武器/破岩大砲シュライアー

Last-modified: 2024-03-26 (火) 11:28:25

MH3Gにあるブラキディオスの素材を基調としたボウガン。
他のボウガンとは異なる特徴的なデザイン。

目次

概要・性能

MH3G

  • ディオスキャノン爆砕の重砲破岩大砲シュライアーの順で強化していく。
    MH3Gではブラキ武器をはじめ爆破属性が猛威を振るっている…が、こちらの採用率はすこぶる悪い。
  • まず、ヘビィでありながら物理弾をしゃがみ撃ちできないといういい加減な性能になっている。
    ブラキ武器らしく爆破弾がしゃがみ撃ちに対応しているが、これは実は効率が悪い。
    ボウガンの弾なので確定蓄積ではあるものの、
    蓄積値自体が低いため爆破が発生するまでに必要な弾が多い。
    素直に物理弾をしゃがみ撃ちしていた方がダメージ効率が良い。
    もっとも部位破壊狙いならこの限りではないかもしれないが、
    大概の場合は物理攻撃に弱いか属性攻撃に弱いかのどちらかなので
    その場合は属性攻撃のほうが効率が良い。
    • 一応火炎弾のしゃがみ撃ちにも対応しているが、
      これに関しては上手が存在するためあまり目立たない。
  • 先ほどまではしゃがみ撃ちのみにふれたが、物理弾の装填数はどうなのか?
     
    LV1LV2LV3
    通常弾445
    貫通弾455
    散弾3--
     
    貫通弾こそマシなものの、あまりにも通常弾の装填数が少ない。
    水中で頼りになるLV3通常弾も5発では使いようもない。
    さらに、このボウガンはデフォだと反動がなので
    反動軽減を発動しないとまともに貫通弾が扱えないのが痛い。
  • この様に、しゃがみ撃ちにしても立ち撃ちにしても使い道があまりない銃になってしまっている。
    火炎弾と貫通弾の銃でいえばアグナコルピオに劣り、
    総合性能の面でもナルガクルガ希少種のボウガン、エクリプスナイパーに完敗している。
    爆破弾はシュライアーのデフォルトの反動【中】では無反動で撃つことができないのだが、
    あちらは5スロスキルの爆破弾追加を発動させることで、
    無反動、最速装填、そして装填数が3発と隙の無い運用ができてしまう。
    シュライアーはアイデンティティである爆破弾の扱いすらもエクリプスナイパーに負けてしまっているのだ…
  • 勿論ブラキ武器なので強化には砕竜の天殻を要求される。
    しかし地味に厄介なのが光る粘菌の方であり、
    爆砕の重砲で5個、シュライアーで10個も要求される。
    そのため、天殻より集めるのが面倒だと言うガンナーも少なくない。
    さらに、これまた入手の面倒な砕竜の剛鉄拳を4個も要求される。
    こちらも全ブラキ武器の中でも最多の要求数である。
    そもそもヘビィでブラキを狩るのは割と難易度が高く、スキルが整ってないとろくな回避もままならない。
    性能に反して製作難易度が無駄に高い点もこの銃の空気化に拍車をかけているだろう。
  • ではクエスト攻略用にと最終強化以前を見てみると輪をかけて使えない
    というのもシュライアー強化前のボウガン3つはどれもこれも攻撃力が低すぎる
    • ディオスキャノン・ディオスキャノン改は貫通ヘビィとしてはペングルスカイザーに負け、
      攻撃力だけ見れば青熊轟筒【川漁】にさえ負けている。
      ではこれら2つのヘビィが優秀なのかと言われると、
      そもそも上位強化が用意されていない下位ボウガンである。
    • 爆砕の重砲はというと、これまた貫通ヘビィとしてゴッドオブペングルスに勝てない上、
      攻撃力で上回っているヘビィはこの時点でいくらでもあるためこいつは使われない。
      ちなみに、ゴッドオブペングルスはG級とはいえウルクススの素材をメインにつくられた銃である*1
      兎に負けるのはもう泣けてくるが、ブラキ武器作成のため血眼になってブラキディオスのクエストを
      マラソンしなくていいのはひょっとしたら幸せなことなのかも…?
  • 一応、徹甲榴弾や拡散弾には全レベルではないが対応しているため、
    今作屈指のヘビィキラーと名高いアルバトリオンなどには有効なのかも知れない。
    こだわらずに他の武器で挑んだ方がいいとか言うな。

MH4

  • ジンオウガヘビィは文字通りの意味で生まれ変わって帰ってきたし、こちらも性能改善されるか…と思いきや、
    なんとまさかのリストラである。
    ちなみに、ブラキ武器唯一のリストラ者である。かかったなアホがと上位から出たりもしない
    • なお、本作のメインモンスターであるゴア・マガラにヘビィが存在せず、
      元から無かったリオレウスに追加されることもなく、
      素材交換で装備が作れるナルガクルガとラギアクルスのヘビィも登場しなかったことから、
      本作には新旧ひっくるめて6種類(素材のみの登場を含めれば8種類)もの
      メインモンスターが登場しているにもかかわらず
      ヘビィを作れるメインモンスターがクシャルダオラティガレックス、ジンオウガだけという
      えらく寂しいことになっている。
  • 性能面で言えばテスカト砲と被るのを避けたのかもしれない。
    とはいえそのテスカト砲もまた物理弾のしゃがみ撃ちに対応していないため、
    此方に物理弾しゃがみを導入させるだけでも十分差別化ができた気もする。
  • 「ならば発掘武器で名前とデザインだけでも!」…と言いたいが、
    残念ながらそちらの方でも未登場。

MH4G

  • MH4GのPV第3弾においてティガレックス亜種と交戦するハンターが、
    パワーバレルを装着した本武器を装備しており、1作ぶりに復活を果たした
    さらに、今作ではシュライアーからの更なる強化形として砕光の極砲が追加された。

MHX

  • ボーンシューターLV5からディオスキャノンに派生。
    ディオスキャノンを緑色のまま強化することもできるが、LV3から獰猛化素材を使うと爆砕の重砲に派生する。
    ディオスキャノンの最終強化「爆砲アトミキャノン」は
    • 攻撃力210、スロット1
    • 装填速度普通、反動やや小
    • しゃがみ撃ち対応はLV1火炎・爆破弾
    • 武器内蔵弾はLV1、2爆破弾と鬼人弾
       
      LV1LV2LV3
      通常弾443
      貫通弾(3)44
      散弾334
      徹甲榴弾211
      拡散弾11(1)
       
    • その他の弾としてLV1火炎弾4、毒弾3/2
    …相変わらず凡庸な性能に思える。
  • ならばと爆砕の重砲を強化して「破岩大砲シュライアー」を仕上げると
    • 攻撃力230、スロット1
    • 装填速度普通、反動やや小
    • しゃがみ撃ち対応はLV1火炎弾とLV2爆破・拡散弾
    • 武器内蔵弾はLV1、2爆破弾と鬼人弾、竜撃弾
       
      LV1LV2LV3
      通常弾543
      貫通弾(3)54
      散弾344
      徹甲榴弾221
      拡散弾11(1)
       
    • その他の弾としてLV1火炎弾4、毒弾3/2
    アトミキャノンと比べて攻撃力が上がった以外、ほとんど性能は変わっていないように思えるが…
  • 実は4G以前より相対的な地位は幾許か向上しているのである
    攻撃力は意外にも全へビィ中3位タイで、しかも貫通弾、散弾の無反動撃ちが可能である。
    高レベル弾しか扱えないが、それに限ってはそれなりに扱える性能に仕上がっている。
    装填数が少なめのがネックだが、この恵まれた武器倍率と反動を活かせばフォローできる圏内ではある。
    特に、LV3散弾を無反動で撃てる他の銃は全て武器倍率200以下と低めであることから、
    散弾立ち撃ち銃としてはトップクラスの性能があると言えるだろう。
    防具の関係で散弾だけスキル圧迫が大きめなのも、この銃の評価を底上げしている。
  • 一方で、相変わらず各特化銃には火力で及ばないし、物理弾がしゃがめないのも相変わらず。
    使い道自体はあるのだが、敢えてこの銃を選ばなければいけない理由も存在しないため、
    プレイスタイルや運用目的が合致しなければ見向きもされない銃であるのもまた事実ではある。
  • 装填数UPとエリアルスタイルのジャンプ下射撃を組み合わせることで、空中でLV2拡散弾の2連射が可能。
    ぴょんぴょん飛び跳ねながら真下に爆撃を繰り返す様はヘビィボウガンとは何かを問いたくなる光景だが、
    前述の散弾もあわせると意外とエリアル適性は高い。

MHXX

  • まずアトミキャノンを強化すると、究極強化で爆砲エクスアトムズになる。
    攻撃力が330になりスロットが2つに増加。
    さらに徹甲榴弾の装填数増加や連爆榴弾の追加など、爆破に特化した強化になっている。
    ただし固定ダメージである仕様上、武器種は違えど至宝銃キサナドゥの壁が厚すぎるのが難点。
    ヘビィボウガンという括りで見ても海造砲【灰燼】が徹甲榴弾・拡散弾の扱いではこちらより長けている。
    爆破弾を活かさなければ立場は厳しい。
    そもそも爆破弾自体が産廃と言ってはいけない
  • 続いてシュライアーは砕巌大砲シュライアーへと強化。
    スロットは1つのままだが、攻撃力は350にまで上昇する。
    LV2・LV3散弾の扱いに長けており、競合しているアグナ砲とは装填速度で差別化可能。
    まあ散弾自体今作では殆ど使う機会が無いが。
    装填速度が重要なギルドやストライカーであれば使う機会は無くもないか。
    とはいえ火炎弾を活かさなければ、後述するミェブラクの下位互換に成りがちなのが厳しい。
  • そして、今作ではシュライアーからさらに特殊個体派生ができるようになった。
    砕光の極砲へ派生したのち、砕光極彩砲ミェブラクへと強化できる。
  • 総じて、話にならないほど弱いわけではないがいまいち決定打に欠ける性能、と言ったところである。
    前作でそれなりに評価されたこともあってか、かつてほどネタ扱いされるわけでもなく、
    単純に話題に上りづらく影が薄い存在になってしまったと言えるか。

MHW:I

  • MHWorldでは不参加だったブラキディオスが、ICEBORNEへの有料大型アップデートで登場。
    それに伴いバルキンバズーカIからディオスキャノンへ、そして最終強化先は「爆砲アトミキャノン」となる。
    そのステータスは
    • 攻撃力405(基礎攻撃力270)
    • 今まで通りの会心率0%
    • ブレ大、狙撃竜弾
    • スロット1
    となっている。
    弾は
    • 通常弾9/0/5、貫通弾7/0/4、散弾6/4/0
    • 徹甲榴弾3/3/0、拡散弾2/1/1
    • 毒弾と睡眠弾はLv1、減気弾はLv2まで
    • 竜撃弾と硬化弾装填可能
    • 属性弾非対応
    となっている。
  • Worldからヘビィボウガンはしゃがみ撃ちが廃止されたため、
    全体としてクロスシリーズまでの「しゃがみ撃ち前提評価」はされなくなった。
    さらに、属性弾非対応なおかげで無属性強化にも対応。
    そのため、ネタ武器として散々評価されたこの武器は新たな評価を得るのか…と思いきや、別にそんなことはなかった。
    と言うより影が薄すぎた
  • アトミキャノンを運用する上で使用する弾は、Lv3通常弾、Lv2散弾、徹甲榴弾、拡散弾、竜撃弾、狙撃竜弾となる。
    ……が、どの弾で運用しようにもそれぞれに壁が立ちはだかるのである。
    • 通常弾運用と考えるならフェイタルアサルトIIIカルティブラスターIII角王砲ダムディアーカ
      カーサスハウリング撃滅の砲火【戦】などが壁となる*2
      特に、この武器の派生元であるカルティブラスターIIIには完全に喰われている。詳細は各武器のステータスを参照。
    • 散弾運用と考えるなら、やはり「王牙砲【震雷】」となる。
      …が、そもそも撃てる弾のレベルが違うので比較にすらならない。
    • 徹甲榴弾運用であれば、単発自動装填が可能な金獅子武器「金獅子砲【重雷】」、
      イシュワルダ武器「回光返照ー天道ー」などが立ちはだかる。
      単発自動装填による徹甲榴弾は拘束及び火力共に高い性能を発揮するが、
      この武器の徹甲榴弾の適性はあまり高くない。
    • 拡散弾運用であればマグダラオス武器「熔山大砲マグダゲミド」やイビル武器「業重弩ファミン」が名を連ねる。
      拡散弾は攻撃力の影響を受けるため、竜撃弾のように高い攻撃力が拡散弾運用の肝となる。
      しかしアトミキャノンは中の下の攻撃力であるため、1発の火力は前述した武器より劣るうえ、
      装填数や反動、装填速度においても遅れを取っている。
      とはいえ、LV3が1発撃てるだけでも充分強力ではあるが。
      • 一応フォローできる点は全レベル拡散弾の回し撃ちが可能な点だろうか。
        拡散弾全レベルの装填数を考えると、マグダゲミドは3発(解放で5発)ファミンは2発(4発)。
        一方のアトミキャノンは4発(7発)とかなりの装填数。
        これに匹敵するのはテオ=フランロンガの3発(6発)、魂焔の龍砲・冥灯の6発(8発)。
        テオ砲は数少ない竜撃弾2発装填、冥灯に関しては装填数の多さに加え
        弾丸節約の付属という特長をそれぞれ持っている。
    というわけで、一通りの爆発系弾が一応撃てる通常ヘビィというのがこの武器の評価であり、
    とりわけ会心率をフォローしたマグダゲミドの下位互換になりやすい。
  • しかしながら運用に重大な欠点がある訳ではなく、上記のように競合相手が各方面に存在するというのは、
    逆に言えば今回のこの銃の調整の自由度が証明されているという事である。
    例えばカルティブラスターと比べるのであれば通常弾運用においては一歩劣るが拡散運用はこちらが上であるし、
    マグダゲミドと比較すると会心率の差を考慮しての抜刀ヘビィ運用も出来る。
    各特化銃には及ばないが様々な運用方法に対応が可能であり、この銃は「特長が無い事が特徴」と言える。
    過去作においてあまり評価が高く無い事を考えれば、大躍進と言えるだろう。
  • ちなみに、旧作でパワーバレルに相当したパーツが今作ではシールドとなっている。
    貧相な見た目を補うため、いっそシールド専用の銃として装備を組んでしまうのも一興だろう。

MHF

  • G8.1でブラキディオスが遷悠種として導入されたのに伴い、
    MHFにもディオスキャノンと破岩大砲シュライアーが導入された。
    ディオスキャノンはHR5(旧HR100)、
    シュライアーはGR100(2017/4/19アップデート前はGR500)でそれぞれ生産が可能となる。
    今作は強化しても緑色のまま。
  • 爆破弾が残念ながらMHFでは実装されていないためこの武器で爆破を狙っていくことはできない。
    遷悠元で(一応)アイデンティティの一つだった爆破弾を失ったシュライアーの運命は…
    まずは装填可能な、主力になりうる弾を見てみよう。
    LV1LV2LV3
    通常弾9(9)12
    貫通弾(6)66
    散弾(6)66
    • これに加え火炎弾が6発装填できる。
    おわかりだろうか。
    残念どころか普通に使えるスペックに生まれ変わっているのである。
  • 攻撃力は破岩大砲シュライアーで747であり、G級の他の武器と比較しても何ら遜色ない。
    反動は遷悠元同様「中」だが、MHFのLV2貫通弾は「中」でも反動が発生しないのでさほど問題はない。
    弾速も「やや遅い」なので貫通弾が集弾しやすく使い勝手が良い。
  • 唯一の欠点はリロードが「やや遅い」であることか。
    装填速度+3スキルが無いとLV3貫通弾を最速装填できず、最低でも+2はないと実用性に欠ける面はある。
    また、LV2通常弾とLV1貫通弾が使用できないため小回りが利かないこと、
    圧縮リロード撃ちにはあまり向いていないことも難点と言えば難点か。
  • とは言えスキルと戦闘スタイルによっては十分一線級の活躍が可能なので、
    先輩に続き、MHFにて見事汚名返上を果たすことになったと言えるだろう。

砕光の極砲

MH4G

  • 今作ではシュライアーからの更なる強化形として砕光の極砲が追加された。
    肝心の性能はというと、
    • しゃがみ撃ちはLV3拡散弾が追加されたのみで物理弾は無い。
      そのためリミカ運用が基本となる。
    • その一方でブレが無くなり、装填速度と反動がそれぞれ普通/やや小になったため
      貫通弾の使い勝手が向上した。
    • LV2とLV3貫通弾の装填数は同じだが、LV1が装填不可になってしまった
      また、通常弾の装填数も改善されておらず、専ら貫通弾特化となる。
    • 最終強化では攻撃力435と高過ぎず低過ぎず。
      しかしこれより高火力の武器はザラにあり、作成時期を考えるとかなり物足りない。
    どうだろうか?確かにMH3G時代よりはかなりマシになっているが、
    代わりに新たな個性や強みを手に入れたわけでもなく、
    とにかく普通で無難な貫通銃になってしまった。
  • 純粋に性能を見た場合、まず目につくのは反動とLV2、LV3貫通弾の装填数。
    高レベル貫通弾の運用に限っていえば使い勝手は悪くない。
    しかし、それ以外の装填数が酷すぎる
    まずLV1貫通弾が撃てなくなったため継戦能力に不安が残る上、
    散弾も全レベルを装填とはいえ4発なので心許ない。
    さらに、こういう場合に頼りになるLV2通常弾に目を向ければボーンシューター以下
    はっきり言って、LV2貫通弾とLV3貫通弾を調合しながらでないとマトモに戦うことは不可能である。
    • ちなみにMH4GでのLV2貫通弾の調合素材は鳥竜種の牙なのだが、
      これが旅団ポイント限定な上に非常に高価であるため調達は容易では無く、
      たった99個を揃えるだけでも約10000ポイントが吹き飛ぶ。
      ハリマグロに至っては非売品であるため安定供給ができない。
  • 反動いらずの貫通銃として見た場合一番の壁になるのがアグナコルピオだろう。
    装填速度では砕光の極砲が勝っているが威力期待値では劣っており、
    貫通弾運用でも(此方が使えないLV1を5発、リミカで7発撃てる)サブ弾運用でも圧倒的に上回られている。
    しかもあちらは攻略段階から長く使える上にレア度9で極限強化もしやすいのに対し、
    こちらはあの猛爆ブラキと戦えるまで最終強化ができず、この性能でレア度10で極限強化も難しい。
    当然ながらアグナ砲の方が素材調達が先なので、此方の出番がまるでないのだ。
  • 勿論アグナコルピオだけでなくこれより強力な貫通銃はありふれている。
    これらのライバルと比べるとLV1貫通弾が装填できない事と攻撃力の低さが足を引っ張るため、
    はっきり言って極砲の出る幕は殆ど無いだろう。
    • 更に言えば上位段階での性能は3Gよりも酷く、殆どの弾が3、4発程度しか装填できない。
      ぶっちゃけ攻略用としても使い物にならないだろう。
    というわけで、折角MH4Gで幾分か改善されて復活したのにもかかわらず、
    もっと火力と使い勝手に優れたライバルに埋もれてしまい、
    依然として残念性能のレッテルを打破できてないのが実情である。
  • 酷評が続いたが、決して全く使えないレベルでもない。
    そんな人がどれほどいるかは知らないが、シュライアーに思い入れがあるなら、
    多少の無理をしてもあえてこの武器を使ってみるのも一興である。
    またスラッシュアックスと同じく、最終強化の際に撃滅拳も炉心殻も要求されないため、
    ブラキ武器の中ではぶっちぎりで作成難易度が低いのも長所と言える…というか
    他のブラキ武器を作った後の余った素材で作れるのでコレクション用に作ってしまっても良いだろう。

MHXX

  • 今作ではシュライアーLV3から猛り爆ぜるブラキディオスの武器へ派生ができるようになった。
    砕光の極砲へ派生したのち、砕光のイラプシュライを経て砕光極彩砲ミェブラクへと強化できる。
  • 攻撃力は非常に高い360、しかもマイナス会心無しでスロット1つまで付いている。
    単発威力に関しては全ヘビィでもトップ10に食い込む強さを誇る。
    あいからわず通常弾の装填数は壊滅状態だが、貫通弾と散弾の装填数は悪くない。
    しかし高い攻撃力の代償かしゃがみ撃ちからLV1火炎弾すら消え失せ、拡散弾もLV3になって持ち込み数が激減。
    攻撃力の高さを活かしての立ち撃ち運用は十分に可能ではあるのが救いか。
    要は老山龍砲の同類である。
    紅龍素材までつぎ込んで作る価値があるかは甚だ疑問だが…。
  • 通常種武器の項でも述べたことだが、こっちもこっちで決定打に欠ける性能である…。

MHW:I

  • 第3弾無料大型アップデートにて猛り爆ぜるブラキディオスが参戦。
    これに伴い、4Gと同じ銘の砕光の極砲が作成可能となった。
  • 基本性能は
    • 攻撃力450(武器倍率300)
    • スロットLv4×1とLv2×1
    • 特殊弾は機関竜弾
    • ブレ大
    主な対応弾と装填数は
    • 通常弾9/0/5、貫通弾7/8/1、散弾6/4/0
    • 徹甲榴弾4/3/3、拡散弾2/1/1
    • Lv.1毒弾と睡眠弾、全レベル減気弾、竜撃弾、鬼人弾
    となっている。
  • 攻撃力についてはかなり上位に食い込んでおり、
    更に属性弾に対応してないため、無属性強化を搭載可能。
    武器スロットにLv4とLv2が1つずつ確保されているため、
    Lv2スロットの方を無撃珠を嵌める用だと考えれば、
    Lv4スロット1つ持ち&武器倍率315の武器と考えることもできる。
    • 通常弾は爆砲アトミキャノンやカルティブラスターIIIなど、多くの通常ヘビィと同じ使い勝手であり、
      リロードパーツ1つ、反動パーツ2つでリロード普通・反動小となる。
    • 徹甲榴弾は装填数に関して言えばなかなか。Lv1は4発、Lv2と3は3発。
      ただし取り回しは悪いため、パーツでの補助が必須。
    • ここまでは通常ブラキのヘビィと似たり寄ったりの性能だが、LV2貫通弾が8発装填可能。
      これは貫通銃として名を馳せるナルガクルガのヘビィ「夜砲【黒風】」や、
      レイギエナのヘビィ「フランツ=グレイシア」と同等である。
      とはいえLv2貫通弾はLv3に比べて2割ほど威力が低い上、弾速が速くヒット数を稼ぎ辛い為、
      単純な攻撃能力としてはLV3貫通弾が撃てる銃に劣る。
      装填拡張のレベルが2で済むこと、パーツが完全に自由なこと、
      通常弾に対応していること等、独自の特徴があるため差別化点としたいところ。
      なお、LV3貫通弾は単発自動装填であり、メイン弾種に据えるのは難しい。
  • しかしながら、現在主力の通常弾運用のヘビィと比べるとどうしても見劣りしてしまうというのが残酷な現実。
    赤龍武器魂焔武器激昂ラー武器と名前を並べるだけでもなんとなくわかりそうだが、
    どれも素の装填数や武器スキルの弾丸節約が優秀で、10発連射することすら容易。
    また、反動やリロードなども高性能であり、カスタムパーツに余裕があることも分が悪い。
    詳しい性能は個別ページに記載されているが、それぞれが通常弾以外にも長所を持っており、
    この3つで優劣は付け難いほど優秀な武器である。
    とはいえ砕光の極砲も単発の威力は申し分なく、特に支障無く狩りができる性能はあり、
    加えていずれも特殊弾が狙撃竜弾なので、機関竜弾というだけでも一応の差別化は可能。
    ブレ大の機関竜弾は扱いが難しいが、趣味で担ぐ分には十分な活躍が見込めるだろう。
    • …と言いたいところだったが後にVer.14.01にて、同じ機関竜弾のヘビィボウガンに
      無属性攻撃発動時のこちらの攻撃を上回る脅威の攻撃力480(武器倍率320)を誇る黒翼弩アルバダスが登場。
      Lv3通常弾の反動リロード装填数もこちらと同じであり、まさかのブレ小
      しかし、アルバダスも通常弾と属性弾以外ろくに扱えないという欠陥を抱えているため、
      機関竜弾に加え徹甲榴弾などを使うのであればこちらを選択する余地はまだあるだろう。
      ただし、Lv3徹甲榴弾に関しては反動特大リロード遅いとなっている。
      それぞれ1段階上の反動大、リロードやや遅いにするのに反動抑制パーツ、リロード補助パーツが2つずつ必要である。
      その場合、特殊照準パーツを付ける前提だと機関竜弾・改造パーツ、近距離射撃強化パーツを付ける余地が無くなるため、
      反動かリロードのどちらかを犠牲にする必要がある*3
      上述の激昂ラー武器の鬼神雷砲【獣神】は同様のパーツで反動中、リロード普通となり
      Lv3通常弾だけでなくLv3徹甲榴弾もDPSでは大幅に負けている。
      ブレ大の機関竜弾を扱えなければ鬼神雷砲【獣神】に大幅に劣り、
      反動、リロードが悪い徹甲榴弾など他弾種を使用しなければ黒翼弩アルバダスの劣化となる難しい立ち位置。
    総じて、一つの弾種では上位互換となる武器種がいるため反動、リロード、ブレの悪さに耐えながら
    複数の弾種を扱うことで真価を発揮する玄人向けの武器と言える。
    「徹甲ヘビィを作って使いたいけど激昂ラージャンにどうしても勝てない!」というハンターなら
    優先して作る価値があるかもしれない。

余談

  • シュライアーはドイツ語で「金切り声を上げる人」という意味。
    ブラキディオスの特徴的な咆哮からイメージして付けられた名前なのだろう。
    確かにこの性能と扱いの悪さでは、ブラキもハンターも悲鳴を上げたくなるだろう。
  • MHXでの武器説明文は「世界に終焉を刻む」だの「史上最悪の兵器」だのやたらと物騒。
    アトミキャノンに至っては、冷戦期にアメリカが開発した
    核の砲弾を撃ちだす大砲「アトミックキャノン」が元ネタである。
    MH4Gの猛爆ブラキ関連の素材もやたら物騒だが、本当に大丈夫なのだろうかこの系統の武器は…。
    ガンキン防具と合わせてもソロモンに帰ってきた訳ではない。
    スーパーノヴァでそれなりに再現できるぞ!
    まあ実のところは「爆破粘菌で弾丸威力を高める」構造になっているらしく、
    そんで発射する弾頭は核爆弾どころかアロワナ爆弾なのだが。

関連項目

モンスター/ブラキディオス
モンスター/ブラキディオス/派生作品
モンスター/猛り爆ぜるブラキディオス
武器/ブラキ武器
武器/王牙砲【山雷】 - 元祖「メインモンスターのガッカリヘビィ」
武器/エルドラカノーネ - 爆発物主体の残念ヘビィ仲間
武器/デュークグレイル - シュライ仲間
武器/デュークバヨネット - シュライ仲間2号


*1 一応、当時はベリオロス限定の素材であった瞬間凍結袋も使用する
*2 この内ダムディアーカとカーサスハウリングは単発自動装填に対応
*3 Lv3通常弾との共存を考えればリロードを諦め反動抑制パーツを2つ付けるのが無難か。