武器/【七曜の武器】

Last-modified: 2023-04-30 (日) 21:55:57

FF10

FF10で手に入る各キャラの最強武器群。
手に入れた最初の状態ではアビリティなしで使い物にならないが、
特殊な方法で強化することで「ダメージ限界突破」「トリプルドライブ」等の強力なアビリティが付く他、物理攻撃に特殊なダメージ補正が掛かったりする。
この強化するまでの道のりが非常に厄介だが、それに見合った能力は発揮してくれる。


マカラーニャの森の七曜の聖地にて、
〇〇の印を使う事で第2段階に、〇〇の聖印を使う事で第3段階にパワーアップさせられる。
ちなみに第2段階をすっ飛ばしていきなり第3段階へのパワーアップは出来ず、
限界まで強化するには必ず印と聖印の両方を使う必要がある。

  • ちなみに、飛空艇入手前だと、全ての武器が第3段階へ強化できないように調節されている。
    どのキャラの場合でも強化アイテムが足りていないか、武器自体が手に入らないかのどちらかである。
    • 具体的には飛空艇入手前に七曜の印は全員手に入るが、聖印を手に入れられるのは水星と火星と日輪で、武器を手に入れられるのはティーダ、ユウナ、キマリのみ。
      このうちティーダは日輪の印がユウナレスカ戦後でないと手に入らず、他のキャラの足りない武器と聖印はすべて飛空艇入手後になる。ミニゲームさえ頑張れば、ティーダのみ飛空艇入手後すぐに限界強化可能。ここは主人公補正だろうか。

第2段階に強化すると、その武器に対応する召喚獣の全ての攻撃にダメージ限界突破が備わるようになる。
メッセージなどで告知されたりはしない。

その他の召喚獣は最初からダメージ限界突破が備わっている。

  • どうもそのキャラのイメージに最も近い召喚獣が対応しているらしい。
    もしもバハムートにダメージ限界突破が備わっていなかったら、ティーダに対応していたと思われる。
  • ティーダは主人公特別扱いとしても、なんとリュックが居ない。
    ダイビングで海と関係の深いリュックなので、あのうなぎがボツになった影響かと思われる。

七曜の武器・印・鏡や、マカラーニャの森の七曜の聖地の詳細な設定は不明。
ワールドチャンピオンは大召喚士オハランドが使用していたらしく、正宗は英雄ミヘンが使っていた愛刀であることが示唆されているが、
他の七曜の武器に関しては詳しい設定は一切語られない。
いずれも過去の時代で使われていた、年代物の武器ではあるようだ。


七曜の武器は、HPまたはMPの残量(最大値に対する現在値の割合)によって物理攻撃力が変化する。
ティーダ・リュック・キマリ・ワッカはHPが多いほど、ユウナ・ルールーはMPが多いほど、
アーロンのみHPが少ないほど、威力が上がる。


アビリティが固定されている点・HPやMPの残量に威力が左右される点を考慮すると、
自分で改造した武器の方が、安定した武器となる場合もある。

  • アルティマニアによれば、HPやMPの残量で攻撃力にプラス補正がかかるのはアーロンの正宗のみ。
    他のキャラクターの武器にはマイナス補正しかかからず、実質デメリットにしかなっていない。
  • とはいえ、多くのプレイヤーはHPを高い状態に保とうとするだろうし、
    MP依存型のユウナとルールーの武器の最終段階には「MP消費1」が付いている。
    • 何より、七曜の武器には自作武器にない防御力無視の特典がある。
      これらの点から、実際にデメリットを痛感するような場面は然程ない。
  • 勘違いされやすいが、防御力無視の効果は「戦う」か「技」で攻撃した時のみ発動する。(HPやMPによるダメージの変化も同様。)
    オーバードライブ技や魔法で攻撃した時には発動しない。
  • そのため、魔法で戦う場合は「MP消費1」がセットされた自作武器を使ったほうが安定する。
    とはいえ、魔法で戦う必要があるのはジャンボプリンくらいで、大抵のモンスターは七曜の武器でなんとかなる。
    • 防御無視が無いとアースイーターやアイアンクラッドクラスの防御力があるとクリティカル有りでも99999到達するのが厳しくなる。
      とくにインターナショナル版の隠しボスも七曜の武器無しだと99999到達は厳しい。

防御無視なので、混乱による同士討ちには注意。スフィア盤の成長を一通り済ませたキャラだと、味方にもほぼ確実に99999を見る。


聖印を手に入れるためにはミニゲームをほぼ限界までやり込まねばならず、その取得難度の高さは賛否両論である。
ただし、やり込むと逆にあまりにも入手時期に合わない段階で手に入るものもある。水星はブリッツボールが出来るようになる時点で入手可能なため、頑張ればミヘン・セッション前でも入手可能とぶっちぎりで最速。
火星の聖印が次点で、最速ではマカラーニャストーカーシーモア老師を倒す前に手に入る。この時点で火星の聖印を狙うのは流石に完全な苦行だが、どちらも速すぎじゃないだろうか…。

  • 「壊れ性能のメインストーリーと関係ない武器だから」と言われればそれまでだが
    各種ミニゲームの取得難度は高すぎるものが多く
    不得手なプレイヤーにとっては苦行であり成功は容易ではない。
    まあ、その救済手段として自作武器作成が可能なのだろうが…。
    • だが、自作武器では七曜の武器の特性である「防御力無視」を付与することが出来ないため、救済手段としては弱い気もする。

仲間キャラそれぞれに割り当てられた最強の武器達。
しかしその実態は「1周目に手にいれちゃったらある意味最凶の武器達」である。
なぜならこの武器には「ダメージ限界突破」なるものがついており、
通常FFでの最高ダメージ9999を超えて99999までダメージをあたえることができるという仰天もの。
この武器を取ってスフィア盤で育てまくればあっという間に超人キャラが出来上がる。
かといって、この武器取りは強制イベではないのでもちろん敵キャラは常識レベル。
ラスボスも瞬殺。ラスボスHP99999。達成感も何もありゃしない…。
1回やるとやみつきになるが、1周目クリア前には取らない方が賢明である。


ではこの無駄な攻撃力をどう楽しむかと言えば、もちろんモンスター訓練所
ここでは更に目玉が飛び出るくらいHPの高いモンスターが待っていてくれる。
最後に戦う「すべてを超えし者」はなんと驚きのHP10000000。1千万。
既に『シン』がどうこういう問題ではなくなっている。
ちなみに、七曜の武器やその強化アイテムの獲得方法は各キャラごとに様々で、
そのキャラの特性をうまくあらわしたものなどもある。(チョコボ・召喚・雷よけブリッツボール)
しかし獲得難度もキャラ(またはプレイヤー)によって全く違うため、
この武器が手に入れられなかったキャラは泣く泣く二軍落ち(というか裏ボス相手には全く使えない)になることが多い。
個人的に一番手に入れやすいのはアーロン。ルールーの雷よけきついわ。
また、ティーダの最終強化アイテムは裏技で簡単に入手可能だったが、インターナショナル版では対策済みなので注意。

  • ワッカを使っている人の場合、技の幅を広げるためにブリッツボールもやりこんでいると想定される。
    その結果として、彼の七曜の武器の最終形態も比較的入手しやすい部類に入っていると思う。
    (アタックリール→ステータスリール→オーラカリールと来て最終的に水曜の聖印が出現するため)
    そしてこれによるアタックリールはもはや反則技。

その他注目すべき点は名前である。

……とFFらしい伝統的武器や懐かしい響きの武器まで、まさにFF!というようなラインナップである。
また、七曜というだけあって、強化アイテムにはそれぞれ日輪などの曜が割り当てられている。
もちろんティーダ用は日輪、ユウナ用は月輪である。


クイックトリック」「チャージ&アサルト」「アタックリール」と共に、
本作の訓練場などのエンドコンテンツのゲームバランスを決定付けた、あまりにも影響力の大きい要素。
主力メンバーの七曜の武器を最大強化した時点で、このゲームのほとんどの戦闘は、同じメンバーだけで同じ攻撃を連発し続ける単純作業へと変貌する。
では七曜やクイックトリックを封印して戦えばどうかというと、当然ながら敵の強さも七曜クイックトリック戦法を前提とした調整になっているため、
この戦法に頼らない場合はひたすら攻略に時間が掛かってしまうという難点がある。


各七曜の武器の性能差について。
七曜の武器に付いているアビリティのうち、全武器共通の「ダメージ限界突破」と「トリプルドライブ」を除いて、特に優れているのは「魔法ブースター」「MP消費1」「さきがけ」の3つ。
他のアビリティは、訓練場などでの戦闘では実質的に有って無いようなものであり、効果を実感することは少ないだろう。
また、ステータスの極まった戦闘では、どの七曜の武器も通常攻撃で大体99999ダメージを出せるので、攻撃力の性能差はほとんど感じられない。


よって、特に優れている七曜の武器は以下の3つと言える。

  • ニルヴァーナ
  • ナイト・オブ・タマネギ
  • 正宗

また、以下の4つの七曜の武器はどれも実質的には同じような性能と言える。

  • アルテマウェポン
  • ワールドチャンピオン
  • ロンギヌス
  • ゴッドハンド

ティーダ、ワッカ、リュックの3人は、七曜の武器の性能は平凡だがオーバードライブが優秀。
ユウナ、ルールー、アーロンの3人は、上記3人ほどオーバードライブが強力ではなく、ルールーは通常攻撃のモーションが非常に遅い。
しかし七曜の武器の性能は良いので、これでキャラ間のバランスはある程度取れている。
キマリは救いが無いが。

  • 「さきがけ」「魔法ブースター」「MP消費1」は確かに便利だが、他の武器でも十分代用できる。
    防御無視という七曜の武器の特異性をフルに活かせるアビリティは共通を除けばカウンター系ぐらい。
  • 訓練場では魔法よりもカウンターの方がよほど出番あると思うがな……。
    最強武器候補なのにAP2倍とか付いている方がいただけない。ギル2倍は論外。
  • クイックトリック連発や、オートフェニックスなどによるゾンビプレイが主流になってくるとカウンターの影も薄くなる。
    せめて一人分くらい貫通アビリティ付きの武器でもあればよかったのに。

どちらかと言えばオーバードライブの強力なティーダ、ワッカ、リュック辺りが最終候補になりやすい。
アーロンも運さえ高ければ硬い持ちにも安定して99999ダメを与えやすく、さきがけの使い勝手がいいためティーダの武器が取れない場合候補になる。
ユウナは聖印取得が一番楽でMP消費1はあるが彼女を強化するとラスボス戦が面倒になるため候補から外されやすい。
ラスボスに2度と行かないなら候補に十分なりえる。
ただしデア・リヒターなどMP0前提で戦う相手だと攻撃力255クリティカルでも99999に届かなくなるためその場合も外されやすい。
ルールーは聖印取得がティーダ並みにきつく攻撃速度も遅いため外されやすい。
キマリはあえて選ぶ理由はない。


ナイト・オブ・タマネギ以外の武器は、入手時にちょっとしたイベントがある。
どのイベントもかなりシュール。
キャラクターがどんな会話をしているのか想像しながら見ると面白い。

  • 大概はティーダが七曜の鏡をかざして宝箱や封印を開け、その武器担当が画面に現れて七曜の武器を入手するという形。
    ナイト・オブ・タマネギにイベントが無いのは、水中にある宝箱という関係上、ルールーが出てこれないからだと思われる。
    ……どっか別の場所に設置すれば良かったのに。

ユウナレスカと戦う前に第2段階に進化できるのはユウナとキマリのみ。

武器とアビリティ一覧

キャラクター武器段階アビリティアビリティアビリティアビリティ
ティーダアルテマウェポン初期段階APなし
日輪の印APなしダブルドライブ
日輪の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブ回避カウンター魔法カウンター
ユウナニルヴァーナ初期段階APなし
月輪の印APなしダブルドライブ
月輪の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブAP2倍MP消費1
ワッカワールドチャンピオン初期段階APなし
水星の印APなしダブルドライブ
水星の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブAP2倍回避カウンター
ルールーナイトオブタマネギ初期段階APなし
火星の印APなしダブルドライブ
火星の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブ魔法ブースターMP消費1
キマリロンギヌス初期段階APなし
木星の印APなしダブルドライブ
木星の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブAP2倍回避カウンター
アーロン正宗初期段階APなし
土星の印APなしダブルドライブ
土星の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブさきがけカウンター
リュックゴッドハンド初期段階APなし
金星の印APなしダブルドライブ
金星の聖印ダメージ限界突破トリプルドライブAP2倍ギル2倍