも、彼の対応は変わらない。どちらとも平等に、ある程度の距離を置いて付き合う。公人として、社会的に望ましいか否かという観点から注意したり敬意を表したりすることはあれど、私人としては全く差を設けることがない。全て、「この人はこういう人間なのだ」、という一言で済ませてしまう。
 そんな彼の性分は、ある種の仏教者に近しいものと言える。一切を客体化し、それらが縁起=条件付けによって成立するものと規定し、事象を把握するにあたっては、この前提から外れない。人間という心もつものを相手取る場合でもこれは同様で、彼は、可能な限り人格を解体し、それを構成させるに至った要因を探り、それを踏まえての関係構築を心がける。更に、それらの情報を受けて感じる感覚ですら確かなものではないことを踏まえ、内心に感じる好悪を“単なる主観”として切り捨て、飽くまでも客観的情報から然るべき決定を図ろうとする。それが彼の平等主義の原点にあり、従って、彼の対応が崩れることがあるとすれば、それは彼が「欠片も理解できない」存在を相手取る時くらいのものであろう。

 

 些事ではあるが、異様に老けたそのナリ、もう一つオマケに服飾の趣味のせいで、年上に見られることが多いことを気にかけている。悩むという程ではないが、自分はそんなに老けて見えるのかという疑問を抱いている。

 

【能力】
 魔術師としての知識も浅く、精々手に入れた魔術書もどきを読んで分かる程度の認識しか持っていない本人は預かり知らぬことではあるが、その魔術属性は通常の五大属性ではなく、「知」という特殊なもの。知覚する、解析する、利用する、伝えると、知識に関する多くの術式について高い適正と能力を発揮するが、特に彼の場合、理解という一点に於いて驚くべき性能を発揮する。これはそのまま魔術特性としても現れており、彼は、科学的・魔術的問わず、あらゆるものを「理解」することに特化している。
 例えば、彼はEXランクの“狂化”を有するサーヴァントの言葉や意図であってもこれを「理解」し得る。“精神汚染”を有するサーヴァントを相手にしても、一方的な「理解」だけならば可能である。或いは、解析の魔術を扱わせれば複雑な機械の仕組みをも「理解」するし、魔術式に対しては、それが依って立つ魔術基盤や機能する原理までをも見抜き、「理解」する。
 当然、この能力はほとんどの魔術師にとっては悪夢に近いものである。一族の秘伝、先祖代々の研究の集大成を、あっという間に理解されてしまうというのは、研究結果の盗難にも等しい。せめてもの幸いは、彼が魔術世界とは本来縁もゆかりもない存在であり、聖杯戦争以外では魔術師らしい魔術師と出くわす可能性が極めて低いことである。これで時計塔に帰属などしていようものなら、某現代魔術科のロードよろしく、多くの魔術師から目の敵にされていたことだろう。
 一方、魔術師ではない家系の者としては奇跡的に、実用可能な魔術回路は存在していたが、本数・質ともにたかが知れており、サーヴァントの現界を辛うじて維持するので精一杯。その代わり、自分の知識と魔術書の記述から、自然界からのマナの供給手段を把握しており、これで以て魔力消費を代替している。魔術基盤としては、古代から現在に至るまで、広く民の間の共通認識とされてきた、地域ごとの土着信仰を場合に応じて利用している。汎用性は壊滅的だが、その代わり、使用可能な範囲の限定された固有の魔術などの利用が可能になり、また土地神との交信などといった巫術をも取り込んだ術式も存在する為、土地を最大限利用して戦っていくのが基本の戦術となる。
 

20の質問
質問1名前と年齢と性別を教えてください
「天野隼人、31歳。ジェンダー・セックス、ともに男性です」
質問2身長と体重を教えてください
「ええと、確か、171cmに61kgでしたか」
質問3血液型と誕生日を教えてください
「O型、1月8日ですね。誰にでも献血できるのは密かな自慢です」
質問4好きな色、自分を象徴するような色はありますか
「色……。そうですね。黒や白、それに灰色が好きです。モノトーンですね」
質問5特技はなんですか
「子供に勉強を教えることは、ある程度評価を頂いていますね」
質問6好きなものはなんですか
「知識を得る、その過程そのものと、子供でしょうか」
質問7嫌いなものはなんですか
「死、苦しみには、恐らく人よりも敏感です。それと……社会での生活も」
質問8天敵とかいますか
「天敵……『無意味』、でしょうか。『無価値』と称されることは一向に構いませんが」
質問9属性について教えてください
「ああ、魔術属性というものですね。済みません、まだその辺りのことは良く理解していないものでして」
質問10所属勢力はどこですか
「勢力、というほどのものではありませんが、大学に所属しております。ああ、NPO法人にも参画していますね」
質問11令呪はどこにありますか、どのような形ですか
「左手に。紋様は……日月星辰、天地を巡航するが如き陰陽の図です」
質問12貴方の外見について自由に話してください
「老けて見える、と言われることは良くありますが、それ以外は何の面白みもない姿かと。……あの、私って老けて見えます?」
質問13ざっくりとあなたの性格を教えてください
「優柔不断で外面だけが良い、八方美人……でしょうか。自分の事は戒めて見るくらいで丁度いいと考えておりまして」
質問14どのように生まれて、今までどんなことがありましたか
「何も。普通の家庭に生まれて、普通に生きてきて、普通の幸福を享受してきた、幸せな男です」
質問15聖杯戦争中はどのようなことをしますか、使う武器や魔術なども自由に話してください
「基本的には、情報を蒐集します。ええ、サーヴァント……英霊の方々の。戦闘時も大したことはできませんが、私の術式は神秘とやらを削り落とすことができるようなので、それでお手伝いをしています」
質問16聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください
「英霊の方々を受肉させ、その生きた世界を研究する。最も望ましいのはそれでしょうか。最悪、召喚されたサーヴァントの方や他の参加者の方にお譲りしても良いとは思っておりますよ。何が何でも叶えたい願いではありませんので」
質問17親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません
「親しい、ですか。家族以外に付き合いがあまりなくて……。ああ、でも、親戚筋の子供達は、歳の離れた弟や妹、或いは子供のように思っています」
質問18自分のサーヴァントをどう思いますか、空欄でも構いません
「どのような方であれ、その存在には全幅の敬意を。概念が人の形を取ったような方であれば、その意味を尊重することを重要視しております」
質問19自分にモチーフなどはありますか
「モチーフ……はて、何のことでしょうか。誰かに似ているということかな……? 済みませんが、そういったことを言われた覚えはありませんね」
質問20なにかこちらに質問はありますか
「……さて、ところで貴方も、私の同業者でしょうか?」
今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います

関連人物

自鱒
なし

 

他鱒
朝霧北見?:日帰り時空。アヴェンジャーさんがお世話になっている模様。
朝霧虚月?:なりチャ。アヴェンジャーさんのお話相手らしい。
朝霧飛実花?:日帰り時空。これは駄目だ、世間に離しては害。しかし話は聞いてみたい。
 
フィリップ・クリストファー・ルーズヴェルト:日帰り時空。アヴェンジャーさんが色々とご迷惑を……
セシリア・クリストファー・ルーズヴェルト:日帰り時空。勝手な都合に巻き込んで申し訳ない……

 

自鯖
河童・第二十三号:日帰り時空。出落ちみたいになってしまって申し訳ない……
フェルディナン・ド・ソシュール:泥CoC(カルデア)時空。まさしく言語学者。
ナーサリー・ライム〔イマジナリ〕:日帰り時空。受肉後は年下の同居人です。
柳田國男〔オルタ〕:第一次ふたば〔影〕。偉大なる先哲。貴方の行いは間違ってばかりいた訳ではありませんでした。
山中の王:日帰り時空。伝承の集合体とは驚き。時間などあればもっと話を聞いてみたかったところ。

 

他鯖
スコルピオン1世:日帰り時空。原初のファラオの力をお見せ頂きました。
グスタフ(80cm列車砲)?:日帰り時空。ドイツの兵器製造技術が英霊の域に達するとは。
真田幸昌:第一次ふたば〔影〕。十勇士の方も含め、真田の誇りを学ばせて頂きました。

 

参加歴

第一次ふたば聖杯戦争〔Shadow Edition〕キャスター:柳田國男〔オルタ〕