MHFにて登場する武器のシリーズ。後にMHXRにも実装された。
目次
概要
- 名工謹製の逸品と謳われ、燻し銀のような色合いが美しい武器シリーズ。
全ての既存武器種(穿龍棍、スラッシュアックスF、マグネットスパイクを除く)が用意されている。
最終段階は親方印であり、一部の武器はG級以降に派生がある。- 由来はラテン語で「銀」を意味するArgentum(アルゲントゥム)だろうか。
後に実装されたアルガノスも同様の由来と見られる。
- 由来はラテン語で「銀」を意味するArgentum(アルゲントゥム)だろうか。
MHF
- MHF-Z現在では、ギルド貢献ポイント交換にてキーとなる
「アルゲン鋼」を交換することができるようになっている。
交換可能となるのはHR5からで、生産に必要な1個につき50Pとなっている。
強化は普通の素材なので、作成自体は大した労力もかからないのだが、
これはMHF-ZZアップデートで改定された結果であり、
それ以前は普通に専用クエストで入手できる素材となっていた。
- そのクエストとは「特殊素材クエスト」に分類されるクエスト群にあった、
「超鋼金アルゲン【○】」。
このクエスト報酬(基本報酬9%)として、アルゲン鋼を入手することができた。- なお武器種によって必要なアルゲン鋼は異なっており、
入手するためのクエストも武器種によって異なっている。
クエストはいずれもHR4(旧HR81)から受注・参加可能となっているが、クエストごとに武器種が限定されるため、
ラスタ、パートナー、パートニャーといったサポート狩人は付いてこない。
そのため、ソロでクリアするのは少々骨が折れる。
また、双剣はエスピナス亜種激個体、弓はディアブロス亜種激個体などと、
全ての武器種(過去においては例外あり)においてターゲットが激個体となっており、
クエスト難度自体もやや高め。
ただ、ハードコア化が可能になっており、
モンスターによってはハードコアモードにして激個体を特異個体に変更したほうが楽なケースもあった。
- なお武器種によって必要なアルゲン鋼は異なっており、
- 性能としては高倍率、高会心の無属性武器となっており、
いずれの武器種も概ね無属性SP武器の上位互換に近い性能にはなっている。
双剣、狩猟笛はG級でG級技巧武器へと派生強化可能。
ボウガン2種も技巧武器があるが、こちらはアルゲン鋼を10個使い一発生産となる。
- なお現在でこそHR帯では普通の特殊武器の一つのような扱いになっているが、
当初は何かと物議を醸す武器群であった。
MHXR
- MHXRにも、2016年5月26日のアップデート後よりアルゲン武器が登場している。
ここでは、同アップデートにて登場した「ニャン検隊」という新機能の報酬のひとつとして手に入る。
スラッシュアックスとチャージアックス,操虫棍以外の全武器種に存在しているが、
実装時期にはやや差異があった。- チャージアックス及び操虫棍はMH4より登場した新武器種であり、
当然、アルゲン武器の出生地たるMHFにはチャージアックス・操虫棍は存在しないため、
仮にアルゲン武器のチャージアックスを実装するとなると、
MHXR用に新規のデザインを用意しなければならない。
スラッシュアックスはMHFにてスラッシュアックスFとして登場しているが、
G級専用武器種であるスラッシュアックスF(と、穿龍棍)のアルゲン武器は現状実装されていない。
いずれも新しい武技を与えられており、特にクシャルダオラなどの16人討伐戦で役立つ効果になっている。 - チャージアックス及び操虫棍はMH4より登場した新武器種であり、
変遷
- この武器は元々「剛種武器のお試し版」というような性能であるとアナウンスされて、
フォワード.1後半に実装された武器である。
…が、蓋を開けてみたら作成難易度は下手な剛種武器よりも高かった。
初期生産に各武器種に対応したアルゲン鋼【○】(色の名前)を10個使うのだが、
このアルゲン鋼、全部共通して(配信当初は)基本報酬で5%の確率でしか出ない。
確定報酬なんて生易しい物は存在しない。
- そして上述したように激個体との戦闘になる訳であるが、当時はHR・SRがエンドコンテンツであり、
G級武器はおろか覇種武器や覇種防具のような強力な装備もない時代である。
素材の入手確率が低く、強力なモンスターとの連戦という事から、
激個体と連戦はきつい→できるだけ火力を上げるために強い武器を作ろう
→だからできるだけ作りやすい剛種武器を…アレ?
という思考にハマってしまい易い。まあ実際その方が楽だったのだが。- しかも、最終強化段階では「古龍種の顎」などの特殊な古龍種汎用素材を10個も使用する。
現在ならともかく当時は救済クエが皆無であり、非常に作り難い武器として認識されていた。
- しかも、最終強化段階では「古龍種の顎」などの特殊な古龍種汎用素材を10個も使用する。
- 更にトドメとして、作成難易度が高いのに最終的な性能は低いものが多く、
場合によっては無属性SP武器にすら勝てないと言われる始末であった。
フォワード.2でテコ入れがなされ、最終強化すると親方印を持つようになり、
更に一部の(性能が低かった)武器種は強化されて当時のSP武器を大きく凌ぐ性能となった。
ただ、それ以上の強化は不可能で将来性が無いのが残念なところである。
また、SP武器の上方修正によって差が縮まってしまっている。
- 当初は不定期配信のフロンティアクエスト扱いだったが、フォワード.5からはいつでも行けるようになった。
G1以降はオーダークエスト内の特殊素材クエスト枠に再分類された。
ちなみに問題の入手率に関しては、オーダークエスト入りした際に確定報酬で無いのは変わらないが、
1個枠が9%・3個枠が1%で発生と上方修正された。
期待値としては従来の倍程度になったが、それでもHR帯のハンターが集めるには骨が折れる。
- MHF-G5.1アップデートでは、なんとこのアルゲン武器からもG級技巧武器の派生が追加されることになった。
その武器とはヘビィボウガン。G5.2末期ではライトボウガンも対応。
しかしながら、MHFにおいてボウガンは全て派生強化ではなく直接生産である。
つまりまたアルゲン鋼を集め直す必要が…。
なお、MHF-G6(6.1)では双剣と狩猟笛についてもG級技巧武器が追加された。
どちらもアンケートによって選ばれた結果なので、今後は他の武器も派生に対応する可能性がある。
近接武器(と弓)についてはG級技巧武器の派生に際し、アルゲン鋼を一から集めなおす必要はない。
- G9.1ではHRの武器作成難度が大幅に緩和され、アルゲン武器の作成難度も大きく緩和された。
アルゲン鋼の必要数が1/10になり、古龍種の特殊な汎用素材も1個になっている。
ただしG級技巧武器ボウガンのアルゲン鋼については必要数が変更されていないので注意。
非G級キャラの報酬ブーストも無くなっているので面倒なことになっている。
- 現在では全てのクエストが廃止されアルゲン鋼がギルド貢献ポイントの交換に対応していたため、
ギルド貢献ポイントさえあれば生産可能になっている。
性能
大剣
ジルバハーゲル
- 攻撃力1296、会心率40%でスロット1。アルゲン鋼【蒼】が生産段階で必要。
- 性能は高水準で纏まっており、斬れ味レベル+1で白ゲージもしっかり出現する。
親方印がある事も、武器の出し入れの頻度が高い戦法をとるなら役立つ。
ただし、古龍種の頭破壊限定の古龍種の剛角と、剛種ヤマツカミからしか手に入らない
古龍種の膜をそれぞれ1個要求されるため、これらがボックスに残っていなかった場合は少し面倒。
- 紫ゲージがない事や、圧倒的な攻撃力の無属性武器が出現したなど逆風は強いが、
素の会心のおかげで、属性が通り難い相手にならかなり高いダメージを期待できることや、
そもそもの作成可能時期の違いから十分活躍できる。
ただ、凄腕クエストでは無属性SP7とほとんど大差なくなってしまう。親方印を活かしたい。
- 入手クエストでの相手はドドブランゴ激個体。
常時怒り状態故にすばしっこいが、大剣の一撃離脱を駆使して戦えばそのスピードに十分ついていけるだろう。
ハードコア化すると、通常個体と動きがほぼ変わらないドドブランゴ特異個体が相手となる。
常時怒り状態が嫌なら一考の余地はある。
太刀
ジルバザント
- 攻撃力1296、会心率40%でスロット1。アルゲン鋼【紅】が生産段階で必要。
- 攻撃力の期待値は会心率のおかげでかなり高く、
無属性武器の中ではこれより上となると殻王獄刀【鋼】か【玉鋼】くらい。
並みの属性太刀相手ならあっさりと上回ることもよくある。
凄腕クエストでの扱いは大剣同様。
- 素材入手クエストでの相手はアクラ・ヴァシム激個体。
ヴァシムの激個体は既に体液の色が蒼になった状態の個体であり、
実質2箇所部位破壊した後のヴァシムを相手取ることになり、最初から結構暴れるので注意。
幸いG3以降特異個体が登場したことでHCにできるため、そちらを選択するのもありか。
片手剣
ジルババイヒテ
- 攻撃力378、会心率40%でスロット1。アルゲン鋼【紫】が生産段階で必要。
- 生産時のアルゲンナイフでは黄色ゲージ止まりだが、最終強化で斬れ味ゲージ+1をつければ
長い白ゲージが出現する。
だが、そもそも片手剣自体あまり人気がなく、その上無属性なので…。
敢えて使い道を探るならば、剣晶で属性を発動させてしまうことだろうか。
それも弩岩獄剣【極良斬】の登場で一気に押されてしまったが。
- 相手はなんとラージャン激個体。
HCにしてもかの有名な特異個体ラージャンが登場するので、作成には相当苦労するだろう。
双剣
ジルバアーテム
- 攻撃力350、会心率40%でスロット1、さらにリーチ長。アルゲン鋼【灰】が生産段階で必要。
- リーチ長だが、それと引き換えに攻撃力が低いだけでなく、匠をつけた時の白ゲージも短い。
対変種で考えれば無属性はデメリットが薄いのだが…。
一応、会心率は40%もあるので使えない事は無い。
- …と思っていたらフォワード.5でネカフェ武器のスティールスワロウVIが追加された。
そちらはリーチ中だが会心率50%を誇り、防御力+30までついてくる。
作成難易度に関しても、Nの塊を使わないため、ネカフェ必須という点を除けばジルバよりはるかに簡単。
更にG1でSP武器が上方修正されたことで、
無属性双剣が活かせる凄腕クエストでの性能差はほぼ無くなってしまった。
- 素材入手クエストに登場する相手はエスピナス亜種激個体。
幸い、頭ハメ等で双剣との相性は悪くなく、更に戦いやすい特異個体が登場するHCにも出来る。
が、長時間足元で切り刻んでいると、ここぞとばかりに渾身の一撃をお見舞いされる可能性があるので注意が必要。
ジルバ・アンセム
- 攻撃力680(Lv50時)、会心率40%。デフォルトで長い紫ゲージを備える。
- MHF-G6でジルバアーテムに追加されたG級技巧武器の派生。
会心率はそのまま、欠点だった斬れ味が大幅に強化され長期戦でも戦えるようになった。
空色ゲージは無いが、会心率40%を活かして、見切りスキルの段階を落としてできた余裕を他のスキルへ回すか、
閃転で更に攻撃力を引き上げてやるとよい。
また、その紫ゲージの長さから経戦能力の高さは折り紙つき。
巧流スキルの発動難度が比較的高かった頃には積極的に運用する人も多かった。
現在では、斬れ味消費量の増加を代償として攻撃力を大幅に引き上げる消費特効も存在するので、
そちらとの相性も良好。
ハンマー
ジルバホルザム
- 攻撃力1300、会心率40%でスロット1。アルゲン鋼【白】が生産段階で必要。
- 素材入手クエストではダイミョウザザミ激個体を相手にすることになる。HCにすることも可能。
激個体にせよ特異個体にせよ、肉質的にハンマーとザザミの相性は悪くないので苦労はしないだろう。
狩猟笛
ジルバフロット
- 攻撃力1300、会心率40%でスロット1、旋律は紫・緑・赤。アルゲン鋼【黄】が生産段階で必要。
- 攻撃力強化【大】は吹けるが、他の旋律は防御・回復関連ばかり。
しかし、罠連などで納刀の機会が多い狩猟笛なら親方印はかなり重要で、無属性でありながらトップクラスの
殴り性能を備えるため、
秘伝防具を持っている人はこの笛を持てと言われるほど狩猟笛全体でも人気は高かった*2。
しかしフォワード.5から、狩猟笛として見て明らかに規格外レベルの殴り性能、
隙のない旋律にスロット3を備える覇種武器の激楽打が登場し、
無属性最高火力の座はそちらに奪われてしまった。
こちらは親方印中最高の攻撃力として使われることになるだろう。
- フロンティアクエスト時代は峡谷でデュラガウアを相手にするクエストだった。
フロンティアクエストになり笛限定で塔マラソンが解消されるかと思いきや、
メインターゲットがリオレイア激個体になってしまった。
その後オーダークエスト入りと同時にHCにできるようになった。好みで選ぶとよいだろう。
ジルバ・リターネス
- 攻撃力2558(Lv50時)、会心率40%。デフォルトで長い紫ゲージを備える。
- リターネスとは「帰還者」「帰国者」を意味する。
文字通り「帰ってきたジルバフロット」というべきだろうか。
会心率や斬れ味ゲージは双剣のジルバ・アンセムと同じなので、
スキル構成や運用方法もジルバ・アンセムと必然的に似てくる。
また、旋律はG級での環境ではかなり使い勝手の良いものであることも魅力。
無属性であるという難点もあるが、そこはG級技巧武器の特殊効果でもって差別化していきたいところである。
ランス
ジルバインゼル
- 攻撃力598、会心率40%でスロット1。アルゲン鋼【空】が生産段階で必要。
- 攻撃力は高い部類で会心率も高いがリーチ中が少し残念。
しかし、進化武器と弩岩獄槍【兎突】を除くと、攻撃力598以上のランスはリーチが短かったり、
会心がやたらと低かったりと使い辛い。
斬れ味レベル+1で白ゲージもつくので、属性マイナス肉質を持つ変種・剛種に運用するのも悪くない。
ランスは抜刀・納刀が遅いので、親方印の恩恵は大きい。
- 素材入手クエストではヴォルガノス亜種激個体が登場する。
ヴォルアポカリプスで有名だったクエスト「煮えたぎる紅蓮」に登場する個体そのものであり、
ビターンの際に周囲が噴火するので注意が必要。
ガンランス
ジルバスロトフ
- 攻撃力598、会心率40%でスロット1、放射型LV5。アルゲン鋼【朱】が生産段階で必要。
- 放射型の中ではかなり高い火力と白ゲージは持っている。
Gで撤廃されるまでガンランスには切断属性低減補正があったが、ここまでの性能なら火力は高め。
だがクエストがヴォルガノス激個体という点もあり、今一人気が出ない。
ランス同様親方印は有り難いものがある。
- 素材入手クエストではランス側と逆でヴォルガノス激個体が登場する。
這いずりとブレスが強化されているが、近距離で戦えばそれら行動を封印できるので戦い易いだろう。
HCにすると特異個体が登場する関係でビターンに予備動作が付くようになり、さらに戦い易くなると思われる。
ライトボウガン
ジルバリーニエ
- 攻撃力372、会心率50%でスロット1。装填速度:やや速い、反動:中。
アルゲン鋼【翠】が生産に必要。
- 攻撃力に関しては天嵐武器はおろか進化武器並だが、問題は対応する弾が異常に少ない。
攻撃用の弾はLV1-2通常弾、全LV散弾、状態異常弾全種、火炎弾と電撃弾だけである。
火炎弾と電撃弾の速射に対応しているが、凄腕からG級昇格までは超速射が圧倒的であり、
それを持たないライトボウガンは火力として大きく劣るMHFではあまり使われない性能。
G1で追加されたジャストショットとは良相性なものの、
属性弾に会心は意味がない上に貫通弾が一切使用できないこと、
万が一使用できたとしても弾速が速く、突き抜け易いのは痛い。
ジルバ・ヴァッフェ
- 攻撃力600(Lv50時)、会心率50%。装填速度:速い、反動:中。
- MHF-G5.2末期にて解禁されたキャラバン宙箱でG級技巧に対応した。
火炎弾、電撃弾の速射は変わらずで、弾速がやや遅いに低下、更に貫通弾にも6発装填で対応した。
が、主力として人気であるLV1貫通弾には対応していない。
仮に対応してしまうと、会心率50%も相まって貫通弾速射or超速射シジルで、
先輩G級技巧ライトであるアビサルアイルー、VLS-9700βどころか、
全G級ライトすら霞んで見えるほどの汎用性を発揮できてしまうため、致し方ないと言えるか。- MHF-G8ではジャストショットとLv2・Lv3貫通弾所持数の強化により、
LV2・LV3貫通弾や散弾を主力にした運用で活躍ができるようになった。
続くG9では会心率オーバーを利点にできる閃転が登場、
G9.1の「[散弾]打撃弾」シジルによって同じく装填数の多い散弾の取り扱いの改善が狙える。
ただしアルゲン鋼10個の入手が最大のネックではある。
- MHF-G8ではジャストショットとLv2・Lv3貫通弾所持数の強化により、
- 実装から長い月日が経ち、強力な武器が続々登場しているMHF-Z現在、
ジルバ・ヴァッフェは陳腐化の一途を辿る……かと思いきや、
何とエンドコンテンツである、ラヴィエンテ猛狂期戦における
「支援クエスト」での最適解の1つとして認識されている。
支援クエストでは小型モンスターの排除を行いつつ運搬、納品を素早く行う必要があり、
装備も純粋な戦闘用ではなく、運搬・納品に適したスキルと、
小型モンスターが何処にいても排除できる*3ような攻撃が出来る、一定レベルの火力を両立させなければならない。
そこで、納刀速度が早く、広域排除ができる散弾LV3が撃てて(味方への攻撃はいたわり+3で無力化する)、
その気になればシジルだけで会心率100%に持っていけるほどの高い会心率を持ち、
トドメに移動速度強化まで付いてくる、ジルバ・ヴァッフェに注目が集まったのである。
2018年現在、G級技巧武器の特殊効果は腕利きスキルで1枠に圧縮可能になったことから、
本銃の、支援クエストにおけるメリットは「高Lv散弾が扱え、会心率が高い」の2点に絞られている。- 2018年現在、同じ様な条件を満たしている軽銃は、
辿異武器のイエロー・バナーナと、進化武器である真or極大蛇ノ軽弩【玲瓏】の2つしか存在しない。
どちらも50%超の会心率を有し(バナーナは素で、玲瓏は辿異段階で最終的に会心率100%に到達する)、
リロード「速い」にLv3散弾をデフォルト6発装填で対応している点でジルバ・ヴァッフェと共通している。
ここから更なる差別化要素として、
前者は装飾品にも用いれる武器スロットに辿異スキル<<閃転強化+1>>を有し、
閃転スキルの追加でジルバ・ヴァッフェを大きく超える火力をすぐに発揮できるようになる事、
後者は反動「小」故に反動スキルも不要、史上最強の進化武器故に武器自体の攻撃力が高い事、
辿異化を果たせばスロットに装飾品も装着可能になり、
辿異スキル<<スキル枠拡張+1>>によってスキル構築のしやすさが高まる点が挙げられる。
しかし、後者は進化武器故の難易度の高さという最大の問題が存在する*4ことから、
比較対象として扱いやすいのは前者のイエロー・バナーナとなるのだが、
こちらも「11周年アニバーサリーイベント限定武器」というハードルが存在し、
2018年9月下旬現在、既に生産素材を入手できるクエストは終了してしまっている
(2019年3月以降、これらのイベントの再配信が予告はされている)。
そのため、G級技巧の特殊効果を抜きで考えても、
ジルバ・ヴァッフェの利点は一切失われたという事には至っておらず、
こちらはその気になれば腕利きスキルを抜いた構成で差別化が図れるので、
この点も活かしてみるといいだろう。
- 2018年現在、同じ様な条件を満たしている軽銃は、
- 入手クエストは古塔の秘境でエスピナス激個体を相手にするというもの。
オーダークエスト入りと同時にHCに出来るようになったので、そちらにすると戦い易いだろうが、
どちらにせよ速射、超速射は足を止める関係上、長々と撃っていると突進に轢かれるので注意。
ヘビィボウガン
ジルバデューネ
- 攻撃力384、会心率50%でスロット1。装填速度:普通、反動:中。
アルゲン鋼【橙】が生産に必要。
- 攻撃力はさほど高くないが、会心率もあり比較的火力は出せる。
弾も通常弾、貫通弾、徹甲榴弾の各レベルに対応していて、意外と悪くはない。
親方印を持つためヘビィとしてはまずまず。
アルジャンルー
- 最大強化Lv50時の性能は、攻撃力703、会心率50%。
- 攻撃力はG級武器の中では比較的低めだが、装填弾種がより実弾に特化、
貫通弾全レベル6発装填が可能となった。
親方印効果は健在であり、実弾の単発射撃における取り回しの良さはピカイチと言える。
弾速も「やや遅い」に変更されたため貫通弾の集弾性能が向上しているのも特筆すべき点といえる。
会心率についてはライトボウガン同様。
なおこちらは散弾と属性弾が使用できず、特に後者の点からMHF-G6以降はあまり話題に上がらなくなった。
こちらの問題も、アルゲン鋼を10個集める必要があることだろうか。
相手がティガレックス激個体なのも難点だが、オーダークエスト移管に併せて、
戦い易い特異個体が登場するHCに出来るのが不幸中の幸いか。
弓
ジルバカピテル
- 攻撃力312、会心率50%でスロット1。
矢は溜め段階の順に貫通3-拡散3-貫通4(-連射4)。装填可能ビンは強撃、毒、麻痺。
アルゲン鋼【桜】が生産時に必要。
- 数あるアルゲンの中でもかなり不遇。
溜め3が貫通4なのはいいが、MHFでは剛種弓の特性に親方印同様の高速出し入れがあり、
さらにあちらでは強撃ビンの倍率UPという非常に大きな効果がある。
そして溜め3が貫通の剛種弓は3種類も存在する…。
加えて、貫通矢は複数ヒットのため、属性があった方が当然有利である。
- 素材入手クエストの相手はディアブロス激個体。
ノーマルで登場する激個体は咆哮に音圧がついており、喰らうとダメージを受けて気絶してしまう。
また、ディアブロス自身の特徴でもあるタフさも難点であろう。
HCにするとタフさは落ち、咆哮の音圧も消えるものの、
今度は潜行の際に大量の岩を振舞ってくるため厄介さはあまり変わらない。