デルタ・シノビ

◆忍◆ 組織名鑑#（未掲載） 【デルタ・シノビ】 ◆殺◆

組織概要

月破砕年以降にオメガコマンダーによって創設された国際的な傭兵互助組織。バミューダ海域に隠された人工島「バミューダ・ベース」を本拠地とする。
月破砕年に磁気嵐が消失したことに伴い、暗黒メガコーポ同士の紛争も本格化していったが、新たな時代の戦争で花形となったものの一つがニンジャである。そして彼等の中にはリスクと引き換えに自由を取る傭兵ニンジャも数多く存在していた。
しかし、奥ゆかしく有能な傭兵ニンジャですらも暗黒メガコーポによっていずれは使い潰されてゆくという非情な現実、また傭兵同士の無秩序な諍いという問題もあり、それを憂えたオメガコマンダーが創設したのがデルタ・シノビである。

デルタ・シノビはその設立目的に違わず、いかなる暗黒メガコーポからも独立を保っている。また、デルタ・シノビは互助組織として機能するだけでなく、任務の遂行を通して暗黒メガコーポに組織の存在感を示すことにより、デルタ・シノビのみならず業界全体の傭兵ニンジャの待遇改善も図っている。
彼等は国際傭兵としての本業を果たすため、「民間人を意図的に巻き込むような非人道的作戦には一切協力しない」という契約条件を書面の冒頭に付けて、世界各地の暗黒メガコーポ紛争にも参加している。

デルタ・シノビを示す最も単純なマークは、三角形の上に横一文字の棒線が引かれたものであり、全体を家紋めいた円で囲まれている。
装飾が施された正式なエンブレムにおいては、正三角形の内側に三個のスリケンが並び、この正三角形の頂を支点として鞘に納められたカタナが乗り、さらにその上に松の盆栽が乗っている。
このカタナは天秤めいた奇跡的なバランスで水平になっているが、これはデルタ・シノビが暗黒メガコーポのパワーバランスの独占的偏りを是としないことを意味している。

さらに詳細な情報についてはデルタ・シノビの初出エピソードである「ナクソス・アンダー・ファイア」及びニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス（83）：傭兵ニンジャ互助組織「デルタ・シノビ」とオメガコマンダーを参照のこと。

構成員

デルタ・シノビには数十名を超えるプロの傭兵ニンジャが所属（専属契約登録）、及びその活動を支える数百名規模のモータルが雇われ、世界中で活動している。
本拠地であるバミューダ・ベースで生活し、デルタ・シノビ固有の戦力（ないしは上級エージェント）として活動しているのは、司令官が認めた精鋭中の精鋭のみである。

司令官

• オメガコマンダー

所属ニンジャ

• エレクトラ
• スティールローズ
• ノーウインド
• マーベリック

所属モータル

現在のモータル構成員は、主に旧オムラ・インダストリやオナタカミ社などの元ネオサイタマ系メガコーポの人材と、旧USA系の人材が大半を占めている。

• イカラ・ガナマ
  テツノカゲの機長。元ヤナマンチ社の武装社員。

元構成員

• レッドハッグ

協力者

• カイネ・ミノル
  引退していた元オムラの伝説的法務担当。彼とオメガコマンダーがカタナ・オブ・リバプール社に対して法的に勝利したことがデルタ・シノビ設立の契機となった。
• ドモボーイ

主要施設

• バミューダ・ベース
  バミューダ海域に築かれた人工島であり、デルタ・シノビの隠された本拠地。
  大小様々のレリック兵器を発見して世界中から寄せ集めている。
  バミューダ・ベースで働くイタマエや職人などについては、民間人や町工場からの雇用も多い。

所有兵器

• テツノカゲ
  かつてオメガコマンダーがアマクダリから鹵獲した年代物の機体であり、デルタ・シノビの象徴機。
  詳細はリンク先を参照のこと。
• ヒムロ
  南極で発見されたメガトリイ社の移動型巨大砕氷基地。
• モノガル
  ロシアで回収された巨大原子力エクラノプラン。

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