ジェット

基本情報

紹介

外部から取り込んだ空気を燃焼することで強い噴流を発生させ、その反作用が推進力となる熱機関の一種。
何故か持ち手が付いており、それにしがみついたカニは自在に飛び回ることができる。

未来的な造形と黄色のカラーは、フォースの力を持った少年のポッドレーサーに付いたエンジンを彷彿とさせる。
ビームセイバーの影に隠れがちだが、これも実質ジェダイブキの一つと言える…かも知れない。

ガードボタンを押すことでジェットを噴射させる。これにより通常とは全く異なる独特の動きが可能となる。
その仕様上、装備中の腕はガードができなくなる（ガードボタンがジェット使用に変わるため）点には注意。
チャージ手順にガードが含まれるカニハメハやカニオウケンも、ジェットを所持した状態では発動不可能になる。

噴射時はエネルギーを消費し、エネルギーがなくなった状態で使用し続けると今度はスタミナを消費する。
エネルギーフルから0になるまで、そこからウデのスタミナを消費して使用した場合の持続時間、
エネルギー0からフルまでの回復時間はそれぞれ以下の通り。

なお、噴射開始直後の一瞬だけはエネルギーorスタミナを激しく消費する（ゲージ量にして1割近く）ため、
小刻みに使用すると逆に効率が悪くなる。エネルギーの方が持続時間が短く出ているのも主にそのため。

なお、空中にいる間はエネルギーの回復が停止するようになっている。
地上から離れる手段は問わず、ダッシュ、ハイパー飛行、ジェット離陸、高所飛び降りの全てがその対象となるが、
ジャンプ力が低いカニだとダッシュや非ハイパージャンプなら脚が地面を離れずに済んでセーフな場合も。

ハイパーモード時でもエネルギーを消費するが、使い切っても僅かに残るようになるのでスタミナ消費がなくなる*1。
そのためリングアウトさえなければ無限に飛行することも可能。空も支配したカニに死角はない。

基本的な扱い方としては、片手ブキとのセットで加速をつけて威力を上げるというもの。
パンチと同時に噴射させて殴ったり、単純に勢いをつけて体当たりをブチかましても意外と強い。
また、その推力を利用して相手に一気に近づく、離脱する、不利な体勢やリングアウトから強引に復帰するといった、
自身の挙動をフォローするような使い方もできる。
一方で高速でカッ飛んだりネズミ花火のように回転したりといった、抱腹絶倒のネタ魅せプレイも可能。
扱いは難しいが、本気プレイにもお祭りプレイにも両対応できる魅力的なブキである。

重心と推進力の位置による挙動の違いはモロに出る為、カニによって扱い方は千差万別でパンチの有無でも変わる。
愛用カニのウデの可動域と回転モーメント特性については是非把握しておきたいところ。

投げるとジェット噴射しながら相手へ飛んでいく。ダメージは3.0～9.0程度。

バージョン1.2.1で、よろけダメージを受けている時はエネルギー/スタミナ消費量がカニの仰俯角に応じて増加するようになった。水平姿勢なら影響はない一方、逆さまの状態で噴射すると物凄い消費になるので体勢を強引に立て直すのは難しくなった。

バーサスモードで1発白刃取りされる7つのブキのひとつ。
ジェット本体に対して持ち手が貧相過ぎるという名目で唯一レギュレーションによる白刃取り耐性の下方修正を受けた。

ブキ相性

• ソード(片手ブキ全般)
  • 回転しながら勢いをつけて暴れ回る。ジェット本体との連続ヒットで倍近くダメージが増えることも。
    リーチのある刀剣、鈍器系全般と相性が良好。刺すタイプのブキとはイマイチ。銃？あきらめよう。

• ジェット(両手持ち)
  • 翼を授かる。ネタっぽく見えるが最高速での直撃時の威力とノックバックはわりとバカにならない。
    タッグ戦時は視界外から突然跳ね飛ばしにくるので厄介さに拍車がかかる。
    ただし加速からの衝突が前提の攻撃スタイルになるので、スタミナがゴリゴリ減っていく点には注意。
    また、ジェットを2つ持っている時は推力が半減する補正が存在するため
    同時噴射は抜群の直進安定性を誇るものの倍速くなるわけではない点にも留意したい。
    　
    ダブルジェット同士の対戦は、ゲームを間違えたのではと思うほど酷い構図になる。一度体験あれ。

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