マツリカ＆グランブル

概要

アローラ地方ポニ島のキャプテン
ある種気だるげな雰囲気や声色をする一方で、セリフとしては感嘆符や音符が語尾に多めに付き、なんとも捉えにくい敢えて言うならマイペースな少女である
集中している時はぼーっとしたり、口下手でイラストで説明したりといった癖がある
背中のスケッチブックや髪・服・ひじに付着したピンク・薄緑の絵の具汚れからもわかるように、画家としても活躍しており、何冊も自分の画集を出すほど
「ナイスなモチーフ」を探して各地を放浪しては、みんなが楽しめる作品を描いている
絵を描くのに集中していると、たくさんのおにぎりを食べるという健啖家な面も　ハワイモチーフのアローラ出身キャラらしく、好物はスパムおにぎり
ちなみに設定上の身長は168センチと女性としては長身

なおピカブイでは幼い姿で登場し、一日一回バトルができる

ポケマスではグランブルと共に登場
原作でのエースはアブリボンなのだが、マツリカが画家を志した契機が実家のブルーに由来するというわけで、グランブルとの関係も重要なためのチョイスか　アブリボンはのちのち正月リーリエが連れてきた
実は星3のアローラ出身バディーズは彼女とハプウの二人しかいなかったりする

性能

サービス開始時点から実装されている、攻撃デバフとパッシブスキルが特徴のフェアリー★3テクニカル
物理フェアリー火力としても扱える、恒常では貴重な存在であり、チャンピオンバトルで妖弱点シロナ戦のような一部の高難易度ステージのギミックに噛み合いを見せることはあった。とはいえ、基本的にプレイヤーは「あまえる」の性能に甘えることになるか。

技構成はP技3つのT技1つとなっている。

2ゲージ変化技のあまえる
相手1体の攻撃を2段階下げるシンプルな変化技。
物理攻撃を主体とするバディーズの火力を落とし、こちらの被害を減らす効果がある

ナイスモチーフは相手のバフをコピーするユニークT技。
対象は攻撃対象として選択している相手1体で、下がっている能力までコピーすることはない。
具体的には、
センターが攻撃2↓防御1↓特防2↑、
サイド左右が攻撃2↑防御1↓特防2↑、
マツリカ自身が攻撃2↑急所1↑
のような場合にサイドを選んでからこの技をサイドに2回打てば、1回につきしっかり攻撃と特防を2段階、合わせて4段階上がってくれ、マツリカは攻撃6↑特防4↑急所1↑の状態になってくれる。
とはいえ、霊コルニや悪ギーマ、ハチクのように相手のバフを消す効果はない点は非常に重要であり、注意すべき点。

頻繁、もしくは確実に攻撃バフや急所バフを使ってくれるような相手であれば、かつ編成によっては前述例の通りサイド狙いで自身火力バフの足しにできるものの、使ってみると序盤にはマツリカに求められる仕事が多く暇がない。技の運要素も強い。
一応、相手を怯ませることで使用予定をバフ系の技に変更できるというコンボはある。
あまりガツガツはしすぎず、単なるターン回しとしてや、妖弱点シロナの回避アップなど、耐久系バフに便乗できたらラッキーぐらいの方が気楽かもしれない。

そしてある意味もっとも重要な技は、10％で攻撃1段階減少の効果を持つ3ゲージ物理技じゃれつく
原作においても、専用技以外では唯一となる実践レベルの物理フェアリー技である
この技、ボードによって命中を100%にするという夢もポケマスでは実現している。
追加効果の発動率を3倍の30%まで上げるじゃれつく: ダウン確率上昇3、技を当てる度に攻撃ランクが1段階上がるじゃれつく: 技後攻撃アップ1もボードに存在し、いずれもチームやバトル次第では選択肢となり得る

P技の3つ目は、全体技にして2ゲージ特殊技のマジカルシャイン
ギリギリ倒せなかった左右の敵や、こらえるでHP1状態の相手を狙うなどの使い道がある
ボードでの強化こそないが、「抜群時威力上昇」のたぐいは乗る。
この強化のなさ辺は★3だからしょうがないと割り切るべきなのだが、わざわざ両刀にするくらいなら、欲を言えばT技か、せめて1ゲージ技がほしかったところである

じゃれつくの火力についてだが、デバフをトリガーとする相手攻撃↓分威力上昇パネルや、抜群時威力上昇2パネルなどの補正も合わせればそれなりの威力の技となる
しかし素の攻撃が低く、3ゲージ技であるため素の威力がそこまで高くないことも相まって、これ1つで覇権という程の火力は出ない点に注意

では何を持ってメインと成すかと言えば、テクニカルの花形ともいえる高火力のB技である
B技自身の威力上昇条件はボードの相手攻撃↓分B技威力↑と全く同じ条件で、攻撃ランク下降分に応じて威力が最大100%上がるというもの
その攻撃デバフについては先述の通りあまえるやじゃれつく、登場時攻撃ダウンG1パネルなどを用いて自力で容易に達成できる
相手攻撃6↓時の威力は1276*1と、テクニカルとしては最低限の数字を持っている…という評価になるか
だが、物理のフェアリー火力というのはルチア＆ギャロップも登場したものの、依然として貴重な存在なのである

前述した火力バフについては、ボードにナイスモチーフ！: 技後急所率アップ1パネルに加えてT技回数回復や登場時急所率アップ1・登場時攻撃アップ1といった自バフ補完パネルを併用することで、一応必要な攻撃6段階・急所率3段階のバフを自力で得ることは可能だが、消費パワーがどれも高め。
手番の忙しさの問題もあり、パーティと相談して足りない分を補う程度に留め、基本的にバフは味方頼みとしたい

難易度の高いチャンピオンバトルだとボードの取りにくさ、元のステータスの低さやそのゲージの重さなどなどに泣かされることが多い。
逆に言えば物理威力上昇ルールなどがある時は大チャンス
youtubeで動画を投稿しているおなじみの「オレのpkms」さんも表示が2000ptまでの時にそのルールの元で特殊威力半減の妖弱点シロナに結果を残している。
レジェンドアドベンチャーのデバフをキーとするギミックのバトルでも、デバフと火力を両立可能なこのバディーズは1勝をもぎ取れるポテンシャルのある駒となる（ちょうどデバフが最重要であるラティアスがフェアリー弱点である）
地味に習得している強パッシブスキル全ダウン無効が生きる場面も今後もあるかもしれない(先述の妖弱点シロナの登場時命中ダウンを防いでいるだけではまだ足りないのか俺)
汎用攻撃デバフ要員から、物理フェアリーという希少性によるフェアリー弱点相手のB技アタッカーやレジェンドバトルのメインアタッカーまで務められるバディーズだぞ俺

急所時威力上昇2(1.2倍、メリットは付けやすさ)やP技B技抜群時威力上昇(弱点時常時1.3倍)をポテンシャルにして、のびしろや極致でのステータス強化を図った方が気軽で安心はできるだろう。
ただし、どうしてもステータスの低さがボトルネックになるため、現状では火力源としては中堅止まりではあることは気に留めておこう


その後、マツリカだけに限らないが、チャンバトオプション追加により「開始時能力アップ３」で強引に攻撃バフをコピーする選択肢が増えた

• 相性抜群!なバディーズ
  • プラターヌ＆ゼルネアス
    まあそりゃ強いよね…
    火力が足りないのであれば継戦能力を重視しようとする発想。ボード強化により、「ナイスモチーフ」と合わせて急所3段階を揃えられるようになった
    編成例としては、プラターヌ/物理バッファー/マツリカ となるか
  • リーリエ＆キュワワー
    実際に使うと攻撃デバフの手が全然足りない…点を解決するかもしれない重要バディーズ候補。
    特に一人では手が回りにくいサイドに攻撃デバフが入れられるのが偉く、センターへの速度に勝るマツリカと協力・役割分担が可能。
    妖弱点相手を想定すると、キュワワーにB技は任せ、序盤は攻撃デバフ、終盤に通常技で残ったHPを片付ける運用になる…だろうか。
  • ホップ＆ザマゼンタほか物理サポートの皆さん
    火力ボードに振り切ってもジョウトチャンバトでさえ火力不足を感じたとき、お残しを普通に巨獣弾で削れるタイプの優秀サポート。
    マツリカの強みといえる耐久上のワンチャンスの存在を防御バフで更に強化も可能。
    トウヤ(わざ3)は怯みで相手の「ディフェンダーG」のようなバフ技を仕様上誘発でき、それをナイスモチーフ!で奪える他、防御ダウンも扱えるのでついでに一応記述。
    たぶんホップの方が安定するだろうが

    • マジコスミツル＆サーナイト
      せいれいゾーン持ち。
      攻撃デバフを完全にサボってても誰かのメガシンカ後なら(シンクロ技により)サポEX感覚でミツルが全体攻撃4下げは可能に見えるが、その間マツリカが他にやりたいことといえば通常技での素殴りであり、その火力の為には攻撃デバフが必要な他、ミツルを持ってるなら彼一人に攻撃を任せれば済む。
  • ロイヤルマスク＆ガオガエン
    マツリカが攻撃ダウンに特化してるのに対して、こちらは確率が絡むが相手全体の攻撃と防御をダウンさせることができるため、組み合わせることでマツリカの火力強化と円滑なデバフ積みを同時に行える。登場時攻撃ダウンGはこちらも所持しているため、掛け合わせれば登場時点で相手の攻撃を3段階ダウンさせた状態からスタートさせることができる。
    また、上述の物理サポートの皆さんはトウヤを除いて素早さバフの提供を不得手としているところをカバーできるのも大きな強みである。
    そしてなにより、アローラ人同士なのでタイプスキルも確実に一つ発動できる。
    どちらかというと下で解説する似た性能のバディーズでは？俺は訝しんだ
  • ビート＆フリーザー
    攻撃特攻急所バフ、および物理特殊の両方のブーストを撒くことができる。
    マツリカの通常技は物理技のじゃれつく、特殊技のマジカルシャイン、変化技のあまえるの3種であるため、ブーストを温存したい場合はあまえるを使い、溜まった物理ブーストはじゃれつく、特殊ブーストはマジカルシャインで消費することで、ビートの提供するバフを余すことなく使うことができる。
    マツリカとビートは新旧フェアリーエキスパートではあるものの、チャンピオンビートはバディのタイプが異なるためタイプスキルが発動しないところが少しだけ残念…

以下適宜追記

• 似た性能のバディーズ
  • アイリス＆サザンドラ
    限定バディーズ。とはいえ入手機会があれば是非ともあちらは取りたいバディーズの一人。
    強力な火力源であり、なおかつデバフ要素だけ取り上げると無凸でもあちらの完全劣化。
    前述の通り、もし使用権が余っているならマツリカの味方に欲しい存在でもある。
  • ヒカリ＆マホイップ　マリィ＆オーロンゲ
    季節限達。
    火力の安定性、前者は特防デバフも可能な点ではあちらが勝るか。

BSB解説

2022/6/25のポケマスデーでついにBSBが実装された
連打するあまえるのゲージ回復、じゃれつくの命中補完とダウン確率上昇、Bわざ自身の追加効果と同条件のBわざ威力上昇ボード、足りない自バフの補完など純粋な強化を得た

通常技込アタッカー雛形2

下記の型で言及がある通り、じゃれつく: 命中率+5を切った上で通常技の火力を少しでも伸ばしたい場合の例。
左上の「相手攻撃↓分Ｂ技威力↑」の位置の問題で、開幕A1段階ダウンか、コストは低いが要らなそうなあまえるゲージ回復のうちどちらかはB技型なら取得必須。
左下の抜群時威力上昇２や右上パネル群すべて、紫パネルまでのうちどれかを諦めることで、やっと他のパネルに手が届く。異常時技ゲージ加速１はカゲツ等を相手にした時必要性を微量に感じなくもなかったが、他は微妙か。

あまえるB技砲台型

あまえるで攻撃を下げて相手からのダメージを減らしつつ威力上昇条件を達成、その後B技で一気に削るB技砲台型のボード構成
動きとしてはマツリカ自身はあまえるでじっくり攻撃デバフを続け、味方のバフによる援護を受けてから殴る流れとなる
ボードの右上部分は諸説あり、命中率バフや自身の幸運を信じてじゃれつく: 命中率+5まで切るならばいくつかの選択肢を得られる
相方としては、ほぼフルバフしてもらう必要があるためトウヤ＆ミジュマル、マチス＆ライチュウ、サカキ＆ペルシアン、ホップ＆ザマゼンタなど、低レア物理御用達の御一行が立ち並ぶ

ゲージ回転の代わりに開幕の全体1段階ダウンを取るなら以下のような形になるか
（あまえるが2段階ダウンなので必至パネルというわけではないが、初動の被ダメ軽減を狙う場合や、登場時攻撃アップ持ちの敵を相手にする場合、他の味方も登場時攻撃ダウンG1を持つ場合などでは有用）

運用動画
非SEX状態での下のボード例で、フェアリー弱点シロナ2500ptを討伐してみたぞ俺

いかがでしたか俺

未実装時点

運用動画

あまえるで攻撃デバフに専念してB技で火力を出すテクニカルらしい戦法ができる
フェアリー弱点のチャンピオンバトルでは、回避アップや命中アップが差し込まれる確率も高いため、ナイスモチーフで便乗できることも多い
また、地味にマジカルシャインを持つ両刀使いなので、プラターヌと合わせて使うのも面白いかもしれない

セリフ集

仲間にしたとき

• [1組目]
  おー！　ナイスモチーフ！
  あー　わたし　マツリカ
  きみとポケモン　絵になるね

データ

No.56　マツリカ＆グランブル
	入手方法	バディーズサーチ
	CV	ゆかな
	登場日	2019/08/29
	BSB拡張日	2022/06/25
	★6EX解放日	2023/05/25
	レアリティ	★★★
	ロール	テクニカル
	タイプ	フェアリー
	弱点	はがね

ステータス

★の数		レベル	Ｈ Ｐ	攻 撃	防 御	特 攻	特 防	素 早 さ
★3	0/20	Lv.140	577	248	158	183	120	227
★4	0/20	Lv.140	617	268	178	203	140	247
★5	0/20	Lv.140	657	288	198	223	160	267
	MAX	Lv.140	697	308	218	243	180	287
		Lv.150	725	320	226	253	186	299

コメント

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