【タイムマスター】

Last-modified: 2024-09-25 (水) 07:06:58

概要

【魔法の迷宮】【コインボス】【あくま系】
2024年5月13日のアップデートVer.7.0.3で実装された。
BGMは【強き者ども】。討伐称号は「時間術士イレイザー」。

魔法の迷宮の奥深くから
時を歪ませる音が 響き渡った……。

初出はDQ7。時の流れを我がものにしようとする邪悪な魔法使いで、【リートルード】編のボスとして登場した。
元々は使い魔の【マキマキ】を2匹引き連れ、彼らに「時の砂」で戦闘開始まで時間を巻き戻すという嫌がらせ行動をさせてくるのが特徴のボスであった。
詳しくはDQ大辞典:【タイムマスター】を参照。
 
本作ではMMOの都合上完全再現は難しかったためか、【時元神キュロノス】と同じく行動不能やバフ・召喚の強制解除によって時間操作が表現される形となった。
また、今回はお供を連れず、本体の行動も独自の技で肉付けはされているものの、攻撃手段がメラ・イオ系中心となっている点については原作再現されている。
なお、DQ7出身のボスモンスターが登場するのはVer.3.3後期の【グラコス強】のお供の【グラコス5世】以来約8年ぶり。
更に言うとあちらはあくまでお供としての登場でコイン(カード)の名前を冠していなかったので7出身でちゃんとコインに名前を連ねるボスはこのタイムマスターが初となる。
 
まめちしきの2ページ目によれば【アストルティア】【時の妖精】にライバル意識を持っているらしい。

使用特技・呪文

攻略

序盤は2回行動、HP50%以降は3回行動。HP25%以下になると【激怒】するようになる。
土属性が弱点、闇属性に耐性があり、ほかの属性は等倍。
状態異常は比較的通りやすく、【幻惑】【攻撃力低下】【守備力低下】【行動間隔延長】【スタン】や耐性低下系の状態異常も入る。【毒】も入るので踊り子(orニードルマン)構成も通用するが、【与ダメージ減少】は一切?入らない。
 
攻撃手段はぶんまわしと落氷の他はメラ・イオ系呪文がメイン。
ぶんまわしは離れることで容易に回避できるが、その分避け損なった時の被害は大きく、特に激怒中だと鎧装備のキャラでも1000を超えるダメージを受けることがあるので注意。なおダメージキャップが1999である模様。
落氷も耐性なしだと2発で1000を超えるダメージになるので、まとまって喰らうのは避けたい。
一方でブレスや一般的な状態異常は使用しないため、耐性面では呪文と落氷の対策さえ考えておけばよい。
バフを消すリバースターンの回避がやや難しいことから、【マジックバリア】【退魔の鏡】などの補助効果に頼り切るのもお勧めできないため、体上は呪文耐性ほぼ一択と言っていい。
その他アクセの枠は【炎光の勾玉】も選択肢に入るが、呪文よりも対策が難しい落氷を警戒して【氷闇の月飾り】を付けるのよい。
 
【零の洗礼】【いてつくはどう】などクロックアップ、タイムストップの強化を解除する手段も用意したいところ。
【賢者】【いやしの雨】【きせきの雨】で多段呪文や落氷を軽減できるので、安定をとるのであれば向いている。
HPが50%以下になると使うようになるタイムストップ中は約10秒程度の間、敵だけが自由に行動できる。この行動停止は復活直後の無敵なども貫通する。この間敵はターン消費しない状態なので、2,3回は一方的に殴られることになる。
幸いタイムストップではこちらの強化を消されることはなく、リバースターンの陣も即座に発生するわけではないので強化をしっかりしておけば対策は可能。ただし召喚されたものは消えるので、回復をげんまや死霊に頼っている場合は注意。
また、タイムストップは溜めがやや長めのため見てからでもスタンで止めることもできる。タイムストップの発動を止められれば魔法陣も発生しなくなるのでその後の戦闘も非常に楽になる。
そのため、速攻構成では珍しく、バフ消しもしつつそこそこの単体火力が出る【盗賊】が採用されることが多い。タイムストップをしっかり止められるよう【サプライズラッシュ】は残しておくようにしよう。
タイムストップはHP50%以降、およそ1分半ごとに使ってくる。二回目を使わせずに速攻で倒せれば問題はないが、時間がかかるようであれば注意すること。
 
【状態変化耐性低下】が入っていないとスタンが効かないことがあるため、【デュアルブレイカー】を使える【旅芸人】や賢者がいればスタンの安定性が増す。
ただしデュアルブレイカーの状態変化耐性低下自体も確実に入るわけではないことには留意したい。
手慣れたプレイヤーの主流構成は武盗旅魔戦や盗2旅魔戦などが多い。
初挑戦などで安定を取る構成なら前衛1枠に【ガーディアン】が入ったり、ヒーラー枠に【僧侶】や賢者が入る。
ダメージ源となる固定砲台を消されてしまう【海賊】は一見あまり相性が良くないが、本人がリバースターンを踏まなければ大砲は消えないのでリバースターン回避とタイムストップ阻止を徹底すれば職としての仕事はできる(これは天地雷鳴士のげんまやデスマスターの死霊も同様)。
なお、例によって全員に呪文反射がかかっている場合は呪文を使用しなくなる。タイムマスターの使うバフはほぼ呪文関連のみなので、退魔の鏡を切らさず使い続けるのであればバフ消去をせずとも戦うことは可能。
 
繰り返しになるが耐性で防げる状態異常も使ってこないので、必要な耐性は呪文(と氷)だけ。昨今のコインボスとしてはハードルが非常に低い。
【究極エビルプリースト】と似た技構成だが、被ダメージは比べるべくもなく低いので難易度はかなり低く、パーティ構成も自由度が高い。前述のようにHPが25%以下になると激怒し、ぶんまわしの威力が跳ね上がるので最後に油断だけはしないように。
新職業の【竜術士】優遇なのか土弱点となっているが、後半リバースターンを避けながらの戦いになるので、非ドラゴラム中の陣を張っての戦いが有効にならず、残念ながらあまり相性が良いとは言えない。ドラゴラムを引ければ一気にダメージは稼げるものの、それに期待するぐらいなら最初から武闘家など安定した火力を得られる職を入れた方が早い。土弱点を突くのは【魔法戦士】【ダークフォース】を使うぐらいか。
 
ソロ攻略の場合はスタン特技の多いブラウニーが刺さる他、やみしばりで状態異常攻めしてしまうのも面白い。【マヒ】は効かないので流石に【アンドレアル】のようにハメ殺しとはならないが、通常攻撃とぶんまわしは幻惑で当たりにくく、攻撃力低下で当たっても痛くなくなるし、呪いでたまに動けなくなる。入る状態異常の数も多いので冥府のひかりもカンスト近く出て火力も中々。
スタン目的ならたんすミミックも面白い。自前のスキルラインとフリーバッジのやみしばり・壱で【状態異常成功率アップ】を付与できるので、【たいあたり】でかなりの確率でスタンを入れることが可能になる。こちらはスタン耐性もつかないので、スタン漬けにすることも可能。

【モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル】

2024年の第3戦の相手として選出される。
リバースターンはアンルシア姫・虹バッジのいてつくはどうガードで無効化できる。また、タイムストップもクロウズ・光バッジやキュルル・光バッジの技で発動前に止められる。
あとは呪文耐性と氷耐性を積めば、怖いのはぶんまわしのみ。野良PTで青チップを集めるなら【凶禍のフラウソン】よりもこちらのほうが楽だろう。

討伐報酬