雷狼竜ことジンオウガの素材から生産されるライトボウガン。
目次
概要 
- ジンオウガの素材から作られたライトボウガン。
甲殻と蓄電殻(背中のトゲトゲ部分)が主となっているからか、起伏の激しい見た目をしている。
ちなみに読み方は、「おうがど【ののいかづち】」である。
「やらい」とか「のらい」では無い。 - 通常種素材から作られたものは電撃弾、亜種素材から作られたものは滅龍弾の速射に対応している。
また、両者とも斬裂弾の扱いに優れている。
- ここではジンオウガ亜種、二つ名持ちモンスターである金雷公ジンオウガの武器も扱う。
性能 
MHP3 
- 王弩ライカン→王牙弩【野雷】と派生。レア度6。
- ブースト後の攻撃力は235、これにロングバレルが付くと249。
これに会心率10%のおまけが付くので、攻撃力は高めのほう。
リロード速度は普通、反動は中、ブレはなし。
スロットも1つ付く。
- 速射対応弾は電撃弾、斬裂弾、LV2散弾。
電撃弾の強さは勿論、斬裂弾の速射は装填数がライトトップの4発と多いので弾持ちが良い。
尻尾斬りならお任せである。
- 他の弾の特徴としては、LV2通常弾の装填数がライトトップの9発で
LV3も12発と多いので、通常弾にも優れていることが挙げられる。
この装填数の多さはこれと逆にしてしまったのではないかと言われている。仮にそうだとしたら酷い…
ただ、貫通弾と散弾の装填数は少なめで、この2つをメインにするには不向き。
LV3貫通弾の装填数が4発と使いやすい部類に入るが、このためだけに反動を軽減するかと言われると…。
- 豊富な装填数の通常弾はもちろん強力だが、それ以上に秀でているのは電撃弾速射に特化したスタイル。
電撃弾速射が可能なのはこの銃と凶針【水禍】のみだが、
電撃弾の装填数はこちらの方が多く、攻撃力も高いのでW属性速射にはこちらが向いていると言える。
- 作成難易度は高め。
入手経路は王弩ライカンを生産して強化するか、一発生産するかの2つ。
一発生産の場合は碧玉1つを要求され、ライカンを強化する場合は逆鱗を3つ要求される。
しかし、碧玉を求めてマラソンしていれば逆鱗は余るくらい出る事が多いため、
こちらはライカンから強化し、碧玉は他の装備に使った方が良いだろう。
MH3G 
- 王牙弩【野雷】の強化先、真・王牙弩【天鼓】が追加。
そこから通常種素材を使ったガオウ・バルゾルデ、亜種素材を使った狼牙弩【反獄】の2通りに分岐する。
ガオウ・バルゾルデからは更に、ラギアクルス希少種の素材を使った冥弩エンプロクスに派生する。
ガオウ・バルゾルデ 
- 攻撃力は338。パワーバレル込みで360。
会心率10%付き。
リロード速度、反動、ブレはP3の王牙弩【野雷】と同じ。
スロット数も1つ。
- 撃てる弾も野雷とほぼ同じだが、速射対応弾にLV1麻痺弾が追加されたことでチャンスを作りやすくなった。
- が、冥弩エンプロクスに強化するとライト実質トップの攻撃力を手に入れる代わりに、
麻痺弾速射を失い、ブレも生じてしまうため取り回しの良さが失われてしまう。
別のモンスターの姿を型どっても斬裂弾速射は残っているのが若干ニクい。
- 取り回しの良さはガオウの方が上だが、強化せずにガオウのままでいくとしても
白雷砲エクレールというライバルが存在する。
あちらにはブレがあるが、ガオウより反動・電撃弾および麻痺弾の装填数の点で上である。
唯一勝っていることはブレの有無とあちらは斬裂弾速射ができないことだが、
ブレにはネコの暴れ撃ちという解決策、斬裂弾は…まぁ…ね、ということもあり、総合的にはエクレールの方が上である。
- 入手難易度は高め。
今作のジンオウガ系統のライトの派生は途中生産がなく、ガオウまでに碧玉と天玉が必須となる。
エンプロクスまでいくとなると、難易度は劇的に上がる。
- 他の武器種でも王牙→冥雷の派生が基本だがライトボウガンだけは少し事情が違う。
ガオウの時点でエクレールと差別化はできているにも関わらず、冥雷武器はラギア系統の性能。
つまりエンプロクスはエクレールのほぼ完全上位版として派生していくため、
わざわざ別系統のエクレールを作る意味がほとんどない。
むしろバルゾルデを2個作って片方をエンプロクスへ派生させ、もう片方を残しておいた方が使い分けが効くという、
他の武器種では見られない事態が発生する。
もう少しバルゾルデやエクレールの派生を考えて欲しかったところである。
狼牙弩【反獄】 
- 攻撃力は351、パワーバレル込みで374。
会心率10%は相変わらず。
リロード速度、反動、ブレも通常種の方と同じだが、スロット数が2に増えた。
撃てる弾も通常種の方と似通っているが、こちらでは電撃弾速射に代わって滅龍弾速射が可能になっている。
- だが、滅龍弾速射可能の銃には運命ヲ焼キ尽クス銃弾というライバルが存在し、
あちらにはスロットがないこととブレがあるデメリットがあるが、リロード速度・反動・滅龍弾の装填数は上。
更に属性弾は会心率の影響をほぼ受けないこともあり、威力もあちらの方が上。
これらの地力の差から滅龍弾の運用ではあちらが採用されることが殆ど。
- 入手難易度は高め。こちらも碧玉と天玉が必須となる。
MH4 
- 王弩ライカンと王牙弩【野雷】の間に王弩ライカン改が追加された。
また、G級が存在しない一方で亜種も登場するためか、
野雷からの強化先が亜種素材を使った武器に一本化されている。
獄弩リュウゼツ 
- 亜種武器は獄弩リュウシン→獄弩リュウゼツと派生する。
通常種素材を使った強化先がないためか、亜種素材を使うようになっても電撃弾の速射に対応している。
- MH4のライトボウガンにおいて、最終装備として高い人気を誇る名銃の一つ。
攻撃力273は4位タイだが、装填弾種と装填数において頭一つ抜けた性能を見せる。
何より目を引くのがLV2通常弾10発、LV3通常弾11発という強烈な数字。
さらに貫通弾全種を3発以上、散弾・徹甲榴弾・拡散弾・電撃弾・水冷弾・滅龍弾・斬裂弾に麻痺弾と減気弾まで装填可能。
リミッター解除してフルリロードした途端、50発以上が即時発射可能になる。
ヘビィのしゃがみ撃ちすら凌駕する弾幕を常に張り続けるという戦法は、シンプルに強力。なにより使って楽しいと評判である。
- 電撃弾速射を軸にした立ち回りでも強力。
電撃ライト中2位の威力・3連速射・装填数5発・ブレ無しと全てにおいて隙が無い。
- これだけの性能を持ちながらHR6で作成可能。ただし作成難度は中々に高い。
クロスボウガンから7回もの強化が必須である上、逆鱗・昏玉・古龍の血が必要となる。
- 同じジンオウガ亜種素材のジンオウUシリーズとすこぶる好相性。
フルチャージによって全種の弾の威力が上がる上、装填数アップで貫通弾が5/4/4発装填に。
さらに龍属性攻撃強化により滅龍弾が強化されるのでラッシュ力と平均火力が大幅に強化される。
そして当然同じ素材なので、見た目の統一感はピカ一である。
MH4G 
- 元々雷を冠するモンスターで有りながらラギア武器や亜種(龍属性)に喰われてきた通常種武器がG級で復活。
特に通常種武器は3Gと違い、そのまま独立し最終強化までキッチリ王牙武器となった。
王牙弩【野雷】から順当に通常種素材で強化していく他、前身の真・王牙弩【天鼓】が一発生産で製作可能。
もちろん獄弩リュウゼツの方も順当にそのままG級強化が可能。
ガオウ・バルゾルデ 
- 攻撃力がG級相応の377、スロットが2つに上昇したくらいで、MH3Gの同弩とほぼ同じ性能。
速射対応弾が電撃弾、斬裂弾、LV2散弾、LV1麻痺弾。
なんといってもメインは電撃弾。装填数5発に3連射と優秀。- ちなみに4Gの電撃弾速射ライトは多数あるが、最終強化で何故か5連発になってしまうボウガンが多く、
最終形まで使いやすい3連射のままでいられるボウガンは王牙・狼牙武器を含めて4種しかない。
そして他の2種はブレや装填数などに残念な点を抱えているので、
電撃弾速射としては実質的に王牙・狼牙のどちらかを選ぶのが正着となる。
- ちなみに4Gの電撃弾速射ライトは多数あるが、最終強化で何故か5連発になってしまうボウガンが多く、
- またサブ弾としては通常弾が優秀で、LV2が9発, LV3が10発と豊富な装填数を持っている。
さらにLV1麻痺弾速射は亜種武器には無い特徴で、麻痺弾の弾持ちがかなり良い。
攻撃・サポートの両面でバランスが高く取れているといえる、器用なライトボウガン。
それ以外の弾種は種類も装填数も貧弱だが、上記の弾で十二分戦っていけるので問題はないだろう。
連発数+1をつければ弾持ちも良く、見かけによらない持久力も見せてくれる。
上記の通り真・王牙弩【天鼓】を一発生産できるので、作製難易度は亜種武器よりはかなり低い。
狼牙弩【反獄】 
- 前作で通常種亜種統合された武器からさらに強化され、より攻撃的に進化した。
高めの攻撃力390、さらにそれ後押しする会心率10%付き。
リロード速度、反動、ブレは通常種武器と同じ、こちらはスロット1。
速射対応弾にLV2貫通弾と滅龍弾が追加。さらに貫通弾の装填数も僅かながら増加した。
これによりリミッター解除時の貫通弾の装填数は4/6/4にまで膨れ上がった。
通常弾もわずかに増え、LV2通常弾10発にLV3通常弾を12発となっている。
装填速度、反動はそのまま普通/中であるので補正は必要となるが、それでも非常に強力といえよう。
もちろん電撃弾の速射も相変わらずで、最もクセが無く弱点が無い。
滅龍弾速射は攻撃力バカ達がいるので一歩譲るが、彼らよりも作成時期はかなり早い。
それまでは十分に使えるだろう。- 最大の欠点は作製難易度…というか「面倒臭さ」。
反獄の作成には初期武器のクロスボウガンから9回もの強化が必要であり、
しかも途中での一発生産は一切存在しないのである。
下位からライトボウガンを使い続けたハンターならともかく、
上位やG級から使い始めた者はこの強化ルートを一から辿らざるを得ない。
もちろんその途中には逆鱗や天玉などのレア素材を使いまくり、
毒怪鳥の紫翼や雷狼竜の尻尾といった地味すぎるストッパー素材の収集も待ち受けている。
しかもリミカ運用と速射運用の両方で優秀な銃であるが故に、うっかり2本作ろうなどと考えると…
間違いなくアレの出番である。
- 最大の欠点は作製難易度…というか「面倒臭さ」。
この両者を比較した場合 
- 単純な電撃弾速射銃としてみた場合、威力は亜種武器が通常種武器を上回る。
属性弾は武器倍率に威力が左右される一方で会心の影響は殆ど無く、会心率の高さは意味を成さないためである。
通常弾をサブ弾として見た場合も亜種武器の方が期待値・装填数共に上となり通常種武器は単純火力ではかなわない。
- しかし通常種武器はスロットが1個多いという明確なメリットが存在し、
全く同じ用途の装備セットを組もうとする場合、原種武器でないと目的のスキル構成が実現できない場合がある。
- また、装填内容の関係から、ほぼ速射運用一択となる通常種武器は火力に於いて亜種武器に及ばないものの、
電撃弾、麻痺弾、斬裂弾と速射運用として無駄にならない部分が多く、
サポート的な意味合いを含めた火力銃として大きな魅力があり、非常に扱いやすい性能を誇る。- 実際の話、武器倍率10程度の差なら属性弾で与えるダメージはあまり差異はない。
弾数にして2~30発程撃って、1発程の差があるかどうかというところなのだ。
装填数が同じである事もあり、電撃弾速射だけで考えるなら実はどちらでもいいレベルである。
- 実際の話、武器倍率10程度の差なら属性弾で与えるダメージはあまり差異はない。
- 麻痺弾の運用能力については一長一短である。
LV2麻痺弾はLV1の2連射分と同じ蓄積量を持ち、しかも調合素材の関係上
状態異常弾の中で飛びぬけて持ち込み数が多く、非常に強い弾なので、
これを装填できるという時点で一つのアドバンテージとなり得る。
しかし、デフォの反動が「中」であるこの武器でLV2麻痺弾を扱うのは非常にハードルが高い。
そのまま撃つと後ろに押し出されるほどの大反動を受けてしまい、
蓄積量の比較などできる訳も無い程に連射速度が悲惨な事になってしまうため、
最低でも反動「小」にして中反動で撃てるだけの反動軽減スキル(+2)が必須になってしまうのだ。
中反動にしてようやく蓄積スピードで通常種武器のLV1速射に肩が並べられる程度の連射速度になる。- ここまで麻痺弾のためにスキル枠を割くという土俵であれば、
通常種武器はその分で特殊攻撃+2でも付けてやれば蓄積量も「LV2を1発」<「LV1を2発」となる。
ちなみに亜種武器の方が麻痺等の為に、もし反動の対策にサイレンサーを用いるとなれば、
実質的に通常種武器がロングバレル一択の為、その時点で火力差が逆転する。 - ジンオウガ武器でここまで麻痺弾のためのスキルを盛る意味については全く無い訳では無い。
通常種武器は麻痺弾と斬裂弾の速射を併せ持つ唯一のライトボウガンなので、
この方面に特化して運用する方法もある。
斬裂弾の運用には定評のある叛逆弩ヴァルレギオンともいい勝負である。
亜種武器はリミッター解除すれば貫通弾も主力になるが、貫通弾の為どの道反動軽減+1は必要であり、
貫通弾で効率的にダメージを稼ぐために麻痺は有効なので、こちらでも意味はある。
- ここまで麻痺弾のためにスキル枠を割くという土俵であれば、
- 亜種武器においてはまず速射運用としてみた場合、
癖の無い電撃弾速射に加えて滅龍弾速射という取っておきのアドバンテージがあり、
上で述べられた理由から、属性特化に仕上げた場合は完全にこちらに軍配が上がる。
貫通速射については速射補正が大きく、反動も大きいためDPSの観点から見ると単発の撃ち出しに勝てない
(ただし、その差は誤差程度)。
小さい相手や動き回る相手には運用は厳しく、装填数が増えるリミッター解除のオプションとしての側面が強い。
総合的には他の弾の装填数の豊富さからリミカにまで対応できる点は通常種武器にはない大きなメリットであり、
上記の通り癖が無く、総合性能は文句なく今作の全銃トップクラスの性能を誇る銃である。- ちなみに両銃共今作いまひとつなLV2散弾速射を備えていたりする。
- 統括として両者を見ると後半からそれ以降には火力が求められる風潮もあり、
その点から考えれば性能面で亜種武器のほうが優れている。
しかし通常種武器も扱いやすさや作製しやすさに優れており、両者共に非常に優秀な性能を誇る。
これらの銃に限った話ではないが適時相手や目的に合わせて使い分けてゆくことを考えよう。
MHX 
- 当然と言ったかのように続投。
亜種は登場しないので、通常種の王弩ライカン→王牙弩【野雷】のみとなる。
ハンターライフルLV5からの派生または一発生産で王弩ライカンが作れ、
最終強化を施すと銘が変わり王牙弩【野雷】となる。
- 今回のジンオウガライトの性能を一言で表すと「微妙」。
最終強化で攻撃力220、会心率10%、スロット1、リロード「普通」反動「中」。
通常弾は8/8/9で結構な数入り、LV1電撃弾の速射ができる。
内蔵弾はLV2電撃弾・LV1&2斬裂弾・鬼人弾・硬化弾だが、残念な事にこれ以外の弾が殆ど入らない。
貫通弾はLV2が6発入るだけ、散弾もLV2が4発入るだけ。状態異常弾もLV1麻痺弾が3発のみでLV2は非対応。
この時点でもう「電撃弾速射するしかできないジャン……」感がプンプンするが、
その電撃弾の扱いの分野でさえ、今回の電撃ライトは激戦区と言うか
ライバル2種が強すぎて【野雷】が割って入る隙が全然無いのだ。- まずメインモンスターの一角であるライゼクス武器のサージ電竜砲。
貫通弾が5/6/5でリロード「やや速い」反動「やや小」と物理貫通ライトとして一線級の能力を持ちながら、
【野雷】を上回る5発の装填数からのLV1電撃弾速射も持ち、貫通電撃弾もちゃっかり持つ。
ついでに麻痺弾も両レベル対応で野雷より多い。
よってスロットが無いことと、攻撃力と会心率が10低いこと、あとは通常弾の扱いくらいしか劣る点が無い。 - 次に雷属性モンスター古参のフルフル武器のフルットシリンジ。
こちらは反動「中」で貫通弾の装填数も微妙だが、殆ど入らない【野雷】よりはマシな数。
電撃弾速射は当然のように持ち、LV1&2貫通電撃弾を備え、
電撃弾の扱いに関してはとことん優れている。
攻撃力・会心率・スロットはサージ電竜砲と全く同じなので、【野雷】と大して差が無い。
さらに電撃ライトで唯一のLV1&LV2睡眠弾が使えるため、必殺の睡眠爆破すら可能。
ライゼクスはともかくフルフルに負けるメインモンスターって…。
とはいえ今作のフルットシリンジの躍進が凄すぎるのだが。
- まずメインモンスターの一角であるライゼクス武器のサージ電竜砲。
- こんな【野雷】だが、他ライトには真似できない特徴もあるにはある。
それは今作の全ライトボウガンの中で唯一、斬裂弾の速射ができると言う事。
あの叛逆弩ヴァルレギオンでも取り上げられてしまったのに、である。- が、たったの2連発である上に隙は「大」。正直言って使いにくい。
しかも今作では斬裂弾が武器内蔵弾になった関係で、調合で補充する事ができない。
つまり最初からボウガンに入っている分を打ち尽くしても尻尾が切れなかったらそれまでであり、
上記の通り速射は2連発なので合計弾数としても大差なく、そもそも尻尾は報酬で出ることが多いので
ボウガンで無理に切るメリット自体があまりない。*1
破壊王、連発数+1、特定射撃強化で斬裂弾をMAX強化すれば尻尾を斬る事には困らないが、
それ以外の事については戦力不足が否めない。
三死で帰る事に抵抗があるならば、いっそ捕獲やサブターゲットで狙ったり、
フルーミィシリンジ等で眠らせて用心棒の先生方にお願いした方が楽だろう。 - ただしダメージは特化させるととんでもなく強力。
今作のLV2斬裂弾は武器内蔵弾でもトップクラスの威力を持ち、スキル事情、速射補正も優遇されているため、
該当ページの通り、超強化された通常弾として非常に優秀。
一つの部位に集中して当たる仕様から、怯みを連発させることが出来る為、反動大のデメリットも無視しやすい。
それでも内蔵数10発では、わざわざ特化させるほどの物ではない。この時点では。
- が、たったの2連発である上に隙は「大」。正直言って使いにくい。
金狼牙弩【野雷】 
- 通常種のライトとは別に、MHXに存在する12種の二つ名持ちモンスターの一種、
「金雷公ジンオウガ」の素材を用いたライトボウガンも存在する。
一発生産のみで、「金狼弩ライカン」から10回の強化を経て「金狼牙弩【野雷】」になる。
- 発売前の情報でも目玉の一つとして紹介されてきた二つ名持ちモンスターとして
黒炎王リオレウスと共に看板を張ってきた金雷公ジンオウガの武器であるが……
通常の【野雷】を一回り強くしただけである。- 攻撃力220→230、電撃弾装填数4→5。強くなっているのはこれだけである。
斬裂弾速射は無くなり(というかLV2斬裂弾自体が消えている)、二つ名武器の常としてスロットは0に。
LV1斬裂弾の内蔵数だけは24発とやたら増えているが殆ど意味が無い。 - 二つ名武器の能力として狩技ゲージが溜まりやすいと言うものがあるが、
そもそもライトボウガンが主に用いる狩技はどれも元から非常に溜まりやすいものばかりであり、
狩技の発動回数を増やすためだけに二つ名武器を用いるメリットはほぼ無い。
- 攻撃力220→230、電撃弾装填数4→5。強くなっているのはこれだけである。
- 何故か復活を果たしたジンオウガバイクはやっぱりバイクだったと、特に当初はネタにされていたが、
今回のライトボウガンはそんなバイクをあまり笑えない有様である。
しかも当のバイクは性能が見直され、時間と共に再評価の声も上がってきているというのに…。- 一応電撃弾装填数5発は電撃弾速射銃としては最多であり、
攻撃力230は電撃弾速射銃の中では2位なので電撃弾主体なら普通に強い。
攻撃力1位の弾道に馴染めず、製作難易度を気にしない方はどうぞ。
- 一応電撃弾装填数5発は電撃弾速射銃としては最多であり、
MHXX 
- 王牙弩【野雷】の直系のG級強化である「真・王牙弩【天鼓】」だけでなく、
主に獰猛化素材を投入して作られる「王牙弩【迸雷】」からの「ガオウ・バルゾルデ」も登場。
真・王牙弩【天鼓】 
- まず通常種素材武器の【天鼓】を見てみよう。
攻撃力330、会心率20%、リロード普通、反動中、スロット2。
スペックは物理期待値は高い方ではあるものの飛びぬけてはおらず、その他は普通。
- では装填可能な弾の種類はと言うと、特に何も増えていない。
装填数自体は通常弾9/10/11とか麻痺弾4発とか光るものはあるがそれだけで、
物理も属性弾も弾種が足りなくていまいちと言う点が何も変わっていない。
前述のように攻撃力はあるので、LV1電撃弾を5発の装填数から連打するだけなら
強いといえば強いのだが……。
- しかし斬裂弾に特化させた運用になると話は変わる。
中途半端であった内蔵数が、LV2は10→21と倍以上に増え、メインに据えられるほどに急成長。
連発数+1、特定射撃強化を発動させれば、おおよそ各種補正込み通常弾LV2換算で126発分となる。
- 武器内蔵弾故に総火力こそ低いが瞬間火力は非常に高く、
弱点を狙えばソロでG級のジンオウガ、ガララアジャラを武器内蔵弾のみで討伐可能なほどになる。
またクリ距離が無いため、手ごろな上位、下位を周回するときには、内蔵弾のみの消費で気軽に回れるのも便利。- その場合は会心率で勝る黒狼衝弩【玄】と
斬裂弾に次ぐ火力を持つ烈光弾を持つ真名トリスメギストスがライバルになる。
とはいえ前者は斬裂弾の弾数ではこちらが上であり、
後者はスキル無しだと武器内蔵弾以外で撃てる弾が皆無と癖が強い。
双方共に差別化は可能だろう。 - 連発数+1、特定射撃強化を発動する関係で、電撃弾2種も強化されるため、雷弱点の相手にはなお有効で、
村上位アカム、ウカム辺りは、斬裂弾のみでは難しいが、LV2電撃弾込なら内蔵弾のみで討伐可能。
この運用も含めるなら元祖内蔵弾特化、アームキャノンXXがライバルとなる。
この場合は単純な火力はこちらが高いが、反動や装填数などで差別化が可能。
- その場合は会心率で勝る黒狼衝弩【玄】と
ガオウ・バルゾルデ 
- 次に獰猛素材を使うガオウの方を見てみると、
攻撃力330、会心率15%、リロード普通、反動中、スロット2。
会心率が5%低い事以外同じスペックである。
- 物理弾もLV3貫通弾に対応しているものの穴だらけな傾向は同じ。
LV1麻痺弾の速射に対応しているが、LV1電撃弾の速射はなくなっている。
しかし代わりとばかりにLV2貫通電撃弾を新たに獲得し、かつ速射にも対応している。
LV2貫通属性弾の速射は隙が大きいものの完全特化した時の破壊力は
ハーイゲヴァーなどで証明されているものであり、電撃特化として新たな個性を得た。
LV1麻痺弾速射で麻痺させてからLV2貫通電撃弾の速射で蜂の巣にする運用も可能である。- 貫通電撃弾速射対応を持つ銃は他に青電主ライゼクス武器の「喊青電竜砲【峙瑠】」、
フルフル素材で作る傘の「真珠夫人の仕込傘」があるが、
前者はガオウより攻撃力が20低いものの、LV1であるため反動が小さく取り回しがしやすく、
貫通弾の装填数の多さと、二つ名武器であることから全弾装填を回しやすいという特徴がある。
後者はLV2貫通電撃弾以外の電撃系の内蔵弾を特に持たない。
威力を追求して電撃弾に特化するならば有力候補となる武器と言える。 - ただし、逆に言うとガオウは物理弾で使えるものが特に無い。
貫通弾は一番使いやすいLV1が非対応、通常弾はいっぱい入るが単発撃ちでは心もとない。
物理弾まで含めた総合性能では、貫通弾も散弾も一通り入る真珠夫人に軍配が上がる。- 肝心の貫通電撃弾はガオウが30発の3装填なのに対し、真珠は40発の4装填。
ただこの点については、
LV2貫通電撃弾「だけ」でモンスターを倒すこともオンラインを除けばそうそうないので、
他の電撃関係の弾か物理サブ弾の有無で選べば良いだろう。
また、これらの中でスロットを持つのもガオウだけの特徴であるため、
スキル構成の幅という点でも差別化が可能となっている。
- 肝心の貫通電撃弾はガオウが30発の3装填なのに対し、真珠は40発の4装填。
- 貫通電撃弾速射対応を持つ銃は他に青電主ライゼクス武器の「喊青電竜砲【峙瑠】」、
極・金狼牙弩【暉】 
- 金雷公ジンオウガの武器である金狼牙弩【野雷】にもG級強化が登場。
「極・金狼牙弩【暉】」と銘を変える。
- 攻撃力340の会心率10%、リロード普通、反動中。スロットは二つ名武器なので0。
速射対応はLV1電撃弾のみ。
- 今作では全弾装填に必要なゲージ量が増えたので、
あくまで「MHXに比べると」だが二つ名補正がメリットとして機能している。
MHW:I 
- ジンオウガ復活に伴い登場。ライトニングブリッツから王弩ライカン・王弩ライカン改を経て
王牙弩【野雷】へと強化される。 - 対応弾はライトニングブリッツを踏襲しており状態異常弾と貫通弾の扱いに優れる。
反動特大ではあるがLv3貫通弾も新たに装填可能になっており、貫通ライトとしての性能は向上したと言えるだろう。 - では肝心の電撃弾はというと、速射の反動が大から中になった代わりに装填数が減らされてしまった。
速射に関する反動の仕様が変更され、反動中ならば移動しながらの射撃が可能になったとはいえ中々手厳しい変更である。 - 問題は電撃速射銃として競合するエンプレスシェル系統の魂焔の龍弩・冥灯。
はっきり言ってしまうと【野雷】のほぼ完敗である。 - 攻撃力は同じで、電撃弾の扱いはあちらは装填数が1多い代わりに反動が大、とここまでは勝負になっているのだが、
会心率・スロットでは冥灯の圧勝で、物理弾も扱える散弾のレベルが違う以外は冥灯がこちらの上位互換。
おまけにあちらには武器自体に弾丸節約が付いている。
麻痺弾・毒弾が扱えるのはこちらのみの利点だが、あちらは睡眠弾が使えるので
それだけで上記の差を埋められるとは到底言い難い。
ライトニングブリッツにはレア度が低くカスタム強化回数が多いという利点があったのだが、
【野雷】になったことでレア度が最高の12となり差を埋めることができなくなってしまった。
MHRise 
- 本作でも続投。最終強化銘は王牙弩【野雷】。
鉱石素材武器であるハンターライフル系列を強化し、途中で派生する形で入手でき、
王弩ライカンI→王弩ライカンII→王牙弩【野雷】という順で派生強化することが出来る。
- 本銃最大の売りの1つであった電撃弾は没収。
その代わりに貫通電撃弾に対応、かつ初期から速射対応に対応しているという特徴を持つ。
貫通電撃弾は装填数はたったの2発しかない上にヒット間隔が長かったり、
速射による減算補正が激しいという欠点こそあれど、
1HITのダメージは大きいので、相手を選べば強力なダメージソースとなるだろう。
そしてLV2通常弾は速射に対応しており、予備弾として扱える程度の性能を持ち、
初期からLV3通常弾に対応、更に歩き撃ちと歩きリロードにも対応している優秀さを備えている。
ただし、MHRiseに登場するモンスターの多くは弾肉質が劣悪な事が多い相手ばかりであり、
物理弾の性能を活かすのは難しいと言える。
- そこで、本銃もう1つの売りであった斬裂弾に目を向けてみると、2初装填で対応しているのがわかる。
歩き撃ち、歩きリロードに対応していないが、
それでも弾肉質が劣悪な相手には切り札と言える性能を発揮することが可能である。
あとはLV1麻痺弾とLV1徹甲榴弾*2に対応しており、若干程度とは言え拘束性能も併せ持っている。
本銃の基本性能は以上で、初期段階の王弩ライカンIの攻撃力は120、会心率は10%となっており、
下位終盤を戦い抜くのには十分な性能を一応は有している。
- 上位に昇級し、★6で解禁される上位個体の素材とレア素材である雷狼竜の逆鱗を用いて、
王弩ライカンIIに強化すると本銃は秘めた力を開放する。
なんと、斬裂弾が速射に対応するようになるのである。
上述の通り、斬裂弾が切り札になるというのが誇張表現ではない程に弾肉質が劣悪な環境であるMHRiseにおいて、
弾ではなく斬肉質を参照する斬裂弾が速射に対応するというのは本銃にとって大きな追い風となる。
装填数については通常弾の装填数が1発ずつ増えていく感じとなる。
攻撃力については170と上位武器に相応しい数値に上昇し、会心率は据え置きのままとなる。
- そして上位レア素材である雷狼竜の碧玉と、ラスボスであるナルハタタヒメの堅殻、
そして上位ジンオウガ素材を好きな種類、必要なポイントまで投入することで上位最終段階の王牙弩【野雷】となる。
全体的に強力な弾を除いた弾丸の装填数が増やされており、
攻撃力190に会心率10%は今作のライトボウガンではそこそこ優秀な部類で、更にLV2スロットが1つ開く。
- 本銃の最大の特徴は、言うまでもなく上位段階から開放される斬裂弾速射。
上述した通り、全体的に弾肉質が劣悪なMHRiseの環境下で強力な斬属性攻撃が扱えるメリットは有り余る程。
ただし、斬裂弾は30発しか持ち込めず、調合素材のザンレツの実も30個しか持ち込めないと、
速射と弾丸節約スキルを考慮しても弾持ちは悪い部類に入るため、
弾切れになった時はキャンプで補充する等、臨機応変に立ち回る必要がある。
しかし、MHRiseの斬裂弾はその他作品と比べて強力な部類に属しており、
特化装備を構築して運用し、しっかり弱点を狙えれば1度の補充で十分倒しきれる程の火力は発揮できる。
Lv1麻痺弾のお陰で1回だけとは言え、簡単に麻痺が狙えるのも強み。
尻尾に当てるのが苦手でもLV1麻痺弾→頭にLV1徹甲榴弾→斬裂弾の流れでかなり切断しやすくなる。
…が、拘束して斬裂弾を撃つ運用は後述のライバルが強敵であるため、しっかり考えて使うか、
純粋に斬裂弾の速射で火力押しして運用面の差別化を図るか、よく考えて立ち回ろう。- 斬裂弾に特化した運用を行う場合、相手の斬肉質を把握して立ち回ろう。
斬裂弾の本命である炸裂ダメージは斬属性であり、斬肉質でダメージ計算を行うためである。 - 以前は速射強化の神おまがなければLv3に上げつつ必須スキルを揃えるのがかなり厳しかったが、
ver.2.0.0アップデートで弾薬節約、速射強化、弱点特効と相性の良い装飾品が多数追加されたため、
装備が組みやすくなった。 - 一応Lv3通常弾も6発装填であり、
歩きリロード・歩き撃ち可能ななライトボウガンでは最も装填数が多いのだが、
上述の通り今作のモンスターの弾肉質の硬さから斬裂弾速射と比べていまいち影が薄く、
むしろ「王牙弩の使い方を理解していない地雷」と見られてしまうことも…
- 斬裂弾に特化した運用を行う場合、相手の斬肉質を把握して立ち回ろう。
- 逆に言えば、それ以外で本銃の特筆すべき点は存在しない。
反動性能は中、リロード性能も普通と平凡であり、ブレは存在しないというぐらいである。
ブレが存在しない点はメリットにもデメリットにもなり、
おだんご暴れ撃ち発動時にブレが左右/小になってしまう点に注意が必要なぐらいである。
- 似た性能で常に比べられるのが禍ツ弩ノ幽鬼ドシュー。
あちらは同じ攻撃力190に会心率なしだが、Lv3通常弾が7発装填になっている。
また斬裂弾が4発装填で対応しており、こちらも尻尾斬り能力に優れる。
さらに麻痺弾が使えない代わりにLv3徹甲榴弾による圧倒的なスタン性能が最大の強み。
ただしスペック上ではよく似た部分があるものの、あちらは速射対応しておらず、
徹甲榴弾でスタンしたところに畳み掛ける運用が主流であるため、
あちらが純粋な斬裂ガンとして使われることは稀。
一切の弾が歩きリロードに対応していないこともあって使い勝手も全く異なるため、
用途に応じて使い分けよう。- ドシューと並んだ時の相性は抜群であり、
スタンをばら撒きながら斬裂弾でそこそこの火力を叩き出すドシューと、
麻痺弾でスタンの間の拘束を担い、斬裂弾速射で強烈な火力を叩き出す野雷、
と壮絶なまでの相性の良さを発揮する。
- ドシューと並んだ時の相性は抜群であり、
- Ver2.0.0およびVer3.0.0で追加されたモンスターはどれも弾肉質が硬めに設定されており、
特にVer3.0.0追加分に関しては露骨としか言いようがないほどの弾肉質冷遇であるが、
弾肉質への依存度が低い野雷にもドシューにもあまり関係がない話であるため、
相変わらず二丁揃って最強格のライトボウガンとして君臨し続けている。
- と、ここまでは過去の話。
Ver10.0.2では遂に斬裂弾の威力と反動にナーフが入ってしまい、
Rise時点では反動軽減Lv3+サイレンサーでないと無反動にできなくなってしまった。- 一方で部位蓄積値は(わずかだが)UPしているので、尻尾切断などは以前よりも行いやすくなった。
さらに同アップデートで各種通常弾が大幅強化された。 - 以上からLv2通常速射を軸に、斬弱点や尻尾に斬裂速射を叩き込む手法へ変化したと言える。
PS4/5版から始めたプレイヤーは斬裂弾だけでなく通常弾Lv2も持ち込んでいこう。- もっともRise環境下の装備では速射強化Lv3と通常弾強化Lv3、
さらに装填拡張に弾丸節約の併用は、難度が非常に高いためお手軽強装備とは行かない。
- もっともRise環境下の装備では速射強化Lv3と通常弾強化Lv3、
- 一方で部位蓄積値は(わずかだが)UPしているので、尻尾切断などは以前よりも行いやすくなった。
MHR:S 
- MR4にて王牙弩【野雷】改への強化が解禁される。
速射対応弾や反動・装填は据え置きだが攻撃力が310まで強化される。
マスターランクのモンスターの体力強化も相まって斬裂弾1本で戦い抜くのは厳しくなっていくが、
通常弾速射と速射強化の併用難度は下がっているので、両軸での運用はしやすくなっている。
百竜スロットはLv2なので、竜種特効などで更に火力を増すこともできる。- ただし通常弾速射という点では、
MHXXから新たな銘を得て復活した「サージ電竜砲【翠電】」が立ちはだかる。
ほぼ同じ段階で作れて攻撃力等の期待値は大差ないのだが、
あちらはLv2通常弾の装填数が5、
かつ速射対応した上で歩き撃ちのみならず歩きリロードにまで対応しているのである。
ついでにレア素材もこの時点では必要なく、百竜スロットもLv3(ただしこの時点ではあまり差はない)。
貫通電撃弾速射まで被っているがあちらは斬裂弾には非対応であり、
良くも悪くも、斬裂弾速射も活かしていくことで活路を見出していくことになる。
LV3通常弾の装填数や歩きリロード非対応という差もあるので、そちらで差別化するのも手。
LV2貫通弾は装填数が6と大幅に増加し、Lv1とLv3は4発だが前者は歩き撃ち&歩きリロードが可能と、
メインにするにはやや心もとないがサブ弾として十分選択肢に挙げられるようになった。 - ただし通常弾速射という点では、
- そしてMR50にて久方ぶりに「真・王牙弩【天鼓】」へと強化できるようになる。
攻撃力は330とかなりの上昇を遂げ、LV2通常弾の装填数が5となりサージ電竜砲に並んだ。
その他の性能は据え置きとなっている。- 通常弾速射については素の性能ではサージ電竜砲【瞬電】に勝るが、
相変わらず歩きリロードに対応しないので若干不安は残る。
サージ電竜砲【瞬電】は鋼龍の魂で会心率を更に上乗せできるため超会心との相性が更によくなる。
また、それ以外の通常弾速射ライトにはじゃじゃ馬ながらすさまじい攻撃力を持つものや、
通常弾速射を行う上でバランスの取れた性能のものが並んでおり、
通常弾速射一本で戦うのはダメではないが少々分が悪いと言えるかもしれない。 - 貫通電撃弾速射については、
サージ電竜砲【瞬電】の装填数が増えたためそちらに明確に劣るようになった。
貫通電撃弾を軸にするならそちらを使った方がよいだろう。 - そして斬裂弾速射については、
自動装填ギミックを没収された叛弩アルシアラが装填数で勝り、
元から歩き撃ちが出来た大鎌風銃エルロウは取り回しの良さで勝る。
攻撃力の面においては大鎌風銃エルロウには明確に勝り、叛弩アルシアラとはほぼ互角。
叛弩アルシアラはLV2通常弾速射とLV3通常弾の歩き撃ちに非対応のため、
斬裂弾に特化するならこちらが見劣りするが、他の弾も絡めていくならこちらが優勢と言える。
様々な弾を使い分けて戦う上ではかなり良好なバランスをもった銃であると言える。
二強時代を築いたドシューがかなり曲者になってしまったのに対し、
こちらは以前ほどのセンセーショナルさは無くなってしまったが堅実な強さを保ったと言えるだろうか。 - 通常弾速射については素の性能ではサージ電竜砲【瞬電】に勝るが、
MHF 
原種武器 
- 遷悠武器として、MHF-G8より王弩ライカンと真・王牙弩【天鼓】が登場。
MHFのボウガン生産システムの関係上、残念ながら王牙弩【野雷】は登場しない。
遷悠武器なのでスキル「早食い」がスキル枠を消費せずに自動発動する。
- 王弩ライカンはHR5から生産でき、攻撃力は326(未強化)、会心率10%とそれなりの水準ではある。
通常弾の豊富な装填数はそのままに、LV2とLV3貫通弾、LV2散弾が6発装填と優秀。
MHFにはLV2散弾速射がなく斬裂弾もないため、速射は電撃弾のみとなっている。
ジャストショット用としてはかなり優秀な弾種を有するのだが、
どうしても同ランクで作成可能となる剛種武器の超速射には見劣りしてしまう。
剛種武器と比べ比較的容易に作成できるため、繋ぎとして使うのであれば十分ではあるが。
- 真・王牙弩【天鼓】はG級終盤、GR100*3より作成可能となる。
攻撃力は648とG級武器LV50級であり、会心率も20%まで強化されている。
なお弾種・速射対応弾は変化無し。
- ライトボウガンにとって重要度の高い「早食い」スキルが自動発動し、
さらに武器スロットを装飾品でもシジルでもどちらでも使用可能というのは大きい。
- 最大の欠点はMHFのライトボウガンの主力弾と見なされている「LV1貫通弾」が基本使えない点。
電撃弾の速射は速射スキルを発動させれば強力ではあるが、
へビィボウガンの存在によって属性弾速射自体がMHFではそこまで目が向けられていない。
そのため実弾で立ち回る場合、通常弾、LV2/LV3貫通弾、LV2散弾のジャストショットが主体になるだろう。
MHF-G7までのライトボウガンの主たる運用とは異なる、かなり特殊な運用が求められるといえる。
余談 
- 下位段階の武器名に使われている「ライカン」は、おそらく漢字で書くと「雷管」と言う字になると思われる。
雷管とは簡単に説明すると、主に銃火器に仕組まれているパーツで、発火しやすい火薬を入れた筒のこと。
銃弾を撃ち出すためには爆発による運動エネルギーが必要なため、それを発生させるために使われる。
雷属性の攻撃を得意とするジンオウガと、ライトボウガンという武器種をうまく絡めた、
ナイスなネーミングと言えよう。- 因みに「ライカンスロープ(lycanthrope。リカントロープとも)」という"人狼"の事を表す単語がある。
こちらも掛かっているかもしれない。
- 因みに「ライカンスロープ(lycanthrope。リカントロープとも)」という"人狼"の事を表す単語がある。
- 【野雷】(ののいかづち)とは、日本書紀に登場する八雷神の1柱である。
黄泉国において伊耶那美神の足にいた神であると言われている。
この神は古事記には登場せず、代わりに伏雷と鳴雷が右足と左足を担当している。
八雷神それぞれが雷の諸要素を表すとする説もあり、
野雷神は土雷神と同様に雷が大地に封じられる様子を神格化したものと言われている。
重弩も土雷神同様と考えられているのでキャラが被りまくっている。- ちなみに「のづち」という読み方もあり、その場合だと妖怪の名前になる。
関連項目 
モンスター/ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ亜種
モンスター/金雷公ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ/派生作品
武器/王牙武器