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【魔王の剣】

Last-modified: 2019-09-07 (土) 00:27:05

DQ11 Edit

【勇者のつるぎ・真】【魔王ウルノーガ】によって奪われ、ウルノーガの心を映す鏡のように暗黒の剣へと変質させられた姿。勇者のつるぎは片手剣であったが、巨大化して両手剣となっている。
アイテムとして入手したものは【主人公(DQ11)】専用の両手剣で、攻撃力196、武器ガード率+3%、道具として使うと【ドルモーア】と同等の闇属性のダメージを与える。
イベントアイテムでもあるため打ち直し不可。
攻撃力196という値は【勇者のつるぎ・改】+3と同じ攻撃力である。
なお、変化前は「勇者の“つるぎ”」だが、こちらの読みは「魔王の“けん”」である。
 
ゴツゴツした鬼の金棒のような形状で、普段は白色に色落ちしているが、力を発揮する時は紫と黒の邪悪なオーラに包まれる。
ウルノーガが大樹こと【聖竜】の力を手にした影響なのか、峰にあたる部分には竜のツノのような突起がいくつも生え、柄頭には大きな目玉がぎょろりと動いている。
 
出自が出自なだけに規制がかかっているのか、勇者のつるぎ共々【ヨッチ族】の持つ武器として選択される事は無い様だ。

世界に異変が起きた後 Edit

形こそ異形に変質しているが、それでも勇者のつるぎとしての本質は残っており、【セニカ】【勇者の星】として空に打ち上げるしかなかった【邪神ニズゼルファ】の肉体を叩き斬り、止めを刺してしまう。
ひどく皮肉な話ではあるが、これで邪神の恐怖からは世界が救われた事になる。
 
その後もウルノーガの武器として振るわれており、ボス第一形態では高い武器ガード率を発揮するほか、【ギガブレイク】の暗黒バージョンの様な【ダークブレイク】や、【天下無双】【マヒャドブレード】【アルテマソード】等の強力な剣技を放つ。
また、各種オーブのチカラも宿しており、オーブの力を持つ【六軍王】の技、【パープルシャドウ】【クリムゾンミスト】【ギガマホトラ】【ゴールドアストロン】【青のしょうげき】【シルバースパーク】も使用する。
 
第二形態ではウルノーガと合体し【邪竜ウルナーガ】という姿になる。
それを撃破することでこの魔王の剣に戻り、手に入れることができる。ラムダで祝杯中のカミュからはこの剣が装備できる代物であることを聞ける。

過ぎ去りし時を求めた後 Edit

仲間たちや【時の番人】のセリフ、時をさかのぼった直後に禍々しいオーラを放つ姿が強調的に映し出されるなどで、重要なアイテムであることが示唆される。
 
そのデザインは仲間たちからも評判が悪い。
少しの間姿を消していた主人公が、このような気味の悪い剣を装備して現れるため驚かれる。
ベロニカには「そのごつい剣はなによ!」と駄目出しをされ、カミュには「ずいぶん ぶっとんだ剣」「そんなの持ってたら悪魔の子と呼ばれても仕方がない」と茶化され
シルビアは主人公が姿を消していたのは武器を新調していたからと納得するものの、主人公ちゃんのセンスにケチをつけるつもりはないけど凶悪で禍々しい剣と言ってくる。
 
聖地ラムダから命の大樹の間では、この時点では破格となる攻撃力から大活躍できる。
イベントの流れから主人公のレベルもこの地域の攻略適正レベルより遥かに高くなっているので、片手剣をメインに据えてきて両手剣にあまりスキルを割いていない場合でも十二分の威力を見せてくれる。
後述の通りイベントを終えると手元からなくなってしまうので、この機会に存分に振るってやろう。
 
この武器の最後の出番は【ホメロス】との再戦時。
ホメロスの放つ邪悪なバリアを破壊するのに必要で、強制的にこれを装備した状態で戦闘が始まる。また戦闘中のみ、剣本体は禍々しい紫色のオーラを纏う。
バリアを破壊したのちはほかの武器に持ち替えて戦うこともできるが、ホメロスは頻繁にバリアを張り直すので、いくら片手剣一本槍のスキル構成でもわざわざ持ち替えないほうが良い。
ちなみに、チートを用いて世界崩壊前のホメロス戦で使ってもバリアは壊せない。
 
ホメロスを破ったところでヒビが入り、ホメロスが悪あがきに放った闇の一撃を防ぐと同時に砕け散る。
そのかけらを拾い上げた【デルカダール王】(に憑依した【ウルノーガ】)が何かを感じ取った様子が描かれている。
このイベントで手元から無くなる。他の入手手段は無いため、以降はもう二度と手に入らない。
両手版勇者のつるぎとも言えるこの武器が手元に残らない事に落胆した、両手剣愛好のプレイヤーもいるという。

余談 Edit

上記の通り、この魔王の剣はDQの中でも非常に数奇な運命をたどった武器である。
魔王によって作られた魔王の名のついた邪悪な武器であるにもかかわらず、ある時は人知れず邪神の脅威を拭い去り、またある時は世界を崩壊から守り、数多の命を救う救世主となった。
皮肉なことだが、この剣無くしてはロトゼタシアに真の平和が訪れる事は無かったといえよう。
もとが勇者のつるぎだったからこそ、というのもあるのだが、それにしてもこのような魔性の武器を「捨てずに持っていた方が良くね?」的な台詞を発する仲間たちもある意味逞しいものがある。
 
【マルティナ】の闇堕ちをはじめ、過去作品を想起させる展開が数多く散りばめられているDQ11ではあるが、主人公サイドが敵サイドの力を利用するというこの展開はかなり異色である。
DQMJ3の主人公【凶エスターク】【グランエスターク】復活の為に悪役の技術である【黒鉄の監獄塔】を利用するのが前例と言えなくもないが、この剣のようにストーリーの根幹に深く関わる出来事ではない。
 
なお、ニズゼルファに止めを刺すことが可能という勇者のつるぎとしての性質を残しているということは、これを使って時のオーブを破壊することもできるのでは?という疑問が生じる。
仮にそうした場合、ホメロス戦で2本目の勇者のつるぎが使われるわけなので、仲間たちもホメロスやウルノーガさえも大混乱必至である。
作中でこの疑問に対する回答は見当たらないので、実際にはなんらかの理由で不可能なのか、あるいは主人公らがこの点に思い当たらなかっただけなのかは、プレイヤーの想像にゆだねられる。
ただ、時のオーブを破壊する時点では勇者の星がニズゼルファの肉体であることは誰も知らなかったことであり、「勇者の星を破壊できる」ことと「魔王の剣が勇者のつるぎの機能を残している」ことが結びつかなかったとしてもおかしくはない。
 
また、ウルノーガが使っていた時は主人公たちの背丈よりも大きい巨大な剣であったのに、主人公の手元に渡った時点では人間が振るえるサイズに縮んでいるが、これに関しても作中では特に説明がない。
そもそもが勇者の装備品であるので、【てんくうのかぶと】のように自身のサイズを勇者に最適化する性質でもあるのだろうか(ウルノーガがこれを振るっていた際は彼が勇者の力を手にしていたため、この剣は彼を勇者として認識している)。邪竜ウルナーガからこの剣の姿に戻る際、失われつつある魔王の偽りの勇者の力よりも、勇者本人である主人公の力に適応したのかもしれない。

DQS(海外版) Edit

【魔王ジェイム】の強化版であるEdahs 'Sohpixを倒すと、彼が装備していた剣を入手でき、これを持った状態で冒険の書を初めからやり直すPayback mode(仕返しモード)をプレイできるようになる。そう考えると、上述のDQ11の展開はこちらの逆輸入の要素も含まれているのかもしれない。 
名称はDeathbringer(死をもたらすもの)という、本作の英訳において「魔王」を意味する言葉である。

「仕返しモード」専用の武器だけあって、冒険開始から持っているジェイム第1形態の剣でも攻撃力が200もあり、更に一振りで連続攻撃をするというかのバグ技を思い出させるぶっ壊れ性能を持っている(ただし攻撃が速い分、敵によっては倒した後勝手に空振りして連続ヒットが途切れる場合もある)。
しかしこれだけのチート性能ながらも、町の武器屋で強化まで可能であり、その際はジェイム第2形態が装備していた剣に変わる。その攻撃力はなんと400と、DQ11の両手剣すらも上回る数値で、やはり素早く連続斬りする性能を持っている。
無論、こんなものを簡単に作れるはずもなく、強化には金塊×10、オリハルコン×8、そしてプラチナメタル×5が必要となる。

必殺剣は両バージョン共に【暗黒雷光斬】