【占い師】

Last-modified: 2024-04-10 (水) 17:18:03

職業

【戦士】-【僧侶】-【魔法使い】-【武闘家】-【盗賊】-【旅芸人】

-【バトルマスター】-【パラディン】-【魔法戦士】-【レンジャー】-【賢者】

-【スーパースター】-【まもの使い】-【どうぐ使い】-【踊り子】-【占い師】

-【天地雷鳴士】-【遊び人】-【デスマスター】-【魔剣士】-【海賊】

マスタークラス

-【ガーディアン】-【竜術士】

概要

モンスタータロットを駆使して戦う
ミステリアスな運命の導き手。
片手剣・棍・ムチ・弓を装備可。

取得スキル

解説

Ver.3.0のOPやPVに登場し、【踊り子】と並ぶVer.3の目玉とされ、Ver.3.3後期に新職業として実装された。
過去のナンバリング作品ではDQ4における【占い師ミネア】職業として初登場したものの、それっきり長らく忘れられた存在だった。彼女もさぞ喜んでいることだろう。
DQ4には転職システムが存在しなかったので、転職可能な職業としての登場は今作が初となる。
ちなみにDQ10内で言えば、追加職業で【棍スキル】を持つのもこれが初めてだったりする。
 
肩書きこそミネアと同じではあるが、実質的に僧侶と変わらない役割だった彼女とは全く異なる、独自の戦い方をする職である。
最大の特徴は、戦闘中に使用可能なオリジナルコマンド【タロット】
手持ちの【モンスタータロット】を組み合わせて20枚のデッキを構築し、戦闘ではその中から抽選された4枚の手札から1枚を選んで使用する。
次のターンには手札が4枚になるように山札から補充される(山札を使い切ると、使用済みのカードで新たな山札が作られる)。
例えるならTCG(トレーディングカードゲーム)のシステムをDQ10の戦闘に組み込んだものといえる。
TCGに慣れた人ならすぐ理解できるだろうし、そうでない人でも弱めのモンスターを相手に何度か練習すればコツをつかめるだろう。
もちろん手札に配られるタロットはデッキの中からランダムで選ばれるため、肝心な時に使いたいタロットがない場合も多い。
しかし最終的には運頼みになるものの、ある程度はデッキの構成次第でコントロールできる。
【タロット屋バビロ】の言葉「知恵と工夫で運命を従える」は、まさにこの事を指していると言える。
 
カード収集・合成とデッキ構築という今までに無い育成システムを持ち、戦う相手やパーティ構成に合わせてデッキを調整しなければポテンシャルを十分発揮できないという非常に癖の強い職業。
しかも【ちから】は後衛職相応の低さで、タロット抜きではまず戦力にならない。
その反面、範囲蘇生や広範囲属性攻撃+状態異常付与など、タロットのアルカナ効果の性能は他職の特技の上位互換とも言えるほど高く、ラインナップも攻撃・回復・強化・弱体と豊富。デッキ構築さえしっかりすれば攻撃役にも補助役にも回ることができ、サブヒーラー程度に回復もこなせる。
さらにモンスター効果によっては、基礎パラメーターを伸ばしたり射程や範囲を延ばしたり手札を制御したりと、占い師自体の性能を自在にカスタマイズできる。前述のちからの低さですらも、補強に特化すれば中衛職並みにまで引き上げることが可能。
総じてタロットによるカスタマイズ性の高さこそが、占い師最大の特色であり、強みであり、またハードルを上げてしまっている元凶であるとも言えるだろう。
使い手の知識と事前準備が何より問われる上級者向けの職だが、その分幅広い可能性を秘めた強力な職でもあるのだ。
なお、回復・蘇生手段を持つため【オートマッチング】においては準回復役に割り振られている。オートマッチングを利用する際は【太陽のタロット】【審判のタロット】等を入れたデッキを用意しておきたい。
Ver.6.5前期に準回復役から攻撃役に変更された。
 
一方この特殊な特性のせいで、職業で唯一【サポート仲間】として【酒場】に登録できないという制約もあった。
Ver.6.5後期より可能となったが、タロットデッキは登録できず、タロットによるパラメータアップなどの恩恵も受けることができない。
サポートの占い師がタロットやタロット関連の特技、必殺技を使うこともない。
デッキ構築によって戦い方が変わる関係上、AIでの制御やスキルの取得に制限のかかるコンテンツと相性が悪く、将来的にもこの仕様を変えていくことは難しいと思われる。
あくまで【酒場スタッフ】に雇ってもらうことでサポート経験値を取得できるようにするための対応で、実用面は度外視されているようだ。
 
装備できる防具はローブ系が中心。モンスタータロットには【こうげき魔力】【かいふく魔力】の影響を受けるものが多いので、その助けとなってくれる。
一方、武器については魔力補正付きがバージョンアップとともに増加し、Ver.6.0現在は4武器種全てに追加されたものの、低レベル帯では全く存在しない。特に職業実装当初は【スライムウィップ】のみという状況だった。
レベルが充分に上がるまでは魔力不足に悩まされる場面もあるかもしれない。Ver.4以降の追加職業と異なり占い師はレベル1からのスタートとなることも足かせとなっている。
せめて両手杖を扱うことができれば、と思わなくもないが、それはそれで猫も杓子も両手杖という状況が容易に予想できるので、やはり現状がベストなのだろう。
 
ちなみに光の宝珠で占い師に関わる宝珠は「果てなき魅惑の水晶球」と「ゾディアックコードの閃き」の2種類しかない。
主な行動手段であるタロットには宝珠が無いことと他の特技が状態異常付与ともバフとも違う独自の仕様を持ったものばかりなために宝珠を作りづらいからと思われる。
その分現存する2種の宝珠は重要性が非常に高いものが揃っている。
 
必殺技は【ゾディアックコード】【ワイルドカード】
前者は手持ちの4枚のタロット全てにオーラを宿らせ、更に40秒間タロット消費時の行動間隔を0にする。後者は30秒間タロットを消費しなくなる。
なお、前回の踊り子の必殺宝珠による必殺技名のネタバレ問題で反省したのか、占い師実装時点では必殺宝珠も実装されなかった。

所持スキル考察

占い師の運用方針としては、攻撃魔力依存の属性タロットを中心にデッキ構築する「魔法型」と、強化系タロットと【戦車のタロット】を中心にデッキ構築して武器スキルの特技も織り交ぜる「物理型」の2種類が代表的。
前者は攻撃タロットがデッキを占める割合が高くなることからアタッカー職としての性質が強くなり、後者は補助をメインにたまに攻撃も行う中衛補助職としての性質が強くなる。また、両方の攻撃タロットを併用した両刀も可能。
魔法型の場合は魔力・耐久力への補正や特殊効果、補助特技を優先して武器を選ぶことができるが、両刀型や物理型なら物理攻撃性能も重視する必要がある。
武器スキルについては、Ver.6.1の更新で全て独自スキルラインへと変更された。武器により伸びる【パラメータ】やパッシブ効果が変わるため、使用タロットデッキに合わせた武器の選択が重要となる。
 

  • 【うらない】
    タロットを補助するスキルが目白押し。攻撃系・回復系タロットの威力を上げたり、デッキの回転を速めたり、特定のタロットを手札に呼び寄せたり。
    全職業共通のパッシブとしては、最大HPとMPが10上がり、地中ゴーグル・オカルトメガネが無くても隠れた敵が見える能力が身につく。
     
  • 【片手剣スキル】
    こうげき魔力とかいふく魔力を共に伸ばせる、バランスに秀でたスキル。
    「装備時チャージ時間短縮-10秒」「行動間隔わずかに短縮」も汎用性が高く、あらゆる場面で使っていくことができる。
    しかし裏を返せば、他の武器スキルに比べて尖った個性を持たないということでもある。【不死鳥天舞】で会心率を上げることもできるが、それだけでは他の武器スキルに対抗するには心許ない。
    むしろ注目すべきは、占い師が装備できる唯一の片手武器系統だという点だろう。【盾スキル】を併用できる上に武器ガードも可能なので生存能力が最も高く、死と隣り合わせの高難易度戦闘でその真価を発揮する。デッキには是非とも【運命のタロット】【審判のタロット】を多めに入れておこう。
    その他、スキルのチャージタイム短縮効果と皇帝のオーラを合わせることで、リセットベールをCT無しで使用、宝珠込みの魅惑の水晶球を効果切れから7秒で更新する事が出来る。【超はやぶさ斬り】【ギガブレイク】も回せるため会心率は高めにしたい。
     
  • 【棍スキル】
    こうげき魔力が大きく伸びる上、「攻撃タロットの威力アップ」まで備えた、攻撃特化型のスキル。
    威力アップの効果は50%なので、うらないスキルのみの最大450%から500%になり、単純計算で約1.112倍の威力増となる。
    また装備できる武器で最高の攻撃力を誇るので、【戦車のタロット】にも高い適性を誇る。
    中でもこのスキルの目玉と呼べるのは、専用特技【占技・天輪殺】だろう。従来の【奥義・棍閃殺】の効果に加え、【魅惑の水晶球】をも自分に付与でき、更に火力を上げることが可能。
    もちろん従来の【水流のかまえ】【天地のかまえ】を用いることで、片手剣&盾とは違う方向での守備的な活用もできる。
    ただし状態異常付与効果を強化する能力まではさすがに持たないので、旧来のムチスキルに慣れていると、【○属性耐性低下】付与が思うようにいかずイライラするかもしれない。
    また占技・天輪殺を使用する際には、後衛職である占い師がのこのこ前線に出て行く必要がある。状況によっては無用なピンチを招く可能性もあるため、使いどころを見極めよう。
     
  • 【ムチスキル】
    本作初の設置型スキルの強化パッシブである「【月のタロット】【星のタロット】の成功率アップ・持続時間延長」を持つ状態異常特化型の武器スキル。
    もちろん、従来のムチ180スキルによる【状態異常成功率アップ】も有するため、【隠者のタロット】【塔のタロット】【死神のタロット】による耐性低下や呪いの成功率も強化可能。
    スキルによるこうげき魔力上昇効果は持たないものの、高レベルのムチはこうげき魔力も高く、属性攻撃タロットによる火力担当にも適性を持つ。
    物理・属性や単体・範囲を問わず純火力でゴリ押す棍に対し、こちらは状態異常や範囲属性攻撃を駆使して集団を制圧することに長ける搦め手型アタッカーと言えるだろう。
    他職のムチスキルにもある【しばり打ち】【スパークショット】なども当然使用できるので、扱うことのできる状態異常の種類はかなり幅広い。相手によって使い分けていこう。ただし【らせん打ち】は160以上のスキルにセットしないと使用できないので要注意。
    なお、【状態変化耐性低下】【守備力低下】【攻撃力低下】の追加効果を与えるパッシブスキルも持つが、【攻撃時○%で××】の性質上武器スキルにしか適用されないため、【双竜打ち】メインで戦うのでなければテンション消費目的のCT技や上記の状態異常技を使った際に発動すればラッキー程度に捉えておくべきだろう。特に2段判定のスパークショットはかなり使いやすくなる。
     
  • 【弓スキル】
    かいふく魔力が大きく伸びる上、「回復タロット効果量アップ」まで備えた、回復特化型のスキル。
    【天使の矢】も特別仕様としてMP回復量が増えており、元来MPはほとんど減らないとはいえ更に継戦能力が伸びている。
    ただし占い師の回復能力そのものに関する短所として、HPを直接的に回復する【女教皇のタロット】【太陽のタロット】は合計でも8枚しかデッキに入れられない。
    手札制御の特技や【ピンクボンボン】【スウィートバッグ】の効果を駆使したとしても、メインヒーラー役を務めることは難しいだろう。
    回復量アップの効果も+25%なので、回復力がそこまで上がるわけでもない。
    しかし、回復を抜きにしても、弓の特技は占い師と相性が良く、【マジックアロー】【弓聖の守り星】【ロストスナイプ】で補助役としての対応力を高められる。
    また、攻撃面では塔のタロットから【ダークネスショット】に繋ぎ、ダークネスショットから【シャイニングボウ】【サンライトアロー】だけでなく【正義のタロット】にも繋ぐといった属性攻撃コンボが可能。
    メインの回復役は他職に任せて自分はサブヒーラーとして、あるいは回復を切り捨てて遠距離戦特化の補助役やサブアタッカーとして柔軟に立ち回るのがよいだろう。
     
Ver.6.0までの武器スキル考察

どの武器を使ってもそれぞれ利点があり、占い師にとってこれがベストと言う武器は無い。
身も蓋も無い事を言えば、タロットデッキさえしっかりしていればどの武器を使っても水準以上の活躍は可能。
占い師は一度に複数種の武器を使い分ける必要があまりない職のため、固有スキルとメインで使う武器1~2種に全振りする形が基本になるだろう。
 

  • 【片手剣スキル】
    占い師が装備できる唯一の片手武器系統。【盾スキル】を併用できる上に武器ガードも可能で、生存力においては最も優れる。
    魔法型の場合、武器スキルの特技はほぼ無駄になるが、耐え伸びてタロットを撃ち続けることが本分となるためあまり気にする必要はないだろう。
    ただし、攻撃タロットにも会心は存在するため、【不死鳥天舞】で会心率を上げるのも悪くない(タロットは会心率に1/2の補正がかかり、複数の敵を巻き込むとさらに悪化するため過信は禁物だが)。
    物理型の場合は、両手武器と比べて武器攻撃力が大きく劣るものの、不死鳥天舞+盾スキルと自己バフが豊富な点で戦車のタロットとのシナジーがあるためうまく活用して埋め合わせたい。
    占い師と相性のよい武器は、基礎効果でHP・武器ガード率・会心率が付くもの全般、属性タロットの追加効果成功率が上がる【邪紋のつるぎ】、攻撃魔力補正のある【鳴神のつるぎ】以降の剣など。
     
  • 【棍スキル】
    装備できる武器で最高の攻撃力を誇るので、【戦車のタロット】を使うなら最適。【奥義・棍閃殺】で攻撃力上昇の更新も出来る。
    が、結局占い師自身のちからの低さが足を引っ張り、強敵と相対する際にはこれでも火力は足りない。
    運用の際は【水流のかまえ】【天地のかまえ】で片手剣&盾とは違う方向での守備的な活用がいいだろう。
    一方、タロットより出の早い範囲攻撃である【なぎはらい】があるので、貧弱な雑魚を殲滅するには向いている。
    特にスレア海岸でタロットコインの欠片を集める際に大活躍するだろう。
    【ギガスラッシュ】と比べて燃費が良いのが利点だが、避けられることも多い点には注意したい。
    Ver.6.0では初の攻撃魔力補正が付く【輝天のこん】が登場したため、両刀型の運用も視野に入るようになった。
     
  • 【ムチスキル】
    【180スキル】【状態異常成功率アップ】【死神のタロット】【塔のタロット】【隠者のタロット】による呪い・属性耐性ダウンを強化でき、魔法型の攻撃性能では4種の武器の中でも特に優れる。
    隠者のタロットの雷耐性低下から【地ばしり打ち】【疾風迅雷】に繋げたり、塔のタロットの闇耐性低下から【金剛のムチ】で闇属性を付与した【双竜打ち】【極竜打ち】に繋げたりといった両刀運用も可能。
    一方で設置型の【月のタロット】【星のタロット】には、ムチスキルやアステルウィップによる状態異常成功率アップは適用されないため、これらのデバフを主目的とする場合はムチに拘る必要は無い。
    ただし、ムチの特技を組み合わせれば【スパークショット】でカードの引きに頼らず幻惑ができ、タロットでは扱えないマヒや混乱も補えるので、タロットの穴を埋めるという意味では相性が良いだろう。
    また、プレイヤーの力とムチの攻撃力が上がってきたVer.5.4現在では魔法型よりムチの物理型の方がが火力が出る場合も多い。
    戦車のタロット以外にも武器スキルで単発高倍率のCT特技を多数持つので、【恋人のタロット】+【魔術師のタロット】などテンション系のデッキとの相性もいい。
    Lv90以降のムチはいずれも攻撃魔力補正を持っており、その中でも特に占い師と相性がよい武器はターン消費しない効果の【ボルケーノウィップ】、武器効果でも状態異常成功率が上がる【妖蛇のムチ】など。
     
  • 【弓スキル】
    【弓聖の守り星】の有用性は他の職で実証済み。【世界のタロット】でカバーできない穴を埋められる。
    占い師は【節制のタロット】【ドラキー】系・【くろカビこぞう】系・【グラコス】のモンスター効果とMPの自己回復手段を持つが、全てカードであるためデッキ構築と引きに依存することになる。
    そのため、他職より需要は低いが、カードに頼らずMPを補給できる点で【天使の矢】も道具禁止のコンテンツで役立つかもしれない。
    攻撃面では、【ダークネスショット】【シャイニングボウ】【サンライトアロー】のコンボに【塔のタロット】【正義のタロット】を絡める両刀運用が考えられる。
    しかしいずれもCT付きであることには注意。力ではなく属性で殴っていることを常に意識しよう。
    一方で、バフや戦車のタロットの合間に、戦車と同じく遠隔無属性物理攻撃である【さみだれうち】を使っていく物理型運用もできなくはない。
    これは属性耐性持ちのハイエンドボス等で有効だが、ちからの差から類似運用が可能などうぐ使い等に劣りがちなため、タロットを活用して補助の内容でしっかり差別化しておきたい。
    Lv99以降の弓には攻撃・回復魔力が付与される。両刀運用で攻撃魔力が役立つだけでなく、占い師にとっては貴重な回復魔力の上がる武器種でもある。
    占い師と特に相性がよい武器は、様々なタロット関連CT特技の回転を早める【イルミンズールの弓】や、正義のタロットに属性強化が乗る【シェキナーの弓】など。
    占い師には【皇帝のタロット】もあるが、むしろ皇帝を持っているからこそ、他の手段でCT短縮を得られればその分仲間に配りやすくなるというメリットが出てくる。

関連クエスト

【急募! 見習い占い師】
【タロットマスターへの道!】
【夢見る占い師たち】

特殊コンテンツでの扱い

【不思議の魔塔(Ver.5まで)】では使用できない。
実装時点では【魔法の迷宮】のオートマッチングにも対応しきれていないのか、4人中3人占い師など、ひどく偏った編成になることもあった。現在はメンテナンスで改善された。
 
【コロシアム】は実装当初こそ参加不能であったが、Ver.4.2より参加できるようになった。

変遷

Ver.3.4後期

職業スキル【180スキル】【魔王のいざない】を習得。
活用するには【タロットメダル】【スライムパック】【デビルパック】の両方を集めてSSSランクカードを作る事が前提となるが、【エンゼルのみちびき】と合わせて5枚のカードを自由に引き出す事が可能となり、使用するタロットをコントロールするのがより容易になった。
IIIにセットすれば【CT】も60秒と言う短い間隔で使えるので、エンゼルと魔王とで役割分担しておくと5枚だけでも十分戦える。CT付きなので攻撃と回復のメリハリも付けやすい。
またタロットの最大所持数が80→120枚になり、タロットデッキも4種類まで保存できるようになったので場合による使い分けがしやすくなった。

Ver.3.5前期

SSSランクカードに【伝説の三悪魔】が新登場。これまでの【悪霊の神々】と合わせることで、【魔王のいざない】で引き出せるカードが4枚に増えた。
レベルだけ先に上がってしまってタロットが充実していない場合でも、【ベリアル】【バラモスブロス】【バラモスゾンビ】の3枚は比較的作りやすい(特殊なパックを必要としない)。
この3枚+エンゼルスライム2枚の5枚回しでも十分に活躍は見込める。
また、【強・タロットメダル】の登場により特殊なパックを集めやすくなった。もちろんこれを活用するには相応の強さが必要になる。

Ver.3.5中期

SSSランクカードに【幻界の四諸侯】が追加。
戦術の幅は広がったが、作成するのにかなりの手間がかかる。
デュラン以外の3匹は揃って悪霊か三悪魔を素材とし、デュランに至っては同じ四諸侯のアクバーとジャミラスの合成。
このため、4枚を揃えたい場合はこの2匹は最低でも2回は作成しなければならない。
性能も悪霊と三悪魔の上位というわけではないため、今まで使っていたカードを安易に合成の素材として消費してしまうのも考え物。

Ver.4.0

バージョンが進むにつれて強力なタロットの増加・手札制御手段の簡便化が行き過ぎたこともあり、このバージョンで弱体化の調整を受けてしまった。

タロット自体の威力や回復量などの効果そのものは変更されていないため、占い師全般の使い勝手が悪くなったわけではないが、【常闇の聖戦】や、現状占い師専用の【邪神の宮殿】四獄など、長期戦では攻略の難易度が上がったと言える。
それでも、現状これに加え、【アストルティア防衛軍】など占い師で行かざるを得ないコンテンツもあるのだが。
また、【バトル・ルネッサンス】においては、このアップデートで、超強いの追加条件が「全員同じ職業で倒す」から「同じ職業を入れずに倒す」に変更されたため、占い師以外の職業での参加がしやすくなった。
 
本Ver.から加わった【アストルティア防衛軍】では雑魚は眠り耐性がほとんどない為、星のタロットを月のタロットと共に結界の手前に展開しておけば雑魚が自分から陣に突撃してきて次々眠ってくれるので、防衛軍における占い師はさながらトラップで敵を足止めする工作員のような役割を持てる。大将の集中狙いで早期撃破する際には足止め役として必須で起用される。

Ver.4.1

前回のVer.4.0のように占い師への直接の弱体化は入っていないが、チャンスとくぎの仕様変更により大きく価値が揺るいだ。
【災禍の陣】の「守備力を0にする」の効果が失われたことにより、特に【常闇の聖戦】でこれまで最大火力を出せていた【戦車のタロット】は高守備力の相手に対しては目に見えて落ちることになった。さらに一度使うと10分のチャージタイムも付加され、効果時間も短縮されたため、使い勝手が大幅に悪くなってしまった。
一方で、雷耐性を下げる【グランドクロス】が占い師も使えるようになり、単体だけでなく複数の相手に対しても【塔のタロット】の威力を引き上げることができるようになった。

Ver.4.2

今まで不可能だった【コロシアム】への参戦が解禁。
同コンテンツ内では、パッシブスキルによるタロット威力アップが無効化され、エンゼル&魔王は1試合に一度のみといった仕様調整が入る。
また、占い師そのものへの調整ではないが、邪神の宮殿4獄にルール変更が入り、常設されていた占い師限定の縛りが撤廃された。

Ver.5.0

便利ツールにてタロット販売出張所がオープンし、任意のSランク以下のモンスター、効果のタロットを【タロットメダル】(当時の名称はタロットコイン)などから生成できる「おでかけタロットメダル」(当時の名称はタロットメダル)、またはジェムによって購入することができるようになった。
ただしおでかけタロットメダルとの交換レートはかなり高いため、ジェムを潤沢に使う場合以外はどうしても手に入らないタロットを手に入れるなどの使い方がメインとなるだろう。

Ver.5.1

タロットの最大所持数が120→140枚に増加した。威力が伸びにくいタロットを主力とする都合上、パラメータの伸びてきた現在では自分の火力及びパーティーの火力補助の共に不足気味なのでデッキの組み替えで適切に補助を行うことが重要となる。

Ver.5.2

うらないの【180スキル】に「タロットのダメージ+50%(専)」が登場。
実はSP100までの「タロットの威力アップ(専)」はそれぞれ+100%(こちらは回復も含む)。3つあるので既に+300%の状態であったのが、180以上で+350%換算。 
こう書くと大したことないように見えるが、従来比で約1.167倍なので雑に計算しても150近いダメージアップとなる。
更にムチスキルの強化により双竜打ちでの殴りをメインとする物理型も使いやすくなった。バイキルトがかかった状態で極端に守備力の高い相手以外ならば単にタロットを連発するより火力が出るので、相手の数やパーティー構成によってデッキをやりくりして使い分けたい。
 
また、職業【200スキル】として【リバートハンド】が実装された。

Ver.5.4

新たに実装された【魔剣士】とはお互い闇属性をメインとしやすく闇属性耐性低下も持つという点では相性がいい。ただし魔剣士の闇耐性低下は隙間が短く、こちらから重ねがけして延長することもできないので開幕から向こうのCTが溜まるまでの繋ぎなどに使うのがいいだろう。
一方それまである程度任意に使えるダメージ増加陣として占い師独自の強みであった【愚者のタロット】は、同じ効果で効果時間も長く重複しない【爪牙の陣】の存在により魔剣士と組む場合の優先度は低くなってしまった。
 
また、タロットパック屋で赤・青・緑・紫の購入数制限が無くなった。他に【タロットパック・銀】が毎週確実に売られるように、及び種族パックがランダムで品揃えに含まれるようになったことで新規プレイヤーのデッキの組みにくさが多少改善された。

Ver.5.5後期

Ver.4.0で弱体化を受けて以降、長らくバトルバランスの調整は行われてこなかったが、追加コンテンツなどで全体的に敵のHPが増え、全職業の中でも相対的に火力不足となっていたことから、CT短縮やタロットのダメージ上限アップが行われた。

  • Aランク以上のタロットのダメージ上限アップ(1999→2999)
  • 魅惑の水晶球、リセットベール、エンゼルのみちびきのCT短縮
  • 魅惑の水晶球にタロットダメージ上限アップの効果を追加(Aランク以上の上限が4999、オーラの上限が9999に)

カード収集やデッキ構築も改修され、UIの面ではデッキの所持枠を4枠→6枠に、デッキ名が変更可能に。また、タロットを消費せずアルカナを変更できるようになったことで「アルカナ変更のためだけのタロット」を持っている必要がなくなった。
 
また、【タロット魔人】【タロット魔人・強】の占い師の人数で追加抽選が行われるシステムが廃止され、どんな職業でも常に占い師が4人いるのと同じ確率で追加抽選が行われるようになった。
これによりタロット魔人・強が倒しやすくなり、【スライムパック】【デビルパック】【ビーストパック】が集めやすくなった。

Ver.6.1

各種武器スキルラインが調整され、武器種により異なるタイプの占い師として運用できるようになった。
弓は回復系タロットの運用、棍は攻撃系タロットの運用、ムチは状態異常に特化した形。片手剣はバランス型である。
ちなみに特化した形になったとは言っても全てのスキルのパッシブが150ポイントまで振れば改修前の上位互換になっているので型にはまらない使い方をしても少なくとも従来より使い勝手が悪くなったという事はない。
 
また、このバージョンから【ぼうぎょ】が特技から基本コマンドの行動に変更されたのだがこれを行うための操作の中に従来のコマンド欄画面で左を押して選ぶというものがある関係で、ぼうぎょコマンドの操作をXボタンやAボタンに設定しても一番右のタロットに直接カーソルを合わせる事が出来なくなっている。
この一連の動作が癖になっているプレイヤーは誤操作に注意しよう。

Ver.6.5後期

サポート仲間として登録できるようになった。
といっても上述通り、主旨はあくまで酒場スタッフによる経験値稼ぎであり、借り手側にとってはメリットはほとんど無い。間違えて借りてしまわないように気を付けよう。