概要 
【ゴールデンスライム】が本編に逆輸入された際に【プラチナキング】と共に作られたモンスター。
その他に【スライムマデュラ】が、ボスとして【ハートボイルド】、【スライムエネルゴン】
などがいる。
モンスターパレードには、サファイヤティアラというそっくりさんが登場する。
水色のブリリアントカットされたダイヤモンドのような形状とサークレット型の冠が特徴。
名前の通りスライム族の皇帝で、話しかけるとエラソーな口調で喋ることがほとんど。
その一方で、戦闘において【ベホマラー】や【ザオラル】といった回復系の呪文で仲間を助ける面も見せており、
態度こそ尊大だが部下を慈しむ心を持った名君らしく、10のモンスター図鑑でもその旨が示唆されている。
「ノブレス・オブリージュ」の精神を持ったスライム、ということなのだろう。
なお、DQ10の説明によれば【クイーンスライム】の尻に敷かれ続けた【キングスライム】が、ある種の悟りを開いてエンペラーに進化するらしい。
DQ9ではDQ7で登場した2種に加えスライムマデュラが新しく登場したが、何故かこいつはハブられた。
DQ7 
スライムの皇帝だが、【キングスライム】とは違い合体での出現はしない。
異変後の大地の精霊像、聖風の谷周辺、フォロッド城周辺に出現。
おしつぶして全体にダメージを与えたり、マホターンで呪文を跳ね返したり、ザオラルで蘇生としぶとさは一級品。
皇帝だけあり、経験値410、所持金300Gとかなりの高報酬。
しかし、色違いのゴールデンスライムが3000G、プラチナキングが経験値65000という凄まじい高報酬。
そのために、どうしても低報酬に見られがちである。
しかし、落とすアイテムは女神のゆびわと、他の2種に引けを取らない豪華さである。
モンスターパークでは塔最上階の右側の玉座に座っている。
誘ってきてくれた主人公達を「お若いの」と呼ぶなど、皇帝らしくやけに態度がでかい。
雑誌に載った開発中の画面では体色が薄緑色で【めいそう】を使っていた。
リメイク版 
今作で初めてスライムマデュラと共演を果たすことができた。
さらに固定移民の石版でスライムエンペラーがボスを務める【スライム帝国】も登場。ここで女神の指輪を狙うこともできる。
DQ10オンライン 
Ver.2.1より登場。スライムマデュラが出て来るまではスライム系の通常モンスターの中で最も強かった。
【おしつぶし】による範囲攻撃が強力。
詳しくはこちらを参照。
DQMJ3 
スライム系のSランク。
【スライムマデュラ】2体と【メタルキング】2体の4体配合でのみ誕生する。
今回はマデュラの調達が容易なので、カラーフォンデュを使えば比較的楽に産み出せる。
固定特性は【にげあし】。他は【ライトメタルボディ】【AI2回行動】。
プラス値が25で【くじけぬ心】・50で【不屈の闘志】・100で【いあつ】を習得する。
さらにギガボディ化で【こうどう きぶん次第】・超ギガボディ化で【メタルキラー】を習得する。
一応にげあしとライトメタルボディを持つが、メタル系スライムではない。
能力そのものはメタル系に近いのだが、基準守備力が1300とやや低めで基準HPが1400と比較的高い。
また攻撃属性の耐性はスライムらしく電撃無効地弱点、異常耐性は麻痺と呪い以外素通しとなっている。一応異常耐性はサイズ補正で半減まで上がっているが。
メタル系を4体も使って作れるのは、普通のスライムの特徴を受け継いだモンスターであった。
マ素に侵されたモンスターを4体も使うのに凶ボディを持っていない元会長もいることだし、そういうことなのだろう。
その為メタル枠としてではなく普通の呪文アタッカーや【星降りのサンバ】要員としての運用が主。
ライトメタルボディを持つメリットが薄い為、外してしまうのも手。
ライブラリによると「敵の前に立ちはだかる」といわれているが、固定特性はにげあし。
……本当にそんな度胸があるのだろうか。
メタル系で良くあることでは、こちらが逃げる→回り込まれて立ちはだかれる→メタル系が逃げるというのがあるので、そういうことなのだと思われる。
エンペラー2体と【ゴールデンスライム】2体の配合で【プラチナキング】が、【アカツキショウグン】との配合で【青飛竜】が、さらに【黒竜丸】との配合で【レジェンドホース】が生まれる。
ちなみにペイント配合で赤い色をつければスライムマデュラそっくりになる(あちらより少し色が薄いが)。
初期スキルは【メガパワー】。
DQMJ3P 
野生個体が【魔王城】の宝物庫に生息。
これにより、入手がかなり楽になった。
合体特技【雷雲招来】、合体特性【ドロップ率アップ極大】を得た。
スキルは同じく【メガパワー】。
トルネコ3 
HP133、攻守共に51、経験値1400(レベル1のステータス)。
色違いのゴールデンスライム、プラチナキングとは各ステータスが1、経験値が100違うだけ。手抜きというか、やっつけ感の漂う設定…。
【不思議の宝物庫】の【攻撃・特殊】軍団の一員。GBA版では【テーマ別モンスターハウス】のスライムハウスにも出現する。
キングスライムと同じく、視界内にHPの減った味方キャラクターか、【ゾンビ系】の敵キャラクターがいた場合、ベホマラーを唱え視界内の全キャラクターのHPを100回復させる(ゾンビ系には100ダメージ)。
スライム系の他、【浮遊系】でもあるので【ウィンドスピアー】も有効。こちらのステータス、武器、印次第ではレベル10でも確実な1ターンキルが可能。
なお、NPC時のベホマラーは回復(攻撃)対象のキャラクターがいる時のみ使用可能な特殊能力という扱いのため、視界内にHPの減った味方かゾンビ系の敵がいないと、例えイカリ状態でも攻撃してくる(変身時はどんな状況でも普通に使用できる)。
仲間にするにはクロウアンドレア装備でLv81以上必要。根気良くレベル上げしよう。
デフォルトネームは「エンペル」。
やはり強いが、ちょっとしたHPの減少でいちいち敵味方関係なく全体回復をするのは鬱陶しいと感じられるかもしれない。
ちなみに、「HPの減った味方」がゾンビ系であった場合は、回復対象ではないとしてベホマラーは唱えることはない。
…が、他にゾンビ系でない回復対象がいれば、範囲内に味方ゾンビ系がいようが容赦なくベホマラーを唱えるので、結局共存は不可能。
もっとも、こいつを仲間にする段階でゾンビ系の仲間を連れ歩くことはほぼ無いだろうが。
少年ヤンガス 
【まぼろし雪の迷宮】を皮切りにその後の多くのダンジョンに登場。
やはりベホマラーで回復するので有無を言わさず速攻で倒そう。
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「エンペル」、♀が「エンペラ」。
レベル8で【ゾンビぎり】を覚える。
配合はキングスライム×ドラゴン系など。
ゴールデンスライム、その先のプラチナキング、【パンドラボックス】…という配合過程の最初に位置する。
そのため捕獲や配合の機会は多いはず。
DQ7のモンスターパーク同様、仲間にして会話してみるとやけに態度がでかい。「キングとエンペラーでは果たしてどちらが偉いのか」を決めるべきだと思っている様子。
信頼度を最大まで上げてもヤンガスを家臣とみなす程に。
DQMSL 
スライム系Aランク。ガチャ限定。
SSランクまで転生させることで【ゴールデンスライム】になる。
モンパレ 
スライム系のBランク、地上タイプとして登場していた。
初期とくぎに【ザオラル】を持つ珍しいかつ貴重なモンスター。
HPが低く防御力が高いメタル系のようなステータスだが、属性耐性は攻撃属性がすべて半減どまりで無効化できない。
半減とはいえど上級呪文の威力は決して馬鹿にできない。つまり上級呪文を一発でも食らえば低すぎるHPのせいでおしまいである。
中途半端に【メタル系スライム】を意識したせいかとても使えないモンスターになってしまったかわいそうなやつである。
DQタクト 
スライム系のSランクとしてレギュラーSPスカウトに登場。所謂恒常Sランクの一体である。
ほじょタイプらしく【スクルト】、「エール」、【ベホマラー】と覚えるとくぎもすべて回復・バフ系。
1凸すると「ときどきMP回復」を覚える。
ベホマラーは一度に複数の味方を回復できる唯一の手段で需要が高めと思われていたが、現状の高難易度では敵の攻撃が強力すぎて一撃で味方がやられてしまうことが多く「耐えてから回復」ができない。できたとしても回復量が足りなくて結局二撃でやられるのが変わらなかったりもする。
そのため「やられる前にやる」が主流の今の環境にスライムエンペラーは絶妙に噛み合っておらず評価は低めである。
本人のステータスは守備力と賢さが高いが既存SランクどころかAランクにも劣りかねないかなり低いHPが問題。
剣を装備するなりして補強しないと、あらゆる攻撃が致命傷になりかねない。
そんなわけでリセマラには向いていないのだが、味方1人とはいえ攻撃力と防御力両方を強化できる「エール」は強力だしスクルトもなんやかんや便利ではあるので、弱いモンスターではない。
しかし、攻撃力増強だけなら範囲全体にかけられる技を持つ祭魔ジュリアンテの登場でバイシオン役としての立場は危うくなった。
秘伝書は小回りの利くようになる【ベホイミ】や【ベギラマ】【ヒャダルコ】などの中級攻撃呪文を覚えさせるのがメジャーな模様。
ドラけし! 
ドラポンから排出される星5のドラけし。属性は青。
スキルはベホイムで、回復役のドラけしの中では一番の効果を持つ。
ダイの大冒険(2020年版アニメ) 
第5話の【鬼岩城】前の広場に【大魔王六軍団】のモンスターが集合しているシーンで描かれている。