【関連項目】
→キャラクター/【カイン・ハイウインド】/FF4
→キャラクター/【カイン・ハイウインド】/DFF
→キャラクター/【カイン・ハイウインド】/その他
FF4TA
ジョブチェンジ前
謎の男
FF4の続編「THE AFTER 月の帰還」に登場するキャラクター。
正体はカインで、分離した半身を倒すことを目的にしている。
- 当初、カイン説とゴルベーザ説があった。
持っていない人のための解説。
前提として、試練の山で自己啓発をしようとしたカインの善の部分が謎の男ということになる。
- 試練の山を降りてバロンへ向かおうとした途中、フレイムドッグに襲われてピンチのセオドアを発見。
それがセシルの息子だと知らず保護した。
バロンに到着後、セオドアの出自を知ることになる。
とりあえずバロンを脱出して行方不明のローザとシドを探すというセオドアに付き合って、ミストの洞窟の突破を試みる。
ミストドラゴンの助力もあって無事に洞窟を突破、ミストに到達する。
ここまでがセオドア編。 - セオドアを助けつつ、「元バロン竜騎士」を追ってミストの断崖→カイポ→ダムシアンと旅を続ける。
ダムシアンで赤き翼を率いている竜騎士に追いついたかに見えたが、一歩遅く、ローザを拉致されてしまう。
ここでシドと合流し、エンタープライズで赤き翼を追い、バロン城に斬り込んでいく。
その後、王の間の直前のフロア(双子が石になったあの場所)で感動?のイベントが発生する。
これがカイン編。
- 親が偉大で苦労した者としてセオドアの気持ちが分かるようだ。
- なんかこの下りは思い切りDBZのピッ○ロみたいだね。あっちも大魔王と神様に別れていたし…。
謎の男の顔グラは超イケメンだが「わるいカイン」の顔グラは竜騎士そのものなわけで……
謎の男「竜騎士を倒す」これはきっと悪ガリのことであろう。
だって謎男は放浪の剣士じゃ(ry
- 確かに謎の男Verのカインはギルよりイケメンじゃないのか?と見間違えるくらい。
しかしながらFF4はえらくイケメン揃いだなぁ。
GBA版FF4にあるエピソードにて心の弱さを見事克服したと思われたがどうやら甘かったようだ。
今作のカインやセシルがパラディンになる時は「負の心を持った自分を受け入れて克服」したが、GBA版では「欲望に身を任せずに悪い自分を倒した」だけなので、真の意味で克服は出来ていなかったと思われる。
- GBA版の試練ではルナバハムートを倒した後のカインは凄く無理してる感じがするからなあ。
あれではセシルとローザを祝福することは出来ないだろう。
今回の試練ではようやく吹っ切れたようだ。- あちらは追加ダンジョンではあるが、自分の弱さを受け入れるのではなく否定している。
これでは本当の意味で乗り越えたとは言いがたく、今回の伏線になっていたと考えることすらできうる。
- あちらは追加ダンジョンではあるが、自分の弱さを受け入れるのではなく否定している。
【わるいやつ】を受け入れるシーンは心がしんみり。
シドはカインを幼い頃からずっと見ていたせいか、初見でカインと見破った様子。(「おまえは…!」)
しかし、ローザはカインに連れ去られ、それでいて目の前にカインがいるという理解を超えた状態になっていたため、大変混乱していた。(「どうなっとるんじゃ…?」)
- セオドア編の終盤でもポロムに見破られていたような?
悪に完全に飲み込まれず良心が半分残る辺りに成長が見られる。
本編での苦労と山での修行は無駄ではなかったようだ。
- 試練の山の試練は洗脳とは違うのでそれはあまり関係ない。
- しかしクリア後のカインにとっては試練の山の敵なんて屁でもないはず。
いったい何でどんな修業をしていたのだろうか?
「謎の男」の時セオドアには何て呼ばれてたんだろう…おじさん?
- セオドア「おじさん!」
ガリ「(お、おじ、さん…だと!?クッ…!!)」 - 13歳の少年から父親と同年代の男を見れば、そりゃおじさんであろう。
- 「あなた」じゃなかったっけ?
カインはストレートヘアーなのに何故この時はウェーブがかった髪型だったのだろう。
融合したらまたストレートだし…。
初期装備は、前作には登場しない曲刀。
槍はどうした、槍は。
- 槍装備だったら3秒でプレイヤーにカインだとバレるからだろう。
かく言う自分も「剣士」だからカインかどうかちょっと自信が持てなかったし。
(カインが装備出来る武器は意外と多いことを思い出したのはその後だった) - でも攻略本のイラストでは、4枚中3枚で槍を持っていたりする。
- ラージシールド、ターバン、修練服、パワーリストと、装備から修行している感じが伝わってくる。
- スマホ版における勝利&レベルアップポーズは普通に前作と同じなのでスマホ版4から入ると初見プレイヤーでも一発バレするという…
謎の男時と聖竜騎士時ではHP、MPの成長値が異なっており、謎の男の方が成長値が低い。
強くするために謎の男は寝かせておく人が多いとか…
- ほかの能力はレベルによって固定なので、アイテムで上げるというのなら気にしないでよいかも。
- ちなみに(セシルがパラディンになった時とは違って)最低でもレベル15なのだが、ここから「謎の男」でレベル40まで上げた場合と、レベル15でジョブチェンジしてからレベル40まで上げた場合では、HPに1000近い差ができる。
- 吟味無しで試したところ、謎の男でレベル50まで上げた場合はHP3121、MP111。
聖竜騎士で上げた場合はHP4046、MP208になった。MPでも100近い差が出来るのは大きい。 - ステータスは固定だが、レベル15で謎の男では力19、素早さ18、体力18、知性7、精神16。
攻撃4回…7、命中率53%、防御2回…9、回避率30%、魔法防御0回…0。魔法回避率2%。
聖竜騎士ジョブチェンジ後は力21、素早さ18、体力18、知性14、精神16。
攻撃4回…8、命中率53%、防御2回…9、回避率30%、魔法防御0回…0。魔法回避率3%と微増する。
謎の男時のコマンドはオリジナルコマンドなしで「たたかう」「アイテム」の二択のみ。
「ジャンプ」なんかやったら一発でカイン本人とばれるからか。
但しMPも伸び悪いが上がるしちゃんとセオドアとのバンド技もあるし初期能力値が高く、しかも初っ端から強力な曲刀装備してるため即戦力になる。
ギルバード編の名無しの衛兵トリオとは天と地の差である。
- バロン城での一騎打ちでドラグーンランス装備後のみ、ジャンプが使用可能になる。
- 謎の男のジャンプが見られるのはこの時だけ。
悪の半身
4の続編「THE AFTER~月の帰還」に登場。
外見は原作で登場するカインと同じだが、こいつは黒い部分だけ。
試練の山で分裂後、善のカインである謎の男が負けてしまったため逃亡した。
「セシルに会わせる」という条件で謎の少女と手を組み、クリスタルを集める。
おおまかな特徴を挙げておく。
- 本人曰く、誰も裏切ってはいないし、敵に操られているわけでもない。
自分の意志で行動しているとのこと。 - ローザへの執着心の固まり。
セシルを殺せばローザは自分のものになると思っている。 - 自分はローザ絡みでセシルに束縛されていると思っており、そこから解放されることで本当の自分になれると思っている。
- 上のような事情からファブールとダムシアンからクリスタルを奪った。
名(迷)セリフ
- 「白魔道士…」(ポロム編:白魔のポロムです、との自己紹介に対して)
- 「ハアッハッハ!今行くぞセシル…!」(カイン編:バロン城でローザを引っ張りながら)
- 「ついに俺は解き放たれるのだ セシル…お前からなあ…!」(同上)
どう見ても某DODの竜騎士です(笑)
- 「俺は力を手に入れた!だからローザも手に入れる!
ローザ!」
謎の男と一度戦った後、表示される名前がカインからカイン?に変わる。
悪ガリのお陰で「悪」で検索するとやたらとガリがヒットする。
元祖カインを倒した後は山を降りてった筈なのに、何でポロム編で山にいたんだろう…。
- ポロム編の言動や小説版を見るに、「悪の半身なら真っ先に山を降りてセシルの命を狙う」と考えてたのは謎男カインの思い込みだったようで、悪カイン自身はカインを張り倒した後は当初セシルもローザもバロンも全てを捨てて生きるつもりだったようだ。
結局ポロムの言葉により悪カインは「自分が一番望んでいることは何か」を考えた挙げ句「セシルを殺してローザを奪う」という発想に行き着く。
同一人物から生まれた半身同士なのに思考が見事に食い違っていたガリである。
ヤンに「また操られているのか」と聞かれて「自分の意思だ」と答えるが、仮に洗脳中だったとしても、「そう、操られているの」と正直に答えはしないだろう、普通。
- 「待てと言われて待つものがいますか!」ではないけど確かに正論。操られていると分からないから洗脳なわけで。無理やりやらされているだけならそれは「洗脳」ではなく「強制」だ。
- そもそもカインが操られた際、真っ先に「おれはしょうきにもどった!」と言った実例があるし。
ピンチなポロムを助けてくれたり、その他の行動から鑑みても、セシルとローザ(と自分)が絡まなければ意外と真っ当な人間だったりする。
- でも、ポロムの「白魔道士です」発言が、脳裏から拭い去ろうとしていたローザへの想い再燃の導火線となって暴走行為に及んでしまうんだよな。皮肉なことに。その後、ポロムとカインに全く絡みがないのが残念。ポロムも命を救われたんだから、カインと再会したとき「あのときは…ありがとうございます」ぐらいの発言は欲しかった。
実際善カインは面識ないから「あ?…ああ」程度になりそうな気もするけど。
ギルバートを倒した後、爆撃でとどめを刺そうとする。もはや真の悪。
- ギルバートを張り倒した悪カインが赤き翼を出発させようとしたとき「さらばだ、ギルバート」といった台詞を深読みすればとどめを刺そうとしたと取れるのかも知れないが、ゲーム中にもギルバートを殺すような命令を出したシーンは存在しない。
(小説版の描写でも普通に追い打ちするようなことはなく放置していく)- このイベントではギルバートと共にローザも敵キャラとして登場するが、戦闘を行なうのはギルバートだけで、ローザは行動しない。
またローザに攻撃することも可能だが、全ての攻撃がミスになり、ローザを傷付けることは出来ない。腐ってもカインらしい。
ギルバートとは普通に戦闘となり、両者の戦闘能力の差は歴然。
ほぼ一方的にボコボコにできる。
- このイベントではギルバートと共にローザも敵キャラとして登場するが、戦闘を行なうのはギルバートだけで、ローザは行動しない。
ローザへの執着だが、セシルがいなければローザとカインは幼馴染同士かなりの確率で結ばれてた、かつセシルは捨て子で本来ならバロンにいない人物だった、更にローザ母は当初セシルを快く思っていなかった(小説版だと母は「カインがいいと思うんだけどねぇ」ってしっかり言ってるし)。
なので「セシルがいなければローザは俺のもの」という考えはあながち間違っていない、かも(「もしセシルがいなかったらローザは俺のものだっただろう」という仮定であるが)。
- まあ結局ローザの意思が第一優先だが。
仮にセシルがいないからってカインがローザの恋愛対象かどうかってのは別問題だし。 - 貴族階級がある以上、恋愛結婚が普通ではない可能性も。(例:ギルバートとアンナ)
カインが望めば政略的に結婚することも可能だったようにも見える。
貴族のクセに家がなかったり、他国の山に引きこもったりしているが、カインセシルローザ3人の中では最も家柄がよいようだし、小説では新王を推薦できるレベルの上流貴族として描かれている。
親友と幼馴染という3人の関係を崩さぬよう現状維持を選択したものの、セシルとローザが恋仲に発展し、
セシル兄弟二人で祖国と3人の関係も壊され憤り、結果、ローザへの執着だけが残ったとも言えないだろうか。- それなら、作中できちんとそのあたりの背景を描くのでは。
ローザもセシルへの想いと共にカインに対してそれなりの逡巡は描かれるだろうし、セシルも友人の婚約者と堂々と恋仲になる性格にも見えない。
(まあそこでそんな掟破りスレスレの恋愛をやらかしたらカインの裏切りも逆に厚みが出るが)- そもそも友人の婚約者も糞も、カイン本人がゾットの塔でセシルとローザが愛を確かめ合って完全にくっつくまでローザに対する気持ちを表に出しておらず、カインの発言にセシルとローザは驚いている。
もしカインがセシルとローザの気持ちを察することなく自分の気持ちを最初から公言していれば二人も気を使う余地はあったかも知れないが、完全にくっつくまで本人が気持ちを誰にも知らせなかったので後の祭り。
その辺の事情からか小説版ではローザの母はセシルを愛するローザに対し「カインの方がいいのに…」というような発言をしている。
中世的世界観のバロン王国で貴族の娘と名門武家の息子、お互い恋愛感情ではないが家族のような親愛の情を持つ者同士とくれば、「ローザが周囲の期待や常識を振り切ってでも一緒にいたいと想う相手(=セシル)がいなければ、恋愛感情は特になくてもカインとくっついていた」という可能性は普通にあるし、カインやローザ母がそのように感じても不思議ではないだろう。 - ローザ母のセリフに関しては、「暗黒騎士のセシルよりはマシ」という偏見から出た言葉(要は無責任な発言)だろう。
- そもそも友人の婚約者も糞も、カイン本人がゾットの塔でセシルとローザが愛を確かめ合って完全にくっつくまでローザに対する気持ちを表に出しておらず、カインの発言にセシルとローザは驚いている。
- それなら、作中できちんとそのあたりの背景を描くのでは。
当のセシルは洗脳中。しかもカインがかつて受けた洗脳と違って、記憶はなかば失われ性格まで変わっている異質なもので、無感情で機械的。
そんなセシルにたった1人で戦いを挑もうとした彼。
もしそのまま戦っていたらどうなっていたことやら。なんだか悪カインが哀れなピエロに見えてきた…。
- 実際、謎の少女側もクリスタルを集める為の体のいい駒ぐらいにしか思ってなかったんじゃないかと。クリスタルを回収した用済みの星は真月ぶつけて破壊してるぐらいだし、用済みになったら約束とか関係なく悪カインも星ごと始末するつもりだったと思われる。
前作と違って、ドット絵において「素顔が一切見えない」のが特徴。
これにより、一層悪の面が強調されているように思われる。
FF4の「りゅうきし」がデタラメに強かったのに比べ、ヤン親子には負ける。
ポロム編で仲間になる時の初期レベルは25。
初期装備はミスリルシールド、ウインドスピア、ミスリルヘルム、ミスリルアーマー、ミスリルのこて。
悪ガリの一人称は「オレ」である。謎の男だと「私」、自分を取り戻して「俺」に戻る。
スマートフォン版では3D化に伴ってバトル勝利時に勝利ポーズを取るが上記の謎の男と同じ動作。
ここから予備知識無しでもセオドア編に出てきた男の正体を察することができる。
ただ謎の男の方は槍を装備できないので意識してないとスルーしてしまいがち。
「自身の欲求を理性や自制心で抑えられず、他者への迷惑を考えない」タイプの悪人。
カインはこの「幼稚な自分」と向き合い、己の一部であると認めることで精神を昇華させ聖竜騎士へとジョブチェンジする。
ジョブチェンジ後
全般
自分を取り戻して聖竜騎士になった後、白魔法が使えるようになった。
発売以来ずっと埋もれていた設定が使われた、と考えられる。
それでもイメージというものは恐ろしいもので、「魔法を使うカイン」がいまいち想像し辛い。
- しかも、魔法の内容がセシルの白魔法+ブリンク・ヘイストという内容になっている。
- 限界リングを装備し、ヘイスト+ジャンプを繰り出せば大ダメージ、飛行系なら竜族でも瞬殺できる。
同じパラディンでもセシルは防御型、カインは攻撃型ということなんだろか。- 厳密にはセシルが使えるライブラやサイトロはカインには使えない。
代りにセシルが使えないヘイスト・ブリンク・ホールドがカインには使える。
どちらが使えたら便利かは火を見るより明らかだけど…。
特にバロン城内とラスダンでしか使えないセシルがサイトロとか持っていてもまず絶対に使わない。
FF4本編を重視した結果なのだろうが、「セシルよりカインの方が使える」と言われる原因の一つになっている。
- 厳密にはセシルが使えるライブラやサイトロはカインには使えない。
前作から引き続く未練や恥部をさらしつつも、受け入れることでカイン編配信時点では主役級のあつかい。
とにかく、HP、力、素早さ、体力の4項目においてAクラスのステータスを誇る攻撃型キャラで、セシルとの最大の違いは素早さがあること。
また、前作で問題だった知性、精神も高くなったので、魔法に対する防御性能もアップしている。
欠点はMPの少なさで、使える高威力のバンド技も回数に限りが出てきてしまうため、ソーマの雫で強化した方がいいかも知れない。
- しかし、ローザとセオドアの白魔法が強力なので、MPが少ないカインに魔法を使わせる意味はない。
MPはバンド技用に温存しておくのがよい。そうでなくても火力は抜群だが。- 集結編以降は金が余りまくる上にエーテル・エーテルドライ・エリクサーが買えるようになるので、戦闘中に使用するヒマさえあれば大した欠点ではなくなる。
エンディングでは最終的に赤き翼の部隊長となる。
個人的に竜騎士団の方はどうなったのか気になるところ。
隊長兼任しているのだろうか?
- 現実に即して考えた場合、復興支援部隊というものは有事に際してのヒーロー的立ち位置に存在する。
仮に戦時としても補給というものは最優先で確保せねばならない最重要ポジションであり、決して無能に務まるような職務では無い。
この事からもカインに対する信頼が伺われるものである。 - 竜騎士団を束ねていたのだから器量に問題は無いのだろうが、飛空艇に関して素人(だと思われる)のカインに隊長を任せて大丈夫なのだろうか?
- 大丈夫だ、問題ない。
- TA小説版の設定では竜騎士団は解散したとのこと。
- (竜騎士団解体は小説版の設定なのでゲームの世界でどうなっているかは分からないが)
10年以上団長のポストを空けておくとは思いにくいので、カイン失踪後は誰かが竜騎士団長を務めていたと思う。 - あれ、PSP版のTAで、バロン(ミシディアだったか?)の一般人が「今はなき竜騎士が試練の山に~」的なことを言ってたから、てっきりゲームの世界でも竜騎士団はなくなっているものだと…
- てゆーか十何年も前に解散した竜騎士の格好して出歩いてたら、時代遅れというか、逆に絶滅危惧種みたいな扱い受けそうなんだが。
- 一応言っておくが、人員・物資の輸送などが本業なのはセシル隊長時代でも同じで、ゴルベーザ&カイナッツォが侵攻目的に使った事の方が異例。
ネタ的視点を抜けば、カインは国に戻ると共に軍事国家バロンの軍部最高位に就任(&王子様の守役)。
十二分に勝ち組といえる。- 某おふねのゲームをプレイすると輸送、配達部隊にはホント頭上がらなくなるけどな。資源資材なしに軍の維持なんかできん。
- 仮にだが、EDから数年以内にセシルが病気など何らかの理由で急逝した場合、世襲制におカタくないバロンなら最低でもセオドアが成熟するまでは次期王位として最有力候補ではないだろうか。
パラディンに並ぶ聖竜騎士の称号、軍部の地位、セシルやセオドアとの関係からしても。- セシルは月の民の血を引いている以上かなりの長寿である可能性が…
- 一応言っておくが、人員・物資の輸送などが本業なのはセシル隊長時代でも同じで、ゴルベーザ&カイナッツォが侵攻目的に使った事の方が異例。
ヘイストが使えるので、白魔法はセシルより利用価値があると思う。
またジャンプで画面外に出るため、死の宣告のカウントをズラすことが出来る。
といってもメリットはないに等しいが、アーリマン戦では役に立った。
- セシルに比べカインは素早さが高く敵の先手がとれるのとヘイスト・ブリンクが使えるので、チャレンジダンジョンや終章などではカインとセオドアで開幕ブリンクや開幕ヘイストが便利。
ブリンクやヘイストは全体化できないしローザやポロムは2人ほど早く発動できない。
回復方面はセシル以下だが戦闘補助はかなり優秀だと思う。
特にカイン編チャレンジダンジョンはカインのテレポがないとやってられない。- 実はLv99時のステータスではセシルより聖カインの方が精神が高いので、同レベルでケアルラした場合はカインの方が微妙に回復量が多い。
誤差と言っていい程度の差だが。
ただし、聖カインはセシルほどには装備可能な精神補正装備が多くないので、補正を含めればセシルの方が若干回復能力は高いということになる。
- 実はLv99時のステータスではセシルより聖カインの方が精神が高いので、同レベルでケアルラした場合はカインの方が微妙に回復量が多い。
バンド技威力の高いものが揃っており使い勝手も良いが、前回に裏切りでパーティ不在期間が長いせいか、絆のあるキャラクター自体が少ない。
特にリディアとのバンド技(3人以上を除く)が無くてちょっと残念なのは私だけではあるまい。
- リディアと一緒にいる時のイベントを振り返ると、1STは「やむをえん、力ずくでも!」、2NDは「今、楽にしてやろう」、3RDはゴルベーザ戦後でドタバタ、4THは「その時は遠慮なく俺を斬るがいい!」。
セシルと違って大人リディアとの会話がゼロ。
よってバンド技無しでも仕方が無いと言えば無いのだが、それでも和解の証としてリディアとカインのバンド技が欲しかったぞ。- 竜騎士らしくリディアの召喚したドラゴンに乗るとか。
- 上記の通り複数人では組める辺り、個人的にはともかく共に戦う仲間としての絆はあるのだろう。
- 竜騎士らしくリディアの召喚したドラゴンに乗るとか。
- まあ真面目な話、ガリはリディアの母さんに助けられたわけだから、ミストドラゴン絡みの技は欲しかった。
- 残念なことに、聖竜騎士になってもリディアとの溝は埋められていないようだ。
バハムートを倒してしまうと、セシル、エッジ、ローザはリディアに謝るのに、カインだけは「こうしないと俺たちがやられる」のように答えている。
人間として大きく成長した彼がこんな発言をするのは正直、ガッカリである。- そこは根っからの軍人ということなんだろう。
- 残念なことに、聖竜騎士になってもリディアとの溝は埋められていないようだ。
- 各キャラクターの個性の差と人間的成長は無関係だろう。
エッジの両親の死に何も反応しないセシルは人間的におかしいのかというとそういう風には描かれてはいない。
時田氏曰くFF4では「全員が落ち込むのではなく誰か一人は引っ張ることが出来る反応をするようにした」と言っている。
バハムート戦までのカインの反応を見る限りカイン自身は種類を問わず竜族全般が好きなようであるし、
操られて仲間達を傷つけ「今度操られたら斬ってくれ」というような人間ならリディアに謝るよりも先にバハムートに対する感情が出ても不思議ではない。- 竜への敬意か…なるほど。でも、デジャヴを覚える発言なのは確かなんだよな…。
あのときはセシルに鎌掛けただけだったが。 - 終章のボスラッシュにはパーティーメンバーがそれぞれ反応してくれるのだが、カインを連れていると竜族系には必ずと言っていいほど「ドラゴン」に対して反応してくる。
そしてファンに竜オタ疑惑がかけられた。 - 大人リディアとの会話らしい会話はFF4本編の魔導船ぐらい?
ゴルベーザの洗脳が解けて、カインの術も解け、魔導船でのラスメンの会話で。
エッジとの会話のイメージが強いので忘れてる人もいるだろうけど。
その際に言ったセリフが「それでゴルベーザはゼムスを倒しに、フースーヤと月に向かったの。」です。
DS版ではきちんとカインに向かって話している。 - キャラの心情ではカインがリディアの名前を出しているが、やはり彼女とのバンド技がない事実。
アスラ、リヴァイアサンを習得し、幻獣の洞窟の中で見れる。一方のリディアがカインの名前を出す事は一度もなかった。
- 竜への敬意か…なるほど。でも、デジャヴを覚える発言なのは確かなんだよな…。
容貌
SFC版が発売されてから17年。
とうとうメニュー画面で素顔が見られるようになった。
聖竜騎士にクラスチェンジしたことで、ステータス画面の顔グラフィックが変わり、みんなの愛したガリはもういない……。
- 素顔がイケメンキャラの顔出しは、一般的には喜ばれるものなのだが、ガリに限っては「兜のままのほうがかっこよかった」という声が多い。
哀れガリ。それでこそガリ。 - ↑兜のままの方が良かったかどうかの感想は人それぞれである。とりあえず美形でよかった。
顔グラは素顔になったはいいが、なんか触角みたいなのが付いているのでさながら昆虫である。
謎の男=カインということなので、顔グラを見る限りセシルとタメを貼れるハンサムフェイス。
FF2のスコットみたいな顔をしている。
謎の男の時の顔のほうがかこよかた。
- カインと謎の男は同じ顔(同一人物なんだから当たり前だが)で横向いてるか正面向いてるか程度の違いしかないんだが、謎の男の方が顔グラ格好いいとよく言われる。
ストーリーのネタバレ防止上、オグロアキラ氏による聖竜騎士カインのイラストは公式HPあるいはニュースサイトなどには登場していない。
それでも気になる人は、北米版公式サイトの「TRAILER」を見てみるといい。
http://na.square-enix.com/ff4ay/
- ちなみに時田貴司氏の北米向けのインタビューも収録されている。
余談
心の闇を受け入れ聖竜騎士になったものの、その心の闇が世界中に恥をばらまいてしまった今、彼の今後が微妙に心配である。
- てか、十数年経って過去にやっと折り合いをつけられたとか…カッコ悪い気が。
ローザの件に関しても新しい恋を見つけるには十分過ぎる時間が流れてると思うのだが。 - 美形・美声・名門の出と来れば女性の方が放っておかない筈だが、山ごもりしていたら新しい恋も見つかるまい。
大丈夫だ、ファブールの連中もダムシアンの連中も、ポロムも含めて、「ま た お ま え か」くらいの見方しかしていない…はず。
あと、発狂シーンはローザしか見てないし。
- 大丈夫、ギルバートがまた上手いこと詩でごまかしてくれる。
現にカイン編でバロン町民がカイン「様」と言ってるから前回での裏切りはごまかせた実績がある。- 小説版でのセオドアの回想で、セシルやローザ、城の兵士たちからもカインを英雄視し、悪く言うものはなかったとあるので、当人の心はともかく、バロンの面々は彼を許している様子。
- じゃあギルバートが吟遊詩人やめるとか言い出したときは、ガリもゴルと一緒に月へ亡命しなきゃいけない可能性があったのだなw
- 聖竜騎士になったからもう過去はこだわらない!
終章で手に入るものをセシルに装備させ、セシルのクリスタルシリーズをカインに、とセシルの"お下がり"を装備させた私をお許し下さい。
- 別に問題なかろう。
カインは素早さがデフォルトで高いから、ルナシリーズの補正は必要ない。 - それ以前に、カインはルナシリーズ装備できないぞ。
試練の山で暗黒面に向き合う修行がセシルより10年も時間がかかって、1回目は失敗。
そりゃセシルに勝てるはずが無いわなぁ……
- そもそもセシルの場合は有事であり、まだ十分な力が保っていたからであろう。
カインが籠もった頃には不要となったが、クリエイターの暗躍に気づき動いたという事だと思うが。- セシルの試練の時はぼうぎょすればクリアな上、わざわざお父さんがクリア方法を教えてくれる。
(後列にしてハイポーション使ってガチ勝負で勝ったプレイヤーもいるが)
対してカインは圧倒的な攻撃力で悪の半身をねじ伏せてクラスチェンジに至る。
明らかに試練の難易度に差があると思うのだが。
セシルの時と同じかと思って防御してみて「いつまで経っても終わらないな…?」と思ったプレイヤーもいる。 - 更に言えばセシルはクラスチェンジ後にもう一人の自分とバトル、カインはチェンジ前にバトル。
もしかしたら試練はそれを受ける人によって形を変えるのかも知れない。
- セシルの試練の時はぼうぎょすればクリアな上、わざわざお父さんがクリア方法を教えてくれる。
- 試練の山はアンデッドを倒して腕を磨いたりする修行の場として選んだだけで、別にパラディンの試練に挑戦するつもりは最初は無かったのではなかろうか。
みんなわかってると思うが某ドラゴ○ボールのピッ○ロみたいな立ち位置になった。
まああいつは龍族らしいから合ってるっちゃ合ってる。- 作中の描写ではクルーヤの石碑について知らない様だし、悪カインとの戦闘でも状況を飲み込めないまま倒されてしまった模様。
試練に挑戦どころかそれに関する知識も余り無かったのではないか。
前作でゴル兄から「セシルが試練の山でパラディンになった」くらいは聞かされていたかも知れないが。
- 作中の描写ではクルーヤの石碑について知らない様だし、悪カインとの戦闘でも状況を飲み込めないまま倒されてしまった模様。
敵キャラクターとして「カイン」が登場するのは2回。1つはカイン編でのバロン城における悪カイン。
もう1つは月の民編でのゴルベーザの回想シーン(ドワーフの城での戦闘)。
三十路(前後)まで童貞を貫いた結果、本当に魔法を使えるようになってしまった。
- 娼婦との経験はあってもおかしくないと思うが。ましてや軍人なら尚更。
台詞
悪カインの名台詞
- 「白魔道士…」(ポロム編。ポロムの白魔という自己紹介に反応)
- 「ハアッハッハ!今行くぞセシル…!」(カイン編。バロン城でローザを引きずりながら発狂)
- 「ついに俺は解き放たれるのだ セシル…お前からなあ…!」(同上)
- 「どうしたあ?貴様もそれを望んでいるのだろう?…セシルの死を!そして…ローザをなァッ!」
(セシルとローザの息子であるセオドアの目の前で)
謎の男の名台詞
- 「名は捨てた とうの昔にな」(セオドア編。名前を聞いたセオドアへの返答)
- 「おそらく人違いだ」(セオドア編。ポロムに正体がばれそうになって)
- 「!」(セオドア編。セオドアがセシルとローザの子だと知ったときの反応。)
- 「助かった 礼を言う」(ガリ編。リディア母の墓前で。ちょっとシンミリ)
- ちなみに、この時いつもリディアの生家でうろついてる子供に話し掛けても「…」としか反応しない。
召喚士の子孫ゆえのカンなんだろうか…。
- ちなみに、この時いつもリディアの生家でうろついてる子供に話し掛けても「…」としか反応しない。
- 「乗り越えたのはお前自身だ」(カイン編。無事断崖を乗り越えたセオドアの礼に対して)
- 「どけぇ!」(ガリ編。バロンにて悪カインの高笑い響く中、城門突破時)
- 「私は、お前を受け入れる。」(カイン編。悪カインに勝利して)
このように明らかに謎の男の方がカッコいいのだが、そんなのガリじゃねえ!という意見が少なくない…と思う。
- 特に「どけぇ!」に関しては自らの半身の仕業とはいえ、今まで直接対決は避けていた程の敵の本陣に、命を顧みず突撃するシーンのもので、作中屈指の名場面。
初めてガリがFF4のメインキャラ「カイン」として格好良く見える瞬間である。 - まぁ、「謎の男」は完全な善カインだから、実際のカインよりもいい人である可能性はある。
それでも俺は悪を受け入れた聖カインのほうがかっこいいと思うが。- カインが悪と善の2人に分裂したわけではなく、カイン自身が許せなかった過去の自分の闇が試練によって具現化したのが悪カインなので、謎の男=悪の無い善の部分のカインというのは変な気がするが。
- 「謎の男」=普通のカイン、片割れ=悪いカイン、聖カイン=悪を受け入れたスーパーカイン、てな解釈が妥当では?
- カインが悪と善の2人に分裂したわけではなく、カイン自身が許せなかった過去の自分の闇が試練によって具現化したのが悪カインなので、謎の男=悪の無い善の部分のカインというのは変な気がするが。
- 悪ガリのセリフを山ちゃんボイスで聴いてみたい。時に4つ目とかヤバそうw
ゴルベーザにタメ口で話すようになった。そりゃそうか。
小説版
善のカイン
- デビルロードでバロン城王座の間の前の部屋で悪の自分と対峙する未来を垣間見ることに。
そして訪れた悪の部分との対決の時には、過去の自分を拒絶して消えそうになるが、過去を受け入れると決意した時、晴れて聖竜騎士となった。
終盤では抜け殻になったセシルの代わりに立派に仲間たちのリーダーを務めている。
また、ラストでは今なら心からセシルとローザの2人を祝福できるだろうと、大きく成長した姿を見せてくれる。
悪のカイン
- セオドアを人質にとり、ローザに「俺を愛していると言え!」などと言ったり暴走っぷりがとにかく凄い。
ローザに対する執着心をこれでもかというくらい見せつける。 - いい歳こいて(?)公衆の面前(しかも実子もいた)で昼ドラの悪役のような暴走行為、謎の男(もう1人の自分)にとっては今すぐにでも殺しにかかりたいことだっただろう(汗)
- セオドアを人質にするシーンでは結局悪カインに首を絞められたセオドア当人に「自分を本気で殺すつもりが無い。もう1人の自分(謎の男)を怒らせるための演技だ」と看破されている。
しかもどうやら図星だったようで、小説版の悪カインは本気でローザに執着していたのか、善カインに試練を乗り越えさせるのが本当の目的だったのか、善カイン諸共消滅するつもりだったのか謎。
- セオドアを人質にするシーンでは結局悪カインに首を絞められたセオドア当人に「自分を本気で殺すつもりが無い。もう1人の自分(謎の男)を怒らせるための演技だ」と看破されている。
- 自身の解放が目的だったから、「この際死んでもいいや」ってことだったのかも。
- 悪の半身がカインに対して自分を殺せないことをなじるシーンが何度もある、セオドアの首を絞めたのは演技で本気で殺す気がなかった、セオドアとローザが「自分たちはカインを信じているのに、何故カイン自身が自分を信じないのか」と言っている辺り、悪カインが本当に憎んで殺したがっていたのはカイン自身というオチだと思う。
密かに小説ではプロローグとエピローグ両方を締めくくっているおいしい立場だったりする。
セシルは試練の山に使いを3回送ったらしい。
だが3回目には「次来たらぶち殺すぞボケェ」とぶち切れ、それ以来音信不通になったそうな。