・デイン系呪文
概要
周囲を巻き込む 想像を絶する雷が 敵にふりそそぐ
【デイン系】最上級呪文。消費MP27(当初は54)。
流星の如く雷の弾が降り注ぎ、広範囲の爆発を巻き起こすド派手なエフェクトと共に、対象周囲に雷属性呪文ダメージを与える。
プレイヤーや仲間モンスターは基本的に使用できず、敵サイドと一部NPC限定の呪文となっている。
敵の使用者は【魔勇者アンルシア】、【獣魔将ガルレイ】、【大魔王マデサゴーラ】、【やまたのおろち】(試練の門)など。
例によって、敵により基礎ダメージや詠唱時間は異なるが、特別扱いされがちなデイン系の最上級だけあり、特に短詠唱・高威力に設定されていることが多い。
威力が弱めの使用者でも無耐性でおよそ250~350ダメージは与えてくるが、高位の術者が使うものはさらに強力。
魔勇者は時折暴走する事があり、400近いダメージを被ることもある。【闇のころも】を併用した時の威力は凶悪の一言。
マデサゴーラに至っては素で500近いダメージを被る。やまたのおろちは更に高く600ダメージ、しかも【ドラゴンビート】や【ブレイクブレス】でダメージを増やしてくるので非常に危険。
また、詠唱の短さゆえに、メッセージを見て離れようとしても周囲の味方を巻き込みやすく、1発で壊滅状態になってしまうことも少なくない。
必要であれば【ビーナスのなみだ】や【風雷のいんろう】で雷耐性を上げたり呪文耐性を高めておくといい。
【マホトーン】が効く相手ならば使用自体を防ぐことも可能。さらにこちらが【マホカンタ】などを使用していると警戒して使って来ない敵もいる。
一方雑魚ではVer.2シリーズまで【ネクロバルサ】が唯一の使用者であったが、その後【スライムボーグ】、【まじんブドゥ】、【ファラリスブル】が追加され、フィールドでこの呪文を目にする機会も増えた。
初期の特訓解放クエストでネクロバルサと戦い、この呪文を使われて絶望を味わった人も多いだろう。
今作ではネクロバルサは神からジゴデインを盗んだ英雄という設定があるのに加え、魔勇者アンルシアがこれを使って以来ストーリーの強敵がこぞって使うので、魔族が使う呪文というイメージになっている。
勇者専用のイメージが強いデイン系だが、一応過去作でもデイン系を使う勇者ではない者がいる。
Verが進むと下位であるはずのギガデインの方がダメージが高く設定されている使い手も現れるようになってきた。
ちなみにこの呪文は実はDQMJが初出でナンバリングタイトルに登場するのはこれが初。
あちらでは敵1体に攻撃で範囲攻撃ではなく、そもそもあちらのデイン系は雷ではなく神聖な光で浄化して攻撃するという設定になっている等、根本からして別物になっている。
Ver.2.3
【新たなる辛党? お菓子の国の悲劇!】でミイラ男の衣装を着ていると使える。期間限定ながらプレイヤーサイドが使えるようになった。
消費MP27、CT60秒。テンションバーン+におうだちでテンションアップも乗せれば1000以上のダメージを叩き出すことも可能だが、におうだちの使いどころが難しいので、CTが溜まったら即使うだけでも問題はない。
Ver.3.0
スライムボーグなど複数で連発してくる雑魚敵が登場。一方【精霊王のクロークセット】が登場しジゴデインのダメージを大幅に軽減できるように。これからレンダーシア編を開始する人にとっては、【難易度選択】強モードでも有利にボス戦を進められるようになった。
Ver.5.3
【心層の迷宮】の「悔恨の園」初回クリア時に【勇者姫アンルシア】が習得。ついに味方側の使用者が登場した。
消費MPは27で、CTは65秒(開幕10秒)。
対象範囲に660~740程度のダメージで、攻撃魔力が860以上になるとダメージが増え最終的に1020~1100程度になる。ここから【真理】スキルや【超越】スキルにある「デインの心得」で最大75%の威力の上乗せができる。
魔力覚醒状態も乗るとダメージは2000を超え、更に勇者の覚醒状態なら魔力覚醒と合わせて3000以上のダメージを見込めるため、バイキルト込みの通常攻撃や雷刃を大きく上回る。但し開幕CTの関係で、開戦勇者の覚醒していない場合はほぼ覚醒は乗らない。以降も行動時の覚醒が発動しなければ非覚醒で唱える事が多い。
なお、これに合わせて敵側も消費MPが27になったため、MPが有限の場合はMP切れには従来の倍の回数が必要になるので注意。