【イオマータ】

Last-modified: 2025-11-28 (金) 14:30:03

イオ系呪文

【イオ】-【イオラ】-【イオナズン】-【イオグランデ】-【イオマータ】

【さとり】

【いやしの雨】-【魔導の書】-【しんぴのさとり】-【零の洗礼】-【イオグランデ】-【むげんのさとり】-【ドルマドン】-【きせきの雨】-【イオマータ】

概要

小さな爆発を
無数に発生させて
敵を選ばず攻撃

【イオ系】連続攻撃呪文。対象およびその周囲の敵へランダムに8回、光属性の呪文攻撃を行う。

プレイヤーサイド

賢者がさとり【200スキル】で習得できる。
仲間モンスターは【フォンデュ】【イオの極意II】【ベビーサタン】【あくまでおとなII】の50ptで習得。【マジカルハット】のフリーバッジでも習得できる。

プレイヤー版

射程15m、範囲8m、消費MP30、詠唱3秒。
ダメージ上限は2999(限界突破時3999)。
CTはIが120秒(開幕75秒)、IIが90秒(開幕50秒)。
攻撃魔力キャップは1999。
 
一撃あたりの基本ダメージは80±6。
【こうげき魔力】が601以上になるとそれに比例してダメージが上昇し、攻撃魔力999で115±6ダメージとなる。
攻撃魔力1000以上では攻撃魔力が24増えるにつれてダメージが1上昇し、攻撃魔力1983で最大の156±6になる。
 
ダメージ計算式は次の通り。

攻撃魔力601~999:(攻撃魔力-600)×35/399+80±6
攻撃魔力1000~1999:(攻撃魔力-999)/24+115±6
(※小数点以下切り捨て)

呪文暴走は1ヒットごと個別に判定される。
 
他のイオ系と異なり接近する必要が無いのがポイントで、【ドルモーア】【ドルマドン】で遠隔攻撃する合間に撃てる。総ダメージではドルマドンを凌ぐ威力になるので、単体戦なら単純にCT呪文がもう一つ増えたような形になる。
連続攻撃という性質上、テンションとは相性が悪い代わりに【マーシャルピアス】や職業【180スキル】の呪文ダメージ+、【邪教司祭の勲章】や風宝珠「奇跡の会心攻撃」の会心・暴走ダメージ+といった一段毎に固定値のダメージを上乗せする効果と相性が良い。
全て最高値かつ全段暴走という条件では、1段につきマーシャルピアス35+職業スキル20+邪教司祭の勲章85+奇跡の会心攻撃30=170、8段で計1360もの上乗せがされる。
両手杖の【セーラスワンド】には会心・暴走ダメージ+100の効果が付いているため、こちらを装備すればさらに800ダメージ増やすことができる。
 
そこまで特化しなくても【超暴走魔法陣】【げきりんのさとり】や扇のパッシブスキルで確定暴走状態になってから撃てば一発辺り400程度、計3200程度と、装備を闇属性に特化していてもドルマドンにも負けない威力を出せる。
ダメージブーストが重なった際にもダメージキャップに届くことはまずないため、【パーティ同盟】においてはドルマドンと合わせて魔法使いを凌駕する火力を見せる場合もある。
反面、一発ごとの威力は低いのでヒット数がバラけるほどダメージ効率が落ち、CTも他の呪文の1.5倍ほどもあるので、なるべくダメージボーナスが重なり、かつ一体にフルヒットさせられる状況で使いたいところ。
また、暴走は1ヒット毎に判定される性質上、超暴走魔法陣を併用する場合きようさが確定暴走ラインを少しでも下回っただけで1~2発暴走しない事がありダメージが大幅に落ちるので、なるべく確定暴走ラインには乗せておきたい。
装備やステータスの向上によって賢者だけでできるデバフで、呪文耐性低下2段階と霊脈魔法陣を敷いて暴走させれば計約18000以上とドルマドンを軽く超えてくる。
霊脈魔法陣の効果時間延長による使い勝手の向上と覚醒の鬼(神)石での戦神のベルトの両刀型を作りやすくなったのも追い風になっている。

仲間モンスター版

プレイヤー版のものより若干威力が低い。それ以外は同じ。
CTはIIと同じ90秒(開幕50秒)。
 
一撃あたりの基本ダメージは80±6。
攻撃魔力が601以上になるとそれに比例してダメージが上昇し、攻撃魔力999で110±6ダメージとなる。
攻撃魔力1000以上では攻撃魔力が24増えるにつれてダメージが1上昇し、攻撃魔力1983で最大の151±6になる。
 
ダメージ計算式は次の通り。

攻撃魔力601~999:(攻撃魔力-600)×30/399+80±6
攻撃魔力1000~1999:(攻撃魔力-999)/24+110±6
(※小数点以下切り捨て)

【フォンデュ】なら大量のイオ系の強化に加え暴走時ダメージ増加のパッシブもあるため、使うタイミングが確定暴走や耐性低下のデバフとうまく合わされば強烈なダメージが出る。
バトルロードならバッジで更に強化した上でダメージ増加要素を追加すればカンストの31992ダメージも簡単に狙える。

ユーライザ版

【ユーライザ】の得意魔法でもあるらしく、Ver.6.1以降の【NPC戦闘員】時に唱える。
 
【異界アスタルジア】においても、彼女のスキルライン【導きの天使】45Pのスキルとして習得可能。
アスタルジアのユーライザ版は【エステラ】の使う【神速メラガイアー】と同じように特別仕様で、CTが35秒に設定されているほか、基礎ダメージも増加している。ただしダメージ上限はプレイヤー版と同じ2999。
ただし、実装当初のVer.7.3.0ではAIに不具合があり、CTが溜まっていても通常攻撃を優先してこちらを使わないことがある。
武器が両手剣で通常呪文が範囲呪文のイオナズンなこともあり上手く使うのは難しかったが、スキル上限解放すれば開戦時に魔力覚醒やイオ系のダメージ増加を覚えられるため使いやすくなる。

変遷

Ver.5.2

賢者の【200スキル】として実装。

Ver.6.5後期

フォンデュとベビーサタンが念願の習得。

バトルロードは【レイジバルス】の虹バッジを装備することで1ヒットあたりのダメージ上限が9999→19999となり、8回ヒットするためダメージ上限は脅威の15万9992。実際にこのダメージを出すことは不可能であるが、フォンデュなら強化された【ラクレットキャノン】や周りのサポートがあれば4万ダメージくらいまでなら狙える範囲?
…が、なんとバトルロードではCTが240秒【神速メラガイアー】などのさらに倍というとんでもない長さになってしまう。バッジ枠を使わず習得できる点が危険視されたのかもしれないが、ともかく1戦闘中に複数回狙うのは厳しいだろう。

Ver.7.0

流石に長すぎたためか、バトルロードでも通常と同じ90秒に短縮された。

Ver.7.2

攻撃魔力キャップが1500→1999に上昇。
またプレイヤー版のものの攻撃魔力999までのダメージ増加量が上がり、999以上で1発あたり5、8発合計で40多く与えられるようになった。
 
その代わりにダメージ上限がモンスターのもの含め9999から2999(呪文ダメージ限界突破時は19999から3999)に減らされた。
これは同Ver.の暴走時のダメージアップと合わせると7.1までの上限ではイオマータだけが強くなりすぎてしまうからという事。
 
一見弱体化ではあるが、本Ver.で設定された上限に到達、あるいは突破しえた状況と言えばバトルロードを除けばフォースブレイクや防衛軍の猛攻の書等のバフ、デバフが大量に重なるような場面のみだった。
そういった状況でもなければ本Ver.での強化があってもまず上限に到達しないので普段ならばむしろ強化、防衛軍のような状況が重なる場面では弱体化となる。
総じて、強化となるか、弱体化となるかはコンテンツ次第と言える。
なお、現状の設定でダメージカンストしたとすると、総ダメージは2999×8=23992。限界突破メラガイアーやドガンタロスのカンストを優に超えてくるのだ。
これでダメージ限界が以前のままだったらもはやぶっ壊れてしまうので、ダメージ限界設定は仕方ないと言える。
 
しかしながら、現状でも賢者が自前でできる呪文耐性低下と【霊脈魔法陣】に加え、【超暴走魔法陣】で全て暴走させると1発辺りのダメージは2000を超え、呪文ダメージ限界突破時の単発最上級呪文のカンストダメージに迫る総ダメージが出る為、火力としては十分すぎるぐらいに高い。

敵サイド

基本的な性能はプレイヤーサイドと同じ。【ベリアルオリジン】【ムドー】【花の祠の守護者】【邪神ヤファギル封】 【凶禍のフラウソン】 【燦滅のノクゼリア】などが使用。
Ver.5.3で敵側に解禁された瞬間、それ以降の敵のイオ系攻撃手段の主力が一気にこれに切り替わったあたり、敵としても簡単に避けられて大した脅威にならない既存イオ系呪文は扱いにくかったことがうかがえる。
ベリアルオリジンはHPが50%以下になってから使用。ダメージは1発あたり400~500程度とかなり高い。【怒り】時は暴走することもあるため、PTがそのまま半壊する危険性もある。
ムドーはHPが60%以下になってから使用。1発あたりのダメージは175~205程度(Ver.5.5後期までは200~250程度)。
花の祠の守護者はHPが50%以下になってから使用。1発あたりのダメージは250程度。
邪神ヤファギル封は怪鳥の姿に変化したときに使用。1発あたりのダメージは100~120程度。

【スライムレース】

Ver.5.5後期より、スライムナイト種の専用技として登場。
実装当初は消費MP5だったが、Ver.6.5後期のバランス調整により6に上げられた。
 
自分以外のスライムに短時間【休み】にする呪文攻撃を2回行う。要するに2連イオラ。
MPコストが重いものの、2回攻撃によって「1回だけ攻撃を防ぐ技」を貫通できるのが強み。ただし、回数ではなく「一定時間防ぐ技」は貫通できない。
また、呪文である以上マホカンタには跳ね返される。マホターンの場合は1発目は跳ね返されるが2発目は当たるので、結果として相討ちになる。

余談

DQMJ3で初登場した「○○マータ」と名の付く攻撃呪文、通称「マータ系」の一つ。
ナンバリングでは本作にイオマータが実装されたのが一番乗りであり、Ver.7.0配信時点ではこれが唯一でもある。
本作とDQMJ3以外では、いくつかのスマートフォンゲーム類にも呪文系スキルのバリエーションとしてマータ系やその更なる派生呪文などが登場している。
ちなみに、本作では未登場だが【デイナマータ】【ベタナマータ】など末尾が「子音がアになった系統名+マータ」のマータ系呪文が存在することから、マータの由来は「数多」という説がある。
 
連続爆撃を放つ光系・賢者系高位魔法という華やかな設定のためか、イベントムービーでもNPCの決め技としてこれらしき術が使われることがある。
【勇者復活】では【賢者ルシェンダ】が戦闘に用い、【暴かれし相貌】ではユーライザが障害物の爆破を試みていた(結果的には失敗に終わったが)。