ストーリー攻略/サブストーリー/桃鬼丸&シシナ編

Last-modified: 2020-10-20 (火) 21:14:10

※ネタバレ注意

このページでは桃鬼丸とシシナに関する、
ゲームプレイ上寄る必要のない、あるいは期間限定でもう見る事が出来ない、
ミッションやダンジョンでの出来事を語り口調で説明します。
色々端折ったり、間違ってたり、意訳したりする部分も有ります。

本編の補足的な立ち位置であるため、
異次元惑星:密林のゲルニア地下編まで話を進めている事が前提となっている内容です。

まだクリアしてない場合は、無理に見ない方が良いでしょう。

拙い文章なので、誰か添削や推敲できるなら頼みます。


主にセントラルベースのミッションで話の断片を見る事が出来ます。


お話

時間軸的に、話は主人公が「異次元惑星:砂雪の惑星デゴ」に旅立っている間から始まる。





「異次元惑星:河童の惑星ゲルニア」にて、一体のロボが目を覚ます。
自分の名を「シシナ」と言う事以外は何も覚えてない、犬耳の生えた女の子ロボだ。

自身の状況に戸惑っていたシシナだが、ゆっくり考えている時間は与えられなかった。
困惑している彼女の前に、悪魔軍がやってきたためだ。

「逃げた記憶装置を発見した。」
その発言からして、シシナも悪魔軍が記憶装置に残ったメモリから作り出した復元体なのだろう。
そして復元した途端、意識も曖昧な状態で逃げてきたと言う事か。


悪魔軍から逃げた、と言う状況だけは把握したシシナは再び逃亡を試みる。
追ってくる悪魔軍を必死に振り切ろうと走り続け、
逃げた先に待っていたのは、

同じく悪魔軍から復元された「桃鬼丸」だった。




桃鬼丸の助けにより河童村にて身を隠す事が出来たシシナ。
助けてくれたお礼にと押しかけ女房ならぬ押しかけ家来となり、
河童村にやってくるモンスターロボを追い払う仕事等を手伝っていた。

このまま平穏な日常であればよかったのだが、

桃鬼丸が主人公より先んじて「異次元惑星:密林のゲルニア地下」の探索に向かっていた時、事件は起きる。
桃鬼丸の留守を狙ってか、河童軍が村に襲撃を仕掛けてきたのだ。


その日もモンスターの撃退のために村を離れていたシシナは、
慌てて村へと戻り、桃鬼丸の代わりだと河童軍を撃退して見せるが。

……代償は大きかった。




異次元のフルビ遺跡にて主人公と合流し、
カッパオフィサーを名乗る、ヘブンズゲートの部品の情報を伝えた桃鬼丸は帰路に付いていたが…。

道中にて、傷を負いながら逃げているシシナを見つける。

更にその奥には、河童軍が迫ってきていた。
カッパオフィサーによって洗脳された12英雄「アルテリス」を従えて。


瞬時に状況を察した桃鬼丸。
慌ててシシナの元に駆け寄り、彼女を守りながらもなんとか河童軍を撃退。

もう安全だと判断し、シシナの損傷部分を見てみるが……。
その傷はひどく、治せるような手段が見つからない。

手の施しようが無かった。




シシナを救う方法は、現状一つのみ。
異次元の桃鬼丸である「天晴・桃鬼丸」の力を借りるしかない。

一旦シシナを河童村に残し、師と仰いだ者の元へとやってきた桃鬼丸。
話を聞いた天晴・桃鬼丸の方にも、何かしら思う所があるようだった。



「方法はある。」
天晴・桃鬼丸が持つ、ヘブンズゲートの部品の力。
その一部をシシナに与える事が出来れば損傷を直すことが出来るはずだと言う。

「だが、これは強大な力。覚悟を見せろ。」
神妙な面持ちのまま、天晴・桃鬼丸は剣を抜き、桃鬼丸へと刃先を向けた。


そう言われ、桃鬼丸もまた剣を抜き、格上である天晴・桃鬼丸へと構える。
剣で語れと言うのなら、理由を聞く暇も謙遜している暇もない。

シシナを救うため、桃鬼丸は臆すことなく、師へと刃を向けた。



剣戟の末、桃鬼丸の意気を見た天晴・桃鬼丸は満足したのだろうか。
剣を納めれば、そのままヘブンズゲートの部品の力の一部、
シシナを救う力を彼に託してくれた。

力を受け取った桃鬼丸は、急いで河童村へと走り出す。
……それを見送る天晴・桃鬼丸の姿がどこか物悲しげだったのは、誰にも気づかれなかった。





帰路を急ぎ、シシナの元へたどり着いた桃鬼丸。

やはりと言うか、河童軍が再度シシナの元へ襲来していたが、
間一髪、誘拐されかけていたのを救出。

そして、命が終わりかけていた彼女に、生きてほしいと言う願いと古代の力を与え……。



彼女は再生……。
いや、再生と呼ぶにはあまりにも力が増した、
新生「シシナ・Cu」となり、その息を吹き返す事となった。





生き返ったことを喜ぶのも柄の間、再度河童軍が襲来してくる。

疲弊した桃鬼丸の代わりに、今度はシシナ・Cuが迎え撃つ。
そこには今回の騒動の黒幕。カッパオフィサーの声が響き渡っていた。

「1000年前。奴から奪い取ったお前とまた会うとはな。」

記憶の無い、シシナ・Cu自身には分からぬことだろう。
だが因縁はどうやらはるか昔らか続いていたようだ。

部隊をけしかけ、弱らし、再びシシナを洗脳しようとするカッパオフィサー。
しかし、ヘブンズゲートの力と同時に洗脳技術に対しての免疫を持つようになったシシナ・Cuには効かなかった。
迫ってくる河童軍も、その新たな力でどんどん押し返す。

「我の洗脳技術を防ぐには、技術そのものを知っていないと……。まさか!」

声を荒げ、洗脳出来ないと知るや否や、
カッパオフィサーはシシナ・Cuを抹殺することに切り替える。





投入されたのは「エレ・アルテリス」。
かつてカッパオフィサーをおじさんと慕っていた少女の、本当の姿……。成れの果てだった。

力を求めて彷徨う彼女。
洗脳され、暴虐に満ちたその心は、どこか無邪気でもあり、シシナ・Cuには残酷な末路にも見えた。

シシナ・Cuが彼女に対してしてあげれることは……。



倒す事のみだった。



「力なんて必要ないよ…。絆があれば…。」

そう呟くシシナ・Cu。
それは打ち倒したエレ・アルテリスに向けてか。
それとも自分に向けてか。



かくして、カッパオフィサーを中心に回る負の輪廻に、再び……。
本人に自覚はなくとも、シシナ・Cuは踏み入る事と相成った。


アクリル決戦拠点編に続く。


要点を言え

  • 「シシナ」河童ゲルニアで目覚める。何故か悪魔軍と河童軍両方から狙われる。
  • 助けてくれた「桃鬼丸」のお供になりました。
  • 河童軍に襲われ損傷した「シシナ」はヘブンズゲートの部品の一部を使って復活「シシナ・Cu」に。
    • そしたらカッパオフィサーの洗脳も効かない。
      • 1000年前は洗脳が効いて。「奴から奪い取った」との事。
  • カッパオフィサーによって洗脳された「アルテリス」がやってきた。
    もはや完全に手駒になってしまっている。