【魔蝕】

Last-modified: 2024-01-18 (木) 15:39:47

概要

地面から闇の力を呼び出し、自分の周囲広範囲に闇属性ダメージと様々な状態異常を与える特技。
「ましょく」と読む。演出などから、恐らくは「【魔瘴】による侵蝕」の略。

味方サイド

Ver.3.5中期に実装された真・災厄の王のレジェンドバッジにより、バトルロード限定でこちらも使えるようになった。
消費MP25、CT180秒。自分の周囲に600程度の闇属性ダメージと呪い(持続ダメージ)・幻惑・混乱・全属性耐性低下を与える。
【フォースブレイク】をばら撒く形になってしまう為か全属性耐性減少の成功率は控えめで倍率も30%程度。
全属性耐性減抜きでも妨害技としては有用だが、CTがあまりにも長く、バッジ元の効果がこれの習得の他に無いのが難点。
 
特に状態異常をばら撒く技でCT3分は致命的であり、呪いは攻撃に呪いを付与するくさった死体のバッジでも付けた方がよほど有用であるし、幻惑は持続時間が短い上に継続的に入れる事ができないのであてにできない。
バトルロードにはフォースも存在しないため、武器や特技なりバッジなりパーティ各自で属性付きの攻撃手段を持たないと全属性耐性減少の恩恵を得られない点も使いにくい。
いなずま・しっぷう型のキラーパンサーとは相性が良いが、そもそも成功率の低さ故にこれもあまりあてにならない。
残念ながら現状では敵が使うと非常に厄介だが、こちらが使う分には使いづらいという技の一角になっている。

敵サイド

Ver.5.5後期時点での使用者は【災厄の王】【真・災厄の王】【ヘルバトラー】【レモンハルト】(2015エイプリルフール)、【チャンプ教官】【災いの神話】【カイザー先生】【グルービー先生】【獣魔ローガスト】【紅殻魔スコルパイド】【邪蒼鎧デルメゼ】
災厄の王はHP50%以下で、真・災厄の王系統とスコルパイドとデルメゼは序盤から頻繁に、ヘルバトラーは【激怒】時のみ、獣魔ローガストはHP75%以下で使う。
 
使い手によってダメージ、追加効果、攻撃範囲の広さなどが異なる。
ダメージは、災厄の王などが使うものは300程度、ローガストなどは600程度、スコルパイドは750前後、デルメゼは1000以上にもなる。
追加効果は呪い(最大HP大ダウン)・幻惑・混乱の3つが基本で、真・災厄の王、災いの神話、レモンハルト、ローガスト、スコルパイド、デルメゼの場合は全属性耐性低下が、さらにスコルパイドとデルメゼは攻撃力・守備力2段階低下が加わる。
攻撃範囲は災厄の王、真・災厄の王系統が15m程度、それ以外が7m程度となっている。
デルメゼが使うものはレベルに応じて準備時間も短くなる。
 
呪い+幻惑+混乱(+各弱体系)の3~4種という要求耐性の多さが脅威。
【キラキラポーン】【弓聖の守り星】も有効だが、スティック。弓持ち(主に僧侶)の負担が大きくなる。
更に即死級の攻撃を次々繰り出し死者が続出するこれら使い手との戦いでは一々かけ直してる余裕が無いことが殆ど。
 
相手によって耐性で受けるか、何らかの妨害を用意するか、避ける前提で他の対策を切り捨てるかを適切に選んでいく必要がある。
災厄の王系統の場合は範囲が広く、ある程度近づいていると発動を見てから避けるのはまず不可能。
メラ系やドルマ系呪文が届くギリギリの距離でも喰らったりするので後衛でも油断は禁物。指輪や防具の錬金効果を使って可能な限り耐性をつけておきたい。
また、災厄の王系統は本体に【たいあたり】【キャンセルショット】が通じるため、それらの使い手がいるなら止めたいところ。
 
一方、災厄の王以外が使う物は範囲が狭くなってるので攻撃中でなければ前衛でも余裕でかわせる。
特に、聖守護者以降のボスに関しては効果云々の前にダメージで即死することも珍しくない。
回避難易度の低さや要求耐性に加えて【聖女の守り】等も必要とする対策コストの高さから、耐えるのではなく避けるべき技に変わってきている。
 
ちなみに、追加効果付きのダメージ特技の例に漏れず、この特技も闇耐性100%にしてしまえば追加効果をすべてシャットアウトすることができる。
装備やアクセサリを厳選するためかなりハードルが高いが、モンスターバトルロードではバッジの効果を得ることで比較的容易に達成可能。
なお、誰も効果範囲にいなかった場合、後半の魔瘴が噴き出す演出がなくなる。
 
かつては、サポート仲間がこれを全く避けようとしないことも厄介な点であった。
ヘルバトラーが【大地の鼓動】を発動する時の挙動と見比べると分かるが、メッセージが出ているにもかかわらず攻撃を優先しようとする傾向がある。
魔蝕のダメージが大きい災厄の王等の場合は避けようとするものの、範囲が広いので退避が間に合わない事もしばしばある。
アップデートで改善されつつあるが、サポオンリーで挑む際は万一に備えて耐性持ちを選ぶかキラポン・弓聖を使えるキャラを連れて行くと良い。

余談

本作の影響か、ヘルバトラーはDQHシリーズでもこれを使用してくる。詳しくはこちらを参照。
同作ではノックバック&毒・封印の効果(DQHの封印は特技と呪文、両方に影響)。
またDQMSLではデスカイザーが使う技として登場している。こちらでの効果は毒マヒ混乱幻惑。
 
一方、DQMJ3の真・災厄の王については【守滅の刻】に差し替えられている。

関連項目

【冥獄の戒】
【魔竜の咆哮】
【暗黒海冥波】
【極大魔蝕】
【薄魔蝕】