フレイル

基本情報

紹介

柄となる部分と鎖で繋がれた「穀物」と呼ばれる打撃部分で構成された"農具"が武器に転用されたもの。
広義の意味ではヌンチャクやサンセツコンも構造が同じため、フレイルとして扱われる。
本作に登場するもののように、穀物が棘付き鉄球状のものは"モーニングスター"と呼ばれることが多いのだが、
本来はメイスの柱頭(先端部)が棘付きのものをそう呼んでいたようである。
おそらくメイス状のものが出回っていった中で、付随する形で似た形を持つこちらにも同名が後付けされたのだろう。
振り回し遠心力を与えることで高い打撃力を生み、その軌道から防ぎづらい武器とされているが、構造上扱いは難しい。

創作界隈(主にゲーム)では聖職者の武器として扱われ、その性質上後列からの攻撃や複数体攻撃等が可能な援護寄りな性能であることが多い。本来非常に扱いが難しい武器なのだが、何故か戦闘が苦手そうな聖職者だったり非力な女性キャラが得意としていたりすることについては突っ込まないでおこう。
吸血鬼を討ち滅ぼす聖なるムチが時代によってこのようなモーニングスター型だったことがある*1他、
その影響からか何故かメイドさんがモーニングスター片手に不死王の城に乗り込んだなんて記録も。
我に加護をーッ！！

鎖が伸び切っていない状態でパンチした際、鉄球がある程度相手をホーミングするような動きをする。
…のだが、どうしても腕の振りからワンテンポ遅れて攻撃が発生するので、まず狙って相手に当てること自体が困難。
威力そのものは悪くはないのだが、この特性もあって勢いがつけづらく安定したダメージを維持しにくいのがネック。
いわゆるカス当たりも多発するため、総じて非常に扱いづらいブキになっている。

その一方で接触時のスタミナダメージが高く、立て続けに打ち込むとあっという間に相手のブキを叩き落とせる。
積極的にダメージを奪うより、補助ブキとして相手のスタミナを奪うような運用をしたほうがいいかもしれない。
単純に前方に転がしておくだけでもブキが触れてスタミナを削ってくれるので、厄介なことこの上ない。

バージョン1.2.0.0でよろけダメージが強化され、パンチせずに相手に接触させた場合でもよろけさせるようになった。

ブキ相性

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