nightmareとは「悪夢」を意味する単語だが、
mareが古英語で「悪魔」を意味し、同時に現代英語で「牝馬」を表すことから、
欧米では「悪夢を運んでくる存在(または悪夢そのもの)」は牝馬の姿で現れるとイメージしており、
多くのRPGでも、モンスター「ナイトメア」を馬の姿で表すことが多い。
「ナイトメアー」表記の作品もある。
→武器/【ナイトメア】、特技/【ナイトメア】、ジョブ/【ナイトメア】、特技/【悪夢】
FF1
クレイジーホースの上位種。「はないき」で暗闇化してくる。
姿はどうみてもユニコーンなのだが、何故かFF1にはユニコーンそのものは登場しない。
後にFF6の幻獣として華麗に復活を遂げる。
- GBA版からはユニコーンのほうも登場。
- ユニコーンは一般に善のモンスターとして扱われ、FFシリーズでも純粋な敵となる例は稀である。
- ウィザードリィでは、ナイトメアに近い設定のモンスターとして、ダークスティードというものがいて、その対として「角を折られて狂気に陥ったユニコーン」という設定のノーコーンというものがいる。
FF1のクレイジーホースはひょっとしたら元ユニコーンなのかも?
今作の暗闇はあまり怖くないため喰らってもあまり問題はなく、しかも戦闘終了で勝手に治るため放置して全然OK。
むしろ普通に殴られる方がHPが減って面倒くさい。
とはいえ攻撃力の方もそう高くもないため、全モンスターの中では危険性の低い方に分類される。
試練の城の固定エンカウントや滝の裏の洞窟では単体のみで出現するが、それ以降はこいつ1~2体+ブラックナイトorデスナイト1体の組み合わせで出現する事が多い。
- ブラックナイトはともかくデスナイトと一緒に出た場合にはこいつは無視して真っ先にデスナイトを潰すこと。
さもないとフレアーが飛んでくる可能性がある。
ただし行動順が完全ランダムなGBA版以前だとデスナイトに先に行動される場合があるためどうしようもなく、運を天に任せるしかない。
冷気が弱点なので、黒のローブ(ブリザラ)があれば楽に処理できるようになる。
もっとも、意図的にレベルをあまり上げずに進めているわけでもない限り、黒のローブが手に入る頃には使わなくとも普通に殴って倒せるだろうが。
なんとカオスをも上回るFF1中最高の回避力を誇る。こころもちヒット回数が少なくなる、程度のものだが。
- 本作の仕様により、回避率の高い敵からは逃げにくくなっている。
エアエレメンタル等と同様、攻略本によっては逃走不可能とされている場合もある。
特に試練の城に早い段階で行く場合は固定エンカウントがなかなか厄介。 - エアエレメンタルの方が回避率が高い(ナイトメア:132・エアエレメンタル:144)。
- それでも全モンスター中第2位の回避率を誇っている。
もっとも、こちらの命中率が上がってしまえば普通に全攻撃がヒットするので回避率の低いほとんどの普通の敵達とほぼ変わらず、意味はなかったりするのだが。- 幸い今作では次回作以降程回避率の比重がそこまで大きくない&暗闇の命中率低下もそこまで凄くないため、暗闇にされても特に変わらず普通に打撃が当てられる。
逆に暗闇にされているのに普通に打撃で倒せて拍子抜けするかもしれない。
(HIT数が少ないような強さでもいつもよりなんとなくダメージが少ないかな程度で済む)
- 幸い今作では次回作以降程回避率の比重がそこまで大きくない&暗闇の命中率低下もそこまで凄くないため、暗闇にされても特に変わらず普通に打撃が当てられる。
- それでも全モンスター中第2位の回避率を誇っている。
FF1(GBA版以降)
上でも述べられている通り、GBA版からの追加ダンジョンにこいつと同型色違いのユニコーンが出現するように。
また、同じく追加ダンジョンにこいつの鼻息よりも危険な効果のある鼻息を使うボス1体が追加されたため、若干地味に。
FF1(PSP版以降)
時の迷宮の全7フロアを時間内にクリアして青の封印を通過した際のクロノディアが回避140あるので、全モンスター中第3位の回避率にランクダウン。
しかし雑魚モンスターにもかかわらず多くのボスよりも高い回避率を誇る地味に侮れない存在であるのには変わりない。
もっとも、やはりこちらの命中率が高ければ常に攻撃を全ヒット可能なので、ほぼ意味は無かったりする。
FF3
表記は「ナイトメアー」
ゴールドルの館に出現する中で最も厄介な敵。
追加効果とにらみに混乱があるので、混乱が解けたと思ったらまた混乱して、酷いときはいつまでたっても戦闘が終わらないどころか味方の攻撃にやられることも。
その名に恥じぬ「悪夢」を見せつけてくる。
- 金のクリスタルとは関係無さそうな敵である。どこから湧いて出た?
- 体色は(FCの表示上の制限もあったのかもしれないが)金ピカなので違和感は無い。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
通常攻撃の追加効果が眠りに変更された(追加効果発生率13%)。
- にらみの効果は混乱のままのため、2種類の状態異常を使う厄介な敵に。
CCFF7
紫のカボチャお化け。ファニーフェイスの色違い。HP10200、MP888。
魔よけのおふだとMPの魔晄石が盗める。
バノーラ村地下の呪縛の檻に出現するため、「サイレス」のマテリアのほかに
キーアイテムの女神のベースキーや女神のサクラルキーを落とす。
FF12
ヘネ魔石鉱に出現する、触手のようなものが生えた馬の魔法生物。
ワープ移動するため、逃げてもかなりしつこく追い回してくる。
これは後に登場する同系統のモンスターの場合も同様である。
交易品「謎の物体」の素材となる「沈黙のトガル」をドロップor盗みで手に入れることができる。
ハントカタログにも「一度恨みを買うと地獄の底まで追いかけてくる」とある。
FF14
モンスターでは登場せず、マウント(乗り物)として登場する。
アシエンが供物にと蛮族たちに与えた馬で、真っ黒な体躯に燃え盛る角、足元には緑の風、走れば土が舞うという姿をしている。
新生エオルゼアでの極難易度で蛮神を倒した際、ごくまれに笛が出てくる。
蛮神の馬はナイトメアが魔力を受けて変異したものとされる。
詳しくはこちら→ナイトメアホイッスル
FF15
体験版「PLATINUM DEMO」の舞台であるノクトの夢の中に出現するモンスター。
ゴブリンやトウテツと同じ形をしている。
夢の中でのみ現れるモンスターで半透明のガラス細工のような体を持つ。
全部で三種類のナイトメアがいる。
ゴブリンタイプ
- シガイであるゴブリンと同じ形をしたタイプ、チョロチョロ動き回る。
トウテツタイプ
ゴブリンタイプ(大)
- 姿形はゴブリンと同じだが、サイズが大きめになっている。攻撃にふっとばし効果がついた。
FFUSA
火山に出現する紫の馬人モンスター。
ケンタウロスの色違い上位モンスターで、
同じく「ゆみ」「ダブルキック」「なぞなぞ」に加え、「さいみんじゅつ」も使用する。
混乱や睡眠にかかりやすいためかなり鬱陶しい敵。
水・風・雷が弱点なので、雷属性のサンダーや高威力のホーリーで攻めよう。
FFCC
レベナ・テ・ラに出現するダーク系モンスター。
体は前半身のみで、後半身はもやのようになっている。
近距離では前足による踏みつけ、遠距離では3属性の魔法弾で攻撃してくる。
実体化させたら、さっさと近接攻撃で仕留めたいところ。
FFL
WOFF
ユニコーンの色違いのMサイズミラージュ。
列車墓場の隠しエリアにあるダーククレバスを全滅させると新たに出現するダーククレバスの中にいる。
勝利するとナイトメアの記憶が手に入る。
PFF
FF1デザイン。ユニコーンとセットで出る。
終盤に登場する。魔法に強く、炎耐性。
チャージ技としてはないきを2ターンに1回使う。