砕竜の黒曜石質の甲殻を鋭く
切り出し銃身に採用した弩。
粘菌がおぼろな光を漏らす。
(ディオスブラスト)
砕竜の爆発機構を銃身に取り込
んだ爆弩。装填口から漏れる光
が、秘めた破壊力を物語る。
(爆砕の光弩、破岩弩バリスタイト)
MH3Gにて初登場した、ブラキディオスの素材から作られるライトボウガン。
目次
概要
MH3G
- バズルボローカからの強化の過程で、
部位破壊&捕獲限定素材の「砕竜の剛拳」を3個と「砕竜の尻尾」を1本要求されるのがネックか。
ちなみに一発生産も可能で、その場合は剛拳は要求されないものの、
尻尾の要求個数が2個に増えてしまう。
もっとも、尻尾は捕獲報酬でも入手できるうえ、
フリーハント報酬で入手可能なクエストも用意されているので、
剛拳に比べればまだ何とかなる方だろう。
寧ろ、生産に宝玉を要求されない分、他のブラキ武器に比べれば随分と良心設計であるといえる。
- MH3Gでは爆破属性が猛威を振るっており、ブラキ武器がバランスブレイカー級の強さを誇っていた。
しかし、これは剣士武器と弓の話である。
さらに同じくブラキディオスのヘビィボウガンである破岩大砲シュライアーがイマイチな性能だったことから、
この武器はどうなることかと多くのガンナーが注目していたわけだが、気になるその性能はというと…LV1 LV2 LV3 通常弾 4 7 8 貫通弾 4 5 - 散弾 3 - - 少なくともシュライアーよりは使える
速射対応弾は爆破弾が2発、火炎弾が3発。
特に、爆破弾を速射できるのはバリスタイトのみである。
リロードはやや速いで、攻撃力以外では基本的に生産段階から性能は変わらない。
しかし、こちらも蒼火竜砲【烈日】や運命ヲ焼キ尽クス銃弾に埋もれて影が薄い。
- ある闘技大会では最終強化一歩手前の爆砕の光弩を使用する。
詳しくはリンク先へ。
MH4
- ブラキディオス共々無事に続投。
本作ではバズルボローカからの派生が無くなり、一発生産のみとなった。
爆砕の光弩までの強化となるが、
最終強化に前作で要求されなかった宝玉を使うようになり作成難易度が増してしまった。
- 更に、今作では火炎弾速射が4発になってしまい使い勝手が悪化する事態に。
そのため、普通に使うならより強力になった烈日が高い壁となる。
リミッター解除を行う場合は繚乱の対弩が立ち塞がるが、
こちらは装填速度が素でやや速い事と、片方ブレなので暴れ撃ちが付け易い事が差別点となるか。
MH4G
- 今作では猛り爆ぜるブラキディオスの登場により砕光の輝弩が追加された。
詳しくはこちら。
MHX
ディオスブラスト最終強化型。
砕竜の粘菌を発射機構に利用、
脅威の破壊力を身につけた。
(爆弩コバルトブラスト)
銃口から美しい光が瞬き、絶望
の爆砕が地に虚無をもたらす。
爆砕の光弩の最終強化版。
(破岩弩バリスタイト)
- ブラキディオスと共に、ディオスブラストもやっぱり登場。
ベルダーバレットLV6から派生するか一発生産で入手可能。
しかしてその性能は、地味。やっぱりこれに尽きる。
- 生産時点からLV1火炎弾速射を持ち、武器内蔵弾はLV1爆破弾と鬼人弾。
最終強化の爆弩コバルトブラストになると、
攻撃力210、リロード「やや速い」、反動「中」にブレ「左/小」になる。
そして今作ではLV1火炎弾速射は3連射のまま。ようやく火炎弾ライトとして活躍できる時代が来た。
武器内蔵弾はLV1&LV2爆破弾、連爆榴弾、鬼人弾。
通常弾の装填数は相変わらず悲惨そのものだが、貫通弾は5/5/0とそれなり。
よって火炎弾と貫通弾を主軸に、隙を見て鬼人弾や連爆榴弾を撃っていくスタイルになる。- そしてこれが、灼炎のエンサーとポジション被りまくりなのである。
一応、コバルトブラストの方が貫通弾の装填数は多い。
しかしLV1火炎弾の装填数は同じだし、LV2火炎弾は使えないので大した差は無い。
火炎弾特化にすると火竜砲には勝てないというのも同じである。
- 加えて致命的なのが、大抵の場合は灼炎のエンサーの方が先に作れるということ。
何故なら下位ブラキディオスの村クエストはディノバルド討伐後に出てくる上に、
集会所も村人の依頼をこなさなければ出てこないのである。
当然、下位でのキークエストには一切ブラキは関わらない。
一方のエンサーの素材元であるディノバルドは周知の通りメインモンスターであり、
村でも集会所でも絶対に戦わなければならない相手である。
過去作品でずっと微妙なポジションだったディオスブラストのために、あのブラキと連戦するだろうか?
そんなディオスブラストとメインモンスターの武器で、どちらに期待する人が多いだろうか?
…大半のライト使いは灼炎のエンサーを選ぶのである…。
過去作品よりはずっと強いのだが、やっぱり存在感が無い。 - そしてこれが、灼炎のエンサーとポジション被りまくりなのである。
- ディオスブラストLV3からの派生か上位素材を用いての一発生産で「爆砕の光弩」も作成できる。
こちらの最終強化が破岩弩バリスタイト。
コバルトブラストより高い攻撃力230に空きスロット1つ、リロードや反動、ブレは同じときている。
ようやく真打登場…かと思いきや、これがとんだズッコケ性能。
まず速射対応弾が何もない。それなのに貫通弾の装填数が減っている。
挙句の果てに武器内蔵弾はLV1&LV2爆破弾とLV2強装弾、烈光弾に鬼人弾となっていて、
よーく見ると連爆榴弾が消えている。
実用的だった武器内蔵弾が一つ消えて、代わりに割とどうでもいい弾丸ばかりが追加されているのだ。
攻撃力がどうとか以前に、そもそもメインウェポンになる弾が一つも無いということで、
コバルトブラストの方が遥かにマシである。
MHXX
- G級個体の実装に加え、猛り爆ぜるブラキディオスの復活に伴い、
通常素材武器・獰猛素材武器・砕光武器と3種に増えた。
果たしてそれぞれどう変わっているのか見てみよう。
- まず通常素材武器の究極強化「爆弩エクスコバルト」を見てみよう。
- 攻撃力320、会心率0%
- リロードやや速い、反動中、ブレ左/小、スロット1
- 装填数は通常弾6/6/(8)、貫通弾5/5/(5)、散弾6/(5)/(5)、火炎弾5発
- 内蔵弾はLV1&2爆破弾、連爆榴弾、鬼人弾
- 速射は火炎弾のみ
LV2通常弾とLV1散弾と火炎弾の装填数は1発ずつ増えているが、だからどうしたレベル。
攻撃力が特別高い訳でもなく、フォローが必要なブレ左小はそのまま。
標準より高めの攻撃力を持ち、火炎弾の速射ができ、爆破弾に両対応している
大斬弩イクリルノヴァと被りまくりでしかもあっちの方がマシという致命的な点が何も変わっていない。
- 獰猛化素材を使う武器の究極強化「砕厳弩バリスタイト」はどうだろうか。
- 攻撃力350、会心率0%、防御+15
- リロードやや速い、反動中、ブレ左/小、スロット1
- 装填数は通常弾7/8/8、貫通弾6/6/(4)、散弾6/(5)/(5)、火炎弾6発、徹甲榴弾3/3/(2)、拡散弾2/2/2
- 内蔵弾はLV1&2爆破弾、LV2強装弾、烈光弾、鬼人弾
- LV1拡散弾速射に対応
フォローが必要な点があるのは変わらないが、スペック自体はエクスコバルトよりはちょっと強い。
拡散弾をメインにする場合、リロードやや速いはLV2・3拡散弾がギリギリリロード速度中になってくれる。
- 砕光武器、砕光輝捷弩ジーブラクに関しては後述。
MHW:I
ディオスショット
- ブラキディオスが復活したMHW:Iでも復活…しなかった。
ただしブラキディオスのライトボウガン自体は存在しており、
バズルボローカではなくボロスボローカⅠから派生させることでディオスショットIとなる。
汎用グラフィックでありやや地味な見た目。ヘビィはシュライアーがいるのに
最終強化は「ディオスショットII」で
ブラキディオスの他にリオレウス亜種の剛翼が3枚要求されるが、マスターランクでは中盤ごろのタイミングで作成可能。
落胆したハンターもいただろうが、いざ蓋を開けてみれば性能は決して地味ではなかった。- 攻撃力325、会心率0%
- ブレ特大
- 使用可能な弾丸は通常弾LV1~3/貫通弾・散弾LV1, 2/徹甲榴弾LV1~3/
毒弾・麻痺弾LV1/火炎弾/滅龍弾/斬裂弾/硬化弾/減気弾LV1, 2
- 装填数は全体的に低め。多いもので麻痺弾と減気弾LV1が5発装填。
火炎弾と減気弾LV2が4発と、ここらへんは及第点。- 本武器は単発自動装填できる弾丸が多く、通常弾LV1, 2/貫通弾LV1/散弾LV1/毒弾LV1がそれぞれ対応。
そのため、貫通弾や散弾を休みなくバラまくことが可能なのである。
- 本武器は単発自動装填できる弾丸が多く、通常弾LV1, 2/貫通弾LV1/散弾LV1/毒弾LV1がそれぞれ対応。
- だがこの武器の真価はそこではなく、
なんと徹甲榴弾LV2の速射に対応している。
反動特大に加え発射できるのは2発連続だが、とにかくスタン値が溜まる。
適当に頭に向けて撃っているだけでもホイホイスタンが取れてしまうほど。
モンスターにもよるが、EXディアブロ(ネロ)装備でKO術LV5を発動すればたとえ
耐性値がカンストしてても余裕でスタンをとることが可能。
EXゾラマグナで砲術LV5をつければ火力も十分。
適宜キャンプに戻り補充すれば冗談抜きで徹甲榴弾だけで大型モンスターの討伐も可能であり、
破壊王まで組み合わせればあのラスボスの頭殻だっていとも簡単にもぎ取れる。
また今作から追加された回避装填パーツとの相性は抜群であり、
パーツを3つつけた上で属性解放/装填拡張LV2を発動させればネックだったリロードを
回避しながら行え、かつ3発装填可能。
特に、今作からはショートカットで調合を一気に行えるようになったのも追い風である。- 注意点としては、反動自体は軽減できない事が挙げられる。
反動特大は非常に隙が大きく、速射の拘束時間も相まってモンスターの反撃に弱い。
速射した瞬間に大技を向けられたら目も当てられないので、モンスターの動きはよく見よう。 - もう一つの注意点は調合するタイミングである。
LV2徹甲榴弾は一回につき2発調合されるため、残り弾数が偶数の時
(=奇数発撃った状態)に調合すると弾丸が1発無駄になってしまう。
調合含めても持てる数に限りがある貴重な弾丸なので、なるべく残り弾数が奇数の時に調合を行いたい。- 属性解放/装填拡張LV3が発動している前提なら、3発(計6発)発射→回避装填
→3発発射→回避装填→調合をループすれば無駄が無いだろう。
- 属性解放/装填拡張LV3が発動している前提なら、3発(計6発)発射→回避装填
- 徹甲榴弾を撃ち切ってから調合すると弾丸が1発無駄になるだけでなく、
隙の大きいリロードを行う必要が出てくる。
もし残弾が0の状態になってしまった場合は、他の弾丸を撃った後、
スライディングまでに徹甲榴弾に弾丸を変更すればリロードの隙を減らすことができる。
丁度LV1通常弾がスライディングまで猶予が長い単発自動装填のため、これを利用してもいいだろう。
加えて、起爆竜弾の設置からスライディングに派生可能な事も頭の片隅に留めておこう。
実はこの武器が徹甲榴弾速射の最適解ではない。
他にも徹甲榴弾速射が可能なボウガンはいくつか存在し、
特に怒り喰らうイビルジョーの業弩ダークデメントは高攻撃力・低会心と、より徹甲榴弾向きの性能をしている。
尤も、作成時期や難易度では最もお手軽に作れるため、
徹甲榴弾速射を試したいハンターはまずこの武器から手に取ってみてはいかがだろうか。
汎用武器なので不満なら素材を返還することもできる。 - 注意点としては、反動自体は軽減できない事が挙げられる。
砕光の輝弩
MH4G
工房技術と砕竜研究の結晶たる
砕光の軽弩。爆発的な破壊力は
想定を越える相乗効果を発揮。
- ブラキディオス特殊個体の登場により最終強化は「砕光の輝弩」となった。
しかし、その印象を一言で言えば…地味。これに尽きる。
LV2通常弾は2発増えたが、あとはただ攻撃力が上がっただけと言ってよい。
つまり、立ち位置は上位の頃と変わらずちょっと中途半端な性能といったところであり、
G級になって大幅強化を施されたダイヤモンドクレストや狼牙弩【反獄】、金華朧銀の対弩
といった銃たちと比べると、どうにも派手さに欠ける。
最終強化の時期が非常に遅いことも考えれば、もう少し強くても良かったと思うのだが…。
- しかしながら装填速度やや速いに片ブレという長所はそのまま残っているので、決して使えない銃では無い。
G級になって攻撃力の水準が上がることでロングバレルの重要度が増したが、反獄や金華朧銀の対弩で欲しい
装填速度+1と反動軽減+1、さらに貫通弾強化のスキルポイントが対立するので両立がやや難しい。
対してこちらだけは反動軽減+1だけで済むため、貫通弾追加を加味してもスキル自由度が高い。
人によってはブレ軽減+1が必要になるだろうが、それでも負担は軽い。
また攻撃力403とかなり高いため、貫通弾追加と反動軽減+1、貫通弾強化だけで十分な火力を得ることができる。
ダイヤモンドクレストに攻撃力【大】を加えるよりも、こちらの方が威力が高いのだ。
- ライバルは冥弩エンプロクスだろうか。
同じようにLv3貫通弾が撃てないため弾追加スキルが必須という貫通銃のライバルである。
装填速度普通で反動がやや小なので要求スキルが若干違うが、同攻撃力に会心率20%と火力では負けている。
しかしエンプロクスはリミッター解除時の貫通弾の装填数が3/7/(4)とかなり偏っているため
LV2貫通弾だけが真っ先に無くなってしまい、その後の火力がガタ落ちするという弱点がある。
一方でこちらは4/5/(5)と総数は同じでバランスが良いためそれなりに均等に使うことができる上に、
総火力に優れるLV1貫通弾も比較的に運用しやすい。
装填弾種の弱点さえ克服すればクセが無く能力が高いのがこの銃の強みであるので、
好みやお守りの都合で使い分けるのが良いだろう。
- もっとも、単体で見れば前述のように素でLV3貫通弾が入らないことが大きい。
弱点の克服さえとは言うもののそれに割かれるスキルが重く組みにくくなりがち。
また、他のリミカ銃に比べて通常弾が少なめとなっているため単純な手数も厳しい。
徹甲榴弾や拡散弾も装填数と反動から生かしにくく、状態異常弾も採用できるラインとは言い難い。
リミカライトの強みである多様な弾種の円滑かつ大量の運用という点において、
かなり物足りないところがどうしても出てきてしまう。
ほぼ物理弾のみの運用ぐらいしかできない上にその主要弾に重い追加スキルが必須、
その割にはそこまでぶっちぎりで火力が高いわけでもないこの銃があえて採用されることは少ないだろう。
暴れ撃ちのメリットというのも食事が固定され発動が不確定の場合もあるとデメリットになり得るほか、
強化にレア素材である不滅の炉心殻をキッチリ要求され作成難易度が高く、
入手可能時期が遅いのも拍車をかけている。
前述のように長所もあり決して使えないわけではないがあえて採用するに足る光るところも無い、
やはり地味な銃止まりである。
MHXX
禁忌の技に触れた時、破壊力は
臨界まで達し、新たな姿を顕現
させる。砕光の輝弩、最終型。
(砕光のイラプタイト)
- 猛り爆ぜるブラキディオスの復活に伴い、砕光の輝弩が再登場。
破岩弩バリスタイトLV3(上位最終強化時点)から砕光の輝弩に派生し、
最終強化で「砕光のイラプタイト」、究極強化で「砕光輝捷弩ジーブラク」となる。
- その性能は
- 攻撃力350、会心率0%
- リロード速い、反動中、ブレ左/小、スロット0
- 装填数は通常弾4/8/8、貫通弾4/5/(5)、散弾4/(3)/(3)、火炎弾4発
- 内蔵弾はLV1&2爆破弾、連爆榴弾、鬼人会心弾
- 速射はLV1爆破弾、連爆榴弾
通常素材武器のコンパチなだけならまだしも、火炎弾の速射が無くなってしまっているので
「大斬弩イクリルノヴァのようなもの」ですらなくなった。
代わりに増えているものと言えば連爆榴弾と爆破弾の速射。
どちらも武器内蔵弾で、肉質無視効果があるため短期決戦向きだが、
この武器が作れるのはG級も終盤。使いどころは…ある。
それは、連爆榴弾速射によるサブタゲマラソン用である。
- 連発数+1を発動した状態の連爆榴弾は、
実に徹甲榴弾LV1爆発9発分の肉質無視+火属性ダメージ+スタン値が入るため、
「頭破壊」が条件のサブターゲットなら、スタンしている間に追撃を入れ続ければ、砕けない頭はまず存在しない。
他の部位に関しても相当なダメージが入るため、睡眠弾代わりに頭に速射を1度でも通して
動きを封じてからの、目的の部位への速射も有効。
せっかくの攻撃力の高さはまるで生かせないのが残念だが、
この運用ならば、砕光のイラプタイトの時点で連爆榴弾は最大数となるため、
砕光武器の共通の悩みである、砕竜の天殻と不滅の炉心核を両方求められる究極強化は不要となる。
MHW:I
- Ver.13.00アップデートで実装された、猛り爆ぜるブラキディオスのライトボウガンである砕光の輝弩が復活。
汎用グラフィック系だったディオスショット系列と違い、
こちらは従来作の猛り爆ぜるブラキディオスのライトボウガンと同じ外見になっている。
加えて本銃は先述の銃とは独立した存在となっており、強化先もないため、
実質猛り爆ぜるブラキディオスの素材を用いて一発生産する形になる。
- 要点のみを抜き出すと、
- 攻撃力364
- Lv4スロットとLv2スロットが1つずつ
- LV3通常弾とLV2徹甲榴弾の速射に対応
が、装填数が拡張しても2発と悲惨すぎる。
Lv2徹甲榴弾の方ももっといい装備があるので実用性は低いと言わざるを得ない。- ちなみに、LV3通常弾が速射できるライトボウガンはデゼルトテイルに次いで2例目となる。
デゼルトテイルが登場したMHP2Gは、MHW:Iでの本銃実装から10年以上前に発売された作品となるため、
実に10年以来となる、LV3通常弾速射対応ライトボウガンとなる。
- 最大の弱点は、
臨界を越えて自爆の危険すらある猛り爆ぜるブラキディオスの瀕死状態を再現したかの様な、
恐ろしく悪い反動性能である。
速射対応弾も含めた、多くの弾丸の反動が大きすぎであり、
反動抑制パーツを多数装着してギリギリ実用ラインに落とし込めるか、という程度。
そこに追い打ちをかけるかの如く、
リロード性能も猛り爆ぜるブラキディオスを再現したかのような、低い性能になってしまっており、
回避装填パーツで補うのも難しい装填数を有するため、
両者のバランスを取ることは実質不可能となっている。
このため、単発自動装填弾の運用をメインとするか、
リロード性能か反動、どちらかを妥協しての運用を強いられることになる。
余談
- 「バリスタイト」とは無煙火薬の一種である。
弩ではあるが、決して「バリスタ」の亜種ではない。
だが、ボウガンにこの銘を持ってきたのはダブルミーニング的な意味もあるのだろう。
- 「コバルトブラスト」に関しては、文字通り「コバルトブルー+ブラスト」から来た造語だろう。
まさに、ブラキディオスの体色そのものである。- あるいはディオス系統武器の命名規則、特に遠距離武器の核兵器を連想させる名前から「コバルト爆弾」か。
コバルト爆弾は核爆弾をコバルトで覆うことにより、
爆心地付近を長期に渡り放射線汚染を継続させる「汚い爆弾」の一種である。
ブラキディオスの設置した粘菌が危険地帯になることからこれもまたブラキディオスと関係する銘と言えるだろう。
なんだってこうシャレにもならない銘を付けるのだろうか…
- あるいはディオス系統武器の命名規則、特に遠距離武器の核兵器を連想させる名前から「コバルト爆弾」か。
- ブラキ武器でボウガンと言うと、どうしてもヘビィの残念な性能によるネタ扱いが有名だが、
ライトボウガンであるこちらもあまり手放しに優秀と言えるようなスペックとは言い難い。
かといって弱いというわけでもなく、良くも悪くも無難で並み程度の性能であることから、
ネタにすらされない地味な立ち位置になってしまっている。
そもそも前述通り、ブラキ武器は剣士用の武器と弓がかなり強いのだが、ボウガン系はあまり目立っていない。
もしかしたらブラキディオスの素材は、もともとボウガン素材としては向いていないのかもしれない。