キバナ＆ジュラルドン

概要

原作では

ソード・シールドに登場。ナックルシティのジムリーダーで、ドラゴンタイプを使用する。
普段は優しくファンサも積極的なお兄さんだが、バトルでは一変し獰猛さを見せる。このギャップにガラル地方・現実世界双方で女性から人気を集めている。
ガラル地方チャンピオンダンデの自他ともに認めるライバルであり、その実力はガラルリーグ最強のジムリーダーとの評に現れている。他の地方に行けばチャンピオンになれるとの噂。

特徴はなんといっても様々な天候を生かしたバトルスタイル。ダブルバトルとなるジムチャレンジでは砂嵐を、シングルバトルで挑むファイナルトーナメントでは、晴れ雨砂嵐の欲張りセットでこちらを惑わせてくる。
……しかし、ころころ天候を変えるという熟練のプレイヤーですら難しい戦術はあまり賢くないAIには完全に手に余るもの。

その上天候起動役にパーティーの枠を割く必要があり、剣盾の600族ドラゴンであるドラパルトはダンデに取られており、砂パで使える同じく600族ドラゴンのガブリアスは仕様で使えない*1都合上、ドラゴン使いお得意の「種族値の暴力」の押し付けが控えめに感じられる相手になっている。

また公式設定でも無敵のダンデには10連敗を喫していたり、強さの序列としては上から3番目*2のジムリーダーであるこおり使いのメロンにも1勝もできていないと少し残念なところがあり、ガラル最強のジムリーダーという肩書きの割には……と拍子抜けすることも。

ガラル地方のダイマックス使いは巨大化したボールを投げる前に専用のモーションが用意されているのだが、キバナはスマホロトムで自撮りをしながら投げるようになっている。
本来この自撮りは敗北の悔しさを忘れないようにするために始めたものなのだが、近年はトレーニング風景やファッションをSNSにアップする頻度が増えておりどうやら自撮りが目的化している様子。
時々すなあらしのみが写っている写真をアップするという設定は、カナちゃんの匂わせツイートでも用いられた。

なおトレーナーズサロン追加の折には、原作では分からなかったキバナのジムチャレンジの時期について、ダンデ（＋ルリナ・ソニア）と同期でその頃からバトルを重ねていたことが判明した。
あれ、確かキバナは原作でソニアのことを研究所の姉ちゃん呼びしてたような・・・？　ジムチャレンジ同期にしてはなんか余所余所しいな

ポケマスでは

上記の匂わせツイートののち、フェス限バディーズとして登場。
バディは原作エースのジュラルドンで、はがねタイプの特殊アタッカーである。

あれ？とお思いかもしれないが、どうもポケマスではそのポケモンの高火力専用技を4ゲージ技に置くからか、本編でのトレーナーの専門タイプよりもそちらの技のタイプが優先される模様。
てっていこうせんは専用技ではないし、キバナのジュラルドンが使うシーンはゲームでは一度もないのだが……
ついでに原作では物理一辺倒の技構成だぞ俺

同様の例では、格闘タイプのエキスパートだがアイスハンマーに合わせて氷タイプになったハラ＆ケケンカニ、悪タイプジムリーダーだがソウルクラッシュに合わせてフェアリータイプになったマリィ＆オーロンゲ、特性ダークオーラを再現した悪タイプの技の威力を上昇するパッシブを持つものの、デスウイングに合わせてひこうタイプになったフラダリ＆イベルタルがいる。

ドラゴンフェス限は実装時点でワタル、マジロナ、アナリスがおり、実装後もマジダンデとコウキが増え、バランスを取りたいという気持ちもあったのだろう。
じゃあはがねタイプは人数が少ないかというと、こちらもダイゴとユウリがおり、かなりの魔境ではあったのだが。
しかし、はがねの物理アタッカーは数いても特殊アタッカーは現状キバナのみであるため、こちらの方で差別化を図れる。
実際、チャンピオンバトルのプリム戦(はがね弱点)では、防御2倍パッシブによりキバナを持っていない多くの俺を苦しめた。なんなら持ってても苦しかった

登場に合わせて開催された「王者に挑み続ける者」はタイムアタックイベント。TAイベの初回にあたり直後のランイベに隠れたものの中々の批判を受けた「速攻ポケモン勝負！」から多くの改善が行われており、キョウヘイ＆ウォーグルと比べ、キバナ＆ジュラルドンはステータスに倍率が掛かる前提の性能ではないところも嬉しいところである。
なお新要素の縛りミッション面で物議を醸した。

性能

タイムアタックイベントの形式に適合した、とにかくバフの掛かりが早いバディーズである。
最たるところは「登場時○○」といったスキルの多さ。パッシブスキルではAC4↑とBC加速(BC-1)が発動し、ボードにもA2↑、C2↑、命中1↑、次回急所、次回ゲージ消費0、次回抜群威力上昇が存在。
T技で急所率2↑も出来るため、急所率のみ1段階バフは欲しいところではあるが、サポートに多くを求める必要がなくスピーディーに攻撃に取り掛かれるところが魅力的である。
対抗馬となるユウリは相手の気迫（ボルテージ）が溜まってから、ダイゴはメガシンカしてからが真骨頂と考えると、ここは間違いなくキバナの凄いところ。

メイン技が4ゲージ技のてっていこうせんで火力に期待でき、ガラル人らしくサブにりゅうのはどうといわなだれを揃え抜群威力上昇を持つのも汎用性が高い。
前項のとおりてっていこうせんは剣盾から追加された、はがねタイプの奥義とも言える教え技。威力140の代わりに、自分のHPの50%を消費するという反動技なのだが、ポケマスでは反動ダメージ軽減9とT技の回復付帯で踏み倒す卑劣っぷりを見せる。さらにはボードに反動ダメージ無効９なるものも存在する。

• ヒョウタ・ワタル「こ…こんなことが許されていいのか」
  • ちなみにこの人に至ってはプテラの特性が反動無効なのもあるがパッシブスキルで反動ダメージ無効９を持つ。このおれさまが　せかいで　いちばん！　つよいって　ことなんだよ！
    誰かこのインフレを止めろ

B技の強化マスが砂嵐時B技威力上昇5と若干控えめかつ条件を満たしにくい点は気になるものの、バフの充実度からサポートの自由度が高く砂嵐起動役にパーティ枠を割いても問題ない。
そもそも砂パはキバナ実装からそう立たないうちに非常に優秀なサポートであるノボリ＆ドリュウズが実装されており、こちらとの相性もいいしね。
他にもキバナ＆フライゴンとキバナ＆ギガイアスが砂嵐起動役として実装されている。同キャラ編成もできるようになったことだし並べてみるといいかも。後者は当記事のキバナを手に入れていればトレーナーズサロンの交流報酬として無償入手できる。
また、ダイマックス実装により、将来的にはいわなだれがダイロックに化け、砂を自力で撒けることも期待できる……かもしれない。
ダイロックではないものの、後述のフェス限ボードによって「初Ｂ技後砂嵐化」を手に入れ自力で砂を撒くことは可能になった（要わざ５）。
2023年2月に入ってようやくダンデ＆リザードンにダイマックス技が実装され、ダイロックの希望も見えてきた。

2022/10/01にフェス限用のボード拡張が実施。Ｂ技強化パネルも追加され、更なる火力補強が望めるように。
わざ４で追加されたのは「天気変化時Ｐ技Ｂ技威力↑３」。効果は低いが砂嵐以外の天気でも発動できる上、Ｐ技にも上昇効果が乗るので汎用性が高い。
わざ５では「相手素早さ↓分Ｂ技威力上昇」が追加。条件達成はもうひとつのわざ４解放パネル「攻撃時素早さ２ダウン９」で解決しろということだろう。
わざ２解放パネルにはＴ技のデメリットを消す「特防ダウン無効」と「登場時攻撃アップ２」が追加。「登場時○○」がまた増えた！
「特防ダウン無効」はその「登場時○○」パネルが固まるボード上方に接続するため、どんなボード構築をするにも取りやすいのが嬉しい。

はがねタイプのアタッカーを持っていないという俺に、「ダイゴユウリキバナ誰を引くのがいいか？」と訊かれた際、文句なしに勧めることができるアタッカーに仕上がっているのではないだろうか。
鋼弱点相手にはマジツレ若のBC加速組で挟んで速攻で抜群威力上昇の確定急所B技をぶち込もう。瞬殺。

BSB例

無凸運用

登場時の強力なバフと4ゲージ技のてっていこうせんがあるので、無凸でも十分強力である

運用動画

セリフ集

仲間にしたとき

• [Ｂサーチ演出 (ジュラルドン)]
  荒れくるえよ！
  オレの　パートナー
  スタジアムごと
  やつを　吹きとばす！
• [1組目]
  オレさまは　ガラル地方の
  ジムリーダー　キバナだ！
  記念に　一枚　撮っておくぜ！
• [2組目以降]
  困ったことが　あれば
  いつでも　呼んでくれよな！

データ

No.123　キバナ＆ジュラルドン
	入手方法	ポケマスフェス
	CV	鳥海浩輔
	登場日	2021/04/28
	BSB拡張日
	パネル追加日 (フェス限定)	2022/10/01
	★6EX解放日	2021/04/28
	レアリティ	★★★★★
	ロール	特殊アタッカー
	タイプ	はがね
	弱点	かくとう

ステータス

★の数		レベル	Ｈ Ｐ	攻 撃	防 御	特 攻	特 防	素 早 さ
★5	0/20	Lv.140	798	390	137	400	111	176
	MAX	Lv.140	898	430	177	440	151	216
		Lv.150	936	450	183	460	157	224

コメント

Tag: バディーズ キバナ ポケマスフェス ★5 特殊アタッカー はがね ガラル ジムリーダー 機械好き 熱き闘志
Tag: 物理技:いわ 特殊技:ドラゴン 特殊技:はがね ダメージ無効:すなあらし 素早さ↓:技後 ひるみ:確率 回復付帯:回数技後 次回急所:登場時 次回抜群威力上昇:回数技後 次回抜群威力上昇:登場時 次回ゲージ消費０:回数技後 次回ゲージ消費０:登場時 ＢＣ加速:登場時 すなあらし:初Ｂ技後