フィールド/バリスタ
Last-modified: 2024-10-17 (木) 16:48:36
目次
現実世界のバリスタ
- 古代から中世に掛けて使われた、据え置き式の大型弩砲。
基本構造は単純に弩を大型化したものだが、バネを使ったものなどもある。
巨大な矢の他、矢束や火炎瓶なども射出するカタパルトのような兵器だった。
当初は攻城兵器がこれとカタパルト(射出機ではなく投石機の方)くらいしか存在せず、大砲が現れても
その信頼性の低さ*1からしばらく併用されたが、技術が向上していき
大砲が強力になるにつれて、性能強化が望めない*2バリスタは廃れていった。
- MH世界でも火薬や大砲の技術は少しずつ進んできている。
もしかするといつか砦などでも見なくなるかも知れない。
モンハン世界のバリスタ
- 専用の弾を発射できる設置型の巨大なボウガン*3。
砦や街、迎撃拠点、新大闘技場などに配置されている狩猟設備。
大砲や大銅鑼と異なりゲーム内で使い方の説明がないため、たまに使い方を知らない人もいる。
そんなときはやさしく教えてあげよう。
撃龍槍同様、城跡や遺跡にもある。
- 実は大砲と同じく、砲術スキルやネコの砲撃術で威力が上がる。
砲術マスターとネコスキルを同時発動した時の威力はなかなかのもの。
超大型モンスター討伐の際は、ネコスキルだけでも発動を狙いたいところ。
- 大砲に比べれば威力は低いが、大砲と違って向きを変えて任意に狙いを付ける事ができる。
ジエン・モーラン等の超大型モンスター相手なら、
大砲でも殆どの場合撃てば当たるので気にされない事も多いが、
特定の部位に集中的に当てて部位破壊したい場合はその限りではなくなる。
また、MH4Gにおける戦闘街ではそんなに大きくないモンスターを相手にする事もあり、
大砲だと特定の位置にモンスターが来た時にしか当てられないため、
大砲の弾を拾っている暇があったらバリスタを繰り返し撃った方が良い場合もある。
- なお、初期の作品ではバリスタの上下操作が出来ず、連射も出来ない*4。
そのため十分強い武器を持っているならさっさと殴った方がマシな場合も多かった。
- どう見ても一人用の兵器に見えるが、一箇所のバリスタを同時に四人で使う事ができる作品が多い*5。
ソロでもオトモとバリスタの使用が被って重なる事がある。
- 食事テーブルの席はちゃんと誰もまだ座っていない場所を選ばないと座れないようになっているのだが、
狩りにおいてはバリスタしかまともな攻撃手段が無いタイミングがある戦闘もあるからか、
この手の使用制限は取っ払われているものと思われる。
- 同時使用のみならず、バリスタを向ける方向も制限が全く無いため、
一つのバリスタでそれぞれ別々に弾を装填して違う方向へ射撃することなど朝飯前である。
一カ所に四人が同じ姿勢で重なって固まっている様子はかなりシュール。
- また、スコープを使って狙う場合、自分は透明化して写らないというのに
他のキャラは何故かしっかりと映るので前方視界不良となり非常に邪魔。
ランスなんかを装備されていた場合だと前が完全に見えなくなるので、
スコープを覗くと逆に視界が悪くなる。
MH4(G)では改善され、他のプレイヤーも透明化するようになっている。
- 後述するダイソンの回避手段として利用されにくくするためか、
MHP3やMHX以降ではちゃんと一人用の兵器となっている。
すでに使用している場所は他人は使えないので注意するべし。
だからと言って間違っても使用中のハンターを攻撃して乗っ取るようなことはしてはいけない。
もちろん、弾を撃つ気が全くないにもかかわらずバリスタに延々と居座って占領するというのも厳禁である。
- ちなみに1発射撃した後、次の弾を射撃出来るようになるまで
照準を動かす事もできなければ、バリスタを離れる事もできない、完全な硬直が発生する。
動かす事ができないのは反動によってバリスタ本体が軋んでいる、等という解釈もできるが、
プレイヤーがバリスタから離れられない理由は不明。
反動をキャンセルするなと言うゲーム上の都合によるものだろう。
- 他プレイヤーやモンスターに小突かれた場合は元の体勢に強引に戻されるため、
いざと言う時は小突いて強引に硬直をキャンセルする事ができるのだが、
四人全員で射撃をしていると、いざという時に小突く人が誰もいなくて逃げられなくなり
敵にまとめてなぎ払われてしまう。
MHP3
- アマツマガツチとの戦いの場、霊峰にある二つのバリスタは最初からそこに設置してあったわけではなく、
もともとはギルドの飛行船に搭載されていたものである。
アマツマガツチの生態ムービーを見れば分かるが、アマツマガツチに破壊され、飛行船は墜落したものの、
何故かバリスタだけは壊れずに残り、しかも横倒しとかにもなっていないので未だに使える。
さらには、墜落してきたのだから地面に固定されているはずがないのにもかかわらず、
アマツマガツチの巻き起こす強風にもビクともしないのでダイソンの避難場所としても使われている。
先述の通り、アマツマガツチが登場する作品では1ヶ所につき1人しか使えないので、
喧嘩にならないように注意しよう。
またMHFの霊峰には、そもそもバリスタが存在しない。
MH4(G)
MHX
- MHXでは、オンラインラスボス・オストガロアとの決戦の場となる竜ノ墓場、そして(立体)闘技場に登場。
同作で復活した霊峰のそれと同様、竜ノ墓場のバリスタはオストガロアに撃墜された探査船の残骸を使用している模様。
その為か錆びて茶色くなってしまっている。
MHXX
- MHXXではMHXのフィールドに加え、ラオシャンロンと共に復活した砦、
そしてアトラル・カの専用フィールドである旧砦跡にも登場。
砦には多数のバリスタが設置されているが、
中にはラオシャンロンの攻撃によって足場ごと破壊されてしまうものもある。
旧砦跡のバリスタは通常状態のアトラル・カへの攻撃のために使用されている。
この旧砦跡のバリスタは長年放置されていた為か、酷く風化してしまっているが、問題なく使える。
尚、同作のバリスタは装填速度が速くなっている。
モンスターの部位耐久値とクエストの怯み補正および全体防御率から得られた実測値の威力は、
一射につき160、その為実ダメージはクエストによって違うが120前後となる。
またスキルによる補正はそれぞれ砲術師:1.1倍、砲術王:1.2倍、ネコの砲撃術:1.1倍で重複最大は1.3倍。
一方で、古びたバリスタ弾の威力は半分の80しかないので注意。
肉質を無視してダメージを与えられるとしても、拾う手間などを考えると効率的には微妙かも知れない。
- 代わりに、古びたバリスタ弾は発射後の硬直が少ないという特性がある。
ダメージでは劣るが、発射後の安全性という観点では古びたバリスタ弾の方が優れている。
MHWorld
- MHWorldではXXよりも更に装填速度が上がりボウガンの速射並の連射が可能になり、
バリスタの弾も10本まとめて入手できるようになるなど強化された……が、
なんと肉質の影響を受けるようになってしまい、以前よりも慎重に狙いを定める必要が出てきた。
なお大砲同様、今作からは「砲術」スキルから分化した「砲撃手」スキルにより威力が底上げされる仕様となっている。
- また、モンスターの攻撃を受け続けていると物によっては破壊されてしまう。狙いを付けるのも重要だが、
逆にこちらが狙い撃ちにされないようにも気をつけなければいけない。
- まともにバリスタが使えるのはゾラ・マグダラオス戦くらいであり、
上述した仕様から背中の岩殻など、硬い部位だとたった1ダメージしか与えられないので要注意。
マトモにダメージを与えるには一発24ダメージを与えられる頭部の排熱器官か、16ダメージが入る胸殻を狙っていく必要がある。
頭部の排熱器官は的が小さい上、よく動く鼻先にある事もあり狙うのは非現実的。
的が大きく、部位破壊後に20ダメージ通るようになる胸殻を狙ったほうが安定してダメージを稼ぐことができる。
通常個体の場合、ソロでは25発ほど撃ち込めば部位破壊が可能。
- 今作では大砲が5発まとめて発射可能になる、横方向にならある程度向きを変えられるなどの強化を受けた事により、
一発で180ダメージを出せる大砲の方が火力面での安定性、効率において遥かに上回っている。
スキルでの威力上昇も割合増加であるため、なおさら元の火力が高い大砲の方が上がり幅も大きく、
与ダメージでは大きく差が開いてしまう。
今作におけるバリスタの役回りは火力よりもむしろ、単発式拘束弾による目標の行動阻害にあると言うべきだろう。
- 後に実装された歴戦王ゾラ・マグダラオスのクエストにおいては、拘束要員としてバリスタが大きく活躍する事になった。
歴戦王ゾラはチャージブレスを頻繁に放ち、防壁の耐久値をあっと言う間に削り切ってしまうため
単発式拘束弾によるブレスキャンセルが重要になってくる。
発射時や装填時に硬直が発生する大砲と違い、すぐ拘束に移る事ができるのがバリスタの特権だろうか。
拘束弾のリポップ地点の一つである撃龍船側からでは背中に弾が吸われてまともなダメージは通らないので、
やはり火力は期待できないが
- ちなみに特殊闘技場にも設置されているが、こちらは設置場所に大型モンスターが普通に向かって来れる。
何らかの拘束手段でも無ければまともに使うのは難しく、すぐに壊されてしまうだろう。
拘束弾は使えず、ゾラ・マグダラオス戦と違い直接攻撃が困難な訳でもないため、基本的には普通に攻撃した方が早い。
MHW:I
- MHW:Iでは砲撃手スキルの強化により、Lv2スキル発動時なら威力が倍と強化を受けた。
また、兵器置き場に下記の移動式速射バリスタとともに設置されている。
が、移動式速射バリスタの使い勝手がよく、バリスタはあまり使われず仕舞いであった。
アップデートによりミラボレアスの実装とともにシュレイド城も実装され、当たり前のようにバリスタは設置されている。
大砲や移動式速射バリスタも同時に設置されているため、あまり使われない・・・
と思いきや、砲撃手Lv2でミラボレアスの弾弱点である胸に攻撃すると、
傷なし非赤熱時で74という案外バカにできないダメージが出る。
さらにミラボレアスには、兵器で一定以上ダメージを与えると特殊ダウンをする。
移動式速射バリスタは特殊ダウン値がダメージより低くなっており、
大砲は前半は2門あるものの中盤は1門に減り、リポップ数も少ないが、
バリスタの弾はクエスト序盤では2か所、中盤からは3か所になり、
終盤では胸の肉質が軟化するため、特殊ダウンするまでの総ダメージも期待できるだろう。
適切に大砲・バリスタ・移動式速射バリスタを駆使すればマルチでも3回特殊ダウンを狙える。
MHRise
- MHRiseでは百竜夜行を迎え撃つ翡葉の砦と、
ラスボス・ナルハタタヒメとの戦いの場である龍宮砦跡にて登場する。
弾の採取が不要となり、リロードも撃ち切ったら自動で行ってくれるように変更されている。
これに伴い、アイテムとしての「バリスタの弾」はこの作品でリストラとなった。
- どちらのバリスタも、発射台で構えている最中でも鉄蟲糸によるガードが出来、
設備や自身へのダメージやリアクションを軽減可能。
射撃型のモンスターに妨害される事も多いので咄嗟にガード出来るようにしたい。
- 翡葉の砦のものには、徹甲榴弾と後退弾という新しい弾が追加された。
- 徹甲榴弾はXボタンで発射可能な弾で、2発装填。撃ち切ってもリロードはされるが通常バリスタ弾に比べて遅い。
ボウガンの徹甲榴弾と同じく頭に当てるとスタンが狙えるが、当たるとすぐ爆発する。
気絶時には砦レベルの上昇が見込めるほか、百竜夜行のサブクエストには一定回数気絶させるものもある。
基本的に普通のモンスターなら初回は1発で気絶させられるが
荒くれや大物、ヌシなどには複数発が必要になる。
- 後退弾はYで発射可能な弾で、音爆弾のような弾を撃ってモンスターを怯ませ、名の通り後退させることができる。
1発装填でリロードも最も遅いため、あまり乱発はできない。
単純に前に出過ぎているモンスターを押し戻す他、飛んでいる敵に当てれば地面に撃墜することも可能。
百竜夜行においては最初から使える設備ではあるが、
敵の足止め性能に優れた兵器として終盤まで活躍してくれる兵器となっている。
また、砦レベルを上げると通常の弾も二連、三連バーストになったりダメージが強化されるなど、
火力面でも意外に優秀だったりするため、大砲や速射砲が解放されてからもいくつか残しておくと良いだろう。
- 設置できる兵器のメニューでは最初に選択肢が置かれている兵器であるため、
「狩猟設備を設置」の百竜サブ任務がある際には開幕直後に
このバリスタをひたすら出し入れすると言う儀式が行われるのは定番の光景である。
- 里の衆が自動で使ってくれる里守バリスタも存在する。
こちらは通常の弾での迎撃が基本になるため足止めに期待するのは難しいが、
設備が余るうちは穴埋めとして沢山置いておくといいだろう。
- 龍宮砦跡のバリスタはナルハタタヒメが生み出す磁場によって引き揚げられた古いものであるためなのか、
徹甲榴弾や後退弾は使えないが、その分通常の弾の威力が高くなっている。
MHR:S
- 百竜夜行の追加停止、および通常個体のナルハタタヒメがMR対応しなかったことで、
後述の連射型バリスタに出番を譲っていたものの、Ver.15でアマツマガツチが参戦したことで大砲ともども復帰。
獄泉郷に設置され、緊急配備ながらしっかり固定されている。
- 今回もしがみついてダイソン対策に使える他、鉄蟲糸拘束弾が装填されている。
なおアマツマガツチが風を纏っている時は、拘束できない旨が明示されるようになった。
MHF
- MHFの大型探査船に装備されている6基のバリスタには最新技術が用いられており、
ハンターによる手動の弾補充無しで無限に発射し続けることが可能になっている。
シャンティエンはハンターが動けるエリアの枠を越えて周囲の空域を自由に飛行できるため、
こちらの攻撃が届かない位置であればバリスタによる追撃が有効。
拘束用捕獲弾との使い分けは状況次第だろう。
類似設備
改良型大型弩砲
- MH4Gの戦闘街に設置されているバリスタの正式名称は「改良型大型弩砲」となっている。
類似設備とはいっても、他のバリスタと比較して改良が加えられており、
「要塞防衛式弩砲弾」という、より強力なバリスタの弾が放てること以外はただのバリスタである。
- 外見上も他のバリスタと違い、巨龍砲と同じような黒と金で塗装されている。
移動式速射バリスタ
- MHW:Iで登場した、圧倒的な速度で連射を行える新型バリスタ。
開発は技術班リーダーのおやっさんで、イヴェルカーナ迎撃の直前に完成した代物。
見た目的にはバリスタと言うよりガトリングガンの様に見える。
レールの上を移動しながらターゲットに最大で100発撃ち続ける事ができ、
弱点部位に当て続けられれば下手に武器攻撃をするよりダメージを稼げる。
弾を自身で用意する必要はないが再装填には結構時間が掛かる。
専用スキルで大幅強化される事からも、バリスタ版機関竜弾といったところ。
- 調査団の技術力の結晶とも言える優れた兵器…なのだが、
ストーリー中に利用できる機会は任務クエスト「セリエナ防衛戦」ただ一つだけであった。
そのため他のプレイヤーの任務クエストに参加するなどしなければ何度も使うのは無理だったのだが、
のちに兵器置き場で歴戦個体のドス古龍を相手取るイベントクエストが配信されて、
任務クエストに関係なく使用可能になっている。
太古の昔に既に開発済みの技術らしく、シュレイド城にも残されている。
砲撃手Lv2前提で傷アリ赤熱化胸部にほぼ全弾当てれば特殊ダウンするほどのダメージを稼げるため、
通常プレイではもちろん、兵器が無視されやすいTAにおいてもなお必須クラスの扱いを受けている。
これがバリスタの力…!
- ダメージの観点からの注意点はぶっちゃけ「なるべく柔らかいところを撃ちましょう」くらいしかない。
移動出来ることで攻撃を避けながら発射できるため、攻撃性能は文句なしなのだが、
進路上にいる味方を問答無用で吹き飛ばす凶悪な仕様もあわせもっている。
普通に使う分にはあまり問題にならないが、モンスターが線路付近でダウンした際に移動を続けていると、
とてつもない大迷惑になってしまう。
ミラボレアスの劫火時にやってしまうと戦犯ではすまされない…
幸いにも射程はエリア全体の約半分をカバーできるため、
速やかに退避するかそのまま動かないかの判断をしっかりとしたい。
なお、壁やツタのつかまり同様、クリア後ポーズ演出による動作不能にならない数少ないアクションとなっている。
- 兵器置き場に設置されている物は一定以上の攻撃が当たると爆発して破損してしまう。
ぶっ飛ばしの壁としての判定もある為、撃ち尽くしたら利用してもいいだろう。
壁として利用した場合は1回で壊れてしまう。
乗っていても大抵は爆発前に攻撃が当たりハンターはぶっ飛んでしまうが、
装衣の効果等でそのまま乗り続けられていた場合でも破損時の爆発には抗えない。
- 降りる際の専用モーションが複数用意されており、その内のひとつの
回避しながら降りるアクションには無駄に洗練された無駄のない無駄な格好良さがある。
また、モーション自体を回避でキャンセルすることも可能。
- 他の兵器と違ってDPS、つまり発射レートがフレームレートの影響を受ける。
発射間隔はシステム上一定に設定されているのだが、
フレームレートが変動していると発射判定が消えるという仕様がある。
簡単に言ってしまえば、PS5及びPCでは現実のマシンガンのように滑らかに高速で射撃されるのだが、
PS4では若干つまったように発射間隔にムラができてその分だけ撃ち切る時間が伸びてしまう。
- 兵器置き場での通常プレイでは特に困りはしないが、ミラボレアス戦では困ったことになる。
というのも発射レートが不安定なことで狙いがブレて腹に全弾当てるのが難しくなり、
さらに撃ち切る時間が伸びる分でミラボレアスの猛攻に晒されることになり、
TAに限らず通常プレイでも兵器ダウン目的で使う場合にはPS4だと難易度が高め。
速射砲
- MHRiseで登場する兵器。
基本的には移動式速射バリスタを固定式にしたものであり、
通常の弾である「加速速射弾」は概ね移動式速射バリスタと大差ない。
- こちらもバリスタ同様ガードと特殊な弾が追加されており、X/Yボタンでそれぞれ加速拡散弾、鉄蟲糸弾が使用可能。
加速拡散弾は散弾系、というより複数ヒットする放散弾に近い仕様の弾。装填数はたった8発と少ないが、
モンスターが密着した状態で接射した時の火力は他設備の追随を許さない。
鉄蟲糸弾は名の通り鉄蟲糸を放つことによりモンスターを引き寄せることが可能で、
柵や関門を攻撃するモンスターをそれらから離したり、逆に加速拡散弾の間合いに引きずり込んだり、
撃龍槍近くに設置してその範囲に引き寄せたり、とバリスタの後退弾とはまた一味違った運用が可能。
- こちらは里守による自動運用はしてくれないが、回数制限のある設備として、
茶屋のヨモギを呼び出すと自動で使用して迎撃してくれる。
制限時間はあるが、ヨモギがいる間は設備の性能が上がるため、
プレイヤー側も速射砲などを使って一気に畳み掛けたい。
- 龍宮砦跡でも登場し、特殊弾こそ撃てないが連射速度が高い。
連射型バリスタ
- MHR:Sで登場する兵器。
こちらも基本的には移動式速射バリスタや速射砲と同様だが、
足場固定式ではなくユニット式に改良されており、ハードな輸送にも耐えられるのが特徴。
射撃特性として近いのは龍宮砦跡の速射砲で、特殊弾がない代わりに連射速度に優れる。
- 冥淵龍ガイアデルムと対峙する淵劫の奈落において登場。
ハンターの卓越した壁走りや操虫棍の跳躍ですら手が届かない高さへ登りゆくガイアデルムに対し、
エルガドのスタッフはなんと、連射型バリスタを穴の上からパラシュート投下する。
これを用いて壁から引き剥がすように撃墜を狙うのだが、
撃墜失敗時はガイアデルムが放つ淵劫冥撃、撃墜成功時は落下したガイアデルムの巨体そのもので
連射型バリスタは必ず破壊されてしまう。
このためガイアデルムが壁登りを開始する度にパラシュート投下が敢行される。
- なおバリスタには当たり判定があり、直撃してしまうと小ダメージを受け尻もちをつく。
これでトドメを刺されて乙などしたらとんだ笑い者である
落下予定地点には影ができるのでしっかり回避しよう。
- ベースキャンプから見える上層の時点で、既に連射型バリスタは点検作業が開始されている。
しかし緊急クエストの際は3回目の壁登りの時点で、投下する数が足りないという緊急事態に陥っている。
パラシュート投下してすぐさま射撃する、という手荒い運用前提ではやはりチェックにも時間がかかるのだろう。
なおこの失敗を教訓としてか、通常クエストでは3回目以降もしっかり連射型バリスタが投下される。
余談
- 現実にもバリスタという名前の機械はいくつかあるが、こちらはコーヒーや電子部品とは関係無い。
なお、モンハンでも使われている大型の弩砲のバリスタは投げるという意味のバリステスを語源とするラテン語、
コーヒーはバールで働くという意味のイタリア語、電子部品は英語でバリアブルレジスターの略語であるため、
それぞれに関連はない。
関連項目
アイテム/バリスタの弾
フィールド/大砲
スキル/砲術