見えない壁【みえないかべ】
- フィールドの末端部や溶岩、水辺などを囲むように存在する謎の壁。
この壁のお陰でハンターが崖から落ちたり溶岩に飛び込んだりする事は無いが、
同時にそこから先へはどう足掻いても進む事は出来ない。
アタリハンテイ力学の一種とも考えられている。
- 場所によってはハンターはもちろんモンスターが突進しても突き破る事は出来ない。
しかしリオレウスやイャンクック等は滑空する際にこの壁を飛び越えて場外まで飛んで行く事がある。
だからといってハンターが緊急回避で飛び込んでも越える事は出来ない。
ハンターは影響があるのにモンスターやオトモアイルーはスルーできるという不思議な壁も存在する。
また、手投げ弾系のアイテムやボウガンの弾、弓の矢やモンスターのブレス等もこの壁の影響を受けない。
何気に肉焼きセットも貫通する。
- 3では水辺の壁が撤廃され、ハンターも水中に潜れるようになった。
しかし水中にもこの見えない壁が存在しており、何処までも泳げる訳ではない。
未確認モンスター【みかくにんもんすたー】
- ギルドがまだその存在を確認していない未知のモンスター。
書士隊やハンターが偶然発見、遭遇する事があるが、その後のギルドの調査では発見できず
詳細が不明のままとなっている生物。
- 本当に存在するのか、単なるガセネタなのかも判別しにくいため、
ギルドでは調査に期日を定めてそれまでに正式に発見できなければ一先ず探索を打ち切る。
- 現地の原住民や伝承の中で語られるものにも、
未確認のモンスターについての情報が見え隠れしている場合がある。
実際にナルガクルガやナバルデウス等はギルドに把握される前にその存在が一部区域で知られていた。
しかし本当に誰一人として目撃する事が無かったモンスターが新種として確認されるケースもある。
ラヴィエンテやデュラガウア等はそれである。
今後も各地を様々な方向や手段で調査すれば、新たなモンスターの存在が発覚するかもしれない。
- ハンター大全にはこのような未確認モンスターのスケッチが多数載っている。
しかし無印時代のスケッチの中には、
当時はまだ存在が確認されていなかったチャチャブーと思しきモンスターの姿がある。
つまりこの中に描かれているモンスターは、本当に実在している可能性も無くはないのだ。
今後の調査でまたこの資料の中から新種としてモンスターが登場するかもしれない。
ミギャ【みぎゃ】
- 初代から全シリーズに渡って、アイルー・メラルーの中の人を務める実在の猫。
カプコンのサウンド担当スタッフの飼い猫で、アイルーの音声にはミギャが不機嫌な時の鳴き声が使われている。
顔の辺りと耳が黒で後は白という短毛のシャム猫。拾い食いのクセもあるそうで、まさにメラルーそのもの。
猫のくせにちゃっかりMH3ではスタッフロールにクレジットされている。
見切り【みきり】
- スキルの一種。達人のSPが10以上で発動し、SPが高くなる程効果も強力になる。
- 名前で勘違いする人もたまに居るが、回避系のスキルではない。
攻撃の会心率を上昇させる攻撃面強化のためのスキルである。
もちろんSPが-10以下になるとマイナス方面になるため、せめてマイナス化するのは避けたいところ。
P2Gや3では+3までしかないが、Fでは+5まである。流石にそこまで上げるハンターは少ないが。
- どちらかと言えば会心率を強化するより、バッドクリティカル発生を抑制するために導入される事が多い。
- 大剣等では実質抜刀改心の下位互換と呼ばれることが多い。常時抜刀が基本である片手剣や双剣等で使いたい。
水属性【みずぞくせい】
- 水を利用した攻撃に付加される属性。2までは氷属性もここに含まれていた。
- モンスターでこの攻撃をしかけて来るのは主にガノトトスにロアルドロスと極少数。
また、海竜種は何らかの方法で水の属性やられにしてくる場合が多い。
それまでのタイトルではガノトトスやダイミョウザザミ、ショウグンギザミのブレスくらいしか無かったため
水耐性の存在感は無いに等しかった。
しかし3では海竜種登場の影響で一気に最重要化した。
- 意外すぎる存在として、砂原に出現するハプルボッカの砂ブレスも水属性を持っている。
上記の通り海竜種だからなのだろうが…
- 水属性を持つ武器は有名どころではアメザリクロウ等。
なお、水属性を弱点に持つモンスターはグラビにガルルガ、アグナなど、硬いモンスターが非常に多い。
その影響か、特に属性メインの武器で高い水属性を持つ武器はほとんどない。
やはりというかなんというか、効く敵が氷属性とかなりかぶっている。主に火山の敵によく効く。
- 水の属性やられになった場合スタミナの回復速度が低下し、強走効果の持続時間も短くなる。
水守の種を使用することで解除可能。
水飲み【みずのみ】
- 大型モンスターが稀に行う行動の一つ。池等の水を飲んで体力を回復する。
- モンスターも生物であるため、命を保つには水分補給は不可欠である。
しかし自分に敵意と武器を向けて戦いを挑んでくるハンター達の前で、
いきなり休憩がてら水を飲みだすほどモンスターは馬鹿ではない。
つまり警戒中、戦闘中ではモンスターは水を飲まないので、
水を飲むモンスターを目撃する事は意外に難しい。
因みに水を飲んでいる間は攻撃で与えられるダメージが1.1倍に増える。
水ブレス【みずぶれす】
- ガノトトスの放つ攻撃。ビームのようにも見える。
この攻撃は隙だらけなので、攻撃し放題である。
水中に潜っているときも使用してくる。
横にかわせばすぐ避けられるが、射程範囲が広いので真正面にいると距離をとっていても直撃する。
罠に誘導したい時は注意した方が良いだろう。
- 2ndGでは仁王立ちになって前方中距離を薙ぎ払う技を身につけた。
頭を狙っている時やガンナーには脅威となり得る。
しかしこちらは接近すれば当たらないばかりか、無防備な足を狙い放題。
立ち上がったら、下手に距離を取るより詰めた方が安全。
- もはや水ブレスと言えばガノトトスと言っても過言ではないほどの知名度だが、
実際はウカムルバスのブレスも圧縮された冷水である。ロアルドロスは水の弾を放つ。
しかし無印では水を放つモンスターはガノトトスだけだったため、今でもその認識が高い。
- ナバルデウスは桁違いの量の海水を吸い込み、凄まじい威力の激流ブレスを放つ。
巻き込まれると痛烈なダメージを負い、水属性の耐性が低いと水属性やられを引き起こす。
スキは大きいが攻撃範囲が広く、時には縦方向に薙ぎ払うのでかなり危険。
横に逃げれば当たる事は無いのだが、水中での動きに慣れておかないと
水を吸い込むのを見てからでは避けきる事は難しい。
- 3rdのラスボス、最強モンスターのアマツマガツチも水ブレスを放つ。
発射寸前までサーチしてくる水弾、サーチしながら薙ぎ払う水ブレス、
空高く飛翔し、十字に薙ぎ払う激流ブレスと多彩。
特に水ブレスは致命的なダメージを受ける上、三連続なので回避方法をしっかり身に付けておこう。
密猟【みつりょう】
- 法を犯して秘密裏に狩猟を行う事。言うまでもなく犯罪行為なので、発覚すれば罰せられる。
- MH世界のモンスターはあくまで動物である。
ギルドでは人間の生活の脅威となるモンスターを最低限の数だけ狩猟するため、
クエストを通じてモンスターの個体数を管理して絶滅する事を防いでいる。
しかし、モンスターの中には貴重で高価な素材が入手できる種も少なくない。
そのためギルドのルールを無視し、自分の私利私欲のためにモンスターを狩猟するハンターもいる。
またはそれを利用するためにハンターを雇う商人等もいる。
こういった非合法の狩猟を行う密猟者に対しては、ギルドは厳しく取り締まっている。
特に悪質なケースが発覚した場合、暗殺専門のギルドナイトの手により抹消されると言われている。
- 流石にゲームではそんな事は無いが、
現在出版されているファミ通ノベライズ版の中では他密猟者への見せしめとして一人殺害されている。
何でもそのハンターは卵泥棒の常習犯で、発覚した後日ミナガルデの中央広場噴水を血で染めていたとか…。
- MHP2Gのネコートさんから受けられるクエストの中に、「狙われたバサルモス」というクエストがある。
このクエスト、依頼人の名前がすでに「非合法の仲買人」となっており、
成功したらギルドには失敗したと報告するように頼んでいる。
さらに自分からクエストの依頼を出しておきながら、受注したハンターに対して囮捜査の疑念を抱く始末。
ネコートさん、こんな依頼を通していいのか?
と言うか、出撃しようとするハンターが目の前にいて止めなくていいのか?
さらにいうとこれ、キークエストだったりする。つまりやらないと先のクエが受けられない。
公式に犯罪者になれと言ってるようなものである。
それとも本当にギルドの囮捜査に利用されているのだろうか?
尤も仮にそうだとしても、結局バサルモスを狩る事には変わりない。
なお、当然ながらギルドポイントは通常通りの扱いなので、ハンターはギルドには成功報告をした模様。
- ここまで述べたように密猟がどれほどいけないことが分かっただろうが、
ではハンターズギルドが完全に人類の敵として定め、絶滅させるべきとされている唯一のモンスターである
ミラボレアスを密猟したらどうなるのだろうかという疑問が浮上するかもしれない。
敵として定められているため、罰則はなく、寧ろ歓迎されるかもしれない。
密林【みつりん】
- 狩りのフィールドの一つ。木や草が生い茂っており、視界が悪い。キノコ・草系が多く取れる。
- MH , MHG , MHP , MHP2ndG(メタペ湿密林)
ココット村に比較的近い熱帯植物とモンスターの楽園。
木々に覆われた視界の悪いエリア、暗い洞窟のエリア、水辺近くの視界が広いエリアで構成される。
古代の遺跡を思わせるところもあり、キリンが出現することもある。
洞窟の中は寒いのでホットドリンクが必要。
木々に覆われた密林エリアは視界が非常に悪く、仮に対峙していたとしても、
モンスターを見失うことが少なくない。
未発見状態だと探索中に気付かず素通りしてしまうことすらある。
また、山菜爺さんのいるエリア5は単純に見えて木々により意外と入り組んでいる。
山菜爺さんに会えなかったり、エリア5からスタートして抜け出せずに苦労するハンターをよく見かける。
ミナガルデでは「ジャングル」と呼ばれていた。MHP2ndGで「旧密林」として復活。
出現する主なモンスター:イャンクック、フルフル、ガノトトス、キリン、ランゴスタ、カンタロスなど
- MH2 , MHP2nd , MHF , MHP2ndG(テロス密林)
無印でいう森と丘的役割を備えるマップ。旧大陸の最東部に位置し、ジャンボ村に最も近い。
森と丘と比べると採取ポイントも多いため、比較的素材が集まりやすい。
主にランゴスタ・カンタロス・ランポス・モスがいる。アプトノス・ヤオザミもいるが少ない。
BCから西部から北部までを包むようにとても大きな湖があり、エリア10は小島のようになっている。
夜になると満潮になってエリア10に行けなくなるが、特に損は無い。
因みにエリア10には旧密林のそれとよく似た遺跡らしきものがある。
一方、東側は切り立った崖のようになっている。
中央部には洞窟がある。大型モンスターが入るには少し狭いが、
縦の空間が広いため飛竜等は横穴のように通過していく。
夜は雨が降るため、洞窟以外では爆弾を使う事は出来ない。
秘境はありそうだが無い。
出現する主なモンスター:イャンクック、イャンガルルガ、ゲリョス、リオレイア、クシャルダオラ等
- MH3・MHP3rdでは水没林という名称で出る。
名称通り、密林とは違った形状をしている。詳しくはリンク先参照。
翠水竜【みどりすいりゅう】
- ガノトトス亜種(翠ガノトトス)の別名。その名の通り、鱗は鮮やかな翠色。
グラノトトスとも呼ばれる。
- 一部の人からは「すいすいりゅう」と呼ばれる事もある。
- 弱点や攻撃パターンに変化はない。が、怒り時のスピードがかなり早く、攻撃を避けにくくなっている。
しかもガノトトスは水中から引きずり出すと怒り状態になる。
陸上でなければまともに戦えない剣士にとっては悪夢以外の何物でもない。
また、2頭同時に出現するクエストが多い。
- MHP2G以降長らく出番が無かったが、原種と共にMH3Gにて再登場。
基本的には水棲だが、陸上でも水中に劣らない動きと戦闘能力を発揮するという。
ミドルボウガン【みどるぼうがん】
- MH3のボウガンの仕様変更により登場した新しいタイプのボウガン。
各パーツの総重量が30~70のボウガン。ライトとヘビィ、双方のボウガンの中間的な能力を持っている。
- 機動力はフレームに左右される。
非中折フレームだとライトより少し遅いダッシュになり、
中折型のフレームの場合は早歩きになり、歩きより速く、ダッシュより遅い。
回避は前転又は横回転での回避になり、ライトボウガンのようなステップはできない。
また、抜銃リロード時に移動しないなど細かいところでライトボウガンと違う。
- 操作の感覚は前作のボウガンに近い。
通常のフレームならライトボウガン、中折型ならヘビィボウガンとほぼ同じである。
どちらの戦い方が自分に合っているかを考えながらフレームを選ぼう。
- 3で最初から作れるボウガンのパーツにもミドルボウガンというものがあり、一式セットでも売っている。
ガンナーの入門用のような雰囲気のあるボウガンだが
実際はLV1通常弾の速射が付いていたり中折れ式だったりと
いきなり初心者が扱い始めるにしては少々取っ付きにくいボウガンでもある。
ミドルボウガンの練習がしたいのならライトボウガンをベースにバレルをヘビィボウガンに変えて
運用したほうが使いやすいだろう。
- MHP3では散弾の速射機能を残したまま無理矢理ライトボウガンとして改造されたようだ。
その名残故に他のライトと比べて長い。
ミナガルデ【みながるで】
- MHG及び無印のネットワーク拠点。
名前が若干似ているが、決してオラージュのラスボスではない。
後のオンラインで搭載される基礎的な設備が揃っている。
- 或る者は、腕に自信があり
或る者は、乏しく
或る者は、名声を得る為
或る者は、知識を求め
或る者は、罪を犯し流れ着き
様々な想いのもと
集まりし者達が創った街
バカ者達の祭り街
ならず者の街
はざまの街
猛者街
狩り場に近き街
人々はそう呼ぶ
街の名はミナガルデ
- 記念すべきシリーズ最初の「街」である。西シュレイド地方の南部に存在する大きな街。
本来は危険なモンスターが徘徊する危険な地であるが、ギルドとハンターの手によって発展した。
モンスターの生息域が近いという特性上、西シュレイドを拠点とするハンターが身を置くには最適の場所。
一方で街の近くにモンスターが現れる事も多く、それ等を迎撃するための設備も整っている。
当然一般人も在住している。
街の中心には噴水のある広場があり、そこから西へ行くと活気に満ちた市場がある。
高台にはギルドと提携しているゲストハウスがあり、ハンターの休息の場となっている。
自然の洞窟を利用した酒場はハンター達の集合場所として常に賑やか。
同じく天然の洞窟を利用して造られた武具工房は三つ子の凄腕の鍛冶職人が仕切っており、
モンスター襲撃の際には一般住民の緊急避難所としても利用される。
- ミナガルデのギルドでは主にアルコリス地方(森丘)、メタペ湿密林(旧密林)、
ジォ・テラード湿地帯(旧沼地)、デデ砂漠(旧砂漠)、北エルデ地方の火山帯(旧火山)を
主な狩猟場として管轄しており、その周辺から依頼を受けてハンター達を派遣している。
MH2やMHP2で無印やMHGの狩り場に行けなくなったのは、ドンドルマギルドの管轄域ではないからである。
しかし近年(MHP2G)になってドンドルマ周辺でしか確認されていなかったモンスターも確認され始め、
そればかりかドンドルマでも知られていなかった新種のモンスターも次々と確認されるようになった。
このためにミナガルデのギルドでは人員不足に陥り、ドンドルマに救援を頼む事となった。
ポッケ村にミナガルデの管轄区での狩猟依頼が来るようになったのもそのためである。
- ドンドルマ同様に防衛設備が備えられているが、古龍のバリュエーションが乏しい時期だった為か、
街マップの防衛クエスト系はない。3のロックラックも街マップの防衛クエストがない。
ジエン・モーラン戦のエリア2(決戦ステージ)の後ろに街があるため、
お祭りと同時に防衛と見ることも出来なくはない。
- MH3の自由区サーバーの一つ。
耳【みみ】
- 動物の聴覚器官。空気の振動を捉え、それを「音」として脳に伝える。
- 鋭敏な聴覚を持った人や動物を「耳が良い」という事もある。
モンスターの中にも優れた耳を持ち、これで獲物や外敵の位置を捉えて攻撃を仕掛けてくる種がいる。
しかしこの類のモンスターは、その耳の良さ故に強烈な爆音などに弱い場合が多い。
音爆弾はそのモンスターの長所を逆手に取った道具である。
- イャンクックの耳は外敵を発見すると威嚇のために扇のように開く。しかし瀕死に陥ると畳む。
聴覚器官としても非常に優秀だが、それ故に平常時に爆音を聞くと驚いて一時的に失神してしまう。
頭部を集中攻撃すると破れて穴だらけになるが、それでも聴覚を失ったりする事は無い。
柔軟性と耐火性に富み、ボウガンで射撃する際の逆火を防いだり防具の下地に使われる。
上質な物は「地獄耳」、更に上質で肉厚な物は「福耳」と呼ばれる。
- イャンガルルガの耳は近縁種であるイャンクックの耳とは違い、硬質で先端が尖っている。
しかし獰猛かつ好戦的な性格のためか、爆音を聞こうとも平然としている。
瀕死になるとイャンクックと同じく畳まれるが、破壊した場合は破れるのではなく折れる。
こちらも上質な物は「地獄耳」と呼ばれ、これを素材とした防具は
装備した者の感覚を研ぎ澄ます力があると言われている。
- ウルクススの耳は凍土の冷気に鍛えられた結果、甲殻のような硬度を持つ。
その硬度のため、破壊するとイャンガルルガ同様にへし折れてしまう。
折れた後でも聴覚の良さは変わらない。しかしその聴覚はやはり弱点にもなっている。
研ぎ澄ますと刃の如き鋭さを得るため、武器の刀身として使う事も可能な素材。
長く立派に発達した物は「大耳」と呼ばれ、加工すれば鉄の刀剣すら凌ぐ鋭さを持つようになる。
耳栓【みみせん】
- スキルの一つ。聴覚保護のSPが10以上になるようにすれば発動する。上位スキルは高級耳栓。
モンスターの一部咆哮(バインドボイス【小】)を無効化し、怯まなくなる。
- バインドボイス【大】は防げない。
(※ちなみにMHFでは怯んでいる時間が短縮される)
それほどまでにバインドボイス【大】は大音響だということであろう。
- 一説によるとモンスターの咆哮でハンターがすくみ上がるのは、
聴覚器官だけでなく強烈な威圧感に本能的危機感を強く刺激されるかららしい。
つまり反射的にどうしても身体が勝手に動いてしまうようだ。
どんな武装をしていたとしても根本的に人類は弱い生物である。
丸腰なら圧倒的な存在の怒気に触れれば、やはり抗えないのだろう。
- MHFではラヴィエンテの登場に伴いバインドボイス【特大】が追加された。
それに対抗し、高級耳栓の上位スキルにあたる「超高級耳栓」が追加された。
ミラージュショテル【みらーじゅしょてる】
- MHP2ndGより導入されたオオナズチの素材をベースに作られた太刀。名前の通りショテルの形状をしている。
オオナズチの特徴を色濃く残した武器。
- 「ショテル」とは、湾曲した刀身を持ち、相手の盾をかいくぐるようにして攻撃する事を目的とした刀剣の事。
「刀身で切る」より「先端で突き刺す」事に特化しているが、その形状のため鞘に納める事ができず、
抜身のまま持ち歩かなければならない欠点がある。
この欠点のため、実際の物の大概は片手剣ほどのサイズ。ガノフィンショテルがいい例。
- 前術の理由もありこれにも鞘は無いが、納刀時はオオナズチの尻尾のようなものが巻きついて刀身を守り、
抜刀すると縮んで鍔になる。
- 練気ゲージが最大になると、刀身が見えなくなる。
もちろん見えないだけで、振り抜けば物を切る事ができる。
- 暗殺などにも使われる武器で、ギルドの許可がなければ所有できないらしい。
同時に所有者には厳重な管理を義務付けられる。
- 強化することで「ミラージュショテル改」、さらに「ファントムミラージュ」へと成長する。
- 刀身が見えなくなるという特殊能力は非常にユニークだが、
周りにいる仲間ハンターからするとリーチが把握しづらいため余計な効果である。
しかも最終形態のファントムミラージュにしても、
ラストエクディシスや天上天下天地無双刀などの存在により採用率はかなり低い。
- しかし、装備を整えたPTであればナズチ自体が狩りやすい大型モンスターの部類に入る。
また、無属性武器であるため攻撃力自体はなかなか高く、
会心率も付いている上に一つとはいえスロットまで空いており、汎用性が非常に高い。
さらに競合相手としてラストエクディシスや天上天下天地無双刀が挙げられるが、
逆に言えばその二振りくらいであり、それらに比べると製作難度はずっと低い。
それ以上にG級古龍系最終派生武器にも拘らず、
なんと史上最悪のセンサー発動アイテムである悪名高き古龍の大宝玉が必要ない。
そのためPTを調達できる駆け出しG級太刀使いが
とりあえずG級大型モンスターに対抗するために作る一振りとしては地味に優秀である。
非常に優秀と言い切れないところがナズチらしいといえばらしい。
しかし、完全に寄生してもっといい武器や属性武器を作ってしまうプレイヤーも多い中、
後々劣化になろうともこの一振りを作っておくハンターは、たとえそこまでの過程が寄生に近くとも、
賞賛するに値するハンターだと言えるだろう。
「不慣れなので><」等と言いつつファントムミラージュを担いで集会所に入るハンターを見かけたら、
ぜひとも温かい目で見守ってやって欲しい。
- MHFでは大剣であるが同じようなコンセプトの、
インビシブルアサシンという刀身が消える(溜めると現れる)武器がある。
しかしながら雑誌付録の期間限定特典武器。
ミラバルカン【みらばるかん】
- 紅色のミラボレアス(紅龍)の素材から作られる防具の名称。
それが転じて紅龍自体を指す用語として使われる(黒龍、祖龍と区別するため)。
ミラバルカンは"運命を解き放つ者"を意味している。
類義語:紅龍 怒れる邪龍
- 黒龍ミラボレアスの怒りが頂点に達し、その身を紅に染めた姿。
公式では亜種とされているが、「ミラボレアス 彼の者の怒りは天をも焦がす」
という古文も発見されており、Pシリーズの称号においては「怒れる邪龍」と呼ばれている。
これまでにも激昂すると赤みを帯びるモンスターがいた事や、
防衛本能のリミッターが外れてしまったラージャン。
極限の飢餓によりおぞましい姿となるイビルジョーなどの個体がいる限り、
紅龍=激昂したミラボレアスと認識して良いだろう。
- 黒龍の怒りは凄まじく、飛来した際には火山に生息するモンスターが一斉に火山から逃げ出す程である。
クエスト名のとおり、まさに「災厄降臨」。
- マップが進入不可地点が多い決戦場である事も加わり、クエストは難儀。
また原種との最大の違いは甲殻の硬質化(祖龍も同様の能力を持つ)を行い、
体力50~20パーセントの間、2ndGは怒り状態のみ物理、属性攻撃のダメージを
全て大幅に減少させてしまうことである。
特に近接系武器がこの甲殻硬質化との相性が悪い。
ハンマー、大剣(溜め攻撃)や双剣(鬼人化)、ガンランス(砲撃/竜撃砲)、
といった特殊なはじかれ無効を備える武器や肉質が関係ない武器ならまだしも。
片手剣や太刀、ランスなどでははじかれて隙が出来たところに隕石をふらされたり
危険性をはらむため剣聖のピアス、または心眼スキルをもつ武器が必要となる。
また、体を前に乗り出し、上に吼えると黒マテ○アよろしく火山弾を5~8発ランダムで降下してくる。
これは紅龍の付近に落ちてくる事があまりないため、体を前に乗り出し一定後に潜り込むことで回避できる。
それ以外は原種と同様の技なので、落ち着いて対処したい。
- MHFでは拡散祭りによる討伐が主流。誰かが手抜きさえしなければ怯みまくって何もさせずに討伐可能。
また、硬化の高耐性も規格外の火属性をもつ渇愛の前にはダメージ軽減しか意味がなく、
火強化渇愛4人で規格外の炎で焼き殺す討伐も主流。
また、防具バルカンシリーズは攻撃【大】・見切り3・高級耳栓にランナーとスキルは優秀だが、
防御力はそのHR台で作れる防具に劣ってしまう。
- なお、高空メテオに安全地帯がない、メテオの範囲が広い(光の外側まで判定がある)、
狩場がクーラー必須でなおかつ進入不可地帯が広がる決戦場である関係上から、
一般的にはミラルーツより遥かに高難度の敵とされている。
- 因みに、G級のミラバルカン素材から作れる防具「ミラバルZ」シリーズ。
これを一式揃えた時に発動するスキル「逆鱗」。このスキルは火事場力+2と根性を合わせたもの。
一見「火事場が発動していても根性のおかげで一撃死は免れる」と思いがちだが、
火事場力の発動体力は数値にして最大で60以下(体力の最大値が150の場合。
あくまでも「最大体力の40パーセント以下」なのでこれを下回る場合もある)。根性は64以上。
つまり、上記のようにお得な効果を得ることは天地がひっくり返ったってできない。
ただし、即死級のダメージを受ければ即火事場が発動する。
特に、元々攻撃に当たらないことが前提のガンナーとの相性はよく、
フルバルカンZのガンナーは結構多い。ただし、この場合はどんなに防御力が上がろうと
振り向きの足踏みどころかランゴスタにちょこっと刺されただけでだけで昇天してしまう。
剣士系にせよガンナーにせよ、活用する際はせめて回復薬グレート(回復量50)を飲んでから
攻撃に移ることをお勧めする。
- 体力も多い上にメテオやブレスがミラルーツとは違い、ガード強化無しでは防げないことから
事実上ミラ系の中で最強はミラバルカンである。
ミラボレアス【みらぼれあす】
- 古語で"運命の戦争"の名を持ち、伝説で語り継がれている邪龍。
初代MHから登場しており、新大陸であるMH3、MHP3を除く作品にラスボスもしくは、
隠しボスとして登場。
「ドラゴン」という言葉から連想される存在を、そのまま具現化したような姿をしたモンスター。
類義語:黒龍 邪龍
- 古龍ですら歴とした動物として扱い保護するギルドが「唯一完全なる人類の敵」と定めた生物(だが、それはあくまでテロ行為を行ってきたミラボレアスが残虐な性格であるため、
人々にとって害でしかないミラボレアスを絶滅しようとするのは当然のことである)。
その存在は世界に災いをもたらし、万物に滅びを与えると伝わる。
人類の敵といわれるまでに至った理由は依然として不明だが
恐らく過去のドラゴンとの戦争が関係していると思われる。
ギルドでは打ち滅ぼす敵としてシリーズ共通でギルドの紋章にはミラボレアスが描かれている。
- 存在そのものがお伽話や伝説化しており、正確な資料は極めて少なくどれも曖昧なものばかり。
黒龍伝説は各地に存在しているらしく、どれが真の物か定かではない。
しかしすべてに共通することはミラボレアスが世界に災いをもたらし滅ぼすという一文だけであるが
結局のところ滅ぼすどころかただの災害が発生しただけで、この件自体は丸く収まっている。
全てが謎に包まれているが、古代文書などに生態らしきものが書かれており、
倒した獲物の亡骸を戦利品として住処に持ち帰るおそろしい習性がある。らしく
ハンターは武具ごと持ち去り、それらの武具はミラボレアスの体温で徐々に融解し、
ミラボレアスの鱗に染み込んでいく。
- 過去に栄華を図ったシュレイド王国を滅ぼしたのもこのミラボレアス。
黒龍との戦争でシュレイド王国は文明ごと滅ぼされ東西に分裂し、古城はミラボレアスの住処となった。
上記でも書かれているがゲーム内ではミラボレアスとは"運命の戦争"という意味とされている。
実は現実でも「ミラ」とはギリシャ語で"運命"という意味があり、
さらにギリシャ神話には「ボレアス」と呼ばれる北風と戦争の神が登場する。
名前の由来はこの二つの合成語と思われる。
- 巨大な廃墟と化した専用エリア「シュレイド城」を舞台に戦闘を行う。
空は暗雲に満ちており、異常なまでに空気が重苦しく、人はおろか並みの龍達もこの地を避けるため、
生物の気配すら感じず、不気味なまでに静まり返っている。
ハンターズギルドでは英雄と呼ばれる程のハンターを何度かこの地に派遣した事があるが、
ほとんどの者が謎の失踪を遂げている。しかし、その英雄が強いのか弱いのかも不明。
どうにか生還した者も何か計り知れないほど恐ろしい目に遭ったらしく、
話を聞こうにも耳を塞ぎ、断固として黙秘を貫いている。
酷い者は心が壊れたような状態に陥っており、いる筈のない何かの視線に怯え、
狂死した者もいる。
上記に倒した獲物の亡骸を戦利品として住処に持ち帰るという習性が記されている事を
考えると、失踪した者たちの行方は・・・
- またラオシャンロンとはなんらかの因果関係があるようであり、
公式設定の中ではラオシャンロンはミラボレアスから逃げているという説が有名。
MHP攻略本の「一説によると、ラオシャンロンはとある何かの復活を感じ、
それから逃げているのだと言われているが……。 」という文と、
黒龍伝説の冒頭「キョダイリュウノゼツメイニヨリ、デンセツハヨミガエル」
という文を合わせてみるとこの説に見事に一致するのが分かる。
実際にこの説を肯定するかのように、MHPではラオシャンロンを討伐した後ミラボレアスのクエストが出現する。
ラオシャンロンは、竜大戦時代の再来を恐れて逃げたのかもしれない。
- ミラ系の原種だがミラの祖はミラルーツであるので矛盾が起こる。
- 公式ガイドブックやオフィシャルサイトでは、徹底された情報規制が成されており、
これらに「ミラボレアス」という単語どころかミラ系関連のクエストすら紹介されず、
イベントクエストの紹介にもミラ系のクエスト名が載せられた事は一度も無い。
武器や防具そのものに関しては例外のようだが、ミラ系の素材は全て「????」と表記されている。
さらには大手ゲーム雑誌の攻略記事や関係者のブログや書籍まで規制対象という徹底ぶりである。
これはある意味、ゲーム内でのギルドの「余りにも危険であるため安易に情報を流さない」という部分に
通じるところではないだろうか。
だが…MHP2Gの半年後に他社から販売された「モンスター側となり逆にハンターを狩る某ゲーム」では、
なんとミラ…ナントカという名前で紹介されていた。この会社カプコンに訴えられないか心配である。
…とは言ってもそのゲームの発売元はPSシリーズを発売しているSCEIなので訴えられる確率は低いのだが。
ハンター大全の中で語られている唄とその考察の中にも、その名を確認する事ができる。
この唄はゲーム中でも月刊情報誌「狩りに生きる」で紹介されている辺り、有名な唄なのかも知れない。
なお、下記の伝説は専用BGM「舞い降りる伝説」でギリシャ語で唄われている。
- キョダイリュウノゼツメイニヨリ、デンセツハヨミガエル
数多の飛竜を駆逐せし時 伝説はよみがえらん
数多の肉を裂き 骨を砕き 血を啜った時 彼の者はあらわれん
土を焼く者 鉄(くろがね)を溶かす者 水を煮立たす者
風を起こす者 木を薙ぐ者 炎を生み出す者
その者の名は ミラボレアス
その者の名は 宿命の戦い
その者の名は 避けられぬ死
喉あらば叫べ 耳あらば聞け 心あらば祈れ
ミラボレアス 天と地とを覆い尽くす 彼の者の名を
天と地とを覆い尽くす 彼の者の名を 彼の者の名を
- この唄を語ったのは赤衣を纏った詩人であるといわれている。赤衣といえばあの・・・
これはミラボレアスがシュレイドの地に舞い降りる以前に唄われたものらしい。
つまり竜機兵製作など繁栄の頂点を極めた王国はこの運命の戦争によって滅んでしまうだろう・・・
ミラルーツ【みらるーつ】
- 祖龍の素材から作られる防具の名称。黒龍、紅龍と区別するため転じて祖龍自体を指す用語として使われる。
高いクラスの防御力を持ち、他の2体と異なり色が白い。
類義語:祖龍
- 普段は他の二体と違う印象を受けるが怒ると一変、赤い模様が浮かび上がり
禍々しい感じになる。普段白い分、普通のミラボレアスより禍々しい。
- 基本的な攻撃パターンは黒龍と同じだが、はいずり攻撃はしない。その代わりといっては何だが、災害の落雷攻撃をし、雷ブレスを吐き出してくる。
- MHFでは肉質を無視する毒・麻痺弾に火事場も合わせて銀行として狩っていたが、
シーズン8.0・10でのさらなる弱体化と属性値の高い剛種片手剣炎妃剣【渇愛】の登場で、
近接でも殴ってるだけでミラルーツが悶死するという状態になった。
さらに火属性強化+火事場の火炎弾の超速射により1ラスタ(60秒~119秒)討伐が可能。
- 祖龍の素材から作れるライトボウガン【阿武祖龍弩】は
滅龍弾以外の全ての属性弾が速射で打てる武器である。
この阿武祖龍弩、崩天玉が2個、古龍の大宝玉が5個もいるので入手難易度は最難関レベル。
そして祖龍の体力が50~20パーセントの間は、
常に硬化という悪魔じみた作業だけをさせる狂った能力である。
この間は刃の色が紫でも通らない硬さ。ただひたすら餅つきである。
そんな時は肉質硬化に関係なくダメージを与えられる爆弾や、ダメージは少しだがブーメラン・石ころなどを投擲していけばよい。
体力が20%を前後になると肉質の硬化は解け、硬さは通常に戻るので、それまでは爆弾やひたすら餅つきをするしかない。
爆弾は上記のように硬化を無視するので調合分も持っていけたら持っていこう。
ちなみに体力が下がると飛ぶ(チキン)行為が増えるので祖龍の動きにも注意してみよう。
眠魚【みんぎょ】
- 初代から存在しているお魚さん。実は魚竜の一種。
- 睡眠作用をもつ魚でガンナーの弾やヒプノックの眠り液に使われている。
剣士はあまり使い道が無いためたまったら売られたりする。
P2Gまでのシリーズでは状態異常LV2の弾はゲネポス、イーオスの牙が99個持てたのに
睡眠爆破が強力すぎるためかこの魚は10匹までしか持てなかった。
しかし3ではゲネポス達のリストラにより牙が入手不可になりLV1と同じキノコで弾を作る。
この結果ネムリ草と眠魚に素材が分かれている睡眠属性が一番多く弾を撃てる事に。
眠狗竜【みんくりゅう】
- ドスバギィの別名。狗竜種の中で睡眠液を吐くことからつけられた名前。
- この別名はドスジャギィと同じく、MHP3から追加されたものである。
眠剣ザントマ【みんけんざんとま】
- P2Gに登場する大剣の一種。ヒプノックの素材をベースとしたG級の大剣。
- ヒプノックから入手できるあらゆる素材を余すところなく使って作られた、鉈を巨大化させたような大剣。
その見た目も正しくヒプノック素材の塊。
古代に存在したという狩猟民族の武器にアレンジを加えたデザインとなっており、
刃先は眠鳥の牙ハシを模した形状をしているのもその名残である。
- P2Gでは最強の睡眠属性の大剣。
しかしただでさえ手数重視の戦闘スタイルを苦手とする大剣である上に属性値はやや控えめ。
無属性の大剣として考えると攻撃力も少し低く、使い勝手はあまり良くない。単独での活躍は難しい。
しかし一度眠りに落とせさえすれば、無防備なモンスターに渾身の溜め斬りを叩き込める。
仲間の睡眠攻撃のサポートや眠った時の一撃としては活躍が見込めるかもしれない。
装備すると防御力も上がり、スロットが2つ空いているのは優秀である。
- ザントマ(Sandman)とはドイツの伝承に登場する「砂男」とも呼ばれる妖精である。
背中に睡魔を呼ぶ砂を詰めた袋を担いでおり、夜更けにその砂を振りまく。
その砂が目に入った者のまぶたはたちまち重くなり、そのまま眠りに誘うとされる。
眠鳥【みんちょう】
- ヒプノックの別名。口から催眠効果のあるブレスを吐く事から。
基本的には臆病な性格で、主にブレスは敵を眠らせてそのスキに逃げるために使われる。
入り組んだ嘴と強靭な脚力を持っており、場合によってはこれ等の武器で戦う事もある。