モンスター/ブラキディオス/派生作品

Last-modified: 2024-03-30 (土) 13:33:19

目次

概要

MHF

  • 遷悠種として導入され、2015年10月14日に実装。
    大規模な変化を遂げたジンオウガと、ほぼ元のままなせいで不評だったイビルジョーという
    2体の遷悠種を経ての登場となり、その変化の規模にも注目が集まっていた。
  • 第三の遷悠種として「青っぽいヤツ*1」とのヒントが与えられていたため、
    ブラキディオス、もしくはラギアクルスと踏んでいたプレイヤーも多かった模様。
  • 10月14日の実装と同時に爆破属性・爆破やられも実装された。
    一部のプレイヤーからは「爆破属性がなくなるのでは?」や「爆撃剣と同じ扱いになるのでは?」
    と言った不安もあったが、無事実装されることが決定した。
    この調整に時間がかかる*2ことが、
    実装が10月14日になった理由であることがインタビュー等で明らかにされている。
    また、ボマースキルで爆破属性が強化される点も、
    やや仕様は異なるがメインシリーズと変わらず導入される。
  • 部位破壊素材として従来通り頭、腕、尻尾が存在するが、
    ブラキディオスはこれらの素材は限定ではなく捕獲でも入手できるようになっている。
    レア素材の宝玉、天殻の入手率が落ち、実際に部位破壊するより確率で劣るものの、
    捕獲によってこれら素材が入手できるためハンマー等尻尾が切れない武器種でも尻尾系を入手したり、
    部位破壊と併せることで確率を上げる事ができるようになり、
    MHFのG級ではガノトトス亜種以来となる、捕獲にも意味があるモンスターとなり、
    同時に初となる、捕獲で部位破壊素材が入手できるモンスターとなった。
  • 武器はマグネットスパイクを除いた13武器種に存在する。
    どれも高性能に仕上がっており、
    匠スキルかそれに相当するスキルの効果を受けると空色ゲージが発現する。
    なおどれも外見が輸入元にあった「爆砕以降段階で粘菌の色が変わる」という仕様を踏襲していない。
    • ちなみにこの強化段階によって武器の外見が変化するというのは、
      1つ前の遷悠種イビルジョーのライトボウガンにも言えることだったが、
      あちらは怒り喰らうイビルジョーの素材を用いたがための変化故に理由はつけられるが、
      こちらは特殊個体等関係なく変化する。
    • 現在ではMHFにおける爆破属性自体の微妙さが指摘されており、
      それが魅力であるブラキディオスの武器にとっては厳しい状態が続いている。
      2018年9月のMHF-ZZアップデートで爆破属性に上方修正が入ったが、主流に踊り出ることはなかった。
  • 防具の自動発動スキルは予想しやすかったであろうボマー
    スキル構成はG7以降のコンセプトの1つ「装備の変革」の流れを汲んだものとなっており、
    剛撃、怒スキルを主体とするスキル構成となっている。
    自動発動故のメリットは非常に大きく、
    剛撃主体のスキル構成であれば爆破属性武器を使う際これ以上ない相性の良い防具となるだろう。
    • 言い換えれば、従来の主流である刀匠装備には組み込みづらいという悩みを抱える事となる。
      低労力で珠秘伝装備に匹敵する剛撃+5一閃+3が現実的になってきたとはいえ、
      まだまだ剛撃主体装備は開拓途上の段階であるため大きく舵を切りたいという思惑もあるのだろう。
      爆破属性は現状微妙なものの、スキル自体はかなり優秀であるため採用者は少なくない。
    • なお元のブラキシリーズのメインスキルといえば挑戦者、底力、ボマースキルであるが、
      これらはそれぞれ剛撃、怒、自動発動スキルで再現されている。

戦闘能力

  • MH4をベース*3として、MH3Gの仕様や行動をハイブリッドしたようなものとなっている。
    ただし良いとこ取り(ハンターにとっては悪いとこ取り)の全部乗せというわけではなく、
    いわゆるデスコンボを初めとした確定コンボの一部がオミットされていたり、
    殴りつけの精度が最も緩い4G準拠になっていたりしている。
  • 技術的な問題か、怒り時の打撃攻撃によって発生する爆破のエフェクトが
    明らかに本体から離れた場所に発生してしまっているモーションがある。
    何もない空間に独立して爆破が起こる絵面となり、有り体に言うとややチープである。
  • 独自の仕様として、各種攻撃に伴う粘菌爆破の判定が本体と同時になるよう調整されており、
    MHFでよく用いられる無敵時間を利用したフレーム回避がやりやすくなっている。
    • 爆発のタイミング変更は怒り時のジャンピング土下座が特にわかりやすい。
      メインシリーズでは着地から一拍置いてから爆発が発生するが、
      MHFでは着地と爆破がほぼ同時になっている。
    • ただし爆破の判定がメインシリーズと違い攻撃と独立しているため、昨今MHF-Zでなじみ深くなった、
      いなしやガード吸収など所謂ジャスガ系と相性が悪い。
    • 地味な点だが、粘菌が付着するエフェクトが粘着感のあるものになっている。
      粘菌というよりはスライムに近く、メインシリーズ経験者は違和感を感じるかもしれない。
      また、火山での狩猟において設置された粘菌が溶岩に触れると即爆発する仕様になっている。
  • また、歩行関連動作がほぼ全て何かしらの予備動作となっているのも特徴である。
    距離を詰める前進動作はサイドステップ、尻尾回転攻撃、角を突き刺しての直線爆破、
    MHFで追加された技である「片手を地面に擦り付け、そのまま後ろへ振りぬく」のいずれかにのみ派生する。
    サイドステップは追撃をしてこない場合を除くと、
    フック、角を突き刺しての直線爆破(G級ではそれに加え、連続で地面を殴る技)のどちらかにしか派生せず、
    サイドステップの速度によってどちらかが見極められる(速度が微妙に速い場合は直線爆破派生)。
    後退動作は頻度が抑えられているほか使っても高確率でサイドステップに派生し、
    MH4Gの猛ダッシュはG級では確定でサイドステップに派生する。
    従って単純に軸合わせ・距離調整目的で歩行関連動作を行うことは殆どない。
  • HR5個体の追加技は、前述した片手を地面に擦り付け、そのまま後ろへ振りぬく技、
    後退しつつ腕を振り回して前方に多数の粘菌を撒き散らす技、
    前進しつつ片腕ずつ地面に這わせ粘菌を設置(怒り時では即爆発する)した後にハンターを殴りつける攻撃など。
    また、既存の一部攻撃にも手が加えられており、
    非怒り時の頭突きで発生する大量の粘菌の爆破範囲がやや広がった。
    対して怒り時の頭突きで広範囲を爆破する攻撃は、ブラキディオスの真後ろが完全な安全地帯となった。
  • G級ではHR5個体に更なる技のパターンが追加されている他、
    角を叩きつけて前方一直線を爆破する攻撃が3wayとなり、
    その場で何度も地面を殴りつけ周囲を次々と爆破させた後、〆として一際大きな爆発を起こす技、
    叩きつけ回り込みからの横フック後に岩盤を砕いてハンターを打ち上げ
    打ち上げられたハンターを爆破で追撃する根性貫通コンボなどの攻撃が追加されている。
    • 一番最後の根性貫通コンボは、通常の速度でサイドステップを仕掛けた場合に高確率で、
      猛ダッシュからのサイドステップ後には確定で行ってくる。
      3Way爆破と地面を殴りつける爆破もサイドステップから派生させてくるため、
      HR5個体以上にサイドステップを強く意識して立ち回ることで対処しやすくなる。
      なおいずれもフレーム回避が可能である。
    • 更に、G級怒り時限定で最大級の大技「粘菌フィールド爆破」も使用してくる。
      角が真っ白に光り輝き地面へ勢い良く突き立てる。
      すると大量の粘菌が超広範囲へ広がり*4
      粘菌の色が徐々に変わっていくと同時に地響きが鳴り、
      角を引き抜いた直後にやはりブラキディオスを中心とした超広範囲が爆発
      打ち上げられたハンターを超高速スリップダメージで仕留める
      • 似たような技はG級ジンオウガも使うが、あちらと違い範囲が更に広くなっている反面、
        予備動作が非常に長い点と、爆発はフレーム回避が可能という点が異なる。
        予備動作は地面に角を突き刺したのを見てから離脱しても十分に間に合うほどに長く、
        更に爆発を回避してしまえばスリップダメージを受けることも無いので、
        慣れてしまえば攻撃チャンスとなる。
        また失敗しても、スリップダメージ追加判定は爆破と同時のほぼわずかな時にしか存在せず、
        爆破後に引っかかった場合はただの打ち上げに終わることがある。
        性質としては極み吼えるジンオウガの雷膜フィールドのそれに近いか。
        ただし最初の爆発は内部的に2hit扱いのため、絶対防御態勢は防護手段としては無力である。
      • ジンオウガとブラキディオスでこのような攻撃技が大きな注目を集めた事もあり、
        以後のG級遷悠種モンスターにはやり方こそ違うが
        対処できなければ絶対防御も真根性も無力化して力尽きる最大級の大技」が仕込まれるようになり、
        その手段についても大きな関心事となっている。
      • なお、現在ではG級では極海にしか登場しないが、
        過去にイベントクエストで火山と雪山で登場した際には、雪山では使用しないという仕様になっていた。
        火山で使用する際、溶岩内で粘菌を設置した場合広がる粘菌が見えず、
        ブラキディオスの動きで炸裂タイミングを判断する必要があった。
  • 殴りつけと同時に爆発が起こる攻撃を受ける、または爆破やられ状態で腕による攻撃を受けた場合、
    根性・絶対防御を貫通する*5
    一方、回避行動を行った場合は1hit分しか判定が発生せず絶対防御のアーマーが機能する場合もあり、
    これはMHF-GG以降大普及して問題になった「絶対防御態勢任せで大技をやり過ごしてごり押しする」
    ことへの明確な対策(つまり万一の保険としては一応機能するが、ごり押しには向かない)であると見られている。

MHSP

  • 02弾からの参戦。
    ちなみに幼体の時点で既に爆破粘菌を使いこなせるようになっているが、幼体時は腕の粘菌が少なめ。
  • 外伝に飛び出てもその強性能っぷりは健在
    初期狩力は44。これだけならディアブロスと同等なのだが、
    ブラキディオスは平均スペックが02弾ラスボスのジンオウガ超帯電状態と同等
    成長段階も★4登場の癖して幼体・未成体・準成体全て上限LVが4と言う破格の性能の持ち主である。
    • 勿論爆破属性も健在。
      本作の爆破はダメージはともかく、相手の部位を100%粉砕すると言うとんでもない効果が備わっている。
      おまけに部位破壊時のボーナスは100%レア素材なので、ブラキ自身の大幅強化にもつながる。
    • さらに出現時期としての耐性もほぼ完璧。
      最大の弱点である水属性は揃いも揃って不遇、氷属性も一番強いのがベリオロスといまいち。
      03弾ではクシャルダオラが登場しきつくなった…かと思いきや
      そのランクのトモが揃いも揃って氷弱点のせいで特別目立った弱点にならない。最早意味不明である。
    優秀なステータスと有用な特殊能力を併せ持つのみならず、登場時期にも恵まれ、
    結果「ジンオウガかこいつがいれば最終盤まで突き進める」と言わしめる程の強トモと化した。
    ディアブロス?いましたねそんな奴。
  • しかし、敵に回した時もアホみたいに強い
    02弾・★4の敵の狩力平均は大体100~110程度なのだが、ブラキディオスはなんと120
    (ちなみに狩力120は★5クエストの最低ラインである)。
    おまけに爆破のせいで事故率も高く、素直に勝つだけでも一苦労する。
    03弾ではなんと最終クエストの相手であるクシャルダオラ龍風圧の前座。そこまで一切出ない。
    さすがに古龍相手に狩力は劣るものの、相変わらずの★5最高峰の狩力の持ち主。
    そして出現タイミングは本作の強豪・リオレウス亜種よりも後。ついでにディアブロス亜種よりも後である。
    こいつに自重の2文字はないのか。
  • ブラキディオスの快進撃はまだまだ止まらない。
    何とただでさえ強いにもかかわらず歴戦個体の登場が確定してしまった
    激しい戦いの結果角が破壊されてしまっている事と、歴戦個体特有の蒼いオーラが特徴的。
    …そして、その初期狩力だがなんと52
    能力の数値もおかしい事になっており、何と能力基準値はクシャルダオラ龍風圧を上回る
  • 特殊攻撃は「粘菌全方位爆破」(Lv1)・「超粘菌爆破砕撃」(Lv2)。

MHXR

  • 基本はMH3Gと同じ。属性は本家で無属性だった爆発の直撃を含めて火属性となっている。
    MH4以降のように非怒り時でも頭突きを使用するが、
    これによって発生するのは巨大粘菌設置ではなく、怒り時同様の直線状爆破である。
    非怒り時での使用頻度はかなり低いが。
  • 腕本体に直撃したり、設置されてある粘菌を踏んでしまったりすると爆破やられとなるのは同じだが、
    爆発に被弾すると火傷状態となってしまう。
    そのため、ブラキディオスの攻撃をロクに回避できずにいると、
    火傷や爆破やられを治すためにとにかくコロコロ転がるハメになる。
    本作にはスタミナの概念が存在しないのが救いか。
  • 本作ではモンスター素材の仕様が簡略化され、ブラキディオスも他のモンスター同様に
    3種の基本素材+宝玉+部位証という構成になっているのだが、
    基本素材の内もっとも入手率が低い3種類目の素材が「砕竜の角」となっている。
    これを見て大半の人は「ああ、リーゼントアレのことね」と理解できるだろうが、
    メインシリーズでの素材名通りアレは頭殻であり、厳密に言えば角ではない。
    3種類目の素材は爪、角、牙、翼のいずれかと決められているため、
    おそらくは、存在しない翼やあまり特徴的ではない爪や牙を選ぶよりは
    角とした方が自然だと判断されたのだろう。
    なお、この仕様は炸裂個体、二頭クエスト、爆氷種の素材でも同様である。

ブラキディオス爆氷種

  • ver7.0アップデートより実装された特殊種。別名:爆氷竜
    実装順としては下記のブラキディオス初号機が先であるため、
    爆氷種は2種目のブラキディオスの特殊種となる。
  • という名が表す通り、炎(粘菌による爆発)を同時に操るモンスターとなる。
    • この手のモンスターは、MHFにおけるディスフィロアエルゼリオンに続き3例目である。
      特にエルゼリオンとは実装時期も近いため軽く話題になったりもした。
  • 通常個体には見られなかった背部の突起や、身体の複数箇所に生成された氷の棘が特徴。
    ほぼ全身が凍結しているが、角と拳は炎のように赤く、怒り時にはそれが激しく燃え盛る。
    それ故か、通常個体よりも一回り巨大に見える。
  • ブラキディオス爆氷種の爆発を食らうと雪だるま状態になってしまうが、
    それ以上に脅威なのがフィールドを凍結させる能力であり、
    凍結したフィールドの上では非常に滑りやすくなる(泡まみれ状態の二段階目と同等クラス)。
    地面に設置された粘菌の爆発地点が凍結するほか、
    例のジャンピング土下座の直後は凍結が広範囲にまで及ぶ。
    更に、邂逅時と怒り状態への移行時に放つ咆哮と、地面に角を突き立てての広範囲爆破の際にも凍結を起こす上、
    触れると爆発する氷柱まで複数設置される。
    氷柱による爆発は非常に威力が高く、
    位置取りが悪いと咆哮で拘束されたところへ氷柱が生えてくるという事態にもなりうる。
    以上の要素により、移動が制限される状況下でブラキディオスと氷柱の2つに気を配って立ち回る必要がある。
    • 氷柱は個別にターゲットが可能で、攻撃を一発でも当てると破壊できるほか、
      ブラキディオスの攻撃に巻き込まれて破壊されることもある。
  • ブラキディオス爆氷種戦では、アクセルアックスが好相性と公式でもアナウンスされており、
    実際に抜刀ダッシュや砲撃離脱で地形にとらわれない立ち回りが可能となっている。
    問題は、ブラキディオス爆氷種の実装時点ではアクセルアックスそのものの数が少なすぎることか……
  • 武器は実装されたばかりであるアクセルアックスも含む15種全てに存在する。武器自体の属性は全て氷属性だが、
    この武器の殆どの武技の使用に必要な技玉は、氷属性に加え火属性(一部は土属性となっている)も必要となる。
    武器名は、操虫棍なら「爆氷棍ノースメテオ」、アクセルアックスなら「爆氷爆斧ゼロヒート」など、
    「爆氷○」に続く単語がそれぞれ冷気と熱を連想させる組み合わせになっている場合が多い。
    ただし一部例外も存在する(チャージアックスの「爆氷盾斧デトネイター」など)。
    また、防具は「ブラストザードシリーズ」という、
    従来までのブラキディオス防具とは全く方向性が異なるネーミングとなっている。
    そのまま「ブラスト」(爆発)と「リザード」(トカゲ、恐竜を指すこともある)、
    または「ブリザード」(吹雪)の組み合わせだろうか。
    仮にメインシリーズに登場すれば、武器種によっては爆破属性もしくは氷属性の武器として登場していたのかもしれない。

ブラキディオス初号機

  • ビジュアルの初公開時から今に至るまで、
    何かとエヴァ初号機に似ているだの何だのという評が絶えなかったブラキディオス。
    そんな彼だが、まさかの初号機と融合を果たし特殊種として登場
    その名もズバリ「ブラキディオス初号機」。
    初号機がそのままブラキディオスの体格になったというデザインであり、
    頭部のリーゼント角は初号機の細長い一本角に変わっている。
    この角を破壊すると、「特殊部位破壊報酬」としてコラボ装備が入手できる事もある。
    何を入手したのかは部位破壊達成直後にすぐ表示される。
    また、尻尾は既に切断済みとなっている。「破」の第10使徒戦において腕を切断された初号機の再現か。
    そして案の定、緑の蛍光色部分は粘菌で再現されている。
    通常種より一回り大きい体躯となっている。
  • クエスト名は「ニア・サードインパクト」。
    狩猟地はMHXRにてよく使われる暗雲の立ち込める塔の秘境だが、
    当クエストでは全体が赤く染まっている
    赤く染めただけではあるのだが、劇中におけるニア・サードインパクトの雰囲気が存分に再現されている。
  • 戦闘能力自体は通常個体と変わらない。
    しかし、一度HPを削りきると獣竜種特有の立ち上がろうとするモーションのまま静止。
    直後にアラートが流れ、覚醒した初号機そのものの姿となって復活を果たす
    具体的には、緑色の蛍光色部分が真っ赤に染まり、
    尻尾は光の尻尾として再生、そしてブラキディオスの上には天使の輪が出現する。
    これが怒り状態の扱いとなっており、粘菌が即爆発するようになるほか、
    攻撃されるとA.T.フィールドを展開してダメージを軽減してくる。
    • 残念ながらEVA武器やEVA防具を装備していっても、
      原作のようにA.T.フィールドの中和はできない。
      まあ、あまりにも強すぎるA.T.フィールドは並の力では中和不可であることが
      劇中でも幾度となく示されており、そういった点では妥当とも言えるかもしれないが。

MHST

  • 攻撃はパワー・スピード重視。また、確率爆破やられの「粘菌スタンプ」を持つ。
    またブラキディオスの十八番である粘菌チャージも健在。
    攻撃そのものに爆破属性を付与する他、全攻撃行動に対してカウンターするようになる
    下手に攻撃すると反撃の爆破やられ⇒対応できずに爆破…と言うオチも。
    ちなみにこの反撃だが、真っ向勝負に勝てれば反撃を食らうことは無い
    ただし、もちろん負けやあいこの場合はきっちりと反撃を受けてしまう。
    自信がなければ下手に真っ向勝負は起こさず、アイテム使用や自己強化技などでやり過ごした方がよい。
    • さすがにコレに複数行動では凶悪すぎるためか2回行動まではやってこないが、
      やはりブラキディオスはどこに出てきても強敵に変わりはなかった。
  • ストーリー終盤にて、ザラムの遺跡で特殊な状態にある個体との強制戦闘が行なわれることになる。
    こちらは頭部・尻尾の部位破壊が追加されており、部位を破壊する事により相手の攻撃属性を一部封印できる。
    早めに破壊してしまえば一気に弱体化…とまではいかないが、相手の行動に多少は読み勝ちしやすくなる。
    ただ、封じるのは通常攻撃だけであり、粘菌スタンプは封じられないため、
    結局そのパワー属性を含めた複数タイプを使ってくることに変わりはない。
    前哨戦のジンオウガ亜種も含めて、ここまでが終盤の山場とも言えるだろう。
    後に控えているイビルジョーに関しては行動が読みやすいため、油断しなければ問題はないはず。

オトモン

  • オトモンとしてもその強さは健在で、爆破耐性遺伝子をデフォルトで持つため
    爆破属性使いの古龍対策にも用いられる。
    行動傾向はパワー攻撃を基本に、テクニック攻撃をこまめに織り交ぜるといったところ。
  • 固有遺伝子技として爆破やられを誘発させるパワー技の粘菌スタンプを最初から会得しているほか、
    レベルを上げることで粘菌チャージやテクニック封じ、そしてグレートタックルを覚えていく。
    粘菌チャージの効果中における反撃効果はさすがに使えなくなっているが、
    三すくみに影響する全ての攻撃に爆破やられの効果が乗るのは大きい。
    パワータイプ故にテクニック封じはややかみ合っていない気もするが、
    封じた上でオトモンを入れ替えるなどして安全にスピード技で攻め立てる、と言った使い方も良いかもしれない。
    • 粘菌スタンプは当然、伝承の儀を使って他のオトモンへ引き継がせることができる。
      伝承可能なパワー技としては安定した性能を誇っている上に追加効果も有用なため、
      パワーが苦手なオトモンへ引き継がせて相手の意表を突く、という使い方が人気を集めている。
    • 野生個体のように、粘菌チャージ使用時に自動的に反撃をとることはできなくなっている。
      さすがに強すぎるため仕方がない調整ではあるが、少し残念。
  • 絆技は「ブラキブラストブロー」。ただ一発のアッパーを放つだけの技、なのだが…
    技を放つ直前にライダーを乗せた丸太を引き、縄跳びをし、ミット打ちする
    という特訓の回想がセピアで流れる。おそらく全オトモンの中で最も絆を感じさせる絆技なのではないだろうか。
    縄はどうやって持つんだと言うのは無粋。
    なお、確定で相手を爆破やられ状態にする追加効果もある。
    • 開発陣の間ではかなりこの絆技は気に入られているらしく、
      発売前の公式生放送などでは猛プッシュが行なわれていたりしていた。
      ちなみに、開発陣が推奨する略称は「BBB」である。
      • ブラキディオスがコラボクエで猛威を振るったジョジョの奇妙な冒険の格闘ゲームでも、
        思い出とともに打撃を加える必殺技が存在している。
        こちらは先にアッパーで打ち上げた相手に回想と共にエネルギーを込めたストレートを放っている。
    • 辻本Pが語るに、ブラキディオスの絆技は開発段階では全く別の内容だったらしく、
      それが没となったことでこの技が新たに採用されたようだ。
      なんでも、元々はライダーとブラキディオスが揃って土下座して相手全体を爆破するという内容だったとか。
      実に面白そうな内容だが、流石におふざけが過ぎたのであろうか。
  • フィールド上で使用できるライドアクションは超岩砕きと咆哮。
    セリオン山などにある岩の中には通常の岩砕きでは破壊できないものもあるため、
    この超岩砕きは隅々までの探索に欠かせない。
    弱いモンスターとの戦闘を避けることが可能な咆哮の存在もあり、
    物語終盤のエリアの探索の際には心強い味方となってくれるはずだ。

MHST2

  • 続編でも前作から続投。
    ストーリーの後半に訪れるとある場所にて凶光化した個体が現れ、戦闘になる。
    その後は付近の火山地帯に野生の個体が現れるようになり、タマゴの入手も狙えるようになる。
  • 通常時はパワータイプ、怒るとスピードタイプになる。
    爆破やられが厄介だが、ステータスが高い訳ではないので、それほど脅威は無い。
    • 怒り状態になると、開幕でテクニック封じを使ってくるので分かりやすい。
      その後は粘菌チャージというスキルを使用し、攻撃可能な部位に「腕」が追加される。
      腕を破壊すればスキルの効果が解除され、そのターンはブラキディオスが怯み、行動を阻止できる。
      特定の部位を破壊することでダウンするモンスターは多いが、怯むというのは珍しい。
    • 前作のボス個体のように、カウンターを使わない為だいぶ戦いやすくなっているが、
      それでも爆破やられが厄介である為、強敵であることに変わりはない。
    • 爆破やられは、3ターン後に最大HPの半分のダメージを受ける。つまりHP半分以下だと即死する。
      爆破属性は今後も脅威となりうるので対策は万全に。

オトモン

  • 前作とは異なり、耐爆破遺伝子をデフォルトで持たなくなった。
    ブラキディオスは粘菌の爆発で自身もダメージを受けることがあると言う設定を考えれば、この方が忠実だろう。
  • ライドアクションは「咆哮」と「超岩砕き」。
    この頃に岩砕きでは破壊できない岩が出現し始めるため、お世話になるだろう。
    同じ時期に全く同じライドアクションを持つネルギガンテを手に入れられるが、
    こちらは帰巣により卵を入手できるため、ネルギガンテが手に入らなかった場合でも安心。
    問題はレウスにアンジャナフにウラガンキンにグラビモスと、火パワーは既に飽和しまくってる事だが
  • ステータスは、パワー傾向火属性のテオ・テスカトルの完全下位互換となっていて、
    攻撃力と耐久力のどちらも劣っている。
    更に弱点属性までダダ被りのため、同じ遺伝子の構成にするならどうあがいてもテオ・テスカトルの方が強い。
    本作は遺伝子の付け替えの自由度が高いため、通信対戦においては差別化不可能な下位互換となってしまっている。
    • 一応クリア前に入手可能で帰巣もするため入手難易度が低く、テオ・テスカトルと比べて育成がしやすい。
      ライドアクションもあちらはマグマ移動なのに対してこちらは超岩砕きと使い分け可能。
      咆哮は被ってしまっているが、そもそも本作の咆哮は使い勝手が微妙なためあまり関係ないだろう。
    • 絆技に目を向けると、こちらが単体攻撃に対してテオ・テスカトルは全体攻撃になっている。
      基本的には全体攻撃の方が便利なのだが、単体攻撃と違って部位破壊ができないと言う懸念点があるため、
      部位破壊が重要となってくるようなモンスターの戦闘ではブラキディオスの方が活躍できる可能性もある。
      とは言えステータス差を考えるとこの点も差別化要素として見るにはやや苦しいか。
  • アクティブスキルはタックル遺伝子【大】の「グレートスマッシャー」、
    粘菌遺伝子【中】の「粘菌スタンプ」、そして粘菌遺伝子【大】「ボンバーオーラ」を持つ。
    • グレートスマッシャーは全体無属性ダメージという普通の攻撃。
      前作の「グレートタックル」が名前を変えたものだが、爆破やられは付かなくなった。
    • 粘菌スタンプは爆破やられを低確率で付与することができる。
      単体攻撃で低威力なので絆消費が素で9という超低コストで爆破やられを狙うことができる。
    • そして今作で新しく追加されたボンバーオーラだが、自身の攻撃に爆破やられを付与するというもの。
      なんと確率は100%で絆消費が素で5という強力なバフ技となっている。
      しかし、アクティブスキルに爆破やられ付与効果は付かないので、
      全体攻撃で纏めて爆破やられを狙うことはできないし、粘菌スタンプが確定爆破付与にもならない。
      せっかくなのでこれらを生かす為に爆破やられを即起爆するスキルの遺伝子などを詰め込むと、
      通信対戦などでも活躍出来るだろう。
    • また、前作で致命的な弱点だったテクニック封じは覚えなくなっているのでそこは安心。
  • 絆技は前作と同じく「ブラキブラストブロー」。
    前作と比較して特訓の回想シーンが2つ増えており、MHST2のライダーは
    ブラキディオスの特訓メニューに腕立て伏せと食事制限を追加したようだ。
    相変わらず単体が対象で、確定で相手を爆破やられ状態にする効果もある。
    • やはり開発陣の間ではこの絆技はかなり気に入られているらしく、
      発売前の公式生放送では出演者がこの技をブラキの印象が変わると猛プッシュしていたり、
      この技だけ絆技ムービーが2回放送されるなどしていた。
      何故か追加された特訓メニューを縄跳びと食事制限と言っていたが縄跳びは前作からあるメニューである。
      あと「BBB」の呼称はされなくなってしまった。
    • 一部のブラキファンの間では「今回は前作で没になった土下座する方の絆技が採用されているのでは?」
      …と言う願望に近い予想が立てられていたが、残念ながらそんなことは無かった。

素材

砕竜の甲殻
MHXRに登場する炸裂個体の物は「炸甲殻」と呼ばれ、
2頭クエストに登場する個体からは「双甲殻」が入手できる。
砕竜の天殻
MHF-GにおいてはG級希少素材のひとつとなっている。
なお、2012年3月20日に放送された『モンハンぷらす一狩りいこうぜ3(トライ)G』では
10時間で天殻22個を集めるという企画が実施されたが、残念ながら19個で終了という結果に終わった。
砕竜の骨
ブラキディオスの骨。
MHXRで追加された固有素材。炸裂個体の物は「炸骨」と呼ばれる。
2頭クエストに登場する個体からは「双骨」が入手できる。
砕竜の角
ブラキディオスの角。
MHXRで追加された固有素材。炸裂個体の物は「炸角」と呼ばれる。
2頭クエストに登場する個体からは「双角」が入手できる。
前述の砕竜の頭殻と思われるが、砕竜の頭殻とは別の素材として扱われる。
砕竜の火炎玉
ブラキディオスが持つ玉石。
MHXRで追加された固有素材。炸裂個体の物は「炸火炎玉」と呼ばれる。
2頭クエストに登場する個体からは「双火炎玉」が入手できる。
爆氷竜の甲殻
ブラキディオス爆氷種の甲殻。
爆氷竜の骨
ブラキディオス爆氷種の骨。
爆氷竜の角
ブラキディオス爆氷種の角。通常種よりも巨大化しており、先端が燃え盛るように赤く発光している。
爆氷竜の氷結玉
ブラキディオス爆氷種が持つ玉石。

関連項目

モンスター/ブラキディオス
モンスター/猛り爆ぜるブラキディオス
防具/ブラキシリーズ
武器/ブラキ武器
BGM/ブラキディオス戦闘BGM
システム/爆破属性


*1 ヒントにはモザイクが掛けられており"青"ではなく"骨"とも読めたが、該当するモンスターが当時居なかったため青と予想された。
*2 MHFの全モンスターに爆破属性の耐性を用意する必要があり、爆破属性自体のバランス調整も入念に行う必要がある。運営動画レポートでは「作るのが大変」と言われていた。
*3 怒り状態移行のモーション、アイコンなどから。
*4 この粘菌はただのエフェクトであり、当たり判定は無い。
*5 殴りつけと爆発の判定が同時に行われるためと思われる。