概要 
【ナイトリッチ】の上位種にあたるゾンビの騎士のモンスターで、その名の通りゾンビ達の王とのこと。
全体的に青色のカラーリングが特徴。
DQ7では亜種のボスモンスターに【マチルダ】、3DS版ではよく似た姿の【デッドセーラー】、
DQ9ではさらなる上位種として【ヴァルハラー】がいる。
ゾンビ系モンスターであり、【モンスターパーク】で「夜は我の世界~」と公言することからも、
「ナイト」の部分は「騎士(knight)」より「夜(night)」の方が通りが良く思える。
実際に海外版のDQ7でも"Niteking"の名前で登場している(Nite=nightの省略形)。
一方で3DS版の名前には「騎士」の方を連想させるものもあるため、結局はダブルミーニングということなのだろう。
DQ7には過去作のモンスターの名前をもじった敵が複数登場したため、【ワイトキング】を意識した可能性もある。
DQ9ではそのワイトキングと共演を果たした。
DQ9海外版表記は"Night knight"。
DQ7 
【更なる異世界】のほぼ全域に出現。
ナイトリッチと同じく、高いHP(800)と攻撃力(310)を持つ。守備力は140とナイトリッチ(守備力200)より低いが…。
通常攻撃の他、【メラゾーマ】や【こごえるふぶき】を使う。
力を溜めたり、【痛恨の一撃】(守備力影響型)を繰り出したりもする。
仲間がダメージを受けると【ベホマ】で完全回復するなど、王様らしい一面を見せることもある。
ゾンビ系モンスターだが、ここまで来ると【ニフラム】も効かなくなるらしい。
ヒャド以外の攻撃呪文には耐性が無く、【ゾンビぎり】や【グランドクロス】も有効なのでダメージは通りやすい。
一応マホトーンは効くが、呪文を封じるよりも強力な攻撃を連発して倒してしまったほうが安全。
倒すと稀に【みなごろしの剣】を落とす。
なお、【モンスターパーク】では頭の悪いシャウトを繰り返すナイトリッチと違い、こちらは静かかつ厳かな口調である。さすがはキング。
リメイク版 
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | |
名前 | ハーン | キシオウ | アドルフ |
名前の由来はチンギス・ハーン、騎士王アーサー、獅子王グスタフ・アドルフと思われる。
DQ9 
【絶望と憎悪の魔宮】や【エルマニオンかいがん】北の小島、宝の地図の洞窟の氷マップに出現。
最上位種の座をヴァルハラーに譲った関係で、裏ダンジョンの敵からラストダンジョンの敵になった。
やはりステータスは高く、通常攻撃の他、【マヒャド】を唱えたり【痛恨の一撃】を繰り出す。
DQ7と同じく王様らしさは健在で、仲間を【ベホイム】で回復することもある。
しかし、全体のステータスはDQ7の頃より低く、戦闘能力もナイトリッチとは僅差になっている。
というか、全体攻撃手段が吹雪を吐けるナイトリッチと比べてもマヒャドしかなく弱い。
ゾンビ系の例に漏れず炎や光属性の攻撃が有効だが、下位種と同じく盾ガード率が高く、
攻撃を防がれることが多いので注意。
【判断力】が高く設定されており、MPが尽きたら物理攻撃しか使わなくなり、
更にこちらの守備力が高いと痛恨の一撃ばかり使うようになる。
見かけによらずHPはそれほど高くないので、一気に倒してしまいたい。
通常ドロップが【ダークシールド】、レアドロップが【ドクロのかぶと】とレアな装備品を持っているので、
【ぬすむ】で狙ってみてもいいかもしれない。
痛恨の一撃を誘発させられるレベルまで守備力を上げ、
更に氷耐性を上げた味方に盾の秘伝書を持たせて仁王立ちさせよう。
そうしてこいつ以外の敵を排除すれば盗み放題。
高値で売れるダークシールドがお宝ハンターで確実に入手できるノーマルドロップなのも美味しい。
ハメ方さえ分かれば実に便利な金づるである。さすが王様!
実行場所はヤハーンしっちの高台を推奨。出現する敵が全て光が弱点で、【シャインスコール】一発でナイトキング以外は即殺可能、そのナイトキングもベホイムで回復してターンとMPを消費するので一石二鳥。
ワイトキングも残してついでにしんこうのたねを狙うのもいいが、その場合はディバインスペルでにおうだち役が耐性を下げられないように注意。
ちなみに図鑑によると『己の死を悟り、国の民を犠牲に地獄に王国を築いた王』とのこと。
クエスト【クロースさんのなやみ】では【せいすい】で倒すことになる。
DQMJ2 
持っている武器がナイトリッチと同じものから【まじんのオノ】に変わっている。
ゾンビ系のランクAに属し、同系の位階配合最上位にあたる。
魔界のI字路にたまに野生の個体が出現する事がある。
素早さが少し低めだが、攻撃や防御に優れ、賢さも高いので呪文もそこそこ使える。
【メタルハンター】の特性は、はぐれメタル等を狩るのに役立つ。
配合面では【死神きぞく】との配合で【デュラハーン】になる。所持スキルは【ギラ&ドルマ】。
DQMJ2P 
ナイトリッチ同様【ギガキラー】を持つようになり、2枠・3枠のモンスターに対して特に強さが発揮できるようになっている。
ただ位階配合最上位は【ギガミュータント】に譲り、配合はナイトリッチ同士のみに変更されている。
新たに【タイラントワーム】との配合で【スカルスパイダー】が作れるようになった。
能力値はHP以外は下がったが、さしたる変化は無い。
最強種にすると【会心かんぜんガード】が付き、会心の一撃を受けなくなり守備面が強化される。
まじん斬りの会心も怖くなく、ギガキラーもあるのでヒヒュドラード戦でも頼りになるだろう。
テリワン3D 
やはりゾンビ系のランクA。
特性は【スタンダードボディ】、【アンチみかわしアップ】、【メタルキラー】、+25でギガキラー、+50で会心かんぜんガード。
ナイトリッチ2体でできるのは変わっていないが、こいつも野生で出ないので作るのがかなり面倒。
配合素材としても変わらず。
野生では出ない上にメタルキラーが弱体化しているのが惜しまれるが、会心完全ガードのおかげでみなごろし連発のロマン砲にも活躍する。
イルルカ 
ランクや配合法などは前作までと変わらず。
今回は【新生配合】で【スタンダードキラー】を習得する。これで○○キラーが全て揃った。
逆に言えばコイツにスキル【いごっそう】はあまり意味がないだろう。
【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【会心出やすい】を覚える。
イルルカSP 
【リーズレット】との配合で【屍騎軍王ゾルデ】が作れるようになった。
【超ギガボディ】化で【いきなりバイキルト】を習得。
DQR 
第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装。戦士専用のノーマル。
3/2/4 ゾンビ系
におうだち
れんけい:味方リーダーのHPを3回復
下位種同様イメージよりだいぶスタッツは低いが、意外と献身的な原作同様におうだちとHP回復の二つの効果でリーダーを守ってくれる。
戦士はリーダー攻撃を多用する性質もありリーダーのHPが危なくなりがちなので、目立ちこそしないがとてもありがたい。
特に【勇者イレブン】を使うとれんけいが使いやすく回収もできるため、戦士の生存率の上昇に大きく貢献した。
そのため、回復量が4→2に下方修正された。
サービス終了発表後に現在の能力に修正されたが、もうこの頃は英雄イレブンのカードパワーは低くなっており、「れんけい」デッキを第一線に引き上げるほどの上方修正とはいえなかった。