・イオ系呪文
概要
すさまじい爆発で 自分の周りの 敵を攻撃
DQ伝統の【イオ系】上級呪文。
過去シリーズでは敵全体に大ダメージを与える呪文としてお馴染み。2当時は最強の呪文でムーンブルクの王女の必殺技とも呼べる呪文であり、DQ3以降イオ系に分類されると単体の【メラゾーマ】に次ぐ高威力を全体に与えるという、魔法使いの切り札とも呼べる呪文となる。
バラモスなど、ボス格のモンスターが使う呪文としても有名であり、ドラクエの中でもファンの多く「爆発の呪文といえばコレ」という、高い知名度を持つ。
近作になり最上級呪文の座を【イオグランデ】に明け渡したものの、未だにファンの間では根深い名称となっている。
本作ではLv70近くになり、ようやく修得できる呪文として存在。
自身の周囲に陣を描き出し、光芒が噴出するとともに光が炸裂するという派手なエフェクトとなっている。
【アストルティア拾遺譚】2024では「特技はイオナズン」のネタが使用された。
詳細
プレイヤー版
【魔法使い】がLv68で、【賢者】がLv69で習得可能。
消費MP23、範囲7m。ダメージ上限4999(限界突破時8999)。
基本ダメージは100±6。
【こうげき魔力】が201以上になると攻撃魔力1につきダメージが約0.44上昇し、攻撃魔力999で454±6ダメージとなる。
攻撃魔力1000以上では攻撃魔力が4増えるにつれてダメージが1上昇し、攻撃魔力1999でダメージが最大の704±6になる。
ダメージ計算式は次の通り。
攻撃魔力201~999:(攻撃魔力-200)×354/799+100±6
攻撃魔力1000~1999:(攻撃魔力-999)/4+454±6
(※小数点以下切り捨て)
仲間モンスター版
【ベビーサタン】が【こあくマジック】25Pで、【フォンデュ】や他の仲間モンスターは【イオの心得】32Pで習得可能。
Ver.7.1までのプレイヤー版と攻撃魔力キャップを除いて同性能で、威力やダメージ上限が低い。
ダメージ上限2999(限界突破時4999)。
基本ダメージは100±6。
攻撃魔力が201以上になると攻撃魔力1につきダメージが約0.26上昇し、攻撃魔力999で304±6ダメージとなる。
攻撃魔力1000以上では攻撃魔力が4増えるにつれてダメージが1上昇し、攻撃魔力1999でダメージが最大の554±6になる。
ダメージ計算式は次の通り。
攻撃魔力201~999:(攻撃魔力-200)×204/799+100±6
攻撃魔力1000~1999:(攻撃魔力-999)/4+304±6
(※小数点以下切り捨て)
変遷
Ver.2.0以前
Ver.1.4でレベル70まで上げられるようになり習得できるように。しかし他の上級呪文の例に漏れず、修得直後ではこうげき魔力の関係から十分な威力を発揮することができなかった。
28にもなる莫大な消費MPと、その詠唱時間も長大であるため、【早詠みの杖】の事前使用や消費しない率のついた錬金品をつける必要があるなど、実用に際してそれなりの事前準備が必要となってしまう。
【サポックス】の際にLv68以上のサポ魔法使いが【ガンガンいこうぜ】だと、積極的に使ってしまいすぐに息切れしてしまいかえって効率が悪くなる。
【ミラクルゾーン】中や【神の息吹】による詠唱強化がなされている場合など、特殊な状況下でなければ用途に難のある呪文なので、気をつけて使っていきたい。
Ver.2.1前期
消費MPが28から23に引き下げられ従来よりは撃ちやすくなったものの、いまだイオラの倍以上のMPであることに変わりはないため、相手HP等の見極めが肝心である。
Ver.5.1
威力が上昇し、攻撃魔力キャップが1500に引き上げられた。
Ver.7.2
プレイヤー版のものが大幅強化。
攻撃魔力999までの威力増加量が増え、攻撃魔力999以上でこれまでより150ダメージ多く出せるようになった。
また、攻撃魔力のキャップが1500→1999に、ダメージ上限が2999(限界突破時4999)→4999(限界突破時8999)に上がった。
この強化により【ドルモーア】と威力が逆転。敵に近づくリスクを考えると安易に使用できない点を踏まえた措置だろうか。
また、魔法使いの場合は以前と同様に範囲攻撃の【マヒャド】にダメージや硬直時間などで劣っているため出番は少ない。
仲間モンスター版は攻撃魔力のキャップのみの強化にとどまった。