武器/怒髪大鎚【巨浪】

Last-modified: 2023-08-29 (火) 00:05:33

MHFフォワード.2にて実装された、ハンマーの一つ。

目次

概要

  • 剛種グレンゼブルの素材で作られる剛種武器。
    蛮竜の鱗を丁寧に重ね合わせ、どこで打撃を当てても尖った部位が命中し、
    高い殺傷力が生まれるように設計されている。
    剛種武器段階であるこのハンマーは、さらに蛮竜の角を特殊な破砕機で砕き、破片にしたものをコーティングさせている。
    巻貝を連想させる外見は、斬新であると評判である。
    サイズがとにかく大きいのも特徴で、背負った状態での表示面積はハンマーの中でも随一。
    重量を破壊力に転化するハンマーにおいて、後述する強烈な破壊力を生み出すのも納得のビジュアルである。

性能

怒髪大鎚【巨浪】

  • その性能から、フォワード時代最強の剛種ハンマーとして名を馳せた武器である。
    レンゼブルのハンマーであるため、通称は「グンマー」
    (某帝国が関係しているわけではない)。
  • その性能だが、
    • 当時の実装ハンマーでは進化武器を除けばトップクラスの攻撃力1300会心率25%
    • 水属性500とこちらも高水準
    • 斬れ味は一般的なものだが、標準で白ゲージ、斬れ味レベル+1で紫ゲージが発現する
    という、フォワード.2の時代では文字通り最高クラスの性能を持つハンマーだったのである。
  • また剛種武器の作成難度がピンキリだった当時の武器としては、
    強化にこれと言ったレア素材を使わないという点も特筆に価するものであった。
  • 上記のように、何かが間違っているのではと思えるような強さで、
    水属性ハンマーとしてだけでなく、無属性としても頂点に君臨しかねない性能を秘めていたため、
    実装直後からハンマー使いを魅了し、それまでの多くの剛種ハンマーの立場を奪い取ってしまった。
  • 剛グレンさえ狩猟できればとはいうものの、
    その剛グレン自体が、当時の剛種の中でもかなり強力な部類に入るので、証の入手は相応に困難だった。
  • 基礎ポテンシャル自体はG10現在でも剛種武器としては高い位置にあるものの、
    G3以降の手軽に作れる剛種武器の台頭により、G9.1で作成難度が緩和されるまでは苦しい立場にあった。
    そして緩和が実施されたのとほぼ同時に登場したG10現在最強の剛種武器ハンマーである
    凍王鎚【霜先】、及び非G級最高クラスの性能を持つブラスナックルの登場もあり、
    巨浪は最優先で作るべきものという位置付けではなくなっている。
    また天嵐武器の性能の伸びが今となっては芳しくないのも難点と言える。

怒髪獄大鎚【莫浪】

  • フォワード.4で実装された天嵐武器
    フォワード.4の時点でもなお巨浪は最強クラスのハンマーとして君臨していたため、
    その実装に多くのハンターが驚愕した。
  • 性能としては、
    • 進化武器を除くと当時としては文字通り最強の攻撃力1352
      勿論会心率25%はそのままなので、期待値としては当時の進化武器に匹敵するほど。
    • 水属性540と高火力を出せる数値に対して高い。
    • 斬れ味などは据え置き。
    ただでさえ異常なほどの性能を持っていたにもかかわらず、進化武器すらも食いかねないほどになってしまった。
    ただし現在の観点で言えば、性能の伸びが悪い天嵐武器(単純スペックで武器倍率+10のみのUPであるため)である。
    天嵐防具との相乗効果を活かしたい。
  • 強化素材は蛮竜の暴角1本。
    運が良ければ、巨浪を作る過程で入手できるだろう。
    上記の点もあるので、この段階まで強化する前提で巨浪の作成に取りかかってもいい。
    以前は霞龍の虹皮が2枚も必要だった。

怒髪獄大鎚【豪浪】

  • フォワード.5の中間アップデートで実装された覇種武器
    ゴルガノス、アルガノスの素材「金銀魚竜の乱殻」20個
    (G9.1以前は50個)で強化できる。
  • 性能については、
    • 攻撃力1404と、高かった攻撃力が更にパワーアップ、会心率25%はそのまま。
    • 水属性600に強化され、ハヴォックと並ぶ。
  • 元々強力だったために見違えるほど強化された訳ではないものの、
    斬れ味、会心率込みの総合能力で当時の覇種ハンマー最強の座を勝ち取った。
    ただし、当時から武器スロットが無いことが問題になっていた。
    何故ならフォワード.5当時はいたわり+2の全盛期であり、
    これを無理なく発動させるのに、武器スロットがあればあるほど良いという状況だったためである。
    その為この武器はいたわりがあまり必要ではない状況で重宝された。
  • MHF-G1ではG級武器に問題が多く、覇種武器全盛であったのだが、
    この武器も確かに物理性能は高いものの、スロット0、G級序盤モンスターには少ない水弱点と、*1
    その特性を完全に活かしきれず、数を減らしていくこととなった。
    G1ではハメ狩猟が一斉を風靡してしまったが、この武器はスロット0でいたわり+3の発動が極めて難しく、
    やはり使い辛いものがあった。
  • なお現在では労力を要する覇種武器強化で性能が殆ど上がらない武器の一つに数えられている。
    G9.1以前と比べれば大分マシではあるが、基礎性能は未だブラスナックルを勝ったとは言えず、
    凍王獄鎚【氷塵】という強力すぎるライバルも居るため、中々厳しいところ。

怒髪獄大鎚【豪破浪】

  • 豪浪をさらに強化したG級覇種武器
    会心率は据え置きだが攻撃力1456、水属性660と強化はされている。
    現在では直接生産も可能。
  • 他のグレン覇種武器同様、強化にはG★7グレンゼブルのHC素材が必要であり
    そこまで到達しているハンターにとっては既にLv20以上のG級武器を保有していることが多く
    始種武器まで強化するつもりが無い場合はあえて強化しなくてもよいだろう。

怒髪獄大鎚【剛波浪】

  • GGにて遂に実装された、烈種武器
    蛮竜の角が荒ぶり、猛り、大嵐を呼ぶと伝わる大鎚である。
  • 弱点であった斬れ味ゲージが大きく強化され、デフォルトで紫ゲージを獲得している。
    また、攻撃力は1924と大きく上昇し、水属性も780と高くなった。
    会心率は25%で据え置きである。
  • 先に烈種化した真舞雷極鎚【福音】には会心率と物理性能で遅れを取ってしまっているものの、
    紫ゲージの長さで高い火力を維持することが可能。
    また、自動発動スキルとして逆鱗(真根性)が発動するのも特徴的。
    実装当時はまだ重視されていたいたわり+3と、逆鱗は両立させる上での相性があまり良くなく*2
    逆鱗が自動発動していることでスキルの構築自由度は高い。
  • 欠点としては相変わらず武器スロットが無いこと。
    他の烈種武器はすべて武器スロットが存在するため、スキル構築時に致命的となる場合がある。
    また烈種武器自体のコンセプトが当時受けなかったため、普及することはなかった。
  • ちなみに読みはG級覇種同様「ゴウハロウ」だと思われる。

怒髪獄大鎚【極波浪】

  • MHF-G8にて実装された始種武器
    始種ヤマクライの素材を用いて強化できる。
  • 始種武器は性能がいずれも飛躍的に向上しており、この武器も例外ではない。
    • G級武器Lv50級となった攻撃力2518
    • 会心率25%
    • 水属性900
    • 自動発動スキルが「ブチギレ」にパワーアップ
    • 武器スロットが2
  • まさに一線級の性能を得て再び最前線に復帰したグンマーと言えるだろう。
    武器スロットは3ではないが、G8時点でハンマーのいたわり+3への依存度は激減しており、
    それ自体が大きな問題にはならない。
  • だがこの武器は巨浪時代のような絶大な人気が出ることはなかった。
    最大の理由は「会心率25%前提の攻撃力設定」にある。
    当時のMHFでは防具のみで会心率100%にできてしまう環境があり、
    この武器の会心率を殆ど活かせなかったのである。
    そしてこの武器は会心率25%を前提にしているため攻撃力が同期の始種武器に比べ低い。
    従って物理面で最高峰になることができず、結局主要な選択肢に挙がることはなかった。
  • MHF-G9では余剰会心率を攻撃力に転換する「閃転」が登場。
    これによってこの武器の会心率を存分に活かすことが可能になった。
    G9.1でシンプルに攻撃力の高い始種武器が登場したこともありあまり注目されていないが、
    上手く使えばそれらに全く劣らない活躍ができると言える。

関連項目

モンスター/グレンゼブル
武器/グレン武器
武器/グレンクライス


*1 序盤で水がかなり有効なモンスターはG★2のファルノックぐらいしかいなかった
*2 両立する珠がマグシア剣珠GX4しかなく、スキルの自由度がかなり低い