軽装型4

精霊国に住まう申族の一人、飽きっぽくけんかっ早い性格をしており、言葉よりも拳がよく物を語り、今では有名な物語にも語り継がれる程に有名な英雄であり聖人なはずなのだが、とてもではないが立派な人間とは言えない女の子。本人いわく楽しければなんだって良いらしく、今では街の景観が大いに変貌する一因となっている。また、有名な物語でも語られている通りその生涯の大半を旅に費やしており、ファリアよりもリアーナに滞在している期間の方が長いらしい。

精霊国ファリアに住む申族達の長の娘、二女であるためか、元々の性格なのかあまり教養は無いようにも感じられる程度に、男勝りで大雑把な、ずぼらな性格をしている。そんな彼女も今では子供たちが一度は読んだ事はある有名な物語の登場人物の一人として知られ、その偉業から讃え崇められている英雄の一人でもある……はずなのだ。

精霊国ファリアにおいて、人口の実に38％を占めると言われる牛族の少女。見た目はマイペースで平凡そうな少女だが、なんとあのシエナが実力を認めているのだとか。かつて美少女コンテストで特別賞に選ばれた実績といい、何か隠れた才能がある模様。

精霊国ファリア出身の、とにかくマイペースな少女。どう見ても牛としか思えない相棒を家族と言い大層可愛がっている。どう聞いても牛の鳴き声にしか聞こえない相棒の言葉を理解し、必要な時は通訳を買って出てくれることも。もっとも、その内容が正確なのかどうかは誰にもわからない。

フィリーク教会に所属する大司教直属の特務騎士。守護騎士であるルガルドの部下として、彼と同様にパピネスを守護する役目を担う。騎士としての実力派折り紙つきだが、やはりまだまだ子供なので裏をかかれるような事態にはとても弱い。天真爛漫な性格をしていて、あまり警戒心というものを持ち合わせていない。そのためすぐに他人を信用してしまい、機密保持という面からみるとまったく信用がおけないそうだ。なので基本的に彼女に大事なことは伝えられないが、元々気にする性格でもないので何の疑問も抱かずに仕事に従事しているようだ。パピネスとともにルガルドの頭を悩ませる一人。

フィリーク教会に所属する大司教直属の特務騎士。守護騎士であるルガルドの部下として、彼と同様にパピネスを守護する役目を担う。護衛に選ばれるだけあって戦闘能力はとても高い……しかし、どちらかと言うとパピネスの性格に付き合えるという理由から選ばれているという噂もある。事実、チロルはパピネスやルガルドに可愛がられており、彼女自身も二人が大好きなようである。だが、二人同時に命令を受けた場合はルガルドの命令を優先するあたり、上下関係というものがわかっているようだ。

古より知られている伝説の魔神。嫉妬の二つ名を持ち、恋に恋する乙女と自称する女性。惚れっぽい性格で、一度決めた相手に全てを委ねるほどの熱愛っぷりを発揮する。その勢いがすごすぎて対象に近づくもの全てを排除する前傾姿勢な思考が、邪魔者もろとも周囲に大損害を与える。同じ魔神仲間からはその面倒くさい性格ゆえに全力で避けられている……が、本人は自分の愛した者だけいれば良いので全く気にしていない。とある魔神を愛しているようだが……

レムリア大陸に伝わる魔神の一人。一見、見かけは普通の美女だがその体には無数の触手が備わっている。いつでも愛する人のそばに居ることを望むいわゆるストーカー気質な性格で、自分の愛した者を至上とする主義であり、それを手に入れるためには手段を選ばない。最終的に相手と物理的に一つになることを望んでおり、隙あらばその触手で相手を自分のモノにしようと画策しているとか……

何を話しているのか不明な、白い熊の毛皮を被った女の子。誰が聞いても、何を言っているのかわからず、意思の疎通に難儀する。だが、とある人物のおかげで彼女がジュールズベルグに住んでいるという事が判明する。しかし、ジュールズベルグが人の住めるような環境ではないため、管理官は詳しい調査をしている間、彼女を保護することに決める。だが、街にいる間彼女はその能力を使い、街を大きなスキー場へと変貌させてしまう。さらに彼女はオムニ達まで従えて……

何を話しているのか不明な、白い熊の毛皮を被った女の子。異常な天候でひどく寒い日に現れた彼女は、最近の寒い天候と関係があるようだ。しかも、同時期に現れた雪熊たちとも何か関係があるらしい……。そしてソニアの発明品である魔物語翻訳機のおかげで、ようやく人間の言葉をはなせるようになる。そして彼女の話を聞くと、どうやらジュールズベルグに住んでいたという事が判明するが、あんな寒くて危険な場所に人が住めるものなのだろうか……？

神代よりも古くから存在する世界とも言えぬ領域からやってきた少女。広大な図書館の童話エリアで、ハートの女王の付き人をしていたという兎族。だが、元から界域の住人ではなく、彼女は生まれ生活していた場所は本来、レムリア大陸だという。だが、今では自分のご主人様の居る所が、自分の居場所だと言い切るほどに、自分のご主人様を敬愛している。温和な性格をしており、戦闘には不向きだが、家事や書類仕事などは優れているらしく、召喚後は管理局内で補佐の仕事をする姿がよく確認させれいる。

神代よりも古くから存在する世界とも言えぬ領域からやってきた少女。広大な図書館の童話エリアで、ハートの女王の付き人をしていたという兎族。召喚の影響により、記憶が不完全であり、界域との連絡手段も失い、得意の時間魔法も何かの影響により、使用が難しい状況になってしまった。温和な性格をしており、戦闘よりも書類仕事や家事の方が優秀な成績を残している。記憶を取り戻し、自分のご主人様の事を思い出した後は、日々ご主人様を探しているという健気な子。

神代よりも古くから存在する世界とも言えぬ領域からやってきた少女。時計塔に住み、時計塔の管理者の護衛を担当しているという鬼族の少女。捉え所のない正確で、ちょっといたずら好きな年相応の女の子。こんな子が護衛を務めるなんて、本当なのでしょうか？時計塔に入ってからは、仕事の都合でほとんど外に出られなかったらしく、今回レムリアに召喚されると、楽しそうにあっちに、こっちに走りまわっている様子。この落ち着きの無さは、どう見ても護衛っぽくない。

神代よりも古くから存在する世界とも言えぬ領域からやってきた少女。長く、紅い髪の毛が特徴的な鬼族の女の子。とある縁で、界域のメンバーと出会い、時計塔に移り住み、管理者の護衛とメイドを担当している。彼女の代名詞とも言える、紅く美しい髪には恐ろしい能力が隠されており、リコリスの思い通りに硬質化する。さらに精密機械の様に、細かな動きで標的を斬り裂く事が可能なのだとか。本人は少し捉え所のない性格ですが、活発で、ちょっと意地が悪い。なので、たまにいたずらをするようです……これさえなければ素晴らしい護衛なのですが……

ファリアで最も神秘的な存在の一つ、黄金鳥。鳳凰の一族と呼ばれる者たちの巫女。黄金の龍族と同様に、ファリアの伝説として文献にて語り継がれている。しかし、黄金の龍族が姿を消したころと同じくして、歴史の表舞台からその姿を確認することはできない存在。文献によると、一度現れれば、周りにある全てのものを焼き尽くすと記されている。そして彼女こそ、その鳳凰の一族の巫女として強大な力を持っているという。だが、目の前に佇む女性はそんな危険な存在には見えず、むしろおっとりしていて無害そうに見える。だが、彼女自身が、文献にある伝説を否定していない。謎の多き鳳凰の一族とは一体何なのだろうか？

ファリアに伝わる、伝説の鳳凰の一族の巫女。世界を浄化する責務を持ち、万物を燃やし尽くす強大な力を持つと言われている存在。文献によると、鳳凰が現れる時、消すことの出来ない猛火によって、全てを燃やし尽くす為、ファリアの民にとっては恐れられていると記されている。しかし、目の前にいる女性はどう見ても恐ろしくないし、むしろ街の片隅で一人大人しく何かを悩んでいる様子。文献と彼女のちぐはぐさは、一体どういうことなのか？何か表には出せない秘密が隠されているのだろうか？

ジャンクパーツから瞬時にメカを創り出す能力を持つメカニック少女。とある組織の幹部戦闘員として所属しているらしく、自作の戦闘マスィーン操り、突貫作戦を行うのが得意らしい。乱暴で加減知らず、彼女の行く先々で大規模な破壊を撒き散らすため、時空警察から犯罪者認定されている指名手配犯。どうやら管理官は、また面倒な人物を召喚したようで、街が廃墟になるのも時間の問題……？

ジャンクパーツから瞬時にメカを創り出す能力を持つメカニック少女。各種メカのメンテナンスや組み立てが得意で、弱冠10歳で難関と言われている機工士免許の試験に合格した天才少女。またそのスピードは驚異的で、少しの時間があればジャンクパーツから様々な機械を制作・改造する事ができる。シュトナが組織した世界征服同盟に所属している幹部戦闘員を自称している。つまり未来の世界ではシュトナが、いよいよ本格的に世界征服の道を歩み始めたということ……？シュトナに育てられたせいか、笑い方がそっくりである。

少女の外見を持つ古代の悪魔族。見た目は十代の少女だが、すでに300年以上も生き続けている女性。とある組織の特殊部隊の医官兼、特殊兵器の研究者として、その知性と頭脳を遺憾なく発揮していた。そんな彼女は尊敬と畏怖を込められ「教授」と呼ばれていたという。魔法と外科手術の治療法はもちろん、彼女だけの特別な医療方法を有しており、戦場での治療はお手の物。さらに、トランクの中に過去の研究成果という謎の黒いモノを飼っていて、並の魔物程度では彼女に傷一つ付けることは出来ない。研究者としての自分の過去をあまり話したがらないので定かではないが、一筋縄ではいかない人物のようだ……

古代の悪魔族の末裔。末裔とはいえ、彼女自身かなりの時を生きているらしく、可愛らしい見た目とは裏腹に、実年齢はかなり高いという。自分の過去について、あまり他人に話したがらない様だが、昔はとある特殊部隊の医官兼、特殊兵器の研究者として秘密組織に所属していた事があるらしい。だが、すでにその部隊はある理由から部隊が解散し、その後彼女自身も組織から逃亡したという。その後は隠居生活を始め、召喚された今では魔物の研究を行うために、トランク片手に遺跡に向かう姿を目撃されている。しかも、捕獲した魔物を街に連れて帰ろうとする非常識さから、管理官から要監視の烙印を押されている。

時空警察に所属する執行官。デスクワークよりも現場を駆け回り、直接犯罪者を逮捕する事を好んでいる叩き上げ。絶対に悪には妥協しない精神を持っているが、それ故に彼の行動原理はかなり偏屈になっているようだ。犯罪者を捕らえるためには手段を選ばず、周囲に迷惑をかける事になってもおかまいなし。同僚にも迷惑をかけていて、逮捕した後の後始末も相棒に任せっきりだとか。そんな周囲に迷惑をかけまくる彼だが、その実力は折り紙付きで、犯罪者の逮捕数は組織内でもトップ。手段を選ばないクレイジーな手法さえ直してくれれば……という声が絶えない。

時空警察からやってきた幹部執行者。組織内でも高位の幹部クラスだが、彼はデスクワークには興味なく、さらに指揮をとるよりも現場で犯罪者を追いかけます方が好みだという。時空警察に入った時から変わりなく、幹部になった今でも新米とともに現場で活躍する一人。経歴だけを聞くと、まともな人間だと勘違いする人が多数だが、彼は犯罪者の捕獲のためには手段を選ばない狂人というのが、組織内での評価らしい。彼自身も、犯罪者たちを逮捕した時の悔しがる顔が見たいがために、この仕事をしていると豪語する。その為、彼は恐怖の代名詞と謳われ、彼の姿を見ただけで犯罪者たちは悲鳴を上げるという。