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【ゴールド】

Last-modified: 2019-05-20 (月) 06:59:18




概要 Edit

ドラゴンクエスト世界の通貨単位で記号は「G」。
DQシリーズに限らず、実に様々な作品で使用されている通貨単位である。
ちなみに、いただきストリートとDQ・ファイナルファンタジーシリーズとのコラボ作品の場合、あちらの通貨単位である「ギル(Gill)」との共通化を図る意味で「G」のみの表記になっている。
英語版【DRAGON QUEST】ではGold Coinsと訳され、Gの記号は金貨をイメージさせるものとなっている。
 
デザインは大体袋入りのイラストが表示されるのみだが、硬貨についてはFC版DQ4の時期に立体化されている(後述)ほか、リメイク版DQ4で混乱した【トルネコ】がゴールドを投げるという行動や、【ゴールドシャワー】の技を発動させた際に見て取れる。
 
なお、お金とは無関係なところではGB版DQM1で【????系】の♂の名前を付ける際に何も入力せず決定すると、候補として「ゴールド」という名前が出てくることがある。
 
価値の信用や安定性は非常に高く、世界各国どこにいっても通用するばかりでなく、異なる世界や時代を含めたありとあらゆる場所で使用することができる。
魔族の通貨であるという設定は、魔族の世界が貨幣経済を取り入れている証拠でもあり、良くも悪くも人間に近い精神構造を持ったDQのモンスターたちにしっくり来るものであろう。
加えてDQの世界では物価も非常に安定しており、一部の例外である【ぼったくり商店】を除いて同一の品であればどこで買っても値段は同じ。
一方で宿泊料に関しては地域格差が著しい。

システム Edit

RPGによっては『ウルティマ』のようにプレイヤーキャラクターが個別に所持するものもあるが、DQシリーズのシステム上ではゴールド所持枠は基本的に1つであり、設定上は【パーティ】全体の合計値という扱いになっている。
DQ4では【章】ごとにリセットされ、次章に持ち越すことはできない(リメイク版の第五章→「6章」を除く)。
所有できるゴールドには限度額があり、DQ1とDQ2では65,535ゴールド、DQ3~DQ5では99,999ゴールド、DQ6~DQ8が999,999ゴールド、DQ10が999,999,999ゴールド、DQ11が9,999,999ゴールドである。
これを超えた額は作品によっては【預かり所】【ゴールド銀行】に預けることもできるが、こちらにも限度額が設定されている。
 
ゴールドは、町にある店などの各施設を利用するために必要となる。
装備品は終盤に近づくほど高価になるが、最強クラスのものは宝箱やイベントなどから無料で手に入ることも多く、だいたいラスボス戦直前やクリア後になればほぼ不要になることがほとんど。
ただしDQ9のように、プレイスタイルによってはアイテム合成の素材費の関係でクリア後もなお大金が必要となるケースもある。
稀に、DQ4の第三章のようにシナリオを進めるために大量のゴールドが必要となることもある。
序盤こそある程度の【武器】【防具】をこまめにステップアップする必要はあるが、中盤から終盤になると、1~2ランク程度の上位武具をスルーするなど計画的に購入しないと足りなくなることがあるバランスになっていることが多い。
 
おもな入手方法は以下がある。

 
モンスターからは種類ごとに定められた額が戦闘終了後に手に入る。100G落とすモンスターを2匹倒せば200Gというように、複数のモンスターを倒せば戦闘後の報酬はその分だけ合計される。
序盤の弱いモンスターは所持金が少なく、終盤の強敵になるほど貰える額は大きくなる。FC版のDQ2までは同じモンスターでも所持金に若干の幅があるが、FC版DQ3以降は固定額となった。
雑魚モンスターは皆いくらかのゴールドを持っているが、ボスキャラの中には全く持っていない者もいる。DQM1・2では全ての敵がゴールドを落とさない。
 
現在の所持金は、DQ1ではステータスウィンドウ内に常時表示されるが、DQ2からはステータスウィンドウからは省かれ、施設の利用時や【つよさ】コマンドで確認できる。DQ2・DQ3のみ戦闘終了時にも表示される。
DQ6・DQ7では【どうぐ】コマンドを選択した時にも表示されるようになり、SFC版DQ3とDQ8以降ではコマンドウィンドウを開くだけで確認可能になった。
表記はDQ6までは「G◯◯◯◯◯」だが、SFC版DQ3やDQ7以降では「◯◯◯◯◯G」に変わった。

DQ10 Edit

こちらを参照。

不思議のダンジョンシリーズ Edit

【ゴールド(アイテム)】を参照

DQB Edit

集めた素材から作った【道具】でゲームを進める本編には登場しないが、ある【戦士】の夢の中の【武器屋】との会話に登場する。

DQB2 Edit

前作同様存在が省かれている、かと思いきや本作ではいくつかの言及する会話があり、後にその会話がただのメタ発言ではない事がわかる。

  • 道具屋を作って欲しいと言われて道具屋を作り、商人を連れてきて商売をさせた際に主人公が「お金はいらないのか」と尋ねると「お金って何?」と逆に聞き返される
  • 【ムーンブルク王】がムーンブルクでの戦いを勝利に導いた報酬として500万Gという歴代王でも最高値のゴールドをくれると発言するが、上記と同じく周りにいた人物は「そんな物は無いし、そもそもGってなんですか」というリアクション

最初にこの発言を見た時点ではプレイヤーにとってもメタ発言にしか見えないのだが、ストーリーを進める事で
「今まで冒険してきた世界はハーゴンが作り出した幻の世界である」という事実が開示される。
当然、幻の世界にはハーゴンが必要としなかった物は省かれており、お金が存在しない・・・というか、存在してはいけなかったのである。
お金とは物資や労働への対価としての存在意義がある。
お金が存在するとお金儲け>教団の教義になってしまい、モノ作りを誘発してしまったり、お金がどこかに集まる事でハーゴンが想定していない組織が作られてしまう可能性がある。
こうした事を懸念してか、幻の世界にはお金という概念が一切持ち込まれておらず、その中で生きてきた人間はお金(通貨)という概念を知らないものと思われる。
一方で、他の世界から連れてこられたり迷い込んできた主人公のような人間たちは当然お金の存在を知っているほか、
DQ2世界の人間を元に作られたこちらの世界の人間である【ムーンブルク王】などはおぼろげにあるDQ2世界の記憶からお金について発言したわけである。

商品化 Edit

FC版DQ4に合わせて発売された商品「道具箱」において、【カジノ】【コイン】【ちいさなメダル】と3点セットで1ゴールドコインが消しゴムとして立体化された。これが初の公式立体化である。
小さなメダルには星の、カジノのコインには月の模様が彫刻されているが、このコインに太陽の模様は無い…だからどうという事はないが。

1ゴールドは何円? Edit

「1ゴールドは日本円に換算するといくらなのか?」という検証がインターネット上でマスコミ、アマチュア問わずときどき見られる。
 
『週刊ファミ通』1996年2月9日号での【堀井雄二】の公式見解は「1ゴールドは100円くらいだよ」ということであり、それらの検証結果もだいたい100円前後となることが多い。
 
これに倣うなら、DQ4での【レイクナバの武器屋】のバイト代は1日約1万円。
DQ5の【主人公】の石像はSFC版だと20万円で、リメイク版だと200万円ということになる。
序盤の数百ゴールドクラスの装備が数万円で、中盤以降の数千ゴールドクラスで数十万、終盤の魔法的効果を持った特殊な武具が百万~と考えるとまぁ妥当と言えなくもないかもしれない。
ただ一方でリメイク版DQ3の【ルーズソックス】の買い取り値が165,000円と、いかがわしい店なんてレベルじゃないくらいの高額になってしまうが。
さらに序盤の宿代は大抵「1人数ゴールド」だが、これでは1泊数百円計算になってしまう。
ちなみに小説ドラゴンクエスト7では、「6~8千ゴールドあれば質素に暮らせば一年もつ」と説明されている。
が、流石に現代日本で一年を60万で暮らすのは相当に無理があると思われる。
 
そんなこんなで「1G:100円」換算も妥当な部分もあれば逆もまた然りであって、完全な得心を得るには至っていない。
 
実際、ゴールドは英語版だと"Gold coins"(金貨)と呼ばれ「○○ゴールド」が「金貨○○枚」と表示されるが、現実世界の金貨はどの時代においても非常に高価なものであり、店の商品は勿論、DQの世界では現実と比較して最も安い部類に入る「宿代」で計算しても割が合わない。
また、DQ6の【レイドック】城下町では【ゲバン】が指定した税金として(50ゴールドではなく)「金貨50枚」という表現が存在し、「ゴールド」と「金貨」は恐らく別物だと考えられる。尚、「ゴールド」と同じ語源の通貨単位は、ユーロ導入以前のオランダにおけるGulden等、現実にも存在する。
 
元々創作物に現実の定義をはめてみようというお遊びである。
現実世界とドラクエ世界とでは物の価値も価格も色々違うだろうし、前述の堀井発言も一つの指標程度に考えた方がいいだろう。

なぜモンスターを倒すとお金が手に入る? Edit

どうしてモンスターを倒すだけでお金が手に入るのかは本編中では明らかにならない。
【ゴールドマン】【おどるほうせき】【ゴールデンスライム】などの所持金が他のモンスターに比べて多めであることから、モンスターの体の一部や所持品をゴールドに換金していると考えるのが順当か。
そこから更に、「戦闘終了後の『○○ゴールドを手に入れた!』は、モンスターを狩る事でその毛皮や肉、牙などの素材や装備品を入手し、それらを売って通貨に換える作業を省いたものだ」との解釈もある。
「国や商人ギルドなどからモンスター退治の褒賞金が出る」「モンスター自身、襲った旅人などからゴールドを奪って集める習性がある」などとも考えられる。
【モンスター物語】においては、実は魔族の通貨であるとされ、これが全世界で普遍的に通用している理由だと説明されている。
DQ4でも【レイクナバ】【宿屋】の主人が、「全滅すると所持金が半減するのは魔物に盗まれるから」と証言しているので、魔物がゴールドを必要としているという設定は間違いなさそうである。
それならそれで「なんで全部持ってかないんだ」という疑問も湧いてくるが。
ちなみに【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】ではモンスターは宝石から作られており、倒すと元の宝石に戻るという形で表現しており、本編でもDQ8からモンスターもそれらしい消え方をしている。