トライデント

基本情報

紹介

そのルーツは農具であるピッチフォークとも漁業用の銛ともいわれる、先端が三叉に分かれた槍の一種。
「３」(tri)という数字の持つ意味の関係上、多くの神話で神の持つ槍が三叉の形をしている。
その中でも有名なのはギリシャ神話の海神ポセイドンだろう。一度振るえば天変地異を巻き起こす神槍であり、
その影響からファンタジー作品では水属性持ちにされていることもしばしば。
それは本作においても例外ではなく、神の力を授かった(公式設定)カニ達が振るうことで巨大な水の槍が姿を表す。
他に有名なのはインド神話では怒りの神シヴァが持つもので、こちらは大体「トリシューラ」と呼ばれている。3枚除外する。

片手ブキではトップクラスのリーチを誇り、ほとんどのブキのリーチ外から攻撃することができる。
(これより上はブキの投擲やガーダの鎖発射時、ヘビーソード、ランス、アンカー発射時くらいしか存在しない)
また、ガードボタンを押すとブキが水のオーラのようなものを纏い、接触すると継続ダメージを与えるようになる。
発生するオーラのリーチは非常に長く（前後合わせて6mほどある）、たいていのマップの端から端まで届くほどの範囲を持つ。

エネルギー持続時間、回復時間は以下の通り。ハイパーモード中は変形時のエネルギー消費がなくなる。

なお、起動直後のエネルギー消費が多めになっているので小刻みに切り替えると持続時間が更に短くなる。

この水の槍を活かした圧倒的な妨害、制圧力が最大の魅力。長大なリーチは不用意な接近を許さない。
無理やり接近しようとするとこの刃に加え、通常攻撃もそれなりに痛いため手痛い反撃を受ける強力なブキである。

ただしバージョン1.2.1で、エネルギーが約1/3を下回っているとゲージが暗くなり、水ビームを起動することができなくなった。
この状態では既に起動しているビームを出し続けるか、途中で止めることのみが可能となる。

スイングの値が360°あるため、ウデを振るうとぐるぐる動いてしまう。ガードを押すと前方へ保持する。
地味にかなりのオモサを持つブキで、下手な両手ブキ以上の重量6.0kgは片手ブキの3位タイだったりする。
ただし持つ位置が真ん中であるため重心に近く、振りそのものは軽快なのでうまく当てればそのオモサを活かした大ダメージが見込める。

オーラの特性

この水のオーラは見た目こそビームのようだが、
相手カニと所持ブキに対してはあくまで物理的な槍として振る舞い、接触させればきちんと衝突する。
パンチをしていればオーラ越しにパンチ攻撃をヒットさせることも可能（通称「真空斬り」など）。
一方で、地形や他のオブジェクト類に対しては貫通して素通りするようになっている。

オーラを出している最中はトライデントの回転が非常に重くなり、振り回しにくくなる。
極めて長い槍の長さに対して角運動量が足りずに上手く回らないものとみられる*1が、
オーラの出し入れに対して角運動量保存則までは適用されていないようで、
オーラごとぶん回す方法の一つとして「トライデントを回しながらオーラを出す」というものがある。

オンライン対戦では振り回したオーラが稀に相手画面でのみ相手カニに引っかかり、
そのまま相手カニを投げ飛ばしてしまう「斥力投げ」と呼ばれる現象が発生することがある。

武器相性

• アザラシ
  • ポセイドンごっこ。

• トライデント(両手持ち)
  • レギュレーション20211123以降はトライデントを2本持っているとビームのエネルギー消費が倍増するが、
    それでも「世界を滅ぼす」とまで称されるほどの圧倒的な攻撃範囲と高火力は健在。
  • 2on2で全カニがこれを持ち出すと、視界がひどいことになる。是非体験されたし。

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