エクスカニバー

Last-modified: 2024-11-14 (木) 16:26:58

基本情報

エクスカニバー.jpg

オモサ5.60kg白刃取り耐性30%
リーチ821mm初期購入×リーチ消費スタミナ補正100%
キレアジ1.0体験版(Switch)×VS消費スタミナ補正100%
スイング360°課金(Mobile)VSスタミナ削り補正100%
オオキサ517cm²価格30000多段ヒット×
ダメージ9.0~13.0投擲適性×スタミナ消費(ブキ接触)4.9%
他ブキ衝突判定スタミナ消費(パンチ)5.9%
備考両手持ち。ハイパーモードのとき、左右ガード長押しでチャージ後 パンチでビームが出る

紹介

中世の騎士道文学「アーサー王物語」に登場する伝説の聖剣、エクスカリバー…ではなくエクス"カニ"バー。
古くは蟹座山羊座の黄金聖闘蟹の振るう必殺の手刀や光の戦士達に授けられる聖剣として、
近年は英霊として召喚された伝説の英雄蟹の振るう約束された勝利の剣として、様々な作品で姿を見ることができる。
どういうわけかカニバーン、カニドヴルフ、エスカニボル、コーラブランドとやたら別名が多い。

出典の"アーサー王物語"について

物語のモチーフと言われているアーサー王は、5世紀ごろにブリテン島(今のイギリス)に現れた君主。
諸外国からの侵攻をことごとく撃退し、ブリテンの人々を護った伝説的英雄として知られている。

 

ある日、かつて手痛い敗北を喫した相手に再度立ち向かうことになったアーサーは、
必勝を祈願して自らの剣を泉に捧げた。すると、泉の中から一人の美しい女性が現れ

「あなたが泉に捧げたのはこの金の剣ですか? それともこちらの銀の剣ですか?」

と尋ねてきた。正直者のアーサーは素直にそれらではなく自分が持っていた剣だ、と答えると、
女性は「貴公には真の英雄たる素質がある」と言い、一振りの立派な剣とカニを与えたのである。

その後、泉の精から授かった剣とカニを従えたアーサーは敵の攻撃を見事に退けると、
新たに従えた知恵者マーリン(cv胡散臭い方の櫻井)の助言に従い、志を共にする仲間を集うことになる。すなわち

アーサーに惹かれ従う円卓の騎士
聖剣に導かれ集う数多の蟹卓の騎士

である

後年の研究では

ここまで見たら分かるように、逸話内でアーサーはエクスカニバー振るっていない
故に彼の逸話は本来がカニのものであり、もともとは単なる傍観者、記録者ではないかという論が根強い。
しかしながら、彼が諸外国の侵攻を打ち払い民を守った英雄として語り継がれているのも事実であり、
仮に傍観論が真実だとしてもカニの活躍を仮託するに足りる相当の実力者ではないかという声も多かった。

そのため近年は

  • エクスカニバーを振るったのはカニであり、アーサーはそれを使役する指揮官的立場であった
  • 戦場ではアーサー自身がエクスカニバーを振るっており、カニは普段それを所持する鞘の役割だった
    (エクスカニバーの鞘は剣の傷を直す力があり、カニの持つ不死性とも合致している)
  • 実は泉の精から与えられたエクスカニバーは二振りあり、アーサーとカニで共に振るっていた

などの説が挙げられており、研究者の間で盛んな議論が行われている。
もっとも、これらの研究は今後新たな文献が発見される中で解明されていくだろうし、
そもそも「カニはおいしい」という普遍的無意識のあらわれで良いのではないだろうか、と
蟹考古学の権威であるヌッソリーニ教授は語っている。

 

月日は流れ、国に安寧をもたらしたアーサーは「そなたはもう十分に強い」と言われるようになり、
これ以上の過ぎたる力は世を乱すと考え聖剣とカニを手放すことを決意したのである。
聖剣を受け取った泉の精(cv若本)は引き換えにアーサーに英雄としての祝福を与え、
共に戦ったカニはいつまでも国とともにあれるよう、英霊として天に座することになったのである。
これがかに座である。

 

当然ながら、これらの話はアーサー王に関する逸話を調べてもどうにも知られている話ばかりだったので、
甲羅酒片手に仕方なく作り上げた嘘 八 百 万なので注意されたし。

 

かの聖剣と同じく魔力を秘めているのかは定かではないが、ハイパーモード中にLB&RB(両ガードボタン)長押しで
十三の拘束を解放しエネルギーチャージ後、LTorRT(パンチ)ボタンで聖剣ビームを出すことができる。
この聖剣ビームは剣先の方向にまっすぐ放たれるため、普通に振るうと当てるのは若干難しい。
反面直撃した時の威力はかなり高く、更に相手を大きく吹き飛ばすことができる。
議決待ち時間…もといチャージ時間はやや長めだが、その後の発射はボタン入力後に即放たれる。

聖剣ビームは一定時間照射され続けるので、発射後にブキを振り回すことで広範囲を一気になぎ払うことも可能。
多数戦でもまとめて相手を攻撃することができるため、敵味方入り乱れての乱戦時にはかなりの驚異になる。
実ダメージは相手が派手に吹き飛んでしまうのでヒット時間が安定せずまちまちなところがあるが、
かすめただけでも20~30ほど、地形などによっては40オーバーのダメージが入ることもある。

また、ガードボタンを使用する他のブキと異なり、各ハイパースキルの使用を阻害しないという利点を持っている。
ただし聖剣ビームを放った時点でハイパーモードや各スキル効果は終了するので、放つタイミングには注意したい。
(なお、発動コマンドが「カニオウケン」の入力と一部被っているため、そちらを使用しようとして聖剣ビームが暴発、
空振りするという地味な難点がある*1

 

通常の使用感としてはクレイモアとほぼ同じに扱えるが、重量バランスの関係か若干クレイモアの方がダメージが高い。
ブキのオモサ自体も結構増えているので、やや振るいにくさを感じるようになるカニも出てくるだろう。
また、特殊な持ち方をするダブルセイバーサンセツコンを除けば、もっともリーチの短い両手ブキである。
とはいえ実際に運用する際はほとんど気にならない差なので、聖剣ビームにロマンを感じるならばこちらを選択しよう。
特にカニカニ飯店スーパーマーケットといった吹き飛ばしによるリングアウトを狙えるステージでは、この約束された勝利のビームが恐ろしい威力を発揮する。

 

バージョン1.1.2で2Pカラーが実装された。カラーリングだけでなく聖剣ビームの色もしっかり変化する。
光と闇が備わり最強に見えそう。

コメント

  • マッチではどうかは分からんが、攻略においては聖剣ぶっぱがかなり強力。特に飯店のタラバは稼げるくらいにマッハで倒せる。コツをつかめば龍が拾わない -- 2020-08-09 (日) 22:29:05
  • この剣、捩ってるのは日本語だけで英語だとまんまエクスカリバーだったぬ -- 2020-09-15 (火) 11:00:18
  • カラッパぐらいの腕力になると斬撃火力がクレイモアよりも高い…気がする -- 2021-12-01 (水) 23:53:15
  • ビームうってから旋回するのはけっこう強い -- 2022-08-12 (金) 09:07:56

*1 溜め時間だけはカニオウケンの方が格段に短いので、ガード長押しを最小限に留めれば暴発させずに発動できる