ストーリー攻略/サブストーリー/皇帝フェアライト編

Last-modified: 2020-11-04 (水) 01:45:31

※ネタバレ注意

このページでは皇帝フェアライトに関する、
ゲームプレイ上寄る必要のない、あるいは期間限定でもう見る事が出来ない、
ミッションやダンジョンでの出来事を語り口調で説明します。
色々端折ったり、間違ってたり、意訳したりする部分も有ります。

本編の補足的な立ち位置であるため、
惑星ガスター編まで話を進めている事が前提となっている内容です。

まだクリアしてない場合は、無理に見ない方が良いでしょう。

拙い文章なので、誰か添削や推敲できるなら頼みます。


主に各惑星のミッションと惑星ガスターで話の断片を見る事が出来ます。


お話

時系列的には結構初期にさかのぼる。
惑星ゲルニア編にて「鋼の魔神」からの試練をクリアし、実力が認められた頃だ。

その時、惑星ポイーンにて、アナタに奇妙な指令が出された。
魔術師「ダークサバス」。そう名乗る者から挑戦状が来たのだと言う。

色んな星にて良からぬ噂を持つらしいそのロボが言うには、何やらアナタの実力が知りたいとのこと。
悪魔軍でもないのになぜ戦うのか?と思いつつも、向かってくるのだから相手するしかない。

ポルド基地MC「ダークサバスからの挑戦状」


ダークサバスとの戦闘に、無事に勝利したアナタ。
結局ダークサバスとやらは笑いながら闇に消えていってしまった。
どうやら実力があると判断され、目を付けられたようだが…。




それからしばらくして、次に会ったのは惑星ダスド。
「帝国軍過激派」の「大佐」が、物の見事に悪魔軍三魔将「サタニーゼル」に裏切られた時。

ドコモール基地MC「愚者達の末路」

突然通信に横やりを入れたかと思うと、また何やら意味ありげなセリフを吐いて去って行った。
何かのために、色んな星に顔を出している、と言う噂自体はどうやら本当だったようだ。

一体彼は何者なのか……。その答えはすぐ知る事となる。



次に出会ったのは、惑星ガスター。

ダークサバスは語る。
各地で魔術師を名乗っていたのは仮の姿。
本当の身分は、ガスターにて長い眠りにつき、身を潜めていた「帝国軍」の参謀なのだ、と。

どうやら一人だけ眠らず、情報を収集していたらしく、
ダスドの急な横やりは「帝国軍」を名乗っている奴の末路を見に来たというのが理由だった。


そして、もう仮の身分を名乗る事も無い。
悪魔軍による惑星ガスターへの侵攻により、眠っていた帝国軍が、全員目覚めたためだ。
彼の主人も含めて。



皇帝「フェアライト」。

帝国軍の絶対君主もまた、このタイミングで目覚めたのだと言う。
その力は強大であり、悪魔軍との攻防の際に助けてくれた。

マンヤミ基地MC「アドヴェント・エンパイア」

悪魔軍を追い払うと、フェアライトら帝国軍はにこやかに新生天使軍への同盟を申し出てくれる。
戦闘時に見せてくれたあの戦力があれば、少なくともガスターの安全は約束されるだろう。
新生天使軍は喜んで申し出を受けいる事にした。



こうして、帝国軍と手を組んだ新生天使軍は、
悪魔軍三魔将の一人「ゴライ・ゲイアス」の留守を狙い、
何とか惑星ガスターでの悪魔軍の侵攻を止める事が出来た。
帝国軍過激派「大佐」とも……、
惑星ダスド同様、奴の置き土産にまた苦労することにはなったが、ここで終止符が打てた。


全ては順調に、
アナタの惑星ガスターでの任務は、無事に終わる。





…………だが、何かがおかしい。

惑星ガスターには名所たる山岳がいくつかある。
任務を終えたし、せっかくだから探索しようとしたアナタ。
その行く先々にて、時たま帝国軍兵を見かけるのだが……。

新生天使軍に友好的な立場を示してくれたはずなのに、妙に彼らの物言いには棘がある。
まだ信用していないのはしょうがないにしても、長である皇帝が決めた友軍相手にとる態度ではない。

……そう言えば、ダークサバスは一体何の情報を何のために集めていたのだろう。
それに、どうしてこんな辺境の星に悪魔軍三魔将の一人「ゴライ・ゲイアス」が居たのか。



ふと気になり、何かないかと探索を続けると、
「インドラタワー」なる建築物がガスターにはあるのだと言う事を知る。
向かって見ると、そこにも帝国軍兵がおり、
「登れるものなら登ってみろ」と、やはり妙に挑戦的だ。



言われた通り、インドラタワーに挑戦してみるアナタ。

道中立ちふさがるは、ダークサバスら帝国軍兵。
特にダークサバス本人はアナタを待っていたかのような振る舞いで。

どうやらここは帝国軍の根城のようだ。


どうして友軍の自分を攻撃するのか……。
違和感が増し続けながらも登頂を続け、それを越えた先。

最上階には皇帝フェアライトが鎮座していた。
不敵な笑みを浮かべながら。





……そう、最初から誤魔化す事も、
嘘をつく事すら、彼らはするつもりが無かっただけだったのだ。



「平和の使者ごっこ」。
それが皇帝フェアライトの新生天使軍の評価だった。
友好的だったのではなく、歯牙にも掛けない脆弱な存在であり、適当に相手して置けばいい。そういう扱いだったのだ。

いずれは、新生天使軍も悪魔軍も出し抜いて、
帝国こそがこの宇宙を支配し、永遠の命を手に入れた自分がその頂点に君臨するのだと言う。


分かっていた事ではある。
これは全宇宙を巻き込んだ大戦争。
そんな大規模な戦場に、新生天使軍と悪魔軍の2つの陣営しか存在しないわけが無い。

……新生天使軍の「敵」は悪魔軍だけではないのだ。



もはや、包み隠さずに己の欲をさらけ出すフェアライト。
この惑星ガスターのミッションで見せていた、あの威厳さ、尊大さは、消え失せていた。

天使軍に協力をしたのも、惑星ガスターを再び己が拠点にするため。
この地で、この時代で平和に暮らしている、ガスターの民達を奴隷にするため。

かつては英雄として称えられたはずが、
今は命と権力に執着した邪悪な王がそこに居る。

それに異を唱えるどころか、己の利益を求め集ってしまった兵士たち。
それが「帝国軍」の正体だった。





今ここで。
インドラタワーの頂で。
皇帝フェアライトの野望は止めなければならない。

奴が例え、巨躯を操り、強大な力を振りかざし、無限の再生能力を持っていようとも。
無謀な戦いであろうとも。



だが勝機はすぐにやってくる。
ダークサバスが突如裏切り、フェアライトの無限の再生能力をその命をもってして止めたのだ。

彼が情報を集めていたのは帝国軍のためでも、ましてやフェアライトのためでもなかった。
奴を……老害たる皇帝フェアライトを倒せるだけの英雄を探していた。それが事実だった。



惑星ポイーンのあの時からすでに、白羽の矢はアナタに刺さっていたのだ。



参謀たるダークサバスの裏切りにより巨体ごと沈むフェアライト。
同時にダークサバスも息絶える事となった。

永い眠りにつき、悪魔軍も旧天使軍も居なくなった後で、
全宇宙の支配を目論む壮大な計画立てていた帝国軍は、
何ともあっけなく、終焉を迎えたのだった。





それにしても、ダークサバスは一体何を理由に、突然手のひらを返したのか。

内なる正義感に燃えたのか。
あるいは帝国軍を乗っ取るつもりでもあったのか。

全ては謎のまま、アナタは惑星ガスターを後にした。

のちに待つ、因縁を引き連れて。




異次元世界:砂雪の惑星デゴ編に続く。


長い、3行で

  • 帝国は実は敵対組織
  • 皇帝とバトル中にダークサバスが突然裏切った
  • 皇帝とダークサバス。両者ともに死亡確認!次回へ続く!