うなりうねり貝【うなりうねりがい】
- ユクモ農場に流れる川に生息する巨大な巻貝。全体的に刺々しく、非常に堅い。
耳を済ますと中から潮騒のような音が聞こえるという。
その硬度と巨大さから、狩猟笛に加工する事が出来る。
うねるような構造が音を増幅し、うなるように音を奏でる。
- ややこしい名前のため、「うねりうなり貝」と勘違いされる事が少なくない。
正しくは「うなりうねり貝」である。
唸る一匹狼【うなるいっぴきおおかみ】
- イャンガルルガのテーマBGM。
リオレウスのテーマ「咆哮」を「性質の悪いキャラ」というテーマに合わせてアレンジされた物。
結果、原曲とはまた違った切迫感を持つ楽曲となっており、最早アレンジと言うより別の曲である。
というより、「咆哮」のアレンジだと気付かない人の方が多い。
イャンガルルガの一筋縄ではいかない手強さを表現した良曲として名高く、人気を博している。
かなりテンポが速く、曲の調子がけたたましい部分もイャンガルルガによく合っている。
うまく剥ぎ取れなかった【うまくはぎとれなかった】
- 剥ぎ取りに失敗した時に画面に表示されるメッセージ。あまり頻繁に見る機会は無い。
- 基本的に討伐したモンスターと重なった状態であれば剥ぎ取りは100%成功する。
しかし地形や状況によっては剥ぎ取りが失敗する事がある。
最も多いケースは、ハンターが侵入できない地形(溶岩や壁の中等)にモンスターが入り込んでしまい、
剥ぎ取りの判定が発生するかしないかのギリギリの部分で剥ぎ取った場合。
一応動作をするので一瞬安心するが、次の瞬間この表示が現れた時の絶望感は半端ではない。
因みに失敗した時は剥ぎ取り回数がカウントされない。
- 火山では至る所に溶岩が流れているので、尻尾の切断や討伐の前によく周りを確認しておくと良い。
特に討伐時に思いっきり吹っ飛んでしまうドスイーオスには細心の注意が必要。
シリーズによってはキリンも吹っ飛ぶ。さらに用心が必要である。
- ラオシャンロンやミラボレアスの頭部はもう仕方が無いのではないだろうか。
- 剥ぎ取りが完了するまでに死体が消えて(半透明化して)しまった場合にも起こる。
海と陸の共震【うみとりくのきょうしん】
- ラギアクルスのテーマBGM。
孤島の汎用BGMでもあり、モガの森で大型モンスターと遭遇した時にも流れる。
リオレウスのテーマ「咆哮」のイメージをベースとして作られており、明るく激しい曲調の名曲。
MH3のテーマ曲「生命ある者へ」のフレーズも入っている。
- MHP3ではラギアクルスが登場しないため、孤島の汎用BGMという扱いにとどまっている。
海の民【うみのたみ】
- モガの村で生活している一族。
人間と酷似した姿をしており一目では判断が付かないが、普通の人間とは違う種族。
その証拠に独自の様式を持っており、髪型や衣服、装飾品にそれが表れている。
主に海で魚介類、時には水棲のモンスターをも狩猟するが、
中にはハンターとなって陸上を活動拠点とする者もいる。
陸で狩りを行う際には狩りの無事を祈るため、体に魔除けと清めの化粧を施す風習もあったという。
大漁の日には宴を催し、男女が対になって踊る「波の舞」を踊り、海へ感謝の意を込めて捧げる。
ウラガンキン【うらがんきん】
- MH3にて初登場の火山に生息する獣竜種。別名:爆鎚竜【ばくついりゅう】
火山帯に生息する大型モンスター。二足歩行の竜の中ではかなり大柄な部類に入る。
幼体は植物を中心に食べ、成長に従って鉱物を食べるようになる。
大きく発達したしゃくれたような顎を持ち、これで岩盤を叩き壊して鉱物を取り出して食べる。
「掘り出す」や「削り取る」ではなく、あえて「砕き割る」方向に進化したようだ。
戦闘ともなればそれそのものが凶器であり、あらゆる物を粉砕する。
そんなウラガンキンの象徴とも言える顎だが生まれつき発達しているのではなく、
「溶けた鉱物を塗り固めたもの」である。
一応生まれつき堅いのだが、成長すると鉱物を塗り固める事で硬度を高め、
より堅い鉱石や岩石を砕けるようにする。
また、この顎は縄張りを争う際の武器にもなり、この顎が大きく頑丈な個体ほど優勢とされる。
体重がとても重いため顎に鉱物を塗る事で重心を調節しているという説もある。
前述の通り成体は鉱物を主食としているが、消化分解には時間が掛かり、エネルギー効率は悪い。
また、分解の過程で可燃性のガスが体内にたまるため、定期的な排出が必要である。
このガスは他の生物がまともに吸い込むと睡魔を呼ぶ効果があり、
グラビモスと同じようにガスの排出を攻撃に応用する事がある。
また、興奮して体温が上がっている状態だと、排出された瞬間に引火して爆発する事もある。
背中には先端が平らになっている無数の突起が付いている。
この突起はネズミの歯のように生涯成長を続け、成長し過ぎた物は転がって削る。
これ等の突起は転がって移動する際に転倒を防止する役割を持っていると考えられている。
液状油が噴き出す場所を寝床とする習性があり、全身が粘度の高い油塗れになっている。
この油の粘度を利用して身体の至る所に火薬岩を付着させている。
火薬岩は完全に癒着してはおらず、ウラガンキンが身体を震わせれば思いの外簡単に落ちてくる。
雄のウラガンキンは繁殖期になると全身を煌めかせ、雌に対するアピールをする。
この煌めきは食べた鉱物の成分によるもので、
雄のウラガンキンは繁殖期に近付くと綺麗な見た目の鉱物を選んで食べるようになる。
また、身体には火薬岩以外にも煌びやかな鉱石や宝石を身体に付着させる。
- 歩く速度はそれほど速くないが、身体を丸めて転がると通常の倍以上のスピードで移動できる。
しかもそのままの状態で曲がる事も出来る。回避するタイミングや擦れ違い際は特に注意。
急停止できない事が弱点なのかも知れないが、反撃のタイミングが掴みづらいためハンターにとっては厄介。
ガード性能+2を発動させたランスの盾でも体力を削り取られるので、可能な限り回避しよう。
なお、疲労状態の場合は終わり際に転倒する事が多い。
- 3の新モンスターの中でも特に優遇された戦闘力を与えられたモンスターの一体。
しかし、残念ながら見た目までは恵まれなかったようである。
竜らしさがほとんど感じられず、どこか迫力に欠けている気がしてならない。
特にかっこよさも不気味さも恐ろしさも感じられず、初見の印象は他のモンスターと比べると若干薄い。
ましてや後述の習性から「ゴアーガキンガキン」などとアダ名をつけられ、ネタにされる始末である。
しかし村クエでは火薬岩の運搬クエで遭遇するため、この時ばかりはかなりビビる。
- 非常に怒りっぽい。その気の短さはあのディアブロスを上回る程。
咆哮の際に顎を地面に叩き付ける習性がある。
そのため発見時や怒りモード突入時に顔の前にいると
咆哮で動けないところに容赦の無い一撃を叩きこまれてしまう。
特に怒り時は攻撃力が四割増しとなるので非常に危険。
更に怒り時は全体防御率に0.8倍補正となりただでさえ堅い体が更に堅くなってしまう。
しかし肉質上弾に脆い、故にボウガンがいると目に見えて速く倒れることが多い。
他に属性にも脆く、水や龍属性の手数勝負で行くとやっぱり早く倒れてしまうことも。
- MHP3では咆哮の際の顎攻撃に当たり判定が無くなった。
流石にこちらが動けない間に一方的に先制攻撃するのは汚いと思われたからなのだろうか?
- 弱点は水属性や龍属性。
毒も非常に有効である。
ウラガンキンのクエストでは大抵支給品として毒投げナイフがあるので遠慮無く投げつけてやろう。
肉質は近接にとっては硬いのだが、毒には異常に弱く、
毒片手剣が1人でもいるだけで尻尾が切断しづらくなる。
そしてボウガンはその存在自体がウラガンキンにとって脅威であり、
片手剣以上の状態異常地獄を受けるか、
貫通弾or水冷弾速射による毒以上のダメージであっさりやられるか、
最悪滅龍弾速射で上位でも3分~5分、速くて2分で処理されるかのどれかである。
尻尾を切りたいハンターもいる可能性が特に求人ではいるかもしれないのでこれらの武器を使う
ハンター諸君は事前に他のメンバーと話し合っておくと良いだろう。
また気絶値の耐性が低い為ハンマー対決に持ち込んでみても面白い。
頭の肉質は非常に硬いが心眼or斬れ味紫のハンマーなら弾かれること無く攻撃できる。
気絶と部位破壊も兼ねているので一石二鳥である・・・のだが
ハンマーはスタン要因の裏方で、頭破壊はボウガンに任せたほうが速い。
それでも属性値が高ければそれなりにダメージを稼ぐことは可能である。
特にガス攻撃時は頭と尻尾がガスの範囲からはみ出ていて隙だらけなので絶好のチャンスである。
切断武器と打撃武器で前後に分かれて頭と尻尾を攻撃してやろう。
逆にハンマーかボウガンがいないと顎の部位破壊は睡眠爆破でもやらない限り非常に難しいので
無理に狙うくらいなら尻尾に集中しよう。
尻尾はある程度攻撃すると破壊となり、そこから更に切断属性で攻撃する事でようやく切断出来る。
狙いやすい割には斬るのが大変だが、
切断に成功すれば火薬岩を撒く事が出来なくなるので非常に有利となる。
属性に脆いと言う体質上、一撃勝負の大剣で行くのが良いとされている。
逆に手数武器で行くと残HPによっては尻尾を切れないと言う事態も起こりうる。
(3は斬属性の純ダメージのみ尻尾切断が可能、属性値は無視される)
- 休息時は高台に上がってしまうので他のモンスターのように寝込みを襲う事が出来なくなっている。
ハンターがエリア内に入ってくれば目を覚ますので
起きるまでじっと待つ必要は無いが少し悔しいものがある。
- 愛称はクッキングパパ、あるいは(現場)主任。もしくはドス猪木。由来はもちろん突き出た顎から。
体につけている火薬岩は異性へのアピールのお洒落、非常食だと諸説諸々。
ムービーでは二匹でぶつかり合いながら爆走しているがこれも雌をめぐって、じゃれてるだけと諸説諸々。
丸まっての走りっぷりからゼルダの伝説にでていたゴロン族を思い出す人も。
- 見ての通り鉱物を塗り固めた顎は非常に硬いが、P3では部位破壊に成功すると何故か柔らかい部位へと変化する。
破壊したといっても表面の鉱物が少し剥がれただけで未だに鉱物部分は残っており、
何より鉱物を付けていなくてもウラガンキンの顎は元から頑丈に出来ているはずなのに謎である。
硬い顎に更に硬い鉱物を塗り付けているうちに表面に出てこない部分が軟化してしまったのだろうか?
- P3では転倒時にその身体に付いている鉱物をピッケルで採掘できるようになった。
特に貴重な素材が取れるという事は無いが、余裕があるなら狙ってみよう。
- 尻尾を切断されていないうちは尻尾を振り回す事によって辺りに火薬岩をばら撒く。
この火薬岩はスタンプの衝撃や攻撃の余波によって爆発するが、
ウラガンキン自身はこの爆発でダメージを受けない。
漢起爆におあつらえ向きの能力に見えるが、回避もなしにノーリスクで爆発させてしまえるのはロマンが無い。
ちなみにダメージを受けないのは自分の撒いた火薬岩のみであり、
最初からフィールドに落ちている天然の火薬岩や他のウラガンキンが撒いた火薬岩だとダメージを受ける。
下記にもあるように二頭の個体が一カ所に留まることを嫌う設定が存在するが、
これはひょっとしたら肉質無視の爆発ダメージで同士討ちしてしまいまとめて倒されてしまう事を
嫌がった制作側が後から作り上げた設定ではなかろうか?
ちなみにMHP3では自分が撒いた火薬岩の爆発でもダメージを受けるようになった。
上手く誘導して自爆させてやろう。
- ウラガンキンから作られる防具は、過去の作品のグラビドシリーズ並にゴツイ。その上、なぜか金ピカ。
男性用装備を一式揃えたら、まさに悪魔超人サ○シャイン。
どこぞの試作型モビルスーツとそっくり。
また剣士用の頭部が、最近リメイクされたあの魔神Zの頭部にも似ている。
そして女性用はもう何かの悪ふざけにしか見えず、完全に擬人化ロボである。
- ウラガンキン素材の武器は高い攻撃力を持ち、同時に防御力も上昇する。
大剣のグレンウォルに至っては防御力が40も上昇する。
まさに攻防一体のウラガンキンらしい性能といえよう。
しかし何故かどれも斬れ味が残念な事になっており実戦で使えた物ではない。
しいて使い道を挙げるとすればジエン・モーラン戦に担いで行って
ひたすらバリスタと大砲を撃ちまくるという戦法がある。
ようするに武器では無く防具として扱ってしまおうという事なのだ。
しかしこれが作れる頃には他にも強力な武器が存在するので、
そんなことをするよりもそれらで直接斬り付けた方が早いのは言うまでも無い。
もっとも直接戦わず拘束用バリスタ弾を撃ったり大銅鑼を使う為に
船の守りに残るのなら普通に検討する余地はある。
ハンマーの震鎚ギガスのみは(他のガンキン武器に比べると)斬れ味は普通だが
その代わり防御力は上昇しない。
ウラガンキンの顎を模したガンキンシリーズの中でも特に象徴的なハンマーなのにあんまりである。
むしろハンマーはメインで使う溜め3や回転攻撃が弾かれないので
よほどじゃない限り斬れ味は重視しなくても良い。
ガードの出来ないハンマーだからこそ防御力が上がって欲しかった、
この辺りに制作側の相変わらずなSっぷりが垣間見える。
- なお、口の形がなんとなく笑っているように見える(特に開くと)。
そのためムービーのウラガンキンも非常に楽しそうである。
本当にじゃれてるのかもしれないが、アイルーにはいい迷惑である。
そして討伐時すら口が笑っている。
その上目まで閉じてるのでなんとなく満ち足りているようにすら見える。
ラギア、ベリオに続く少年誌的キャラの筆頭である。
- イベントクエスト「幻のウラガンキン」にはフルフルやイャンクック同様、超小さい個体が登場する。
想像を遥かに下回る小ささである。
小さいくせに高台からの転がり攻撃は通常型と攻撃範囲の差が無い。
なので体が小さい分距離を稼ぐ為なのかとんでもないスピードで転げ回る。
極端な小ささとスピードの前にマーキングをしていても見失うほどである。
因みにこのクエストでは、驚くべき事に専用BGMが導入されている。
- MHP3ではイベントクエスト「小兵の狂乱」にてクルペッコ亜種に呼び出されて
再び極小ウラガンキンが出現する。
複数生息するのか倒しても倒しても呼ばれるたびに再出現する。
因みにクルペッコ亜種も極小個体でありウラガンキンよりも全長は小さいのだが、
高さがあり翼も生えていて横幅がある為かウラガンキンよりも大きく見える。
残念ながら今回は専用BGMは流れない。
そして遅れながらも遂に「幻のウラガンキン」のクエストも配信。
3の頃と違って上位クエストとなっている。
しかし出現する個体のサイズは「小兵の狂乱」に出現するものと同じサイズなので、
そっちですでに倒している人からしてみればあまり目新しさを感じないかもしれない。
そして結局専用BGMは流れなかった、残念。
- ウラガンキンは互いに同じエリアに留まる事を嫌っているらしく、
2匹クエで片方との戦闘中にもう一方が合流すると、先にエリアに来ていた方がエリアを移動しようとする。
ハンターからすれば同時に相手にする事も無いのでありがたい事である。
原種と亜種の組み合わせでも移動を始め、
更には討伐された死体や捕獲されて眠っている個体に対しても律義に反応してエリア移動を開始する。
デカい図体とイカつい顔に反してどうやら非常に神経質なようである。
この習性、実はボルボロスにも言える事である。
しかしイビルジョーは捕食が目的なので移動せずに襲い掛かってくる。
- P3では亜種が登場する。別称:鋼鎚竜
全身が鈍い金色の原種とは違い亜種はやたらとカラフルで、まるでビスマスの人工結晶のようである。
顎は叩き付ける際に発する高熱で赤く変色しているが、
黒い顔面に存在するまるでピエロの鼻のように真っ赤で巨大な顎は凄まじい違和感がある。
食性の違いからか放つガスは悪臭ガスとなっており、ばら撒く火薬岩からも悪臭が漂う。
爆発する際に悪臭を出す他、一定の間隔で岩から悪臭が噴き出す。
そして原種よりも放つ火薬岩が一回り大きくなっている。
更に原種と違い尻尾を切断されても火薬岩を撒き散らす。
火山で悪臭のする鉱物といえば硫黄が存在するが、どうやらコイツの放つガスも硫黄ガスらしい。
腐った卵のようなキツい臭いがするのだろう。
ちなみに腐卵臭は硫化水素の臭いである。ということはとんでもない量の硫化水素を浴びせられることになる。
火薬岩の扱いは原種よりも手慣れており、
火薬岩を直線に三つ並べて一気に誘爆させる様子はボン○ーマンを彷彿とさせる。
裏世界【うらせかい】
- マップの裏側のこと。壁の内側。伝え聞くところによると非常に不可思議な世界であるらしい。
基本的には謎の禁術を使用することで侵入が可能。
しかし稀に爆弾やモンスターの攻撃などの強い衝撃や世界のほころびによって
入り込んでしまうことがあるらしい。
森丘6番の爆弾進入が有名。
- 新大陸(3)にも存在する。
ただし、行くにはPTでかつ散弾ガンナーが1名以上必要。
また、完全な地面がないため、吹っ飛ぶと永久落ちしてしまうという・・・
- さらに、P3では渓流3、砂原7、孤島4、火山秘境等の場所で発見されている。
とくに、砂原と火山は高度な技術が必要であるらしい。
- 壁の外は本来ならば侵入出来ない場所なので、
ここに入り込み飛び道具で一方的に壁の向こうにいる大型モンスターを攻撃するという狩りの方法がある。
というか裏世界に侵入する者はほぼこれを行う事が目的である。
しかし大型モンスターがエリアチェンジをした場合はそのまま置いてけ掘りを喰らってしまう。
また一部の攻撃はそのまま壁を貫いてこちらにまで届くので要注意。
何よりゲームの遊び方としてもあまり褒められた方法では無いのでなるべく自重するべきである。
潤った堅胸殻【うるおったけんきょうかく】
- アグナコトル亜種の胸部の甲殻。
内部に取り込んだ水や氷によって過冷却された液体が表面を流れており、光を反射して美しく光る。
この素材を使った武器は高い水属性を持つ物が多く、
ロアルドロスやハプルボッカの素材をベースとした武器の強化にも時々必要とされる。
- 通常のアグナコトルの場合、下位では「赤熱した胸殻」が、上位では「赤熱した堅胸殻」が剥ぎ取れる。
この事から考えると、今後下位のクエストにアグナコトル亜種が登場するようになれば
「潤った胸殻」という素材が手に入るようになるのかも知れない。
- 原種と違い、亜種の胸に装甲のようなものの存在を確認することはできない。
もともとこういうモンスターなのか既に壊されているのか分からないが、もちろん部位破壊もできない。
「潤った堅胸殻」とは一体…?
ウルクシリーズ【うるくしりーず】
- ウルクスス素材を使用した装備一式。マフモフに近い装備で頭部にはたれ耳のような飾りがついている。
MHP3発売当時、ウサギのモンスターが登場すると聞いて「女性用はバニー防具ktkr」
と期待したハンターも少なからず存在するようだがもちろんそんなことはなかった。
- 上位ではウルクススの単体クエストは存在せず(ダウンロードは除く)、素材集めが面倒である。
防御力も所詮牙獣種なので他と比較すると控えめなこともあり、一式揃えるハンターは少ない。
しかし回避性能や攻撃力UPなどのSPを持つのでスキル面では優秀。
部分的に装備に組み込むハンター(特に剣士)はそこそこいる。
- 数はあまり多くは無いものの、ウルクスス素材から作られる武器も当然存在する。
カラフルでユニークな見た目の物が多く、素材となるウルクススが弱いせいかレア度は低い。
しかし低いレア度に見合わない高水準の攻撃力とトップクラスの氷属性値を持つ非常に強力な武器である。
ウルクスス【うるくすす】
- MHP3にて追加された凍土に生息する牙獣種。別名:白兎獣【はくとじゅう】
極寒の環境に適応した進化を遂げた中型の牙獣種。
柔らかな純白の体毛と長く発達した耳が特徴で、その外見から「白兎獣」とも呼ばれる。
ただし体格はアオアシラに匹敵するほど屈強である。
分厚い皮下脂肪と保温性の高い体毛を持っているため、冷気に対して非常に強い。
冷気によって鍛えられた耳は甲殻の如く堅く、研ぎ澄ますと刃物に匹敵する硬度と切れ味を得る。
この耳は過度の衝撃を受けると割れてしまう事もあるが、発達した聴覚まで失われる事は無い。
一方、その発達した聴覚故に騒音に弱く、大きな音を聞くと驚いて立ち竦んでしまう。
腹部は堅く滑らかな甲殻(腹甲)に覆われている。
この腹甲には縦に幾つもの溝が並んでおり、これを利用して氷上を滑走する事が出来る。
長距離を移動する場合や戦闘中などは滑走によって移動する事が多い。
なお、この特徴は「筋肉の発達しているため腹部は比較的肉質が軟らかい」という
ハンターにとって常識とも言える事柄の一つを完全否定している。
草食傾向の強い雑食性であり、主にキノコや木の実などを食べる。
手に入れた食糧の一部を雪や地面の下に埋めて保存する習性を持ち、非常時にはこれを掘り出して食べる。
また、時には動物質を摂取するために積極的な狩りを行う。
白い体毛で雪に紛れ、聴覚を使って獲物を探す。そして腹甲で勢いよく突撃する。
滑走する事で素早いだけでなく、物音をほとんど立てずに移動する事が可能。獲物に逃げる隙を与えない。
前脚の鋭い爪には氷と冷気を纏っており、切り裂くと同時に獲物の体温を奪う。
外敵を発見すると立ちあがって威嚇し、滑走を繰り返して翻弄しながら戦う。
- 白い被毛に黒い腹部、兎をモチーフにしたらしい黒い耳が特徴。
被毛に対して硬く滑らかな腹部には縦向きの溝がいくつもあり、
これを使ってソリのように雪原を滑って移動する。
凍土に生息する大型モンスターと比べると小柄な体格をしているが、
爪と良く滑る腹部を用いた攻撃により、氷塊投げやPVに見られるような広範囲攻撃など、
小柄な体格に比べてダイナミックな攻撃を得意としている。
スケート選手もびっくりな動きで滑りつつこちらを跳ね飛ばして攻撃してきたり
そのまま滑ってエリア移動を行う。
基本的には突撃や爪攻撃を行うようだが、前足で氷塊を投げてくることもある。
- 足元が乾いた地面のはずの闘技場でも何故か滑って移動し氷塊も投げてくる。
滑るのはともかく氷塊はどこから取り出したのだろうか?
- 余談だが、ハンター大全3の没モンスターの項に、
ウルクススに酷似したベリオロスの没デザインがある。
もしかしたらこれが原型となって誕生したのかもしれない。
- 上位ではウルクスス単体クエが存在しないので、
素材が欲しいとなると大連続やドスバギィとセットのクエストを嫌々やるしかなかった。
しかし11/08/12「激走! 白兎獣と狩人」という待望の上位ウルクスス単体クエストが配信された。
だがこのクエスト、プレイヤーの予想の斜め上をいく内容であり、
最小金冠確定のものすごく小さいウルクススが出現する。もはやただの可愛いウサギさんである。
- ウルルクスでもウクルルスでもウルククスでもなくウルクスス。
ウルトラ上手に焼けました~【うるとらじょうずにやけました~】
- 肉焼きセットでこんがり肉Gを焼き上げた時に何処からともなく流れる合の手。
普通に成功した時の「上手に焼けました~」よりテンションが高い。自然とこちらのテンションも上がる。
- MH3では聞く事が出来ない。非常に残念である。
鱗【うろこ】
- 主に爬虫類や魚類の生物の身体の表面を覆う硬質の薄片。
- MH世界では主に竜や龍から入手できる素材の事を指す。
モンスター素材とその加工の基本であり、最も剥ぎ取りやすいモンスター素材である。
モンスター毎に色、大きさ、硬度、その他様々な特性が異なり、たかが鱗と言っても奥が深いようだ。
同じモンスターからでも質や特性、剥ぎ取った部位によって様々な鱗がある。
例えばリオレウスからは通常の鱗以外にも上質の「上鱗」や「厚鱗」、希少素材である「逆鱗」「天鱗」、
モガの村ではとても珍しい特産品として扱われる「真紅の大竜鱗」といった物も入手できる。
因みに複数の鱗が集まり強度を増した物は甲殻と呼ばれる事がある。
ウロコトル【うろことる】
- MH3より初登場となる海竜種の小型モンスター。別名:溶岩獣
- 別名の通り火山の溶岩の中を潜行する。
ガブラス同様の腐肉食生物だが、近づいてくる獲物には自分から攻撃を仕掛けてくる。
縄張り意識が強く、マグマから上半身を出して周囲を警戒している。
硬い嘴で地面を掘り、勢いよくマグマの中から飛び出す攻撃が得意。
嘴を素早く動かしてカタカタと打ち鳴らして威嚇する。
成長した個体はアグナコトルと呼ばれる大型モンスターとなる。
- 成体のアグナコトルは水の他に、龍属性も弱点である。
なのに、このウロコトルからは、時々龍殺しの実が剥ぎ取れる。
アグナコトルとは違い何故かウロコトルには龍属性の攻撃は完全に無効なので
持っていても属性にやられて死ぬ事は無いと思われるが、
そもそも肉食の、ましてやマグマの中で生活しているモンスターから
木の実が剥ぎ取れる事自体奇妙な話である。
- 実はかなり食欲旺盛な一面を持っている。
生息地域が食料確保の困難な火山で、しかも腐肉食という食性のためと思われる。
食べられる生物の死骸は骨の一本も残さず綺麗さっぱり食べ尽くしてしまう。
MH3の火山で骨系の素材がまるで入手できないのはこのためなのだという。
また、成体であるアグナコトルは自ら積極的にリノプロスに襲い掛かって捕食する。
成長過程で食性も腐肉食から肉食へと変化するようだ。
運ゲー【うんげー】
- 運ゲームの略。ゲームの仕様上、攻略において運の要素が非常に強くなるゲームの総称。
同様に「〇〇の要素が強くなるゲーム」という意味を持つものには、
「連打ゲー」「覚えゲー」「リズムゲー」などがある。
運は基本的にプレイヤーの努力ではどうにもならないため、運ゲーは基本的にいい評価とはいえない。
某ゲームの廃人の間では、エンディング後や対人だとこの要素が強くなることで有名となっている。
- 尚、たまに誤解されるがモンハンは運ゲーでは無い。
確かにモンスターの攻撃が偶然ハメになるなど、運が全く係わってこない訳ではない。
しかし余程の事がない限り、基本的にはプレイヤーの力で乗り越えられる様になっている。
(勿論PSだけでなく、必要なアイテムや装備の強化・変更など、あらゆる準備を含めての話だが)
但し「どの素材が出るか」に関しては完全に運ゲーである。
数をこなせば何時かは辿り付けるのでまだマシだが、
運が悪ければたった1個の素材のために延々とマラソンし続けるなんて事も…
- 用例
「運ゲーww」(某ゲームの廃人が一撃技を3連続で食らったとき等)
「運ゲー要素は強くなるが……」
(バインドボイスがこないことを信じ、耳栓を外した太刀でゴリ押しの早期決着を図る時など)
運搬【うんぱん】
- クエストの分類の一つ。
モンスターの卵だったり、宝石の原石だったりと、運ぶ物は様々。
それらのアイテムを納品することでクリアとなるが、
通常アイテムと異なり、これらを持った状態では移動速度が一気に落ち、
高いところから飛び降りるとそのアイテムを落としてしまう。
勿論攻撃もできず、非常に危険が伴う。
大型モンスターが乱入してきたり、岩で道が塞がっていることが多い。
P2/Gではこの分類のクエストは見られないがある意味トレジャーハンター(ズ)クエストがそれである。
3では復活している。悪夢再び。
- また、装備のスキルポイントの名称でもあり、
10ポイントになると「運搬の達人」スキルが発動する。
このスキルが発動していると運搬時の移動速度が上がり多少高いところから落ちても落とさない。
- 運搬の意思の有無に拘らず一部のクエストでは拾ったとたん待っていましたと言わんばかりに
エリア中に攻撃的な小型モンスターが現れる。
行きはアプトノスやケルビといった大人しい草食種しかいないエリアで
帰りにランポスやメラルーに襲われる事など日常茶飯事である。
また3では飛竜の卵を拾うとリオ夫妻が反応して駆けつけて来るようになったが、
実は草食竜の卵や火薬岩にも反応して駆けつけてくる。
自身の卵に反応している訳ではなく、どうやら運搬物を持っている状況なら何でもいいらしい。
- 運搬アイテムを拾うとてけててけててけてん♪と普通のアイテムを拾った場合とは
全く違う効果音がなるので簡単に区別が付く。
- とあるハンターは「運搬クエに比べれば黄金魚釣りなんか屁みたいなもの。」と仰っていた。