Last-modified: 2013-10-06 (日) 16:07:31

イーオス【いーおす】

  • 沼地や火山に縄張りを置く小型の鳥竜種。
    比較的体力が多く、かなり執念深いため、遭遇すると厄介な存在。
特徴・生態

毒々しい赤色の鱗とせき込むような鳴き声が特徴の小型の鳥竜。ランポスの亜種とされる。
ランポス、ギアノス、ゲネポスの三種は身体つきやシルエットに共通点が多いが、
イーオスはランポスの亜種の中では見た目の印象が大きく異なる。
足には鉤爪を持たず、手にも二本しか指や爪が無い。牙の本数も少ない。
後方に伸びるトサカも無く、代わりに鼻先が瘤のように膨らんでいる。
鱗はかなり小さく、皮には特有の滑りがある。
喉元に強力な毒を生成する袋状の内臓器官を持っており、ここから作り出される毒液を武器とする。
この毒こそがイーオス最大の特徴であり、最大の脅威である。
牙を通して毒を打ち込んだり、時には喉を通して直接原液を吐きかける事もある。
この毒は傷口から浸透し、その傷を徐々に悪化させて獲物の体力を奪う猛毒で、
ランゴスタやカンタロスなどは浴びればすぐさま昏倒してしまう。
余りに強力な毒性のため、一歩間違えれば自分の命をも危険に晒す両刃の剣であるが、
その毒をものともしない図太い生命力と環境適応能力を持つ。
主食は毒液で仕留めた甲虫種のモンスター。つまり普段は昆虫食である。
しかし過酷な環境に適応するためなのか食性が広く、
時には自分より大きな草食竜に襲いかかったり、死肉を漁ったりする事もある。
ドスイーオスと呼ばれる大型化した個体が群れを率いている。
その統率力は非常に高いらしく、ドスイーオスさえ撃退すればイーオスの群れは機能停止に陥る。
ドスイーオスは体格も大きく、鼻先の瘤がトサカのように発達しているのですぐに分かる。
しかし生命力も尋常ではなく、簡単には撃退する事は出来ない。

  • 毒吐きのモーションが遅いため、どちらかといえば
    他のランポス種や牙獣種よりは邪魔にならないかもしれない。
    ただ、砦にいるときは地味に困る。
  • 古龍襲撃のどさくさにまぎれてガブラスと一緒に街に攻めてきたりする。
    ガブラスも毒を吐くので街はあっという間に毒まみれになり、毒に弱いクシャルダオラなんかは
    イーオスとガブラスの毒で毒状態になっていたりすることもある。
  • 極めて小さな鱗、滑りのある皮、猛毒を持つ牙など他の鳥竜種には無い個性的な素材が多い。
    その分素材の加工は困難で、特に牙の加工は命に係わる事態になる事もあるという。
    工房の職人達も、ハンター並の危険と隣り合わせで仕事をしているのである。
    因みに牙に猛毒があるのはハンターなら誰でも知っている事だが、
    鱗にも猛毒がある事を知っているハンターは意外に少ない。
    加工する際はしっかり毒抜きしないと、加工する職人も加工品を扱うハンターも危険である。

岩山龍【いぇんしゃんろん】

  • ラオシャンロン亜種の別名。公式ではない・・・とも言い切れない。
  • ラオシャンロン亜種の登場ムービーのタイトル「岩山龍」を中国語読みしたのが「イェンシャンロン」。
    この事からラオシャンロン亜種をイェンシャンロンと呼ぶプレイヤーも少なくない。
    ゲーム中ではこの表現は出てこないため、プレイヤー間の俗称であるとも言える。
    ラオシャンロン亜種固有の素材は「老山龍の蒼~」となる。

硫黄【いおう】

  • 元素の一つ。原子番号16、元素記号S。
    主に火山性のガスなどに含まれる。硫黄を含んだ鉱物を硫化鉱物と呼ぶ。
  • ウラガンキン亜種は原種とは食性が異なり、消化後に体内に溜まるガスには大量の硫黄が含まれている。
    硫黄は水素や酸素と結合すると強烈な刺激臭を発する物質に変化するため、
    排出されたガスをまともに浴びると装備やアイテムに悪臭が染み込んで大変な事になる。
    なお、原種の睡眠ガスが興奮時には体温によって引火、高熱の火炎ガスに変化するのに対し、
    亜種のガスは興奮していても悪臭を放つ硫黄ガスのまま変わらない。
    またその臭いが身体に付けている火薬岩にも染み込んでおり、ばら撒かれた岩からは時折ガスが噴き出してくる。
    爆発した際にはガスも広範囲に飛び散り、巻き込まれるとやはり大変な事になる。しかも火傷のおまけつきである。
    この悪臭は消臭玉で消す事が出来るので、ウラガンキン亜種の狩猟の際には持って行くと良い。

威嚇【いかく】

  • 大型モンスターが時折見せる行動。一部の小型モンスターも見せる。
    攻撃を仕掛けてくる訳ではなく、凄む事でこちらにプレッシャーを掛けてくる。
  • 唸り声を上げる、尻尾を振り回す等モンスターによって威嚇行動は異なる。
    しかしこの間は基本的に無防備になっているため、ハンター側からすれば貴重な攻撃チャンス。
    とは言え振り回される尻尾や地面を蹴る脚に触れるとダメージを受ける事があるため油断は禁物。
  • モンスターによっては特定の行動の直後に威嚇を行ったり、逆に直前に威嚇を行う事がある。
    前者はすかさず近付いて反撃に転じ、後者は次の攻撃に備えよう。
  • アルバトリオンの威嚇はただの威嚇ではない、危険な威嚇である。
    当たり判定があり、当たると吹っ飛ばされるがそれ以上に危険なのは角を完全に破壊していない場合、
    威嚇と同時に帯電することである。
    その状態で1分経過すると飛行モードに移行、危険な攻撃をしてくるようになる。
    ちなみに、帯電時に現れる特殊な怯み値に達すると帯電が解除される。
    飛行を封じることができるので危険が1つ減ることになる、代わりに麻痺中で怯み値に達すると
    帯電解除と同時に麻痺が解除されてしまう。
    せっかくの麻痺が無駄になるので注意されたし。
  • 自然界では、威嚇は争いを回避するために行われる。
    力の誇示(ゴリラ)、体を大きく見せる(猫)、吼え声(犬)など、
    基本的には「自分はお前より強いんだぞ!」と言うことを見せ付けて相手に撤退を促し、
    それでも引かなかった場合は実力行使に移る。
    モンハンでも同様の威嚇行動をするものが多く、実際ハンター大全などには
    「まずは相手を威嚇し、引かなかった場合は攻撃に移る」と記されているモンスターも多い。
    しかし現実には、威嚇したモンスターは初対面だろうがハンターが引こうが引くまいが構わず攻撃に移る
    本当に威嚇をするだけなのはアプトノスのみである。
    (ただしこちらは逆に威嚇をするだけの場合が大多数だが)

碇口【いかりぐち】

  • アグナコトルの嘴。上下に反り返った形状が碇(錨)のように見える。
    威嚇時や子どもを呼ぶ時はこの嘴を打ち鳴らす。
    また、戦闘中に打ち鳴らしながら仰け反ると、直後にブレスを放射する。
    地面に突き刺し、体を捻りながら穴を掘り、そのまま地中や溶岩を潜行する事が出来る。
    リノプロスの甲殻をも容易く突き破る程の鋭さはそのまま武器となり、
    これを素材として使った武器にもその特徴的な面影を残す。
    原種と亜種で色や特性が異なり、それぞれ別の用途がある。
    亜種のそれは氷漬けの状態のまま加工される。
  • 剥ぎ取りの他、口の部位破壊報酬でも入手できる。
    しかし普段の碇口は原種の場合はマグマの鎧に、亜種の場合は氷の鎧に覆われている。
    原種は地面に突き刺す度に加熱され、軟らかくなる。
    地面から飛び出してきた直後や落とし穴に掛かった時が狙い目。
    亜種は逆に地面に突き刺す度に冷却され、硬度を直ぐに取り戻してしまう。
    火属性の攻撃や爆弾などを上手く使って無理やり吹き飛ばしてしまおう。
    なお、双方共通でブレスを発射すると軟化する。発射中に側面から狙うのも良い。

怒り判定【いかりはんてい】

  • モンスターが怒る頻度でモンスターの残り体力を推測する手法。
    特に瀕死時のティガレックスやディアブロスに有効である。
    これを使って捕獲するかどうか判断をつけるハンターは意外に多いのではあるまいか。
    パターンは基本的には2種類。一撃入れると怒る、ある程度怒りやすい状態から突然怒りにくくなる、である。
    前者をベジータ化、後者を怒る元気がなくなると呼称することも。
    とはいえ、その状態になれば確実に瀕死かというとそうでもなく、
    例えば前者に当たるティガレックスは体力が半分程度でも同様の状況になる。

怒りモード【いかりもーど】

  • 様々な呼び名が存在するがまぁ置いといて。モンスターは一定のダメージを食らうと怒り状態になる。
    怒っている状態の時は速度、攻撃力等の野生の潜在能力が活発化し
    普段とは違う行動をする(口から煙が出る等)。
    体に模様が浮き出たり、瞳の色が変わったり、スーパーサイヤ人化したりするモンスターもおり、
    怒りはただイラついてるだけではないことが見て取れる。
    このモードこそがモンスターの真の力が発揮されるわけであって怒り中は怒り前とは全くの別物級に強い。
    触らぬ怒獣に祟り無しと言うがこの状態の時にも怯まず立ち向かうのがハンター!突っ込め!
  • とはいえ、考えなしに突っ込んでは無駄に命を散らすことになる。
    攻撃力や俊敏性だけでなく攻撃範囲すら増大するものも少なくない。
    普段よりも慎重に行動することが求められる。使えるものは使うべし。
  • 怒り状態になると攻撃力や速度が上がる事は上記の通りだが、
    モンスターによっては他にも様々な特殊能力を開放したり、逆にある点に関して弱体化する事がある。
    前者の例は、音爆弾を無効化するイャンクック、爪を展開して攻撃範囲を広げるショウグンギザミなど。
    後者の例は、一部の肉質が柔らかくなるティガレックス、落とし穴に落ちるようになるラージャンなど。
    エスピナスは前者と後者両方である。
  • ゲリョスやガノトトス、ヴォルガノスやナルガクルガ、新大陸のリオレウス等は
    怒り状態になると防御力が低下する。
    肉質や耐性が変化するのではなく、単純に与えられるダメージが通常より多くなる。
    怒りで我を忘れ、反撃する事しか考えていないのだろう。
    ただし攻撃力や速度は大きく強化されているため、欲張って突っ込むのは危険すぎる。
    逆に普段よりも控えめに動いた方がダメージを多く与えられる場合もある。
    結局のところ、モンスターをよく見て立ち回るのが得策である。
  • また、怒ることによって防御力が上昇するモンスターもいる。
    グラビモスやイャンガルルガ、ラヴィエンテや大抵の古龍種である。
    よりにもよって強大なモンスターばかりなのでいっそう注意が必要である。
    こちらも肉質や属性ダメージに変化はなく、単に与えられるダメージが低下する。
  • チャチャも一定量のダメージを受けると怒りモードに突入する。
    一定時間の間マンガのように血管を浮かび上がらせながら特殊な攻撃を繰り出す。
    怒り中は暴れ回る事しか頭にないらしく踊りやアイテムの受け渡しは出来なくなっている。
    お面の種類によって行う攻撃が異なり古代のお面やランプのお面の怒り攻撃は中々に強力だが
    マカ壺のお面やふさふさのお面の怒り攻撃は正直ほとんど役に立たない。
    また残念な事に怒り中にチャチャが撤退しても、怒り時間は経過するので
    怒った途端に逃げだして帰ってきたらすでに時間切れで元に戻る事がよくある。
    しかも怒るには多量のダメージが必要なので回復後に怒り出したのならともかく普通は怒り時に
    弱っている事が多く、スーパーアーマーも持たないくせに敵に突っ込んでいくので大抵返り討ちにされる。
    ちなみに怒りの印を付ける事で怒るのに必要なダメージ量の最大値が減る。

息【いき】

  • 呼吸をする事。及びその際に口や鼻から出入りする空気。
    英語で言うと「ブレス(breath)」だが、
    MH世界でハンターが「ブレス」と言うと全く違う意味になってしまう。
  • MH世界で現在確認されているモンスターは魚類、甲虫種、甲殻種の一部を除くほぼ全てが肺呼吸である。
    例え水棲のモンスターであっても肺で呼吸するため、定期的な息継ぎは必要不可欠。
    しかしその肺活量は他種の生物とは桁違いであり、一息で数時間の潜水は余裕という種も多い。
    また全速力で走りまわり、狂ったように暴れ続けたとしても簡単には疲れない。
  • 勿論人間であるハンターも肺呼吸。水中では息が出来ない。
    水中でモンスターと戦う場合、自分の体の酸素量を確かめながら戦わなくてはならない。
    酸素が無くなればその瞬間から体力はどんどん奪われ、最後には力尽きてしまう。
    苦しくなってきたら水から顔を出す、水底から出ている空気の泡を吸い込む、
    イキツギ藻や酸素玉を口に含むなどして酸素を補給しなくてはならない。
  • 大型モンスターが大きく息を吸い込む動作をしたら要注意。
    次の瞬間、大音量の咆哮や恐ろしい威力を持つブレス攻撃を繰り出してくる可能性が高い。
    ティガレックス亜種が大咆哮を繰り出す直前などでは動作だけでなく、
    大量の空気が音を立てて口内に吸い込まれていく様子が目で見える。
    また、クシャルダオラやオルガロン、ベリオロス亜種などのモンスターは、
    吸い込んだ息そのものを高圧縮し、殺傷力を持った空気の弾丸を吐き出す。
  • 怒り状態になった大型モンスターの口からは、
    白や黒のガスやブレスの成分が混じった息が漏れ出す事がある。
    中には火の粉や毒液が気化したガスを漏らす種もいるが、これらの息に攻撃判定などは無い。
    また、MH3以降では疲労状態になったモンスターがブレスを吐こうとすると、
    ただその成分を含んだ息が漏れるだけに終わる場合がある。
    必殺の威力を持つブレス攻撃だが、この時は逆に大きなチャンスとなる。
    ただし一応攻撃判定は残っており、密着していると当たってしまう事もある。

イキツギ藻【いきつぎそう】

  • MH3の水中で手に入る水草。公式ガイドによると「藻」は「」ではなく「そう」と読む。
    まぁ実際見た感じでモではないのは確かである。
    チャナガブルの髭が似ていると言う設定を信じるならその見た目はキノコに近い。
  • 噛めば噛む程酸素が出てくるという水草。そのまま食べるだけで水中でも酸素補給ができる。
    しかし完全には回復しない。また、そのまま噛むとやたらと歯にくっつくため食べにくいらしい。
    酸素玉や増息薬の調合素材として使われる。
    その特性上、酸素の満ちている地上では使う事が出来ない。むしろ使う意味がある筈が無い。
  • 水中にしか生えてないと思いきや、専用オブジェクトは無いものの地上でも採集出来る。
    農場に植えて肥料を与えれば、当然のように栽培できる。
  • 水草が地上に生えているのに違和感を感じるかもしれないが、
    現実世界でも陸上で繁殖可能な水草が存在している為不思議な事ではない。
    もっともそのような水草は基本的に陸上にも適応しているとはいえ水中で育った方が大型化するようだ。
    何故同じ植物なのに大きさが変化するのかというと水中の場合は
    水に遮られて少なくなった日光を十分に吸収する為に浮力を利用して大きく柔らかく成長し、
    逆に陸上では乾燥や紫外線に耐える為に肉厚で小さく丈夫な葉を伸ばすのである。
    しかしそれでも水草である事に変わりはないので極度の乾燥にはやはり弱い。
    なので周囲には十分な水分が必要となる。
    イキツギ藻もそれらと同じような植物であるとすれば陸上にてイキツギ藻が手に入るフィールドに
    小川が流れている事や、あの独特のオブジェクトが存在していない事に説明が付くだろう。
  • チャナガブルの髭はイキツギ藻を真似ている。
    イキツギ藻は水中で見かけたら採集できる。
    この時剥ぎ取る動作をした場合、それは擬態したチャナガブルである。
    遠目からの見分け方は根元から多量の気泡が出ていればチャナガブルである可能性が高い。
    チャナガブルは肺呼吸の生物であるため、そのまま水中でじっとしていても
    吐きだす息が気泡となって噴き出すのである。

イクシード【いくしーど】

  • MHP3での、村長クエストと集会所クエストをすべてクリアした者に与えられる称号。
    入手難易度はかなり高く、撃墜王と同じくらい難しい。
  • イクシードとは、『~を超越する』との意味合いがあり、全てのクエストをクリアした者に相応しい称号である。

イグルエイビス【いぐるえいびす】

  • 鳥竜種の祖先と言われる古代生物。絶滅種であるためゲーム中では登場しない。
  • 全身が羽毛に覆われており、鋭い鉤爪や嘴を持った大型の肉食生物だったとされる。
    全身骨格が発見されており、他の古代生物に比べて研究は進んでいる。
    現在公式に確認された古代生物の中で最も古い時代の生物で、ワイバーンレックスより先に誕生した。
    因みに祖先はワイバーンレックスと同じである。

池ポチャ【いけぽちゃ】

  • 稀にあるともよくあるとも言える悲しい現象の一つ。
  • モンスターの尻尾や死体がマグマの中に入ってしまい剥ぎ取れない状態のこと。
    ガンナーでありがちなことだが、剣士であってもキリンやドスイーオスなどの討伐ではやってしまう事もある。
    アカムトルムなど剥ぎ取りが多い時はなおさら悲しい。
    ラオシャンロンやミラボレアスの頭が城壁にめり込んだ時や、
    ガノトトスを水中で倒した時などもこれに近いと言える。
    ちなみにミラボレアス(特にバルカン)は最悪の場合、剥ぎ取れないかもしくは
    一応剥ぎ取れても三回しか剥ぎ取れないほどめり込むことも。
  • 3にてアルバトリオンはマグマの中では死なないように調整がなされたが、
    アグナコトルなど他のモンスターは調整しようと思わなかったのか相変わらずマグマの中で死んでしまう。

イコール・ドラゴン・ウェポン【いこーる・どらごん・うぇぽん】

  • 森の中で発見された遺跡(古代の格納庫)から発見された、竜大戦時代の兵器。
    一体の竜機兵を作成するのに、成人ドラゴン30頭あまりの素材を必要とされたと記されている。
    その能力はまさに竜(龍)に匹敵するもので、
    筋力、耐久力、火力、のどれをとっても規格外の強さであったという。
    竜大戦時に造竜技術は頂点を極め、
    それと同時にドラゴンの捕獲業者(モンスターハンターの祖先)による乱獲も激しさの一途を辿った。
    この時代をきっかけに、人類はドラゴンとの大戦争に突入し、そのまま両者滅亡寸前までいたった。
  • 初代ハンター大全、及びハンター大全Gに載っている恐らく没モンスター。通称・竜機兵
    ラオシャンロン並みの巨体と太い脚腕、長くて同じく太い尻尾、鉄で出来た翼を持っている。
    ハンター大全のイラストではあちこちズタズタになっており、
    ワイヤーか何かで吊るされた状態で保管されてそのまま放置(?)されている。
    飛竜の祖先に勝利できても、古より猛威を振るっていた古龍には勝てなかったのだろう。
    ハンター大全には英語で「EqualDragonWeapon(直訳:龍に等しい兵器)」と記されている。
    どうやら元々は手足以外は甲冑を着けていたらしく皮膚=甲冑だった模様。
    あちこちの壊れた甲冑からは肉が見え、酷い所には肋骨と内臓が見えてしまってる有様であり
    イラストでは腹が開き内臓が肉共々体から垂れ下がっていて非常にグロテスク。ちなみにこの内臓、
    生物のものではなく非常に機械臭い見た目をしている。
    もしかしたら生物の内蔵を真似た機械なのかもしれない。
    古代の格納庫にあった、及び竜大戦時代の兵器だったということも含めれば、
    ドラゴンの攻撃を受けて損傷、ワイヤーで吊るされて修理されている途中で文明が滅び、
    そのまま放置されたようだ。
  • この竜機兵を1体作るにはなんとドラゴン30体の素材が必要とされたと記されている。
    しかし驚くべきはそれだけではない。この竜機兵の存在は古代文明が素材から生命を生み出すほどの
    レベルの技術を持っていたという驚愕の事実を判明させている。
    恐らく発掘されている古代の武器はこれらの時代の遺物なのだろう。
    そして私利私欲のためドラゴンを何体も乱獲し続けた人類に龍達はとうとう牙を剥き、
    人類対龍の大戦争になり、両者共に滅亡寸前まで陥ったところで戦争は終結した。
    古代文明はこの際滅亡し、造竜技術も消滅した模様。
  • ちなみに人類と戦争を起こし一つの国と文明を滅ぼした龍といえば・・・
    もしかしたら自然の摂理を忘れ、人が過ちを犯した時、黒龍は罰を与えるために舞い降りるのかもしれない。
  • 「モンスターハンターの世界にどんなモンスターを出すか」という
    C社のゲーム開発の工程にあたって、ただ単に没になったネタのひとつかもしれない。
    ハンター大全に説明つきで載っていたからと言ってあまり真に受けないようにしよう。
    過度な期待はするべからず。
    といっても何でもありのMHFなら意外とありえそうな・・・

石ころ【いしころ】

  • 鉱石を採掘したり適当な所を漁ったりすると、頻繁に手に入る素材。何の変哲も無いただの石ころ。
  • 単体での使用法は投げるのみ。
    かなり緩やかな放物線を描いて飛び、当たったモンスターに極小のダメージを与える。
    何気に肉質を無視したダメージを当てられるが、威力は本当に微々たるもの。
    強いて有益な事を言えば、遊泳中のガノトトスやヴォルガノスにも当てられる。
    タル爆弾の起動にも使えるがペイントボール等でもいける。
    しかし、昔は石ころの投擲には斬撃属性が含まれており、尻尾の切断も可能だった。
  • MHFでは石ころGというアイテムも存在する。普通の石ころより大きくダメージも高いがやはり弱い。
  • 最早メインの使用法は調合用の素材、特に素材玉の調合に使われる。
    素材玉は非常に消費が激しいアイテムの一つであるため、それを作るための石ころは必然的に需要が高い。
    時には鉱石より重要になり、ストックが不足するとわざわざ石ころを確保するためだけに
    素材ツアーや下位クエストに出向くハンターも少なくない。
    因みに最大ストック数は99個である。
    3では鉄鉱石で素材玉が1~2個作れるため少し需要が減った・・・と思いきや素材として
    一部の武具に大量に使用、ある武器では99個も使うので最悪である。
    一方で石ころはあまり素材としての用途は無く、入手もしやすく交換屋で大量に交換できるので
    未だに鉄鉱石以上に用途が高いのが現実である。
    アイテム説明を見ると投げやすさに定評があるらしい。
    つまりただの石ころでも投げやすくないのは拾わないこだわりがあるようだ。

胃石【いせき】

  • 動物の消化器官の中にある小さな岩石類。消化を助けるために体内で餌を磨り潰すための物。
    現実世界ではアザラシやワニ、草食性の鳥類等に見られる特徴。
    大きさはその動物の食性や大きさによって異なる。
    砂粒のような胃石もあるが、ダチョウの胃石は時に10cm以上の大きさになる物もある。
  • MH世界では現在ヒプノックにのみ見られる生態である。
    ヒプノックの胃石は白く光るため宝石のようにも見える事から価値が高く、
    武具の素材にも使われる事がある貴重な素材である。
    なお、ある学者がヒプノック以外の鳥竜種にも胃石が存在する可能性があるという論文を学会に提出したが、
    やたら酷評されただけに終わってしまったらしい。
    彼の言い分によると、ヒプノックの胃石は有益だから目につきやすいだけで、
    実際はイャンクック等にも胃石は存在するのではないか、との事である。
  • ヒプノックのみが持つ生態のように扱われ、
    大半の学者もヒプノック以外には胃石を持つモンスターは存在しないように言われている。
    しかし実際にはトレジャーハンタークエストでイャンクックから怪鳥のスナズリが剥ぎ取れる。
    この世界の学者の知識はあまりアテにならないのかもしれない。

位置取り【いちどり】

  • 自分と相手との位置関係のこと。モンハンでは非常に重要。強いてあげるならば、
    尻尾斬り時の切断系、スタン狙いの打撃系、並びにガンナー全般と訓練所で非常に重要であり、
    これを理解していないと活躍できないどころか自分の命に関わる。
  • 3ではモンスターにも位置取りの概念が追加されハンターに対して後ずさりをしたり、
    次の行動が効果的に働く位置を取ろうとすることがある。
  • モンスターもハンターもだが、あまりに位置取りを意識すると相手の周りをぐるぐる回り続けるハメになる。
    相手の動きを予測し、先回りしておくことが重要なのだとキモに命じておこう。

イチノタチウオ【いちのたちうお】

  • ユクモ農場付近を流れる川に生息する、青光りする大魚。ユクモ農場でしか獲れない魚系素材の一つ。
    身は非常に鋭く、迂闊に近寄ろうものならこちらが三枚おろしになる危険な魚。
    その大きさと鋭さのために丸焼きにして食べる事は出来ないが、
    その要素に着目した工房はこの魚を使って立派な太刀を完成させた。

一角双SP【いっかくそうえすぴー】

  • かつてMHFに存在した恐るべき超双剣。
    睡眠属性を持ったSP武器だったのだが、最終強化で属性値が180もついていた。
    これを持ったものが4人集まり、モンスターの足元で乱舞すると、
    モンスターは「寝る」→「起きる」→「寝る」というループにはまり、何もできないまま力尽きる。
    睡眠が有効なモンスターにとってはまさに恐怖の武器であり、
    現在のラファール=ダオラすら上回る最強双剣として君臨していた。
    だが、シーズン3.0で下方修正され、属性値がなんと30にまで減少。(アイルー君メラルー君並)
    まったく使い道の無い武器となってしまった。
    しかし、「紙切れ・油オンライン」とも揶揄されていた当時のSP武器の製作難易度は半端ではなく、
    ユーザー側からは不満が爆発。
    運営もそれを想定していたのか、異例の強化素材返還を行った。
    それでも運営の、本当にテストプレイしているのかと思えるような対応に対し、非難の声は多かった。
    また、睡眠双剣でのバランス崩壊はMHGで一度やってしまっていたため余計に風当たりが強い。
    今となってはすっかり風化してしまった一角双だが、いまだに生産は行える。尤も誰も造るものはいないが。

一角竜【いっかくりゅう】

  • モノブロスの別名。角竜は「つのりゅう」と読むが、一角竜は「いっかくりゅう」と読む。
    その名の通り頭に鋭い一本角を持つ。
    砂色に見えるがそれは砂を被っているためで、実際は身体は赤黒く角は真紅。
    個体数が他の飛竜より少なく、ギルドでは討伐の依頼を制限している。
  • S、X防具の見た目、スキルなどが結構いいが頭をディアXにすると一角竜気分。

一虎刀【いっことう】

  • MHP3にて登場した、下位のティガレックスの素材から作られる太刀。
    前シリーズにもティガレックスの素材から作られた「ティガノタチ」が存在したが、
    新大陸で大幅なモデルチェンジを遂げた。
    下位のティガレックス武器の中では唯一、銘がカタカナではなく漢字表記となっている。
  • 独特な形状だったティガノタチとは違い、比較的スタンダートな太刀に近い姿となっている。
    刃を挟むように轟竜の牙が立ち並んでおり、主たる刃だけでなく牙が獲物の肉に食い込み、引き切る。
    鞘には牙が収まる溝があり、納刀するとしっかりとはまる。
    強化すると一虎刀【餓刃】となり、さらに轟刀【餓虎】へと進化する。
  • 因みに黒轟竜の素材から作られる太刀は現在は存在しない。

一体型ボウガン【いったいがたぼうがん】

  • MH3のボウガンの中では珍しい、前シリーズ同様の組み立て式ではないボウガン。
    パーツを揃える必要が無いが、その分見た目や性能が限定される。
  • 前シリーズまでのボウガンは全てこのタイプだったが、
    MH3ではライト、ミドル、ヘビィそれぞれに一種ずつしか存在しない。
    生産も他のボウガンに比べ手間が掛かる。
    因みにオフラインではライトボウガンの海造砲【早炎】しか作る事が出来ない。
    作ると言っても正確にはさびた塊の鑑定である。
  • MHP3では再び一体型が主流となっている。

一発生産【いっぱつせいさん】

  • 強力な武器をいきなり加工屋に生産してもらう事。主に上位以上の武器を生産する場合に言われる。
  • 派生前からコツコツと…ではなく、強力な武器を即座に入手できるため、即戦力として導入できる。
    強化費用もそれに達するまでの費用を考えれば最終的には安く済む。
    しかし素材の収集はその分困難で、必要数も多い。紅玉などをいきなり要求してくるケースも多々ある。
    財布や素材の在庫と相談しながらどちらの手段で武器を入手するかよく考えよう。
  • MH3以前は基本的にボウガンは全て一発生産だった。
    しかしMH3ではボウガンは組み立て式が主流となり、
    MHP3では剣士武器と同じように素材で強化するようになった。

一方通行【いっぽうつうこう】

  • エリアを繋ぐルートのうち、片方からは行けるが戻る事は出来ないルートの事。
    地図上ではそのルートには矢印のようなマークが重ねられている。
    戻れない理由としては孤島のエリア8→5のように飛び降りる形となる場合と
    塔のエリア9→10のように侵入と同時に何故か退路を断たれる場合がある。
    闘技場やそれに近いタイプのフィールドは、基本的に後者のケースでキャンプに戻れない場合が多い。
    一見一方通行に見えても、ツタや石垣で登る事が出来る場合もある。
  • フィールドによっては地図に載っていない抜け道が存在する事もあるが、
    この抜け道も基本的に一方通行である。
  • 2(Dos)ではこの一方通行が異様に多い為、定時移動と相俟って時間切れを起こしやすく、
    不評の原因の一つとなっている。
  • とある都市最強の人のことではない。

いにしえの秘薬【いにしえのひやく】

  • ケルビの角と活力剤を調合した回復アイテム。
    「体力の上限を最大まで上昇させると同時に全回復させる」秘薬の効果に加えて
    スタミナをも上限を最大まで上昇させるという、とてつもない回復アイテムである。
  • その強力な効果からか、1個しか所持することができない。
    しかし(シリーズにもよるが)調合素材がどちらも店売りであるので、これらを持ち込めば
    回復薬グレートや秘薬よりも入手しやすく消費にも困ることはない代物となっている。
    もちろんそれができるのは資金に余裕が出てくる頃からなのだが。
    ・ちなみに調合すれば11個使える。もちろんケルビの角が必要だが。

いにしえの龍骨【いにしえのりゅうこつ】

  • MH3に登場する採取版レア素材。
    遥か昔、この地で息絶えた龍の貴重な骨。なぜか化石化していない。
    龍の漢字は古龍に関係するものにしか使われていないため古龍種の骨の可能性がある。
  • 採取版レア素材を決定付けしているのがその入手方法である。
    採取なのだが場所が凍土の秘境か獣竜種の巣のみである。
    しかも回数が少ない方、採取したらオブジェは復活しない。
    常時入手可能環境は★6なので★5で入手するのは相当な運が必要になる。
    どうしても欲しいのなら猫飯で秘境探索術を狙いつつマラソンをするのが効率的。
  • P3ではそこら辺の骨の採取やモンニャン隊でも入手できるようになり、
    3のような採取版レア素材と言うポジションではなくなった・・・
    と思いきやそれでの入手率が低く、いまだ秘境と獣竜種の巣のほうが高いためそっちでマラソンするハンターも。

生命の粉塵【いのちのふんじん】

  • 通称粉塵。よく「せいめいのふんじん」と読む者もいるが、実は間違いなのである。
    だが、浸透しすぎでいまさら気にする必要もないだろう。
    最近では公式ガイドブックでも「せいめいのふんじん」扱いである。
    ATOKの変換エンジンまでも「せいめいのふんじん」扱い。
    「せいめい」では無いので注意と公式にアナウンスがあったことも今となっては懐かしい話である。
  • エリア内の仲間全員に回復薬グレートの効果というもっとも基本的かつ最強のサポートアイテム。
    スキルで同じことをしようとすると広域化+2と回復アイテム強化をつけて、
    やっと回復薬にこれと同じ効果をもたせられることを考えれば驚異的な性能である。
    様々なタイミングで使用され、特にヤマツカミに吸われたとき、
    アカムのソニックブラストを喰ったとき、フルフルの電気ブレスを食らったとき等は
    仲間が粉塵を使ってやることが半ば義務化されている。
    仲間と狩りに出る時は可能な限りこれを所持するのがマナーであろう。
  • 惜しむらくは三つしか持ち込めない点。
    そのため粉塵を使用するタイミングは人によってばらつきがあり、
    一人がダメージを受けるとすぐ使ってくれる人から
    複数の体力がぎりぎりになるまで使わない人までまさに千差万別である。
  • 調合分も含めた最大所持可能数は23個。
    ただし、前述の通り広域化+2と回復アイテム強化をつければ回復薬が粉塵と化すため、
    錬金までつけると怒涛の53個を持ち込めることになる。
    →回復アイテム強化は広域化されない(自分の回復量にのみ適用)ので、
    有用ではあるが回復薬が粉塵と同等まではならない。
  • ただし、あくまでも非常用であるため、
    明らかに自力で回復できる状況下で粉塵を使うのは馬鹿にしているのに等しいことを覚えておこう。
    玄人なんかだとむっと来る人もいるかもしれない。
  • 使ってもらったらお礼を忘れずに。状況的にチャットを利用できない場合はせめて自分も使ってあげよう。
    粉塵を使ってもらってお礼の一言もなく、
    あまっさえ自分は初心者でもないのに粉塵持ってすらないなんて
    勇者様扱いされても仕方が無いので注意しよう。
    ガンナーは関係上ポーチに空きがなく持っていけないことが多いのでその辺は考慮すること。
  • 火事場使用の可能性もあるので、使う前にPT内で火事場の使用をするか確認すること。
    むやみやたらに飲むのは火事場使用者にとっては迷惑になる。
    また、火事場を使いたい場合は事前に申告しておくとスムーズに狩りができる。
    やはり相手が確認するのを待つのではなく自分から言うべきだろう。
    ただし、自分が火事場を使うからと言って絶対に粉塵を使うなと言うのはただのわがままである。
    シェンガオレンなどのダメージを受けにくい、もしくはダメージを受けても
    安全な回復が容易なモンスターで無い限り、必ずピンチに陥るメンバーは出現する。
    パーティプレイである以上火事場を使う側も妥協しなければならないことは頭に入れておこう。
    だからと言ってちょっとしたダメージで粉塵を使うと今度は火事場の人が困る。
    要はバランスが大事なのである。
    2回ほど乙った場合は流石に使ったほうが良い。
    火事場を維持するよりもクエストを失敗させないようにする方が優先される。
  • ちなみに説明文によると『拡散された生命の粉は触れたものすべてを癒す』のだとか。
    なぜモンスターは回復しないのかは永遠の謎である。
  • 余談だが、PならギルドカードやFならコメント欄に
    「べっ……別にあんたのために粉塵使ったわけじゃないんだから!」
    のような内容のことを書いているハンターは意外と多い。
    最近ではクエスト中にも自分で使っておきながら上記のような発言をしたり、
    使用前後に憎まれ口を叩いたり、逆に使われると「べっ……別に頼んでなんかないんだから!」なる
    発言をしたりするハンターが増えているらしい。どうも昨今のハンターは素直じゃないようである。
  • 生命の粉塵は基本的に調合でしか手に入らないが、
    緊急時の回復用なのか大闘技場のガラクタを調べると採集する事が出来る。
    調合するのが面倒な人は簡単な大闘技場のクエストに出かけて拾ってくるといいかもしれない。

棘竜【いばらりゅう】

  • エスピナスの別名。「とげりゅう」とも「きょくりゅう」とも読まず「いばらりゅう」が正しい。
    漢字にしても「竜」でも「竜」でもなく「竜」である。
    竜」と間違われる事も多い。
    また、稀に配信される「棘と眠」というクエストの募集ではよく「刺眠」と略される。
    ネタならともかく、本気でそう募集しているのなら恥ずかしい限りなので注意しよう。
    こちらから危害を加えない限りは滅多に襲ってくる事は無いが、興奮している時は非常に凶暴で危険。
  • 亜種(棘茶竜)の読み方は「きょくさりゅう」、希少種(棘白竜)の読み方は「きょくはくりゅう」である。

イビルジョー【いびるじょー】

  • MH3、MHP3に登場する獣竜種の一種。別名:恐暴竜
    かつて凶暴なモンスターとして猛威を振るったティガレックスやラージャンを超えるとも言われるほどの
    獰猛性を誇り、大食いモンスターの代表格であったババコンガやパリアプリアを凌ぐ大食漢。
    凶悪な攻撃力を持ち、相手を即死させ喰らう。
    その攻撃力から前作までで言うラージャン的ポジション。
    イベントクエストを除けばMH3の裏ボスと言えるモンスターである。
特徴・生態

獣竜種の祖先の一部が分化の途中で謎の進化を遂げて誕生した生物。
暗緑色の巨体を持ち、外見はティラノサウルスのようなオーソドックスな恐竜に近い。
しかし頭がかなり小さく、尻尾はかなり太いとパーツのサイズは恐竜とは全くの逆。
下顎には棘が生えている。因みにこの棘は口外にまで生えた牙である。
性格は凶暴無比。食性は完全肉食で、小型の草食種はおろか強大な飛竜や海竜でさえも捕食対象とする。
勿論、強大な飛竜種や海竜種がイビルジョーに攻撃されて黙っている訳でもなく、
すぐに戦闘態勢に入り反撃する。
激しい戦いでイビルジョーの体には幾多の傷ができ、尋常ではない苦痛を負わす。
その痛みがイビルジョーの凶暴性と攻撃力をさらに加速させ、瞬く間に相手を叩き伏せる。
高い体温と巨体を保つため常に捕食し続ける必要があり、
特定のテリトリーは持たず、常に獲物を求めてさまよっている。
軽度の運動でも疲労が溜まりやすく、常に飢餓感に苛まれている。
そのため眼に映った動物に差別も見境も無く襲い掛かり、ただひたすらに食らう。共食いも確認されている。
その行動は時に地域の生態系さえも大きく狂わせ、最悪の場合特定の種を絶滅させてしまうとさえ語られる。
実際にとある地域に生息する全生物の個体数が激減し、地域一帯が絶滅の危機に瀕するという事件が発生し、
その原因がイビルジョーの襲来だったという事もあった。
疲労が溜まると口から触れた物を軟化させる特殊な唾液を垂れ流す。
興奮すると全身の筋肉が隆起し、性格もより凶暴化、最早暴走の域に達する。
身体を覆う頑丈な甲殻をほとんど持っておらず、ほとんど全ての個体は体中が傷だらけである。
雌雄の違いや繁殖行動等については一切不明であり、現在最重要調査対象として研究が続けられている。

  • MH3ではオンラインモードの☆4以降に出現する。
    クエストを妨害する、言うなれば「お邪魔キャラ」だが、
    実質的にはそんな甘い言葉じゃ済まない非常に危険なモンスター。
    その余りある強さは、一時期Pシリーズ並みの難度になるのではないかと言われた3を、
    ナンバリングの難易度に仕立て上げるのに一役買っている。
    当然危険度は6。古龍以外では唯一である。
    その強大さはあのプライドの高いディアブロスでさえも逃げたがるほどである。
    しかし元からそうなのかは不明だがリオレウス等一部の5以下大型モンスターは長く居座ることも。
  • イビルジョー自体を狩猟対象としたクエストは☆4時点では存在せず、ランダム(割と高確率)で出現する。
    水中を除けばどんなエリアにも出現する。
    リオレウスだろうが雑魚モンスターだろうが何でも捕食する(大型モンスターは捕獲or討伐後のみ)が
    古龍種を捕食出来るかどうかは古龍種と一緒に出現するクエストが無いので一切不明。
    しかしエスピナスが樹海にて古龍種との生存競争に勝利した事や、
    ラージャンがキリンを捕食する事を考えると、対峙すれば捕食する可能性は十分にある。
  • 切り落とされた自分の尻尾さえも餌としか見ていない。
    ただしモンスターは死体のみ捕食をする。(一部モンスターに対しての専用捕食攻撃からの捕食は例外)
    そのためイビルジョーによってクエスト失敗の危険性があるのは捕獲クエストのみ。
    しかも疲労時はハンターがいなければ積極的に大型モンスターに攻撃する。
    特徴上水中のモンスターとアイルー、メラルーは捕食不可能。
    これは前者はジョーは水中に行けない為、後者は死体が残らないため。
    逆に言ってしまうと死体さえ残れば甲虫種の死体も捕食するのである。恐ろしい……。
  • 生命活動維持のためにあらゆる命を犠牲とする、MHシリーズ最凶の生物
    食べられさえすれば小型も大型も関係無く、ひたすら止まる事の無い飢餓感を満たそうとする。
    イビルジョーとは英語で直訳すれば「邪悪な顎」だが、正しくその通りである。
  • 上記にも書かれているが、邦訳した名前は「邪悪な顎」といった意味である。
    しかし「イビル」(evil)を「デビル」(devil)と勝手に解釈してしまう人もいる。
    そんな人を見かけたら、やさしく英語について教えてあげよう。
    でも確かに悪魔といえば悪魔のモンスターではある。
    海外での名称がDeviljhoなのであながち間違っていなかったりもする。
    下記にもあるが、イビルジョーのテーマBGMの題名も「健啖の悪魔」である。
  • エリアに現れると突然BGMが上書きされ、すさまじい咆哮が轟く。
    事前情報を仕入れずにクエストに挑んでいたハンターを例外なく驚愕させた。
    さらに異常とも言える攻撃力やモンスターを食い尽くす姿は恐怖の塊としか言いようが無かった。
    今もなおその存在感は薄れることは無く、多くのハンターの脅威として君臨している。
  • 姿だけはMH3発売前から少しは知られていた。
    PVのラストにしっかり登場しているのである。
    不穏な音楽をBGMに巨大な影が何か(おそらくポポの死体)を食べており、
    最後の最後で力一杯咆哮するという映像になっていた。
    見るからに危険な印象を植え付けるモンスターではあったが、
    流石にこれ程までに想像の遥か上を行く脅威になると思っていたハンターは少なかっただろう。
  • やはりと言うべきか、P3にも登場。
    しかし前作のヴォルガノスやヤマツカミと同じく超絶的に弱体化してしまっている。
    Pシリーズ故のソロ狩猟も考えてか、肉質は3に比べて結構柔らかくなっている。
    新モーションの大回転薙ぎ払いは、出始めに噛み付きを行い、そのまま一回転して尻尾で薙ぎ払う。
    だが被弾することは滅多になく、危険度は少なめ。
    MH3でイビルジョー最大の脅威であった「クエスト中、別アングルからこんにちは」も無くなり、
    落胆したハンターも多いだろう。
    しかし新仕様の乱入クエストは、心臓に悪くなくて良いという意見もある。
    紆余曲折あるが、☆6や☆7での乱入確定後に重く低い咆哮が響くのを聞いて、
    トラウマと恐怖におののく、もしくは驚嘆と興奮を覚えたハンターは多いだろう。
    イビルジョーとの戦闘のBGMはもちろん専用の物。曲名は「健啖の悪魔」。
    不協和音(耳にすると不快感や恐怖心を煽る和音)が某人喰い鮫の映画並にたっぷりと使われている。
    クエストの最中、そのBGMが流れた=ジョーが乱入してきたとなる為、新たなトラウマBGMとなっている。
    MHP3の闘技場では、なんとMGSコラボ装備のBGMまでも潰して「健啖の悪魔」になってしまう。
  • 3月19日から新しいイベント「世界を喰らう者」が追加された。
    これは孤島で公式チートサイズと言っていいほど大きいイビルジョーを狩猟するものである。
    その大きさは約40mというアグナコトルもびっくりサイズである。
    ※40mと言われても正直ピンと来ないかもしれないが、
    ヤマツカミと同じサイズといえば分かって貰えるだろうか。
    その大きさから繰り出されるプレス、尻尾回転は脅威の1言。
    さらにブレスもそのサイズから放たれるため通常より広範囲をなぎ払う危険技になっている。
    しかし大きすぎて攻撃が簡単に外れたり、タックルに至っては判定が上方を通過して当たらないことも。
    ただその巨体の一歩一歩の移動距離は長いので注意すべき。
    さらに剣士では攻撃がまともに入らないのでガンナーで行くことを推奨する。
    報酬は宝玉含めたジョー素材が出やすく、お守りに至っては大量に出る。
  • なお、3の世界観で生息圏内の食物連鎖ヒエラルキーを語る場合、
    必ず「イビルジョーを除いて」の一文が付記される。
    存在自体がバランスブレイカーというべきか。
    もっとも、ハンター達はそんなチート級のモンスターですら討伐してしまうのだが。
  • 因みに、イビルジョーを狩猟対象としたクエストは、アルバトリオンを討伐してからでないと
    受注することができない。しかしやろうと思えば乱入したジョーを狩猟できるのでアルバよりは弱い。
    アルバトリオンより強いと思う人は始めて遭遇したときのトラウマが大きな原因だろう。
    しかしイベントクエスト『マガジン恐暴竜調査班!』は上位に上がってからすぐに受注する事が出来る。
    当然この時点の防具ではほぼ全ての攻撃が即死級の威力を誇る。
    なので深く考えずにこのクエストを受注した上位上がりたてのハンター達は皆例外なく地獄を見たという。
  • MH3では時期尚早の乱入で姿を現し、多くのハンターにトラウマを植えつけて行った。
    そしてMHP3も例のトラウマクエスト以上のトラウマを植えつけていった。
    現在でもイビルジョーを得意とするハンターと苦手とするハンターの差は大きい。
    この部分もラージャンに似通っている(すべてのモンスターにも言えるが)。
  • そしてMH3Gの最新のPV。MH3の時のようにPVの最後を飾るような形で登場したが・・・
    このイビルジョー、なにかがおかしい。見るからにおっかない。何と言うか、もはや禍々しい
    どういう風に禍々しいかというと、怒り状態と同じく筋肉が隆起して古傷が浮かび上がっているのだが、
    頭周辺がブレス色に光っており目がナルガクルガと比にならないくらい禍々しく、
    赤く光っている。それはさながらMHFのリオレイア古生種の最終形態。
    PVの一番最後にブレスを吐くのだが、それもおかしい。黒との稲妻のブレスだったのが、
    赤い粒子のようなものが追加されている。
    黒いオーラを放つ顔、赤く光る目、今までにないくらいの強力そうなブレス。
    その姿はもはやモンスター(怪物)ではなくモンスター(魔物)。
    いったいイビルジョーになにが起きたのだろうか?(一部では、激昂したイビルジョーなのでは?という説も)
    そして魔物と化したそれに対峙するハンターに明日はあるのだろうか?
  • 12月1の某雑誌と公式サイトにてこのイビルジョーの正体が判明。その名は「怒り喰らうイビルジョー」。
    ただでさえ飢餓感に襲われて食べるためだけにそこら辺を走り回っているイビルジョーの飢餓感が極限状態に
    陥ったのがこの姿だという。情報によれば拘束攻撃や捕食攻撃を頻繁に行うらしいので、
    これと戦うときは「こやし玉忘れた」なんて言っていられなさそうだ。恐らくこやし玉の有無は死にかかわるだろう。
    更に見るべきはやはり見た目。目は前述のとおりナルガクルガと比にならないくらい赤く禍々しく光り、
    体から口にかけてある赤い筋のようなところからブレス色の禍々しい光が出ている。
    そして飢餓感と貪欲さがむき出しになった表情と口元。
    その姿はやはり前述のとおり・・・・魔物
    数々のハンターから魔物と呼ばれたイビルジョーは飢餓感のあまりとうとう本物の魔物になってしまったようだ。

イビルマシーン【いびるましーん】

  • MH3に登場するボウガン。レア度6
    かの有名なイビルジョーの素材を用いて生産する。・・・が、ストックがない。
    覇王の証が必要ないのでフレームは★4、バレルは★5で作ろうと思えば作れる。
    イビルジョーの素材を用いた武器と違い、筋肉部を使っているのはフレームのみ。
  • パーツの特徴
  • フレーム
    ジョーの筋肉部を使ったフレーム。
    全フレーム唯一竜撃弾2レベルに対応、Lv1が1、Lv3が2発装填可能。
    欠点はブレが左右/大、会心-10%、初期反動が、重量が45ぐらい。
    生産にレア素材の恐暴竜の宝玉を1個必要。
    最終強化に必要なレア素材はないが変わりに素材を大量に使う。
  • バレル
    イビルジョーの頭部を模したパーツ。
    ジョー武器の中で唯一筋肉部を使用していないパーツ。と言うかバレルには必要ないか。
    竜撃弾Lv1の対応、3発と多く、バレルの中で最高の攻撃力を持っている。
    シールドもあり、貫通弾に対応、そして低射程と貫通特化バレルと言っても良い。
    しかし、会心-10%が痛い。
    生産にセミレア素材のいにしえの龍骨を12個必要。
  • フレームは竜撃弾特化、バレルは貫通弾or竜撃弾運用時に使用されることが多い。
    特にバレルの使用率は高い。
    また重量があるものの非中折なので納銃速度が速いため、フレームが竜撃弾に特化している。
  • P3ではさらに「マッドネスグリーフ」に強化できる。
    強化前、強化後共に竜撃弾が無くなった代わりに、滅龍弾を速射できるようになっている。
    サイレンサーが3のバレル、ロングバレルは新規のものとなっている。

イベントクエスト【いべんとくえすと】

  • CAPCOMにより公式に配信されているクエスト。
    イベントクエストでしか戦えないモンスター、手に入らないアイテムがある。
    据置ならばオンラインで、PSPならばインターネットに繋げられる環境にあればいつでもダウンロードできる。
    ファミ通やJUMPから特別なクエストが配信されることもある(ダウンロード方法は同じ)。
  • ネコ虐殺クエストから超サイヤ人2×2の鬼畜クエまで、
    さまざまなクエストが存在する。たまにババコンガ×2などの無意味(?)なものもある。
    腕試し、素材集め、ネタ用など人によって用途は様々。強力な武具の素材が手に入ることも少なくない。
  • ただC社もネタには限界があるらしく、ボス級モンスターを馬鹿みたい強化したり、
    テキトーに各フィールドでの5頭クエを作ったり、あからさまに原種と亜種の闘技場同時狩猟だったり、モンスターのサイズを規格外なんてレベルじゃないほど大きく小さくしてみたり、
    挙句の果てには、2頭クエなのに通常のクエストとまったく同じモンスターを並べることもある。
     
  • フロンティアは完全オンラインであるため、この系統のクエストは非常に多い。

イモート【いもーと】

  • アイルー村に登場するアイルーの1匹。
    受付嬢のように、ギルド内にて通信プレイのクエストの受注を担当してくれる(オフラインでも利用可能)。
    白い外套に身を包み、舌足らずな言葉づかいで話す。ジト目が特徴的。
    なんでもがいて、その姉のようになりたいらしい。

イャンガルルガ【いゃんがるるが】

  • 黒く硬い甲殻に身を包んだ飛竜。別名:黒狼鳥【こくろうちょう】
    好戦的な性格のため常に傷だらけの姿で登場することもある。
特徴・生態

比較的最近その存在を知られるようになった鳥竜種に属する飛竜の一種。
イャンクックと同じく耳鳥竜上科に属し、近縁種とされる。
禍々しささえ感じられる濃紫色の甲殻から「黒狼鳥」の異名で呼ばれる。
研究が進めば進む程イャンクックとは似て非なる存在である事が分かってきたが、
シルエットが酷似していたためにイャンクックと誤認されていた時期があり、
以前はイャンクックの討伐依頼で本種と激突する事もあったという。
鳥竜種にしては珍しく非常に獰猛で、飛竜種に匹敵、場合によってはそれ以上の戦闘力を持つ。
捕食や縄張り争い等の理由も無く、戦闘そのものを好むという生物として異質な性格をしており、
常に相手を求めて各地を放浪する習性がある。
単独行動を好み、同種と鉢合わせた場合でも遠慮無くぶつかり合う事がある。
イャンクックの縄張り争いに首を突っ込み、その場にいたイャンクックを皆殺しにしたという報告もある。
威嚇時に広がる耳は硬質で尖っており、イャンクックの耳が扇のように開閉するのに対して
イャンガルルガの耳は普段は寝ており、威嚇時には立ち上がる。
優れた聴覚も持ち合わせているが、好戦的な性格故か爆音にも全く怯まない。
嘴の先端も鋭く、敵を貫く武器としての進化を遂げている。
口からは火炎液ではなく火竜のブレスのような火球を吐き、時には外敵の耳をつんざく咆哮を上げる。
棘だらけの甲殻は非常に堅く、怒りや興奮に呼応して強度を増す性質がある。
足には尋常ならざる瞬発力と跳躍力を秘めており、ハンターの仕掛けた罠を踏み抜いて破壊する事すら可能。
尻尾の先端には三叉槍のような形状の棘が生えており、軽い衝撃にも反応して毒を滲ませる。
知能も高く、自分が極端に不利になると悟った場合は一旦その場から離れて体勢を立て直す。
しかしプライドも相当高いようで、一度戦いだすと不利になってもなかなか逃げようとしない。
決着を付けるまで休息も取らない。
獲物を仕留めても回復を待つ事無く次の相手を探しに飛び去る事も多い。
それ故に多くの個体は身体の何処かしらに大小様々な傷がある。
ハンターからは「黒き凶風」の異名で呼ばれる事もある。

  • 見た目はイャンクックにそっくりだが、サマーソルト尻尾、火球ブレスと
    能力はイャンクックよりもリオレイアに近い。
    さらに尻尾は切れる、落とし穴を避ける、回転による尻尾に当たるだけで毒に侵される、
    怒りやすい、硬い、バックジャンプと同時に咆哮するなど厄介な面が多い。
    鳥竜種としてはある意味特徴のありすぎるモンスターであり、油断すると返り討ちに遭う。
    また、イャンクックと違い音爆弾は全く効果が無い。
    なお、MHP2G現在、鳥竜種では咆哮するのも尻尾が切れるのも、2箇所以上部位破壊があるのも
    本種のみとなっている(MH3ではクルペッコが2箇所部位破壊できるが尻尾は切れない)。
    様々な特徴を持つこのモンスターだが、最大の脅威はなんといってもノーモーション突進であろう。
    この攻撃、本当に何一つ前触れがないのだ。最悪、振り向きすらしないでいきなり突進することもある。
    その上範囲が突進であることを考慮しても馬鹿みたいに広く、かつ結構痛い
    そのため振り向きすらしない適当な突進でもやたらと引っ掛けられてしまう。
    特に剣士が注意すべき攻撃である。剣士は敵の攻撃の隙を突くのがセオリーだが、
    イャンガルルガに対してはその辺を徹底しないと手痛い反撃を受けるハメになる。
    P2&P2Gの村クエストでは夫婦より先に登場するが、夫婦より強いと思ったハンターも多いだろう。
  • 初登場はMHP。しかし、出現条件が特殊で、
  • MHPのオフラインのランポス20頭討伐クエストに出現。しかも一度だけ
  • そのときにある程度体力を減らすと撃退となり、次の戦いに体力が引き継がれる
    (古龍種のような扱いに)。
  • だが、そのときに撃退に失敗すると、
    もうそれ以降はMH2と連動させるかイベントクエストでないと出現しなくなってしまう
     というものだった。
  • プレイヤーの間では一時期、イャンクックとリオレイアの混血種という説が上がったことがあった。
    実際その行動パターンは、イャンクックとリオレイアを融合したようなものである。
    また、よく目撃される地域は森丘、密林、峡谷などリオレイアの飛来が確認される地域である。
    因みに咆哮のモーションはゲリョスが閃光を放つ時と同じである。
    早い話ガルルガはヘタレな夫に愛想を尽かした浮気妻の私生児であって、
    あの攻撃的な性格も恵まれない家庭環境でやさぐれちゃったからかもしれない。
    しかしあいつらの体色に紫黒色の部分はこれっぽっちもない。
    亜種同士なら一応ピンクにはなる。
    ちなみに森丘や密林で紫といえば姿が消えるあいつ・・・・・・
  • 黒狼鳥という名前のため、
    一時期、コックローチと呼ばれていた。(コックローチとは、ゴキブリの事である。)
  • 尚、2にも出現するが、2で戦うには、
    2とMHPをUSBコネクタで接続することによって、MHPから2に飛来する。
  • 傷付きの個体は亜種扱い。
    傷が無い個体よりも戦闘力が高く、肉質も硬く怒る頻度も高い。
    素材は共通だが、傷付きの方がレアな素材が出やすくなっている。
  • 怒り状態になると能力が大きく上昇する。これは他のモンスターでも同じである。
    しかし、興奮状態である一方でより冷静かつ狡猾に状況を分析する事が出来るようになる。
    落とし穴を使ってもその存在を察し、穴に落ちる前に強く蹴り込む事で落とし穴を踏み抜いてしまう。
    落とし穴は作動するが肝心のイャンガルルガはバックジャンプで離脱。虚しく穴が広がるだけである。
    しかし全くの無駄にはならない。落とし穴を破壊させると落とし物を落とす事がある。
    ただ、落とし穴で稼げるダメージや時間との引き換えがたった一つの落とし物というのは
    余りにも不釣り合いである。
    イャンガルルガは比較的怒りやすいモンスターであるため、罠を持ち込む際はメンバーや状況と相談しよう。
  • イャンガルルガの素材から作られる武器は、
    攻撃力もそれなりにあり、斬れ味も悪くない。会心率も結構高い。
    さらに斬れ味レベル+1を発動させると紫ゲージが他の武器と比べて長めになる。
    また、ツルギやスイ、シャミセンやユミなど和風の名前が付いている。
    毒属性を持つ事もあるが、属性値は非常に低いため単独での毒は困難。
    さらに、名前の後に【狼】や【凶】などイャンガルルガを連想させる漢字がつく。
    MHFには黒狼双刃【唯】という双剣があり、
    これを強化していくと【唯】→【我】→【独】→【尊】となる。
    …そう、唯我独尊
    黒狼双刃に限った事ではないが、MHFではガルルガ武器は斬れ味関係のメリットは薄い。
  • そして防具は・・・
    武器と同様に斬れ味関係の物が多く、そこそこ優秀。
    さらに聴覚保護のポイントが付くものもあり、剣士装備でも珍しくマイナス耐性がない。
    ただし、MHFではただの硬いだけの防具
    強化してもほとんど1スロット止まり。スキル自体も微妙なので大した物は発動し難い。
    ガンナーだと底力が13Pもつくが、強化すると防御力がやたら伸びるのでガンナーには不向き。
    これはガンナーが火事場ありきのスタイルであることと、発動のし難さが理由である。
  • テーマBGM「唸る一匹狼」は、レウスBGMの「咆哮」をアレンジしたもの。
    迫力がある、というより、恐ろしい感じの音楽である。
  • シーズン10では特異個体が登場した。
    ハンターと戦うことについに本気を出したのか、
    もう飛竜どころか、古龍と比べても遜色のない強さに進化している。
    ハンターを狙ってくちばしを地面に叩き付けると同時にブレスを放ち、
    サマーソルトをすれば毒ガスを撒き散らし、バインドボイスをあげながらパニック走りで走り回る。
    通常のイャンガルルガの咆哮は耳栓で防げる上に硬直時間は比較的短かったが、
    特異個体の場合は超高級耳栓でないと防げない且つ硬直もかなり長い。
    突き上げ攻撃は必ず三連続で行ってくるが、振り回している嘴だけでなく、尻尾にも判定があるので注意。

イャンクック【いゃんくっく】

  • 一番最初に戦うことになる鳥竜。別名:怪鳥
    飛竜の中では最弱。とは言う物の、ドスランポス等とは比較にならない強さを誇り、
    初心者キラーとして名高い。イャンクックを倒すことが出来たなら、初心者卒業で中級者となる。
    音爆弾、小タル爆弾など大きな音が弱点で使うとしばらく動かなくなるが、
    その後に怒り状態になって攻撃力、速さが上がるのであまりおすすめできない。
    弱ってくると耳をたたむのでそのときに使うといい。
    甲殻が青く染まった亜種も確認されている。
特徴・生態

鳥竜種に属する比較的小型の飛竜。扇状に開く大きな耳としゃくれた大きな嘴が特徴。
この耳はイャンクックの長所でもあり、短所でもある。音に敏感で遠くの物音も聞き漏らさない。
だが、近くで大きい音が起こるとまず平気ではない。
非常に臆病な性格で、戦闘は好まない。しかしハンターを確認すると縄張りを守るため襲ってくる。
口から火炎液と呼ばれる発火性の液体を吐く。
昆虫やミミズを主食とし、嘴で掬って器用に食べる。
イャンクックが食事を終えた後には、地面の土が掘り返された跡が残っている。
さらに鱗が落ちていれば、近辺にイャンクックがいる(もしくはいた)確定的な証拠となる。
気候が良い日がよく続いた年には大量発生する時もあるが、
余りにも量が増えすぎて食糧難に陥る事が多く、翌年には個体数が元通りになるという。
ただし食糧難になったイャンクックが人里に現れる事があり、
ハンターによる掃討作戦が決行される事もある。
雌の個体は繁殖期には腹部にクックファーと呼ばれる羽毛が生え、これで卵を包んで温める。
肌触りが良いため、クックファーで編まれた衣料品は高級品として取引される。
青い甲殻を持つ亜種が存在する。
この亜種から採れる鱗は複雑な青色をしており、染料としても利用できるらしい。
極稀に人間の腰ほどの体高しかない極小サイズの個体が確認される事がある。

  • 特定のクエストやDLクエにてハンターよりも小さなイャンクックが登場する事がある。
    しかしこの類のクエストの多くは、誰か一人でも参加者が倒れると即失敗だったり
    防具無しで挑まなくてはならなかったりするため通常のイャンクック討伐より難しくなっている。
  • プレイヤーがはじめてみる飛竜らしい飛竜(一時期、下級飛竜と呼ばれた事もあるとか)。
    ただし、尻尾は切れない。
    モーションそのものが他の飛竜に似ているため、
    初心者ハンターの登竜門としてクック先生という愛称で親しまれている。
    たまにピンクのお財布とも言われる
    (慣れると大して脅威ではないため、資金確保に乱獲されることから)。
    ただし、たかがクックと侮って手を抜くと1死どころか2死することもある。くさっても飛竜のはしくれ。
  • このモンスターの狩猟に成功し、「忍び寄る気配」のティガレックスに挑み、
    ボロ負けした初心者も多いのではないだろうか。
  • 数あるモンスターの中でも特に有名で人気が高く先生との愛称すら付いているイャンクックではあるが
    未だにイヤンクックと間違えられる事も結構多い。
    発音上問題が少なくしかも細かい違いなので間違いに気づかないのであろうか?
  • これの成長した姿がイャンガルルガという説があるが、いわれてみれば
    尻尾も未発達だし顔もかわいい(比較的)し、というより全体的に雛っぽいし、
    意外としっくりくる説かもしれない。
    ただし、分類学的にはその説は真っ向から否定されている。
  • ついにMH3では出なかった。代わりに彩鳥クルペッコが出る。
    モンスターを呼ぶなどクックを上回る能力がある。しかし、火属性だったり、音爆弾に弱かったり、
    意外と共通点が多い。
    ただ大きさ的には先生の方が明らかに大きかった。(アタリハンテイ力学的にも)
  • 因みに愛称であるクック先生のネタは、モンスターハンターフロンティアオンラインの
    マナー等の説明ページにまで使われている。
    内容は、ハンター達がイャンクックことクック先生に挑んでくるが、
    ネットマナーが悪い為連携等も全くできず、
    多人数であれば戦略無関係で倒せるはずのイャンクックに何度も敗北を喫することになる
    その敗北理由と解決法をクック先生が丁寧に教えてくれて、
    最終的にはネットマナーの改善されたハンター達に再挑戦され、
    死んでしまう(死に際に視聴者に向けて色々言っているが)。
  • 因みにMHの世界では、風見鶏のデザインがイャンクックになっている。
  • 生態は何気に複雑。
    怒った時に耳を開き、弱ると耳をたたむ。弱ると即エリア移動するが怒っているとエリア移動しない。
    という一見矛盾した生態を持つ。
    クック自体もどっちつかずで、怒っているときに弱ると怒りが解けた瞬間エリア移動を試みるが、
    その後音爆弾など何らかの方法でエリア移動を始める前に怒らせると、
    即怒りが解けてエリア移動を再開する個体怒ってエリア移動を中止する個体がいる。
    この仕組みはリオス夫婦にも言えるが、瀕死時の怒りキャンセルだと判明した。
    怒りキャンセルとは怒って逃走を中止し、
    戦闘を続行という自身の死の危険性を減らすモンスターの知恵。
    ゲーム内では3回まで怒りキャンセルをする。4回目は普通に怒り出す。
    これが上記の矛盾を解決する答えである。
    怒りキャンセルのあるモンスターは瀕死になった途端怒りにくくなることが多い。
  • アイルー村にもイャンクックが登場しており、時々極小サイズの個体が村に遊びに現れる。
    その名もちびクック、そのまんまである。
    人語(アイルー語?)を理解し本人も喋る事が出来るので知能はかなり高いようである。
    一人称はボックであり語尾にクックと付けて喋るが正直喋りにくそうである。
    性格は大人しくアイルー達との仲もいいが、
    悪口を言われたり素材を剥ぎ取りに現れる相手には容赦せず、
    自慢の尻尾と火炎液で叩きのめすようだ。
    また村長が若い頃のまだオトモアイルーだった時のエピソード知っており、
    小さな見た目に反して結構長生きしているようである。
    何気に飛竜の中で最弱である事を気にしており、面と向かって言われると傷付くらしい。
  • 全盛期のイャンクック伝説というネタが存在する。
    他にもモンスターが主役の二次創作などでは無双を誇る最強の竜だが現在は隠居をしているだとか、
    人望(竜望?)に溢れるモンスター達のまとめ役だったりとぶっ飛んだ設定の物が多い。
    もちろん実際は初心者卒業の相手なので最強だとかそのような事はありえないのだが、
    イャンクックがいかに多くのプレイヤー達に好かれ親しまれている存在かがよく分かる。
    戦い方を教えてくれる先生としての立場や、初めての強敵としてのインパクトもあるのだろう。

岩【いわ】

  • 特定のクエストで決まった場所に配置される巨大な岩。白っぽいものと黒っぽいものがある。
    近接攻撃を仕掛けると弾かれる。
  • 白い方は、攻撃を続けていくと破壊できる。トレジャーハンターや運搬クエでは、先に破壊しておくのが吉。
    しかし、かなり硬いのでガキンガキンと弾かれまくる。
    爆弾や竜撃砲、拡散弾などを使うと簡単かつ素早く破壊できる。また、ネコの工事術があると少しは楽になる。
    その気になればパンチやキックでも破壊できるが、果てしなく時間が掛かる。
    同じ扱いのギミックとして、雪山の氷雪の塊がある。
    ちなみにこれらの壊せる岩には、ハンターの近接攻撃よりモンスターの攻撃の方がよく通る。
    爆弾が無い場合やガンランス使いがいない場合、岩をはさむなど何らかの形で
    モンスターを誘導して攻撃させると少しは効率よく岩を破壊できる。
  • 黒い方は何回攻撃しようとも破壊する事は出来ない完全無欠の障害物。諦めて迂回するしか無い。
    その硬度たるや、たとえルーツの雷撃や突撃をいくら受けようと決して砕けないほどである。
    塔のエリア10に入るとこの岩で入口が塞がれ、自由に戻る事ができない。
    モドリ玉を使うと、キャンプまで飛ばされてしまうため再度登り直さなくてはいけない。
    乗る事も出来ないので、高台にあるとかなり動きが制限される。
    DosやP2ではできた高台ハメがP2Gになってできなくなっている事もある。
  • 3では黒い岩を斬っても太刀の気刃ゲージが溜まるので、
    手ごろな岩があるクエストなら黄色ゲージまで溜めてから狩りに行ってもいいかもしれない。
    岩は反撃してこない上にいくら斬っても壊れないのでゲージを溜めるのは簡単である。
    もっとも斬れ味が落ちるし敵と戦っていればゲージは普通に溜まっていくのでやるかどうかは本人次第である。
    オンラインでやった場合、仲間からは訳の分からない事をやっている暇があったらさっさと行けと
    思われるかもしれないので余計にやりづらい。
  • フロンティアでは、モンスターの攻撃によってのみ破壊できる岩もある。
    これを破壊して進んだ先では非常に珍しい素材が入手できる。
    また、Triでも同じようにモンスターの攻撃でしか破壊できないイビルジョーの巣を塞ぐ木がある。
    それ以外のものは爆弾・拡散弾で破壊可能。
  • MHFのルコディオラの仇名でもある。
    怒り状態になると磁力で周囲に岩を浮遊、回転させハンターの行動を阻害してくる。
    怯むならまだしも上位や剛種では吹っ飛ばされるためかなりウザい。岩が本体とも。
    新しいモンスターや特異固体が実装される度に「~の力で岩を回し始める」とネタにもされる。

インナー【いんなー】

  • ハンターが防具の下に着ている衣類。率直に言えば下着である。
  • 男女それぞれ名前や色は同じだが型は異なる(当たり前だが)。
    顔つきや髪型にも言えることだが、基本的に防具を装着していれば
    そのハンターがどんなインナーを着ているかは分からない。
    しかしこれにもこだわるプレイヤーは意外なほど居る。
  • キャラクターメイク時に設定できるが、その後もいつでも変更できる。
    気分に合わせていろいろ着替えてみよう。
  • クエストによっては防具無し、つまりインナー姿で挑まなければならないものもある。
    わざわざ下着姿で狩猟に行かせる事に一体なんのメリットがあるのだろうか?
  • MHFでは基本的にはキャラクターメイク時のみしか設定できなかった。
    イメチェンサービスにより変更可能になったが何故か有料
    どこまでユーザーから金を搾取したいのやら。

インファイト【いんふぁいと】

  • 極端なほどモンスターに接近して、懐や腹の下に潜り込んで戦う近接武器用の戦法。
    主にガード能力の高く機動力の低いランス、ガンランスが得意とする戦い方。
    ゴリ押しが利く相手には特に有効だが、全員でこの戦法を展開させると互いに邪魔しあって戦いづらい。
  • ラージャンは回避と織り交ぜてこの戦法で戦うと、意外なほど攻撃を受けずに済む。
    逆に攻撃範囲が広くガードのできない攻撃を仕掛けてくるグラビモスなどには使いづらい。

インフラストラクチャーモード【いんふらすとらくちゃーもーど】

  • 超簡単・超適当に説明すると無線LANを利用し、Wi-Fi通信でネットワーク接続を行うモード。
    主にダウンロードクエストやダウンロード特典を入手するために使用される。
  • MHP3rdの発表内容に「インフラストラクチャーモード対応」と書かれてあり、
    インフラマルチ(インフラ(中略)を利用してのマルチモード)ができるんだ!
    と喜んだユーザーが多いが実際は上記のダウンロードクエストなどを入手するモード、
    つまり今までどおりということであった。
  • このような期待が持たれたのはイン(中略)ができるPSPo2の存在が大きいと思われる。
    Wi-Fi通信が出来る環境であれば簡単に接続でき、Xlink kaiのように導入の敷居が高くなく、
    PS3を購入するよりは安く設置でき、それでいてマルチモードができるのだから期待されて当然である。